【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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前回までのお話

1つ!スプリットを尋ねて三千里!まぁまずはクリオネですね!

2つ!攻撃すると分裂するスプリットに手をこまねくイッチ達!あれ?なんか分裂しないやつもおるな…

3つ!黒コートが現れ意味深なこと言って逃げよった!ええい余計な手間を!


【魂と】会合【魔武器】

side真 ヘルヴォル アイアンサイド 藍染

 

一葉「これは…」

 

幸恵「すごい数…」

 

降りてきた一葉ちゃん達が最初に言った台詞はこれでした。まぁそうなるよな、なんせ

 

真 「おーい、こっちこっち」

 

藍染「辺りの安全は確保してある」

 

俺らの周りにはぶっ壊れたヒュージの残骸だらけだから

 

聖恋「これが地下鉄の線路跡…思ったより大きい」

 

恋花「電車が通る為のトンネルだからねー。人間が歩くって考えたらやっぱでっかく感じるんじゃない?」

 

たしかに、日常じゃあんまり気にしてないけど地下鉄って結構広い。人の乗り降りもそうだけど中間地点に素材置場とか点検口とかもあるからそう考えっと広いわな

 

佳世「あ、そうでした。地下鉄の地図データを共有しますね」

 

来夢「ありがとうございます!わ!?こんなに複雑で広いんですか!?東京中を覆ってますよ!?」

 

真 「げっ、そんな広いのか…」

 

聖恋「こんなダンジョン、どうやって隠れ場所を見つければいいんだよ…」

 

幸恵「敵の出現情報は主にルドビコ女学院の周辺に限られているわ。隠れ場所はこの近辺だと考えるのが妥当でしょう」

 

佳世「か、可能性の話ですけど…」

 

真 「お?なんか心当たりがある感じ?」

 

佳世「はい、さ、幸恵さんの言う通りだとすると、隠れ場所があるのは、スプリットの出没分布の中心になるんじゃないかと思うんですがどうでしょうか…?」

 

来夢「きっとそうですよ!」

 

一葉「私も異論ありません。さすがのご推察です!」

 

藍 「佳世、かしこい!」

 

真 「かしこい!かっこいい!カヨーチカ!」

 

藍染「某学園アイドルのような言い回しだね」

 

いや、藍染知ってんのかよ

 

一葉「藍!2年生である佳世様に失礼ですよ!」

 

佳世「あ、好きなように呼んでいただいて結構です。それに、そんな大したことは…」

 

瑤 「佳世さんの考えでいいと思う。進むうちに向こうから襲ってくる可能性もあるし」

 

百合亜「そうなれば返り討ちにして敗走する後を追うこともできる」

 

幸恵「反対は無さそうね。じゃあ出没分布の中心に使って出発しましょう」

 

藍染「では私が先頭を歩こう」

 

そう言って藍染は手元に赤火砲を発生させ前に放つ。発射された赤火砲は3〜4m先で止まりふわふわと浮いている

 

藍染「こうすれば前方も見えるだろう、相澤君達のライトの電池も節約できる」

 

一葉「ありがとうございます!」

 

真 「へー赤火砲そんなふうに使えるのか」

 

そういや原作で恋次が虚夜城の通路で赤火砲で灯りを作ってたな。めっちゃちっちゃかったけど

 

藍染「ああ、鬼道と言うのはそれなりに応用が聞いてね。爆発しないように抑え込めばこの通りさ。君では出来ないだろうが」

 

真 「は、はぁ!?出来ますけどー!?見てろよコノヤロウ!」

 

あんまり舐めるなよ!俺だって10回に1回は鬼道使える日があったりなかったりすんだからな!

 

真 「破道の三十一「赤火砲」!」

 

と唱えた瞬間

 

真 「あ」

 

なんかめっちゃ高威力になって明後日の方向に飛んで行って

 

ドカァァン!

 

真 「…」

 

壁に大穴を開けてしまった…

 

藍染「…君はこの地下鉄の中では断空以外の鬼道を使うことを禁止する。わかったね?」

 

真 「…はい、すんませんでした…」

 

せっかく…せっかく発動したのに!!なんで!どおして!!あんまりだ!!

