【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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前回までのお話!

1つ!メイルストロムと対峙する叶星ちゃん達!特型の能力に苦戦しながらも何とか進行を遅らせる!

2つ!ロッソと戦闘を開始するイッチ!思いのほか強くないがまさかのデザイアドライバーとリリィのレアスキルを使えるバックルを使われびっくり!

3つ!そんなバックルの製造法を聞いてイッチの怒りの火に油を注いでしまう!


【地雷】破滅の輪舞曲(ロンド)【踏みすぎ】

side真

 

悪寒、そして戦慄。ロッソは同時にその2つを感じた。が既に遅かった、その時にはもう

 

ロッソ「がっ…!?」

 

真に顔を掴まれ投げ飛ばされていたから

 

ロッソ「さっきよりも…力が…強い…」

 

真 「まだまだこんなもんじゃねぇぞ」

 

ロッソ「なっ!?」

 

ロッソの進行方向に先回りし天鎖斬月を構えていた真、その瞳には光はなくただロッソへの怒りが映っていた

 

真 「さっきのお返しだ、沈め」

 

ロッソにやられたのと同じ回し蹴り、が明らかにロッソのよりも強く荒々しい一撃。骨は砕けてきりもみしながら転がる

 

真 「さっさと立てよ、リジェネレーターで治んだろ」

 

空中から地面に降り落ちていた瓦礫をロッソに向け蹴る。瓦礫がロッソにぶつかる瞬間ロッソの武器が瓦礫を砕く

 

ロッソ「このガキ…いい加減にっ!」

 

フェイストランセンデンスによる高威力の砲撃

 

真 「断空」

 

目の前に貼られた断空に阻まれ届かない、何度も連発で撃ち込むロッソだが

 

真 「そんなへなちょこ弾、いくら撃ったって断空は貫けねぇよ」

 

510:一般転生社畜 ID:etZRP1cgO

う、うわぁ…

 

512:一般転生社畜 ID:AqikynXij

こ、こっわ…ガチギレじゃん…

 

515:一般転生社畜 ID:Z15tAbbrx

SEEDしか使ってなくてこれ…?

 

518:一般転生社畜 ID:vZLY6Janq

いや、的確にロッソの奴地雷踏みすぎだろ…イッチもぶちギレるよこれは

 

519:一般転生社畜 ID:loiO7WxbL

まぁあんなこと言われちゃったらな…

 

520:一般転生社畜 ID:J+MaXwVAY

ともかくこいつは消しとくべきだろ、逃がしたらろくでもないぞ

 

522:一般転生社畜 ID:7ltlUWEUg

ロッソは戦闘狂だからな、もし取り逃したらまたあのドライバーの犠牲者が増える

 

523:一般転生社畜 ID:evF166a3A

エグすぎるって、製造方法…本編ギーツ見てみ?基本的にマークIXとブジンソード以外は代償なしに出来てるんよ?

 

525:一般転生社畜 ID:OlVJIos3/

マークIXはともかくブジンソードはなぁ…

 

527:一般転生社畜 ID:Jarz9hjfP

ほ、ほら!反撃してきたぞ!

 

 

ロッソ「ならこれでどうかしら!」

 

砲撃に合わせ武器を振り抜く、砲撃と斬撃の合わせ技。まぁ判断は悪くないけど

 

真 「卍解状態の俺の断空はその程度で抜けねぇよ」

 

砲撃と斬撃は断空を貫けず

 

ナッツ「ガァァ!!」

 

ナッツの咆哮で斬撃は掻き消される

 

真 「本当の斬撃ってのはな」

 

天鎖斬月を振り上げ霊力を込める。黒い霊力が溢れ、先程よりも大きく膨れ上がる

 

真 「こう撃つんだよ」

 

そのまま振り下ろす。黒い月牙天衝がロッソを襲い飲み込まれる

 

 

 

 

side 叶星 高嶺 純 初 槿 ディーノ

 

〜房総半島南部〜

 

叶星 高嶺「はぁぁああ!!」

 

叶星と高嶺の連続攻撃、メイルストロムに傷が付く

 

槿 「ナイス!叶星!高嶺!」

 

純 「もう一撃!姉様!」

 

初 「ええ、もちろん!」

 

純 初「はぁ!!」

 

純の横一閃、純の縦一閃が入り確実にダメージになってきている

 

ディーノ「はっ!」

 

移動に使う脚部の触手を大空の炎を纏った鞭で叩く。ぶつかった部分が石化し

 

ディーノ「スクーデリア!」

 

石化部分をスクーデリアが空中からぶつかり破壊する

 

槿 「よし!このままダメージを稼げば合流までの時間稼ぎぐらい…!」

 

そう思った矢先、メイルストロムの咆哮が辺りに響き渡る

 

槿 「くっ…またこの音!?」

 

純 「…いい加減に、して欲しいものですわね…!」

 

初 「いえ、あれを見て!」

 

メイルストロムの様子がおかしいことに気が付く。先程のように進行速度が遅いわけではない、完全に停止した

 

叶星「また、メイルストロムが、止まった」

 

高嶺「今までと少し様子が違う。ダメージの回復に集中しているようね。その間はマギ干渉を強くして、接近を妨げるというわけね」

 

叶星「比べてこっちは消耗したまま…こちらも時間稼ぎが目的だけれど、時間はあちらの味方でもあるのね」

 

純 「回復した時はまた敵にダメージを与えればいいだけの事。それにまぁ、それほど待たずとも時機は巡ってきますわね」

 

叶星「と言うと?」

 

純 「そのうち分かりますわ」

 

高嶺「…この時間を使ってマギ干渉の攻略の糸口を見つけたいところね…」

 

ディーノ「そうだな、あれをどうにかしねぇと接近戦が出来ねぇ。スクーデリアも影響受けて炎の炎圧が落ちちまうし」

 

槿 「攻撃の予備動作が一切無く、攻撃自体も見えない。距離を空ければ影響は弱くなるけど…」

 

叶星「攻撃の予備動作が無くて…攻撃自体が見えない…周囲のマギの変質…それなら…ひょっとして!」

 

この状況を打破することが出来るかもしれない人物が頭によぎるのと同時に

 

? 「かなほせんぱーい!たかにゃんせんぱーい!」

 

自分達を呼ぶ声がした。声とともにメイルストロムに降り注ぐマギの弾丸。別行動をしていた姫歌達、グラン・エプレ1年生と椛、楪だった

 

 

 

 

side 叶星 高嶺 姫歌 灯莉 紅巴 純 初 槿 椛 楪 ディーノ

 

高嶺「ふふ、頼もしい援軍が来たわね」

 

姫歌「叶星様!高嶺様!ただいま到着しました!」

 

紅巴「お、遅くなって申し訳ありませんでした!」

 

2人に駆け寄ってくる姫歌達

 

叶星「みんな!」

 

楪 「大丈夫だった!?」

 

純 「こちらの心配よりも、そちらの仕事は終わったのですか?」

 

と嫌味っぽく話す純、すると

 

椛 「ええ、ご希望通り。お待たせしてしまいましたか?」

 

とわざとらしく返す椛

 

純 「わたくし達が待っていたのは我がロネスネスのメンバーですが…まぁこの際、貴女達で我慢しましょう」

 

相変わらずの態度に初も

 

初 「全く純ったら…素直じゃありませんわね」

 

純 「どういう意味ですか、姉様?」

 

初 「さあ、どういう意味でしょう」

 

楪 「特型ギガント級を相手に6人で長時間の時間稼ぎは流石に大変だと思って急いできてあげたのに…」

 

純 「ご心配には及びませんわ。あの程度を留め置くなど造作もない事」

 

ディーノ「の、割には苦戦してたけどな♪」

 

キッとディーノを睨む純、あさっての方向を見て口笛を吹く(吹けていない)

 

純 「しかし、少々飽きてきましたわね」

 

椛 「はい、そろそろ終止符といたしましょう」

 

紅巴「ヘオロットセインツとロネスネスの共闘!す、すごいものが見れそうな予感です!」

 

と盛り上がる紅巴、が

 

姫歌「ん?なにあれ…」

 

なにかが空からメイルストロムに向かって飛んでいくのを見つける姫歌

 

槿 「あれって…さっきの女!?」

 

飛んできたのは全身ボロボロになったロッソ、そして

 

ロッソ「リユニオン!」

 

と叫びぶつかる。ロッソの体をメイルストロムが吸収しどす黒いオーラを放つ

 

楪 「合体した!?」

 

初 「そんなことが…!?」

 

ヒレと胴体の間の黒い部分からロッソの上半身が吐き出される

 

ロッソ『…こんな無様な姿にならきゃ行けなくなるなんてね…!』

 

 

 

 

side真

 

〜数分前〜

 

月牙天衝をモロに食らったロッソ、右肩から下が消し炭になり大量に出血死ながらこちらを睨んでくる

 

真 「まだ治せんだろ。早くしろ、それとももう降参か?」

 

ロッソ「黙れ…!」

 

真 「分かったか、これがアンタと俺の覚悟の差だ」

 

ロッソ「黙れぇ!!」

 

叫びと共に体が再生し、飛び掛る。フェイストランセンデンスの砲撃とルナティックトランサーのパワーによる打撃を天鎖斬月で全て捌き

 

真 「そういやさっき、レアスキルがどうのとか言ってたな」

 

ロッソ「だったら何よ!」

 

真 「ああ、いや…こんなもん(・・・・・)がレアスキルってのは笑えるなって話だ」

 

武器を打ち上げ空いた腹に蹴りを入れる

 

真 「本物のフェイストランセンデンスはこんなふうにばらまくんじゃなく1点集中させて威力を高めるもんだ、この程度な訳ねぇ」

 

膝を着いたロッソに鋒を向ける

 

真 「本物のルナティックトランサーは圧倒的な力でねじ伏せられる、でもそれをアンタからは感じられねぇ」

 

ロッソ「何が…言いたいのよ」

 

真 「わかんねぇか?だったら言ってやるよ」

 

向けていた天鎖斬月を振り上げる。霊力を込め黒い斬撃が刀身から溢れ

 

真 「あの子達の磨き上げてきたレアスキルはこの程度じゃ絶対ねぇ!!!」

 

振り下ろす。黒い月牙天衝に飲み込まれ空彼方へと飛ばされるロッソ。治したばかりの右腕と右足を灰にされる

 

真 「あの状況で体捻って避けやがった」

 

ロッソを睨む。出血しながら向きを変え何処かに飛んでいく

 

真 「あっちは…市街地!ギガント級がいる方じゃねぇか!くそっ!」

 

間に合えよ…!

 

 

 

 

side真 グラン・エプレ 純 初 槿 ディーノ

 

530:一般転生社畜 ID:y2xt7qYkB

リユニオン!?

 

533:一般転生社畜 ID:I0GhTJhA+

えっ!ヒュージと合体出来んのかよ!?

 

534:一般転生社畜 ID:wiXlR++5D

見るからにやばそうなんですけど…そもそもリユニオンってあんなのだっけ!?

 

537:一般転生社畜 ID:tempura

英語で再統合、再結合という意味を持つ。

「ファイナルファンタジー7」では、たびたび登場する単語。

宝条がジェノバ細胞が再結合する立証実験として、実験体(サンプル)であるセフィロス・コピーたちに細胞を埋め込み、集合させることを指している

 

538:一般転生社畜 ID:NHXBv01+h

でもディープグラウンドソルジャーってそんなこと出来るっけ?ジェノバ細胞埋め込まれてた?

 

540:一般転生社畜 ID:tUzYOdSs8

いや、あくまでソルジャーは魔晄を浴びた人間だから無理なはず。でも…

 

543:一般転生社畜 ID:zdBesINPh

あのドライバーの力か?

 

544:一般転生社畜 ID:vk96NxYHD

そうか!マギを結合させてるからリユニオン…って事ぉ!?

 

547:一般転生社畜 ID:iPdav9L0k

ワ、ワァ…ア…(涙)

 

549:一般転生社畜 ID:s3nuXmew/

泣いちゃった!