 

藍 「真、へっぽこ?」

 

真 「グハッ」

 

藍ちゃんの何気ない一言が俺の心にクリティカルヒットする

 

一葉「ら、藍!言っちゃダメ!」

 

恋花「あーあ、かなり凹んでるね」

 

瑤 「本当の事だけど、藍に無邪気に言われて余計に傷付いたのかな…」

 

千香瑠「だ、大丈夫よ真君」

 

と肩を叩いてくる千香瑠ちゃん、やっぱこの子は聖女だ…!

 

千香瑠「人には向き不向きがあるわ。真君には鬼道が向いていないってだけよ。私は真君のいい所他に沢山知ってるから」

 

真 「神はいなかった!!」

 

膝から崩れ落ちる俺、ナッツがどうすればいいかわからないような顔してる…ゴメンネ…

 

幸恵「トドメ、刺したわよね?」

 

百合亜「ええ、かなり凄いのが」

 

来夢「あ、あはは…」

 

聖恋「そ、それよりも!随分歩きましたけど…敵の気配ないですね」

 

瑤 「ヒュージサーチャー、反応なし」

 

俺も一応「円」を半径15mで貼ってるけどこっちにも反応なし。居ないのかねぇ

 

佳世「や、やっぱり推論が間違ってたのかも…」

 

幸恵「分からないわよ、目的地までまだ遠いから」

 

百合亜「隠れ場所に近づいているなら、敵からの攻撃があってもおかしくないわ、気をつけて」

 

来夢「気、気持ちが引き締まりますね」

 

聖恋「緊張しすぎないようにな、来夢。いざって時はオレが守るから」

 

来夢「うん!頼りにしてる、聖恋ちゃん!」

 

と仲のいい2人。百合の花が咲き乱れていますね(幻覚)

 

百合亜「人のことばかり気にしている場合じゃないわよ。聖恋、あなたも足元をすくわれないように」

 

聖恋「は、はい!百合亜お姉様!」

 

藍 「らん、早く戦いたい!」

 

千香瑠「敵が出てきたら頼りにしてるわね、藍ちゃん」

 

藍 「うん、みんなみーんなやっつけるよ。いっぱい頼りにしてね千香瑠」

 

千香瑠「ええ」

 

真 「そりゃ頼もしいこった。そんな頑張り屋さんの藍ちゃんにははいこれ」

 

死覇装の袖から棒付き飴を取り出す

 

藍 「アメ!やった!」

 

真 「持っててよかったデネブキャンディ」

 

千香瑠「良かったわね、藍ちゃん」

 

恋花「…なんか親子みたいな空気出してるな」

 

瑤 「…嫉妬?」

 

恋花「なんでよ。あんたもたまに…でもないか、変な事言うよね」

 

瑤 「恋花、酷い」

 

恋花「それにしてもルド女も災難だよね。学園が大変な事になってそのフォローをどうするかって会議も新宿事変でそれどころじゃなくなって、改めて開いた会議が終わった直後にまたヒュージの襲撃でしょ」

 

たしかに踏んだり蹴ったりだな。普通は心折れても可笑しくない

 

瑤 「しかも現在進行形で増殖するヒュージが未知数国定守備範囲を脅かしてる」

 

聖恋「夢中で分からなかったけど…言われると本当に大変ですね」

 

百合亜「他人事みたいに言うわね」

聖恋「あ、なんだか大変すぎて実感がないというか…未来に来夢の事を託されてからは来夢を守ることに必死で…いつの間にかこんなところにいる感じで…」

 

未来、と言った瞬間一瞬だけ、ほんの一瞬だけ藍染の霊圧が揺らいだ気がした。きっとその子はもう…

 

来夢「聖恋ちゃん…」

 

藍 「みらい、って誰?」

 

来夢「岸本・マリア・未来。私のお姉ちゃんで…聖恋ちゃんとお姉ちゃんと私は小さな頃から一緒に過ごしてきた幼馴染なの」

 

藍 「聖恋は来夢をまもってきたの?」

 

聖恋「守ってきた…ってほどでも無いよ。来夢もリリィとして力をつけてきているし」

 

来夢「そんなことないよ。聖恋ちゃんはいつも私を守ってくれる。戦いの時も、そうじゃない時も」

 