 

 

 

純 「…どちらにしろあれは倒すことに変わりないですわ」

 

姫歌「で、でもあの人が…!」

 

楪 「まーこれに関しては純に賛成かな」

 

姫歌「楪様!?」

 

先程まで喧嘩をしていた2人の意見が合う

 

椛 「あれを捨ておく訳には行きません、あのままにすればこれ以上の被害を齎します」

 

御台場の面々はCHARMを構え直す

 

ディーノ「あれと戦う覚悟がねぇなら下がってろ」

 

紅巴「覚悟…」

 

ディーノ「そうだ。あれを人として見ているならお前らは戦わねぇほうがいい」

 

叶星「…どうする?私と高嶺ちゃんは戦うわ。この戦いに関しては無理強いする気もない」

 

もし、ロッソを人として見ているのなら姫歌達は戦えない。リリィは人にCHARMを向けてはならないから。だがもし、ロッソをヒュージの一部として見るのならリリィとして戦う事になる

 

姫歌「…やります、戦います」

 

紅巴「姫歌ちゃん…」

 

姫歌「確かに、あの人は人かもしれない。けどこれ以上市街地の人達に危害を加えるならもうそれは人じゃありません」

 

灯莉「かっこいー定盛☆」

 

姫歌「茶化すな!…んん!てことで姫歌達も戦います。いいわね?紅巴、灯莉」

 

紅巴「はい!」

 

灯莉「うん!」

 

叶星「ふふ、杞憂だったわね。それじゃあ灯莉ちゃん」

 

灯莉「ん?ぼく?」

 

叶星「ええ、少し聞きたいことがあるんだけど」

 

灯莉「なになに?」

 

叶星「あの大きなヒュージ、見ててなにか気付かない?」

 

と指を指す叶星、灯莉は特型ギガント級を見つめながら

 

灯莉「ん?んー…なんか周りにイヤーな色がモヤモヤしてるね」

 

叶星「やっぱり!」

 

叶星の感は当たっていた。それを聞いていた面々が不思議そうな顔をして

 

椛 「嫌な色?何の話ですか?」

 

灯莉「ほら、あのでっかいヒュージの周り、気持ち悪い感じのもやもやがいっぱいあるでしょ?」

 

むしろ見えてないの?みたいな顔をしている灯莉、すると椛は

 

椛 「もやもや…まさか、あのマギが…見えるんですか?」

 

純 「…もしや、異能持ち?」

 

灯莉「異能?なにそれ」

 

紅巴「えーと、レアスキルやサブスキルとはまた違う能力の事でごく稀にそういうリリィが存在するそうなんです。私も意識したことはありませんでしたけど…そうですね、灯莉ちゃんのマギの色が見えるという力は…」

 

姫歌「そうね、言われてみれば確かに異能だわ…」

 

いつもの不思議ちゃん的な何かだと思っていたがマギに関しては異能と言えるモノだ、叶星はそれに気が付いていて

 

叶星「そう、そしてこの異能がメイルストロム攻略の鍵になると思うの!」

 

姫歌「なるほど!そういう事ですか!」

 

と2人は納得する、が当の本人はと言うと

 

灯莉「…どういうこと?」

 

と分かっていない

 

真 「つまり灯莉ちゃんはあのイカの周りの色をよく見てて欲しいってことでしょ。音が強くなる前になんか変化があるかもだからそれを教えて欲しいってこと」

 

灯莉「あ、真だ」

 

と姫歌の後ろにたっていた真が説明する

 

姫歌「びっ…くりしたぁ…いつから居たのよ」

 

真 「ん?灯莉ちゃんの異能が〜辺り」

 

姫歌「居たなら声掛けなさいよ!」

 

真 「サ-センシタ…」

 

キョワイ…どおじで…

 

真 「と、まぁ要は灯莉ちゃんはあいつの変化を見逃さないでねって事、おわかり?」

 

灯莉「よく分からないけどおわかり!」

 

あ、分からないのね…分かりやすく言ったつもりなんだけど…

 

初 「ふふ、叶星の作ったレギオンには面白い方々が集まってるようですわね」

 

真 「俺は違うけどね?…え、もしかして面白い枠にされてる?」

 

初 「ふふ、どうでしょう?」

 

嘘でしょ…そうかな…そうかも…んな訳ねぇよ!

 

灯莉「あれ、真なんか目が変」

 

真 「変って…変って…(大ダメージ)」

 

姫歌「あ、ホントね目が死んでるわ」

 

真 「ごふぅ(critical)」

 

紅巴「ハイライトがないと言いますか…怖いですね」

 

真 「(チーン)」

 

叶星「あ、真っ白になっちゃった」

 

高嶺「気にしてたのね」

 

純 「何時までギャグやってるつもりですの?」

 

うぅ…オデノカラダハボドボドダ!…まぁ今SEED解除する気は無いけど

 

そんなコントをやっているとメイルストロムが唸りを上げる

 

槿 「メイルストロム、動き出したわ!」

 

高嶺「どうやらダメージを回復しきったみたいね」

 

叶星「この場を離れて市街地に向かおうとしているようね」

 

真 「あんのババァ…」

 

クソみてぇなこと考えてるな、絶対

 

楪 「逃がしはしないさ」

 

初 「ええ、ここがラストラウンドですわ」

 

椛 「これ以上好き勝手はさせません」

 

ディーノ「そろそろ飽きてきたしな!」

 

純 「話は後ですわね。まずは奴の足を止めますわ」

 

純 「全員戦闘態勢!ケリをつけますわよ!」

 

真 「上の女は俺に任せてくれ、ただあいつ高威力のマギの砲撃をしてくるからそれは避けてくれよ」

 

一番槍行きまーす!

 

連続の瞬歩による分身からの連続の月牙天衝。四方八方から叩き込んでやる

 

ロッソ『ぐっ!この程度!!』

 

メイルストロムの触手が分身を次々とたたき落としていく。まぁ当たらないが

 

真 「どうした?追い切れないか?まだもうちょっと早く出来るんだけどな」

 

速度を上げ分身の数を増やし月牙天衝や天鎖斬月の刃を浴びせる。確実にダメージにはなってるが卍解状態の月牙天衝食らってもピンピンしてやがる

 

楪 「独り占めは許さないよ!そら!」

 

足元を崩す楪、体制を崩したメイルストロムに椛の一閃

 

椛 「足元がお留守ですよ」

 

ロッソ『邪魔だぁ!!』

 

触手を振り下ろすメイルストロム。バックステップで回避しシューティングモードに変形させ弾丸を触手に叩き込む。2人の攻撃で触手に亀裂が入り

 

純 「妥協点ですわ、姉様!」

 

初 「ええ!」

 

その亀裂に純と初のCHARMの刃が突き刺さり押し斬る

 

純 「先程より硬くない?」

 

初 「彼のおかげね、とめどない攻撃で回復にマギを割いているのでしょう」

 

楪 「ありがたいね!よしっ!動きが鈍くなってきた!」

 

純 「畳み掛けますわよ!」

 

叶星「高嶺ちゃん!一緒に!」

 

高嶺「ええ!」

 

叶星と高嶺のコンビネーションで真の月牙天衝や太刀傷に更にダメージを加える

 

槿 「やるわね!それじゃ私も!やぁあ!!」

 

純と初が切り落とした断面に連続射撃、再生を許さない攻撃を浴びせる

 

椛 「ゆず、わたくしたちも!」

 

楪 「ああ!」

 

ロッソの砲撃を躱しながら残りの触手に砲撃と連続の斬り込み。

 

真 「みんなやるな」

 

負けてらんないね。月牙天衝を天鎖斬月に纏い斬撃ではなく殴打する様に全身を斬り刻む。傷口をナッツが石化、粉砕し

 

ディーノ「おまけだ!スクーデリア!」

 

大空の炎の翼でぶつかるスクーデリア、接触箇所が石化しディーノのムチで叩き割る

 

ロッソ『ぐぁぁあ!!』

 

紅巴「効いてる…攻撃、効いてます!」

 

灯莉「すっごい激しい…!」

 

ロッソ『こうなったら…!』

 

全身を回転させ真達を振り払い

 

姫歌「ちょ、ちょっと待って!あいつこっちに…」

 

紅巴「ええ!?」

 

ディーノ「くそっ!間に合わねぇ!」

 

姫歌達に目掛けて突進してくるメイルストロム。ディーノがスィステーマのシールドを匣から出す

 

純 「そこ!退りなさい!」

 

がメイルストロムとロッソの砲撃が早かった。3人に攻撃が着弾する、その時

 

真 「ぐっ!!」

 

純 「なっ!?貴方!?」

 

紅巴「真さん!?」

 

純ちゃんが3人の盾になる様に前に立ったのと同時に純ちゃんの前に飛び込んで攻撃を受ける。マズった…!まぁしゃあねえか…断空も熾天漆循も間に合わなかったからな

 

真 「純ちゃん3人を!」

 

純 「わかってますわ!」

 

グラン・エプレの1年を連れ後退する純ちゃん

 

ロッソ『無様ね!そんな虫けらを守るために自分が傷を負うなんて!』

 

真 「言ってろクソババア…!」

 

卍解状態の死覇装と霊圧の鎧で致命傷にはなってねぇよ。ナッツが咆哮でダメージ下げてくれたしな。ちっと当たり所は悪かったけど…!クソッ目に血が入る…

 

初 「わたくしの大切な妹に何をしようとしてくれてますの!」

 

背後からの一撃、う、うわぁ…結構なお手前で…いくら月牙天衝とかで傷だらけにしたとはいえかなりの一撃です事…

 

初 「死を持って償って頂きます」

 

真 「…一応、純ちゃんにも当たってないよ〜?聞こえてるかわからんが…」

 

灯莉「うわ…こわ…」

 

うん、怖いな…俺も怖い…俺の中の怒らせちゃいけないランキングが変動したよ

 

初 「純、大丈夫?」

 

純 「ええ、どこかの誰かが肉壁になったようなので」

 

真 「だって間に合わなかったし…目に染みる…」

 

左目の視野が!あかん!真っ赤や!天鎖斬月の柄頭にも軟膏入ってないかなー!

 

姫歌「あ、あの…ありがとうございます…」

 

純 「常に油断せぬよう気をつけなさい。叶星のレギオンなのでしょう?」

 

姫歌「は、はい!」

 

真 「…へー」

 

純 「…なんですの?」

 

真 「いや、ちょっと意外かなと」

 

ディーノ「だろ?こいつ意外と優しいんだよ。どうだ?姉妹で貰う気ねぇ?」

 

純 「なっ!?」

 

初 「あら」

 

真 「何の話!?」

 

論点変わってない!?

 

純 「くだらない事言ってないで戦闘に集中なさい!」

 

初 「そうね、またその話は今度で。さぁ、続けましょう純」

 

純 「はい、姉様!」

 

今度すんの!?嫌だよ!とか思ってると

 

ロッソ『ふざけてる場合かしら!』

 

特型ヒュージの部分が叫び出す

 

灯莉「っ!!かなほせんぱい!あのヒュージ何がする気だよ!」

 

叶星「全員距離を取って!マギ干渉が強くなる!」

 

叶星ちゃんの合図一斉に距離を取る俺達、合体した影響か最初より範囲が広がってるな…

 

姫歌「こ、これが例の…!なんて音!戦う所じゃ…!」

 

楪 「…距離を空ければ多少は弱まるか…!」

 

椛 「灯莉さんの注意がなければ危なかったですわね!」

 

純 「あの子が異能持ちというのは、どうやら本当ですわね。あの子の合図で距離を取ればマギ干渉の影響は最小限に抑えられそうですわね…」

 

550:一般転生社畜 ID:ziRxYiT6N

しかしそれだとジリ貧よな

 

551:一般転生社畜 ID:Qo0fiZwO0

イッチのフルパワー月牙天衝叩き込めば?

 

552:一般転生社畜 ID:FL7scd3V5

でもここグラン・エプレの分水嶺なとこあるんだよな〜何時もみたいにブッパー!するのはね…

 

553:一般転生社畜 ID:m+6DJ97iD

まぁでも倒さなきゃいけないことには変わりないっしょ

 

555:一般転生社畜 ID:9VxBwogtb

私にいい考えがある

 

556:一般転生社畜 ID:WIk4ZNMFB

コ、コンボイ司令!

 

558:一般転生社畜 ID:awKIvxUc6

それ失敗フラグぅ!!

 

559:一般転生社畜 ID:P6dlPKnci

待て!そこまでじゃなくない!?1回しか失敗してないぞ!司令!しかもその失敗もメガトロンの悪知恵が勝っただけだ!

 

561:一般転生社畜 ID:kLKsEYElf

…今の子、コンボイって言っても通じないよ。オプティマスプライムって言わなきゃ

 

562:一般転生社畜 ID:z+Hn9a78c

グハァッ(ジェネレーションギャップ)

 

 

もう虚化して一気に片すか?と思った俺がスレ民と同レベルで悔しいです…

 

初 「マギ干渉でノインヴェルト戦術が妨害されることもなくなりますわね」

 

上のババァが余計なことしなきゃね…

 

初 「純、これは好機よ!」

 

純 「…ええ、姉様。ノインヴェルト戦術、行きますわよ!」

 

純ちゃんの号令でCHARMを構え直す皆

 

叶星「さ、みんなも!」

 

と叶星ちゃんに促される姫歌ちゃん達

 

紅巴「わ、私たちもですか!?」

 

姫歌「御台場のリリィとあたし達が…?」

 

高嶺「大丈夫、いつものようにやればいいのよ」

 