藍 「じゃあ聖恋は来夢にとって掛け替えのない仲間だね!」

 

来夢「うん!そうだね!私にとって聖恋ちゃんは掛け替えのない大切な仲間!」

 

聖恋「や、やめろよ!なんかそういうふうに言われると照れるだろ!必死で戦ってきただけだよ。みんなと同じだ。なんだか随分遠くに来ちゃった気もするけどな」

 

真 「それは聖恋ちゃんが一生懸命やってきた証拠だろ」

 

聖恋「え?」

 

真 「夢中で頑張ってると振り返った時、歩いてきた道を見てびっくりするもんだ」

 

聖恋「…そうかもしれませんね」

 

来夢「歩んできた道…私も入学した時はまさかこんなことになるなんて思ってもいませんでした…正義だと思ってたものは、思ってたよりも複雑で…たくさんの人が傷付いたり大切なものを失ったり…」

 

一葉「色々なことがあったのですね…」

 

真 「…ま、人生なんて得て失ってだ。手に入れるのは難しくても、失うのは一瞬」

 

幸恵「それでも、今私達は生きている。それこそが大切なんだと思う」

 

来夢「え?」

 

幸恵「ここにいる私達が、ここに居られなかった人達の意志や気持ちを次へと運んでいくの。それがきっと私達の出来ること。そうやって希望を繋いでいった先にみんなを照らす光がある。きっとね」

 

来夢「はい!」

 

と美しい姉妹愛を見せられる俺ら、百合の花が咲き乱れてますねぇ(2回目)

 

一葉「…」

 

恋花「一葉、どうしたの?」

 

一葉「あ、いえ。少し前に真さんに、似たような事を言われたことがあります」

 

真 「…」

 

一葉「死ねば体は土に還る、でも心は誰かに預けて行くのだと」

 

恋花「…真が?」

 

一葉「はい、だから心を預けてもらった人はその人の分まで生き続けなければならないと。きっとアイアンサイドは真さんと同じ思いを抱いているのでしょう。大変な過去を跳ね返す前向きな心、どんな時でも希望を忘れず進んでいくその姿勢。改めて、アイアンサイドは幸恵様を中心に1つの素晴らしい想いを共有し、強い絆で結ばれた素晴らしいレギオンなのだと感じました!レギオンの1つの理想像を見た気がします!」

 

幸恵「あの…そんなに褒められると恥ずかしいんだけど」

 

と照れる幸恵ちゃん

 

百合亜「…ええ、少し居心地が悪いわ」

 

と無表情ながらも少し照れてる感じの百合亜ちゃん、すると聖恋ちゃんが

 

聖恋「わっ!百合亜お姉様が照れてる!珍しい…」

 

といい出す。そうなの?

 

百合亜「…私が?照れてるのかしら…?」

 

来夢「幸恵お姉様も照れてる!可愛い!」

 

幸恵「来夢ったら何を言い出すのよ!全く…」

 

来夢「す、すみません。でもあんまり可愛かったから!うふふ」

 

聖恋「うん!なんかいいもの見れたって感じ!」

 

真 「ほう、そりゃいいな」

 

藍染「福本君も年相応の少女という訳だ」

 

幸恵「も、もう!来夢!真君!藍染先生!笑ってる場合じゃないわよ!今は任務中!」

 

来夢「はい!お姉様!」

 

聖恋「…聖恋も何時までもニヤニヤするのはやめなさい」

 

聖恋「はーい百合亜お姉様」

 

一葉「幸恵様、アイアンサイドの皆様。ヘルヴォルはどんな時でも皆様の志を支えます。何時でも頼りにしてください!」

 

藍 「うん!いつでもたよっていいよ!」

 

瑤 「右に同じ」

 

千香瑠「はい」

 

恋花「ま、持ちつ持たれつ、上手くやってきましょって事ね」

 

真 「俺、ヘルヴォルじゃないけどね」

 

藍染「君も素直じゃないな」

 

やかましい

 

幸恵「ふふ、もう十分助けて貰ってるわ。でも…そうね、まずはこの事態を切り抜けるために力を貸してくれると嬉しいわ」

 

一葉「はい!」

 

いい関係を作れてるみたいで良かった。会議の時、幸恵ちゃんや純ちゃんはヘルヴォルを庇った。それが見せかけじゃないってわかってたけど…やっぱ自分の目で見て見ないと信じられないからな