灯莉「よーし!ぼくもがんばるぞー!」

 

とやる気満々の灯莉ちゃん、あれ?でも

 

椛 「いいえ、灯莉さん。貴女には重要な役目があります」

 

灯莉「椛さま…?」

 

真 「灯莉ちゃんはマギ干渉が見えるだろ?となるとこのノインヴェルトには参加しないであいつの行動をしっかり見続けて欲しいんだろ」

 

椛 「はい、真さんの言う通りです」

 

叶星「灯莉ちゃん、任せてもいい?」

 

灯莉「わかった!まっかせて☆」

 

純 「では叶星を起点に展開いたしますわ。叶星、宜しくて?」

 

叶星「もちろん!」

 

純 「以降、状況に合わせ御台場、グラン・エプレ合同でノインヴェルト戦術を行いますわ。失敗は許されませんわよ?」

 

槿 「承知」

 

初 「ええ」

 

楪 「右に同じ」

 

紅巴「お、御台場の皆様と…!ち、ちゃんとしなくちゃ…!」

 

姫歌「大丈夫、出来るわよ。あたし達だってたくさんの戦いを潜り抜けてきたんだもの!」

 

高嶺「ええ。グラン・エプレの実力、見せてあげましょう」

 

灯莉「マギの色が変化した!気をつけて〜!」

 

叶星「みんな!メイルストロムと距離を取って!」

 

やっぱ灯莉ちゃんの異能はすげーな

 

楪 「よし!これなら回避出来る!」

 

椛 「灯莉さんに感謝ね」

 

純 「あの1年生の合図でノインヴェルト戦術を開始しますわよ!」

 

じっとメイルストロムを見つめる灯莉ちゃん、そして

 

灯莉「っ!音が弱まるよ!」

 

楪 「よし!」

 

ノインヴェルトに移ろうとした瞬間、特型スモール級がわらわらと湧いてきやがった!

 

紅巴「あ、新たな敵です!特型スモール級の群れが!」

 

純 「構いませんわ!ノインヴェルト戦術用意!」

 

ディーノ「特型スモールは俺に任せろ!」

 

リングに炎を灯し幾つかの匣を一斉に開匣、中から嵐猫(ガット・テンペスタ)の瓜、雨犬(カーネ・ディ・ピオッジャ)の次郎、雲ハリネズミ(ポルコスピーノ・ヌーヴォラ)のロール、晴カンガルー(カングーロ・デル・セレーノ)漢我流(かんがりゅう)雷牛(ブーファロ・フールミネ)の牛丼、霧フクロウ(グーフォ・ディ・ネッビア)のムクロウが現れる

 

椛 「フォーメーション展開!」

 

おーけーおーけー、そんじゃま

 

真 「邪魔されないように視線を俺に向けてもらいましょーかねー!いらっしゃいませぇぇ!!」

 

BGM Number One - bannkai

 

メイルストロムに突撃、先程と同様に瞬間による分身で攻撃する。先程よりも瞬歩の速度を上げ分身の数も増やした真の姿を

 

ロッソ『まだ増えるのか…!!』

 

真 「生憎と一芸で食ってるもんでね!」

 

ロッソの意識が真に逸れ、メイルストロムの攻撃が真に集中する

 

叶星「行くわよ、みんな!…敵の群れが入り込んだ…パスコースは…」

 

槿 「叶星!こっち!」

 

ディーノの匣アニマルによって開かれた道を駆け抜ける槿

 

叶星「槿!わかったわ!」

 

叶星のCHARMからマギスフィアが放たれ槿のCHARMに衝突

 

槿 「流石叶星!ナイスパス!」

 

受け取ったタイミングを狙っていたかのようにスモール型が攻撃態勢になる

 

姫歌「あ、槿様!ヒュージが邪魔を…!」

 

槿 「ふふ!この程度…」

 

ディーノ「我流!」

 

槿が避けるよりも早く我流が特型スモール型を殴り飛ばす

 

槿 「避けられたけど…ナイス!先生!楪!行くわよ!」

 

続いて槿から楪へパスが通る。すかさずマギを込め

 

楪 「次、姫歌!」

 

姫歌「は、はい!」

 

姫歌にマギスフィアが渡る、が

 

灯莉「定盛!ヒュージが来てる!」

 

姫歌「わかってるわよ!だけどパスコースが…」

 

高嶺「こちらへ!」

 

ヒュージを掻い潜り飛び出す高嶺、撃ち落とそうと特型ヒュージが攻撃するが次郎が死ぬ気の炎で壁を貼り全て弾く

 

姫歌「!助かります!高嶺様!」

 

姫歌から高嶺へ、マギスフィアも4人分のマギが注ぎ込まれ育ち始めている

 

高嶺「くっ!ふふ…この熱さ、昔を思い出すわ!」

 

ロッソ『ぐっ!貴様ら…何をする気!?』

 

ロッソが高嶺を捉え攻撃しようと構える

 

真 「俺を無視できんの?」

 

目の前に真の天鎖斬月の鋒が現れ首を捻り避ける

 

ロッソ『貴様ァァァ!!』

 

避けた天鎖斬月は特型ヒュージに突き刺さり

 

真 「おぉぉお!!」

 

そのまま斬り上げる。青い体液を噴き出し暴れる特型ヒュージ

 

ロッソ『この…程度!!』

 

ロッソの意識が真に戻ったところで

 

初 「高嶺、体調は大丈夫そうですわね」

 

高嶺「初さん!」

 

初へマギスフィアを撃つ、危なげなくそれを受け取り

 

初 「ふっ!確かに頂きましたわ!この感覚…船田予備隊を思い出すわね…紅巴さん、準備は宜しくて?」

 

紅巴「は、はい!お願いします!」

 

初 「頼みましたわ!」

 

6人分のマギスフィアを何とか受け止める紅巴、倒れそうになるところを牛丼に押され

 

紅巴「きゃっ!取れました!ありがとうございます!」

 

灯莉「とっきー!囲まれてる!」

 

紅巴の進路を塞ぐように現れる特型スモール

 

紅巴「そんな…どうすれば…!」

 

椛 「後ろです、紅巴さん」

 

と思わぬ提案に

 

紅巴「えっ!?で、でもみんなで詰めた距離が…!」

 

椛 「問題ありません、わたくしを信じてください」

 

姫歌「紅巴!急いで!」

 

ジリジリと迫ってくるヒュージ

 

紅巴「わ、わかりました!お願いします!椛様!」

 

後方の椛へ向け発射

 

椛 「確かに受け取りました!」

 