 

恋花「…真」

 

真 「ん?どったの」

 

いつの間にか横にいた恋花ちゃんが声をかけてきた

 

恋花「さっきのアンタの言ったって言葉。アレ、アンタの過去の話に関係ある?」

 

真 「…そういや、夜一さんに聞いてたんだっけ」

 

あの日の…いや、あの日だけじゃない

 

真 「それもあるけどね」

 

恋花「も?他になんかあるの?」

 

真 「ん〜ナイショ♡」

 

これは誰かに聞かせるようなものじゃない。俺が1人になった日(・・・・・・・)から始まったんだから、だから…これは俺が1人で背負わなきゃいけない

 

恋花「ちぇー」

 

真 「はっはー…ストップ!」

 

恋花「な、何!?」

 

真 「…来る」

 

佳世「あ、あぁ…た、大変です!ヒュージサーチャーに多数の反応が!」

 

瑤 「こちらに向かってる。発見された?それにこの数…」

 

藍染「ああ、来たようだ」

 

前方の暗がりから現れたヒュージ。それは

 

聖恋「見てください!スプリットです!」

 

百合亜「佳世の予想が当たったわね」

 

幸恵「ヘルヴォル、早速力を貸してもらえる?」

 

一葉「もちろんです!」

 

真 「その為に来たしな」

 

さっきよりも狭くなってるから斬月をぶん回すと壁が崩れるかもしれない、なら

 

瑤 「…あれ、珍しいね。斬月以外に剣持ってるんだ」

 

真 「まーねぇ、出来りゃあんま使いたくはないんだけど」

 

代行証から取り出した武器は腰に鞘を差したメカメカしい2本の剣、片方は日本刀に近い刀身で長さは普通の剣より少し短め。もう1本は幅の大きい厚めの刃の剣でこちらにはグリップガードが付いている

 

真 「この手のを使うと斬月が拗ねるんだよなぁ」

 

恋花「へ?拗ねる?」

 

真 「そ」

 

鞘から2本を抜刀

 

真 「場合が場合だし、仕方ないでしょ」

 

千香瑠「この空間で振り回すなら小回り効く方が良いものね」

 

真 「そーそー、それにこれなら援護も出来るし」

 

藍 「えんごー?」

 

幸恵「お喋りはそこまで、この線路相当古くなってるわ。落盤に注意しつつ慎重な戦いを」

 

千香瑠「了解しました」

 

藍 「よーし!らんの出番!あばれるぞー!」

 

恋花「あはは、敵より藍が暴れてここが崩れる方が怖いね!」

 

瑤 「大丈夫、フォローする」

 

俺らのお喋りの間に既にスプリットが周りを囲み終えていた

 

聖恋「敵複数接近、囲まれてる!」

 

幸恵「これくらいの危機なら何度だって乗り越えてきた」

 

百合亜「ええ、これはチャンスでもある。望むところよ」

 

幸恵「さあ、交戦開始よ!」

 

佳世「っしゃあああ!行くぞー!!!」

 

藍 「らんもいくー!」

 

チームルナトラ、いつも元気いっぱいですね!(震え)パオーン(幻聴)とルナティックトランサーを発動させ

 

藍 佳世「でぇぇえい!!」

 

圧倒的な力で次々とスプリットを叩きのめす

 

来夢「す、すごい破壊力…」

 

千香瑠「斬ると言うより叩き潰すですね…」

 

瑤 「分裂する間もなく跡形もなくなった…」

 

真 「ぱわーいずぱわー…」

 

一葉「攻撃されたら絶対に分裂するという訳でもないのでしょうか?」

 

聖恋「…俺も負けてられない」

 

2人に当てられたのか前に出る聖恋ちゃん、すると近くにいた2体のスプリットが攻撃態勢に入り

 

来夢「聖恋ちゃん!危ない!」

 

聖恋「ふふっ」

 

自身のCHARM「シェカール」で突っ込んできたスプリットをいなし

 

聖恋「そこっ!」

 

背後に刃を叩きつける

 

一葉「回避してカウンター!上手い!」

 

恋花「この視界の悪さでも全然動きが鈍らないね、あの子」

 

百合亜「聖恋のレアスキルは敵味方の動きを把握できる「この世の理」そのレアスキルを活用した訓練を聖恋は熱心にやってるわ。むしろ暗闇は彼女の味方をする」

 

聖恋「やぁあああ!!」

 

避けては斬り落とすを繰り返す聖恋ちゃん、やるー

 

来夢「すごいすごい!流石聖恋ちゃん!」

 

聖恋「いや、まだ…」

 

倒したスプリットから赤いマギが発生し分裂、数を増やした

 

聖恋「ちっ、やっぱり分裂するか」

 

幸恵「でも、以前戦った時より分裂の速度が落ちてる…!」

 

一葉「これは一体どういうことでしょうか…」

 

一方、瑤ちゃん達もスプリットに攻撃を仕掛けていて

 

瑤 「ふっ!」

 

スプリットを斬るがやっぱ分裂する

 

瑤 「また…」

 

倒せる奴と倒せない奴の差はなんだ…?ナッツの咆哮なら石化させられるから石になったところを砕くか…?あとティム!なんでさっきから斬月ベシベシ叩いてんの!?

 

瑤 「倒しても倒しても、か」

 

佳世「…」

 

来夢「か、佳世様?ぼーっとしてどうかしたんですか?」

 

佳世「あ、いえ、す、すみません!でも…」

 

藍染「なにか気になることがある、かな?」

 

恋花「りゃあ!」

 

恋花ちゃんも攻撃を仕掛けるけど案の定

 

恋花「何度も何度も!あーもう!こういう泥臭い消耗戦超嫌い!」

 

と嘆く。わかるよその気持ち

 

千香瑠「瑤さん、恋花さん、サポートします!ふっ!」

 

千香瑠ちゃんの援護射撃でスプリットを撃ち落とす、あれ?

 

千香瑠「あら、分裂しない…?」

 

佳世「や、やっぱり!」

 

藍染「…やはりか」

 

佳世「み、みみみ、皆様!射撃です!射撃なら分裂しません!」

 

聖恋「射撃なら分裂しない!?」

 

千香瑠「確かに、射撃の時は倒れたまま…」

 

真 「…あ!だからティムさっき斬月叩いてたのか!?」

 

そういや恋花ちゃんのCHARMも叩いてたし!千香瑠ちゃんのCHARMは叩かずに周りをくるくる回ってた。もしかしてティムは気が付いてた…!?

 

百合亜「幸恵!」

 

幸恵「ええ!全員CHARMをシューティングモードに!射撃メインで倒すわよ!」

 

一葉「了解!味方を撃たないように気をつけてください!」

 

恋花「バイバイ!消耗戦!」

 

聖恋「一気に押し込む!」

 

来夢「反撃開始だね!」

 

藍 「でも真、CHARMじゃないから撃てないよね」

 

恋花「あ」

 

真 「ま、そう思うわな」

 

代行証からまた別のものを腰に引っ掛け

 

真 「この剣、ちょっと面白い機能がついててさ」

 

双剣の柄を連結させ両方の鋒から霊力の弦を発生させる

 

藍染「それは滅却師(クインシー)の?」

 

真 「んにゃ、滅却の弓矢じゃない。ただの双剣兼弓。ま、(こっち)はそれっぽいもの使ってるけどな」

 

腰に引っ掛けたものを引き抜き、弦に差し引き伸ばす

 

真 「「魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー)」浦原さんに作って貰っといて正解だったな」

 

ゼーレシュナイダー。柄だけの霊子兵装でこれに霊力を込めると霊力の刀身が発生する。刃の部分はチェーンソーみたいに細かく回転、振動してる。本来滅却師が使うと霊子結合を切ったり力を奪ったりできるけど俺には無理なのでただのチェーンソーのビームサーベルです、はいただこいつのいい所は俺の霊力を柄頭に溜め込めて俺の手から離れてもある程度の時間刃を発生させられるところ、つまり

 

真 「俺も射撃は出来ますよっと!」

 

柄を離しゼーレシュナイダーがスプリットを3体纏めて射抜く

 

真 「よし。動かないな」

 

良かった、射撃扱いらしいわ。弓矢

 

真 「どんどん行くぞ〜」

 