姫歌「でも、純様と距離が離れすぎてる!それにヒュージの群れが!」

 

紅巴「わ、私達で少しでもヒュージを減らしてパスコースの確保を!」

 

純 「その必要はありません」

 

姫歌「え?」

 

純 「この程度の距離と障害物等、あの人からすればなんの意味も持ちませんわ」

 

信頼しきった口調の純

 

ロッソ『どいつもこいつも…気持ち悪いのよ!!』

 

特型ヒュージから負のマギが溢れ出す

 

灯莉「みんな、気をつけて!あのでっかい音が来るよ!」

 

姫歌「なっ!?感覚が早い!あと一歩なのに!」

 

初 「ヒュージも必死なようですわね」

 

叶星「仕方ない、一旦…」

 

真 「その必要は、ねぇよ!!」

 

音の影響を受けながら、天鎖斬月に全力の霊力を込め月牙天衝を纏った殴打を食らわせる。力の限り天鎖斬月を振り抜くと地面に背を付く

 

ロッソ『なん、なのよ!!』

 

椛 「凄い…これで憂いなくパスを回せます。…これ以上あのヒュージを相手に退くことなんて有り得ません。…きっとあの方は誰よりもそう思っているでしょう…純さん!行きます!」

 

匣アニマルが作った射線を寸分違わずに撃ち抜き

 

純 「確かに受け取りましたわ!」

 

紅巴「と、届きました!あの群れの中を!?」

 

姫歌「嘘でしょ!?」

 

灯莉「みんな!早くヒュージから離れて!」

 

真の攻撃で音の発生を遅らせたが、それも限界だった。上体を起こそうとするメイルストロム、が

 

ディーノ「させねぇ、よ!!」

 

大空の炎を纏ったムチがメイルストロムを拘束し、純に向かっていた触手が砕ける

 

ディーノ「やれ!お前ら!」

 

初 「純!」

 

椛 「さあ、トドメを!」

 

ロッソ『来るな…来るなぁぁぁ!!!』

 

純 「今更、遅い!!」

 

マギスフィアを受けたCHARMを鞘から引き抜き飛び出す

 

真 「純ちゃん!!」

 

純とは逆方向から跳ぶ真、が残っていた触手が寸前で迫っている。

 

ナッツ「ガァァア!!」

 

ナッツの咆哮が触手を石化させて砕く

 

純 「受け取りなさい!わたくし達の信念を!!」

 

真 「アンタらの馬鹿げた実験もこれで終わりだ!!」

 

純の一撃がメイルストロムを、真の一振がロッソの胴体を斬り裂く。繋がっていたロッソとメイルストロムは同時に動きを止め塵になる

 

槿 「メイルストロム、完全消滅を確認!」

 

槿の言葉を皮切りに

 

姫歌「やったー!姫歌達の勝ちよ!!」

 

紅巴「や、やりました!」

 

灯莉「うんうん、みんな頑張ったね!」

 

姫歌「なんであんたが上から目線なのよ!!」

 

と何時ものコントを始めるグラン・エプレの1年

 

楪 「まぁまぁ、ノインヴェルト戦術が成功したのはその子のおかげでもあるんだから」

 

姫歌「ですけど…」

 

灯莉「ふふーん」

 

得意げの灯莉

 

姫歌「はあ…まぁいいか」

 

叶星「高嶺ちゃん、身体の方は大丈夫?」

 

高嶺「ええ、問題ないわ。むしろ、何時もより調子が良かったぐらいね」

 

叶星「そっか…それならよかった。私も少しだけ、昔を思い出したわ」

 

槿 「なら、御台場に戻ってくる?」

 

叶星「え…それは…」

 

困った表情の叶星、それを見て笑い出す槿

 

槿 「あはは!冗談よ、冗談。叶星達にはもうしっかりとした居場所があるもんね」

 

叶星「もう…」

 

楪 「椛、お疲れ!」

 

椛 「ええ、ゆずも」

 

楪 「…あれ?船田姉妹は?」

 

椛 「あちらにいますよ。きっと勝利の余韻に浸っているのでしょう」

 

メイルストロムが消えた場所を見つめる純と初

 

純 「…ふふふ」

 

と自然と笑いが零れる純、そんな純を見ていた初が

 

初 「あらあら、純がそーんな顔をするなんて珍しいわね」

 

純 「ね、姉様!?」

 

真 「へーそうなんだ?」

 

といつの間にか居た真も覗き込んでいた

 

初 「その笑みは、宿敵を倒すことが出来たから?それとも…」

 

純 「笑ってなどいませんわ。姉様の見間違えです」

 

真 「いや、俺も笑ってるの見たぞ」

 

純 「っ〜!!」

 

あ、やめて!!CHARMの柄でグリグリするの辞めて!!け、怪我人だぞ俺はぁぁ!!

 

初 「ふふ、ではそういうことにしておきましょう…純、お疲れ様」

 

純 「…はい、姉様も…それと、貴方も」

 

真 「…うん、おつかれ」

 

立ち上がりディーノの所に向かう。ディーノの周りには既に部下の人達が居てなにかの指示を出している

 

ディーノ「じゃあ取り掛かってくれ!」

 

部下「はい!!」

 

真 「おつかれ、ディーノ」

 

ディーノ「お、真!おつかれ。ナッツもよく頑張ったな」

 

缶コーヒーを差し出され一気飲みする。ぷはぁ生き返る…今回の影のMVPはナッツだな、よすよす

 

ディーノ「強敵だったな、お前がいてくれなきゃ倒せてねぇかもしんねぇ」

 

真 「あの女がヒュージと合体した時はどうしようかと思ったな」

 

ディーノ「ああ…やっぱG.E.H.E.N.A.か?」

 

真 「100%そうだろうな、あのドライバーにレアスキルのバックルをその辺で作れるわけないだろうし」

 

ディーノ「敵はわかってるのに尻尾を掴みきれねぇのが難点だな」

 

真 「いや、そんなこともない。今回で敵の1人の素性が分かったじゃん」

 

ディーノ「…白のヴァイス、だっけか?」

 

真 「十中八九、な」

 

なーに考えてるかわかんねぇけど

 

真 「これ以上被害が出る前に片付けてぇけど、そうもいかねぇな〜」

 

ディーノ「ま、俺らが出来ることを地道にやってくしかねぇな」

 

真 「…だな」

 

ディーノが拳をこちらに向けてくる。俺も拳を握り

 

真 「おつかれ!」

 

 

 

 