千香瑠「はい!倒れて!!」

 

千香瑠ちゃんが3体を一気に撃ち抜く、そこから近付かせないように牽制も入れてくれる

 

一葉「ナイスサポートです!千香瑠様!」

 

佳世「さ、流石です!百発百中ですね!千香瑠さん!」

 

千香瑠「いえ、佳世さんのおかげです。佳世さんの発見のおかげで一気に形勢が逆転したんですから!」

 

佳世「そ、そんなわたしなんて…」

 

幸恵「謙遜しなくていいわ!佳世のおかげよ!」

 

佳世「あ、ありがとうございます!えへへへ…」

 

と笑う佳世ちゃん。まぁさっきの感じ藍染も勘づいてはいたっぽいな、あいつの鬼道だと動かなくなってたし

 

来夢「敵の数どんどん減ってます!」

 

藍 「あとちょっとで全部倒せるよ!」

 

恋花「うん!順調順調!」

 

百合亜「…順調過ぎるかもね」

 

一葉「はい、確かに今度は敵の数の減りが早すぎる気もします」

 

聖恋「苦戦するより全然いいですよ!」

 

真 「…まぁそうなんだけどな」

 

なーんか嫌な予感が…あっ!

 

真 「てめっ!待てや!」

 

瑤 「スプリットが敗走を始めた」

 

幸恵「ヒュージサーチャーで位置は掴めるわ。慌てず追いかけましょう、きっとそこに隠れ場所がある!」

 

真 「だな」

 

とりあえず使ったゼーレシュナイダー回収してっと

 

 

 

 

 

聖恋「大分歩いてきましたね」

 

来夢「そろそろ佳世様が示した、出没分布の中心地点ですね」

 

藍ちゃんの頭に乗ったティムの口から投影されたマップを見ながら進む

 

佳世「ヒュージサーチャーはまだ逃げ出したスプリットの反応を示してます。…あ、動きが止まりました!この地点からさらに東ですね」

 

幸恵「そこが隠れ場所…という訳ね」

 

一葉「あの、少しいいですか?先程の戦い、どうしても気になることがありまして…」

 

来夢「気になる事、ですか?」

 

一葉「先程、射撃メインで戦った際、ヒュージの数が増殖しなくなったのは良い事なんですが…」

 

真 「今度は敵の数の減りが倒した数より早くなった、か?」

 

一葉「はい!その通りです!」

 

恋花「暗い中での戦いだし気づかなかいうちに逃げ出したって言うこともあるんじゃない?」

 

一葉「その可能性もあるんですが…」

 

佳世「い、いえ、一葉さんの懸念は当然かと思います…」

 

 

百合亜「佳世、なにか気がついたの?」

 

佳世「あの、暗かったし見間違いかと思ってたんですが…射撃で傷付いたスプリットがしばらくすると動き出して近くにいたスプリットと融合したように見えたんです」

 

聖恋「ゆ、融合ですか?」

 

佳世「は、はい。その時傷も消えてしまって!そんな話聞いたことがなかったので私の勘違いだと思ってたんです」

 

瑤 「でも、一葉の話を聞いてひょっとしたら、と思った?」

 

佳世「は、はい!」

 

幸恵「でもありえない話じゃないわね」

 

恋花「たしかに、さっきの状況の説明にはなるか…」

 

来夢「ぶ、分裂するだけでなく融合もするんですか!?」

 

千香瑠「聞いた感じだと傷を治すために融合するんでしょうか」

 

幸恵「うん…傷を治されるのは問題だけど分裂よりは厄介ではないかもね」

 

恋花「ダメージ与えてれば勝手に数は減ってくわけでしょ。総合的な戦力が増える訳じゃないし、単純に攻撃の数も減ってくわけだから戦術的にはこちらの有利に動く1面もありそうよ」

 

一葉「はい!射撃の際は敵の退路を断つように散開するのが良いかと」

 

真 「…」

 

藍染「なにか気になることがある、という顔をしているよ」

 

げっ、顔に出てたか

 

一葉「なにか思いたあることがあるのですか?」

 

真 「…リユニオン」

 

藍 「りゆにおん?」

 

真 「ああ、前俺とグラン・エプレ、御台場のメンバーで房総半島で戦ったの知ってる?」

 