 

side 真 グラン・エプレ 椛 楪 槿

 

〜御台場女学校 正門〜

 

俺の治療と皆の回復の為に御台場女学校に来た

 

姫歌「なるほど…椛様も沢山努力をして今の実力を手に入れたんですね…!」

 

楪 「うん。才能が開花したのは御台場迎撃戦だったけど…それまでの積み上げがあってこそなんだよ」

 

灯莉「おー努力家なんだねー!」

 

楪 「努力家も努力家!鍛錬だけじゃなく戦術や戦略の勉強。ヒュージの行動の研究、実力に結びつくことは何でもやってた」

 

紅巴「それで、あの強さを…やっぱり努力は裏切らないんですね!励みになります!」

 

なんだろう、紅巴ちゃんのその励みって言葉が違う意味合いで聞こえるよ

 

槿 「まぁ椛の場合、そもそも花開くだけのすごい才能があったって言うのが大きいけどね」

 

紅巴「うっ!確かにそうです…」

 

沈み込む紅巴ちゃん、なむなむ…

 

楪 「大丈夫、君にも才能の種は感じるよ」

 

紅巴「は、はい!頑張ります!恐れ多い話ですが椛様を見習って…!」

 

姫歌「お二人方の強さとどんなときも冷静な落ち着き、一朝一夕じゃないわけね…あたしも勉強しないと!」

 

叶星「うんうん!」

 

と嬉しそうな叶星ちゃん、後輩が育って行くのを感じてるのかしら。と思ってたら椛ちゃんが現れる

 

椛 「皆様、ガンシップの準備が整ったようです。けど…」

 

紅巴「椛様!」

 

灯莉「努力の人だ!」

 

姫歌「尊敬してます!」

 

と褒め称えられ困惑している椛ちゃん、そりゃそうじゃ

 

椛 「…あの、何があったのでしょうか…?」

 

真 「実は…」

 

かくかくしかじかまるまるうまうま

 

真 「とまぁこんな感じ」

 

椛 「…ゆず?何を話したの?」

 

楪 「月岡椛の栄光の歴史を少し、ね」

 

真 「少し…あれが少し?」

 

かなり熱弁してましたけど…ん?なんか今ガンシップの方に行ったような…まぁいいか

 

椛 「ち、ちょっと!ゆず!勝手に変な事を話さないで!」

 

楪 「いいじゃない!恥じるような道は歩いてないでしょ?」

 

椛 「どんな脚色をしているかが問題なの!」

 

叶星「ふふ、相変わらず仲良しね」

 

槿 「それは叶星と高嶺もでしょ。あんた達本当に何時でも一緒ね」

 

高嶺「ええ、これまでも一緒だし、これからも一緒よ。ねぇ叶星」

 

叶星「まぁ、それは…」

 

真 「お熱いことで…」

 

流石高嶺ちゃんばい、シラフでそげなこと言えっと

 

御台場操縦士「グラン・エプレの皆様!いつ頃出発なさいますか!?」

 

高嶺「じゃあ、叶星。そろそろ」

 

叶星「そうね…」

 

と少し残念そうな叶星ちゃん

 

槿 「どしたの?浮かない顔して」

 

椛 「…船田姉妹の事なら、まぁああいう人達ですから」

 

叶星「そうね、それじゃみんな…」

 

槿 「うん!たまにはこっちにも顔だしてよ」

 

椛 「こういう状況ですから、またすぐに会えそうではありますが」

 

楪 「叶星、そしてグラン・エプレのみんな」

 

叶星「ん?」

 

楪 「次の共闘を楽しみにしてるよ!」

 

叶星「ええ!私達も!」

 

楪 「それと真!今度は絶対一本とるからね!」

 

真 「何時でも相手になるよ」

 

槿 「私も!ギャフンと言わせてやるわ!」

 

椛 「わたくしも今度会うまでに腕を磨いておきます」

 

真 「…おう!じゃあな!」

 

ガンシップに乗り込む俺とグラン・エプレ

 

御台場操縦士「それでは離陸します!」

 

ガンシップが浮かび上がり高度を上げ始める。すると

 

灯莉「ん?あ!みんな見て!初様と純様が玄関から出てきたよ!ディーノせんせーも!」

 

姫歌「あ、ほんとだ…コケたし」

 

何も無いところでずっこけるディーノ

 

紅巴「お、お見送りでしょうか!だとしたらなんて光栄なことなんでしょう!」

 

灯莉「おーい!おーい!また会おうねー!」

 

叶星「ふふ…」

 

高嶺「今回の御台場との共同作戦、1年生達には良い刺激になったみたいね。叶星の思惑通り」

 

叶星「え?」

 

高嶺「あの時御台場の別行動をすんなり受け入れたのは1年生達の成長の為なんでしょう?」

 

叶星「…うん、少し不安な部分もあったけどやってみてよかったわ」

 

高嶺「私も良かったと思うわよ。それに、良い刺激を受けたのは叶星もでしょう?」

 

叶星「え?私?」

 

高嶺「ええ、かつての仲間達との戦いで、少し変わった」

 

真 「顔つきが良くなったな、前より」

 

叶星「そう、そうかもね…皆の積極的な姿勢には色々感じるところもあったと思う。でもそれは…今回のことだけじゃない。高嶺ちゃんや皆との、グラン・エプレでの時間がゆっくりだけど私の前に進ませてくれてるんだと思う。…ねぇ、高嶺ちゃん」

 

高嶺「ん?」

 

叶星「これからも一緒に歩いていこうね」

 

高嶺「ええ、もちろんよ」

 

真 「はぁ、お熱いことで」

 

叶星「真君も」

 

真 「俺?」

 

叶星「ええ」

 

真 「…紅巴ちゃんに後ろから刺されない程度に離れてなら」

 

殺されとうない…ん?

 

真 「なんか音しないか?」

 

ゴソゴソ?動く音?

 

姫歌「え、どこ?」

 

紅巴「あ、CHARMの所からしますね…」

 

灯莉「ユニコーン!?」

 

真 「いや、ユニコーンじゃないだろ。てか灯莉ちゃんはスクーデリアに乗せてもらったでしょ。大人しくしてなさい」

 

えーなんだろ…増殖するGとかだったら嫌だな、逃げ場ないし…うおあっ!?

 

灯莉「わー飛びつかれた!」

 

紅巴「あ、あれ?この子…」

 

ナッツ「ガウ!」

 

真 「…ぶはぁぁ!はぁ…はぁ…なんでお前がこんなところに…」

 

叶星「あ、真君。この子何か首に巻いてるわ」

 

真 「ホントだ、なんだこれ」

 

とナッツからそれを外す。風呂敷か…ベタな…中はえーと

 

真 「ナッツの匣と、手紙?」

 

手紙を開くと何かが出てくる…ってこれ!?

 

真 「ボンゴレリング!?なんでぇ!?」

 

ボンゴレリングがなんでこんな風呂敷に!?

 

高嶺「えーと、手紙を読むわね。拝啓、真へ。これを読んでるってことはナッツがお前のところに行った証拠だ。すげーもん持ってたろ?大事にしろよ。それはお前にやる」

 

真 「いや、貰えるかこんかもん!返品だ!返品!つーかナッツ匣に戻ったら出してやれねぇって!!」

 

俺死ぬ気の炎出せねぇから!

 

叶星「あ、そういえばディーノ先生が真君は死ぬ気の炎が出てるって言ってたわね」

 

真 「はぁ!?なにそれ知らないんだけど!?」

 

俺見えてないぞ!?

 

叶星「なんて言ってたかしら、えーと」

 

高嶺「確か、炎の純度が高いせいで本人には見えてないと言ってたわね」

 

んなアホな!?俺死神の力だけでも手一杯なんですけど!あの女神まじで何してくれてんだ!?

 

高嶺「続きを読むわね。そのままナッツは貰ってくれ。何かの役に立つ。そいつはお前に懐いてるから。P.S純と初とも仲良くしてやってくれ…だそうよ」

 

ナッツ「ガウ!」

 

真 「えぇ…それはいいけど…えぇ…」

 

灯莉「この子なに食べるかな〜チョコ食べる?」

 

姫歌「ちょっと灯莉!ネコ科の動物はチョコはダメよ!」

 

紅巴「そもそも食べ物食べられるんでしょうか…」

 

真 「…うそーん!!」

 

なんでこんなんになるんだァァァ!!!

 

 

 

 

 

side純 初 槿 椛 楪 ディーノ

 

椛 「グラン・エプレの皆様と彼に挨拶しなくてよろしかったのですか?」

 

真達を見送り校内のラウンジでお茶を飲む純に椛が尋ねる

 

純 「問題ありませんわ」

 

槿 「純、なんか不満そうね」

 

初 「純は今回の結果に納得してないようなんです」

 

槿 「ええ!?メイルストロムを討伐出来たのに!?何が納得できないの?」

 

純 「過程も結果も全て納得できませんわ…本来であればわたくし達ロネスネスのみで討伐する予定でしたのに」

 

と皮肉な言い方をする純、それを聞いて

 

楪 「私達が邪魔したって言うのか?」

 

椛 「ゆず、抑えて」

 

楪 「だって…」

 

それでも噛み付こうとする楪、が

 

初 「ふふ、純ったら。そう言う割に叶星と高嶺のお2人、そして真君と共に戦えて大分嬉しそうでしたわよ」

 

とまさかの身内の裏切りを食らう純

 

純 「姉様!」

 

初 「それに椛さんのことだって…」

 

純 「ね・え・さ・ま!」

 

槿 「はぁ…全く素直じゃないんだから」

 

ディーノ「ホントだな」

 

槿 「あ、教官。戻ってたの?」

 

ディーノ「おう」

 

椛 「わたくしもグラン・エプレの1年生の方々と共に戦えて楽しかったですわ。新しい可能性も見えましたし…それに純さんとも良い戦いができたと思っています」

 

槿 「だよね!」

 

純 「…」

 

初 「純」

 

初に何かを促されるように

 

純 「…メイルストロムを討伐できた事は感謝いたします。ですが、ヘオロットセインツとの共同作戦は今回限りですわ」

 

槿 「はぁ…」

 

ディーノ「こいつのツンデレ、めんどくせぇな」

 

と頭いたーなポーズをする槿とディーノ

 

椛 「はい、それで構いません」

 

純 「ふん、では失礼しますわ」

 

初 「ごきげんよう」

 

と立ち去る純、初、槿。その背中を見送った楪が

 

楪 「「ヘオロットセインツとの共同作戦は今回限り」って何回目のセリフ?」

 

椛 「今回で、5回目ですね」

 

楪 「本当に素直じゃない」

 

ディーノ「わざと言ってんじゃねぇか?あいつ…」

 

椛 「それが、純さんですから。そういえばディーノ教官。先程ガンシップにナッツちゃんが忍び込んでましたがよろしかったのですか?」

 

ディーノ「ああ、ナッツが真ん所行きたがってたからな」

 

楪 「へーあのビビりのナッツがねえー」

 

ディーノ「そのうちあいつの力になるはずだからな」

 

椛 「…わたくしの楽しみのひとつが…」

 

楪 「…椛、ナッツの事可愛がってたからな…」

 

 

 

 

sideギリコ 幻騎士

 

ギリコ「なんだァ?ロッソのやつ一瞬で殺られちまったじゃねぇか」

 

真達の戦闘の跡地に現れたギリコと幻騎士

 

幻騎士「口を動かす前に手を動かせ」

 

瓦礫をどけ何かを探している様子だ

 

ギリコ「あいつが殺られた時に一緒に壊されたんじゃねぇの」

 

幻騎士「だとしても残骸を持ち帰れとの命令だ」

 

ギリコ「ちっ…お?これか?」

 

と瓦礫の中から何かを拾い上げるギリコ。それはロッソが使っていたデザイアドライバーだった

 

幻騎士「壊されてはいないようだな」

 

ギリコ「へーへー、さっさと帰ろうぜ…あん?」

 

幻騎士「どうした」

 

ギリコ「嫌よ、あの女ストラップ(・・・・・)なんて持つ趣味なんかあったのか?」

 

幻騎士「…避難民の落としたものだろう」

 

ギリコ「けっ、そうかよ。どっちにしても気色悪いぜ。なんだ?鍵か?なんで鍵に目が付いてやがる(・・・・・・・・・・)?この羊の装飾も不気味だぜ」

 

幻騎士「霧の匣兵器にはその手のは腐るほどある。捨てておけ」

 

と踵を返し歩き始める幻騎士

 

ギリコ「へーへー、そうかよ…気色悪いもん見ちまったぜ」

 

と拾った鍵を投げ捨て歩き出すギリコ、が鍵は地面に落ちず途中で光と共に消えた。まるでこの世から消えるように…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回 【ええい!エレンスゲは】ガンギマリ【バケモノか!?】
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