千香瑠「はい、確かそこで特型のギガント級「メイルストロム」を撃破したと」

 

真 「その時にあの黒コートのやつらの1人が特型と融合したんだ」

 

佳世「え、えぇぇえ!?そ、そそ!そんなこと出来るんですか!?」

 

真 「ああ、この目で見た」

 

まぁリユニオンは作り替えてるって可能性もあるからこれと同一に考えるのはちっと違うかも知んないけど、この情報は共有しとくべきだろ。と思って俺の知ってるリユニオンの事を教える

 

真 「ま、とりあえず射撃で潰して融合させないように立ち回るだな」

 

聖恋「作戦も決まり、敵の場所もわかった。あとは叩くだけだな!」

 

来夢「うん!私達も頑張ろうね!聖恋ちゃん!」

 

聖恋「ああ!」

 

真 「そんじゃ、もうひとふんばりしますか!」

 

 

 

 

 

〜雨水地下貯留施設跡〜

 

藍 「わー!ひろーい!」

 

と大声を出す藍ちゃん。そう言いたくもなるくらい広いな、そして何となく既視感が…仮面ライダー555の最終回に出てきそうな…

 

650:一般転生社畜 ID:4oZIOMuYo

オルフェノクの王居そう

 

651:一般転生社畜 ID:AQFQPqEMK

やっだ!ベルト持ってこないと!

 

653:一般転生社畜 ID:SN48+LMot

その場合1人は壊されて死ぬけど大丈夫そ?

 

654:一般転生社畜 ID:6jPBuwFWc

ブラスターフォームになりゃなんとかなんやろ(鼻ほじ)

 

656:一般転生社畜 ID:fCXX3+h+h

そもそもたっくんはなんで最初からブラスターフォームにならなかったんですかねぇ…

 

657:一般転生社畜 ID:d68NNjQgA

バジンたんも壊されずに済んだのに!

 

659:一般転生社畜 ID:7nIEPcFZY

出た、555界のヒロイン

 

661:一般転生社畜 ID:oC3hHs2c3

20年を経てもたっくんを助けに来るバイクの鏡よ

 

663:一般転生社畜 ID:jas9pbGLt

バイクは普通は助けないのでは?

 

664:一般転生社畜 ID:jFsipKGgO

たっくんは訝しんだ!

 

 

同じようなこと考えてるな

 

千香瑠「東京の地下に、こんな空間があるだなんて…」

 

来夢「まるで神殿みたいですね…」

 

一葉「雨水地下貯留施設だと思います。豪雨による浸水被害が出ないように雨水を一時的に貯めておく場所ではないでしょうか」

 

瑤 「ここは廃墟になってる場所。ここもきっと捨てられた場所」

 

と悲しそうにつぶやく瑤ちゃん

 

恋花「なんだかちょっぴり寂しいね…」

 

おセンチになる2人。まぁしょうがないわな、これだけの施設ですら捨てないといけないこの時代

 

百合亜「ヒュージサーチャーに反応があるわね」

 

聖恋「か、数が多すぎて居場所を特定できません!」

 

一葉「暗くて目視できる範囲が狭いですね」

 

千香瑠「目視でも姿は確認できません。でも…」

 

瑤 「うん、気配を感じる」

 

恋花「今まで散発的にしか襲ってこなかったのはこの場所で数を増やすのに専念してたから、って可能性もあるね」

 

千香瑠「ヒュージがそこまで戦略的な行動を取れるものかしら」

 

百合亜「新宿事変や先日の防衛構想会議の襲撃の組織だった行動を考えると、ありえない話ではないわ」

 

瑤 「ヒュージがそれだけ賢くなっているのか、それとも…」

 

一葉「ともあれ、戦略的にそんな行動をとっているとしたら思った以上に厄介な相手ですね」

 

? 「ご名答!!」

 

声とともに何かが一葉ちゃんの上に落ちてくる、が

 

真 「させると思ってんのか?」

 

斬月を抜き落ちてきたものを受け止める

 

真 「奇襲をかけるなら黙ってやんだな!」

 

? 「はっ!自分が何にやられたかわからずに死ぬのは味気ねぇだろ!」

 

降ってきたものは黒コートの男、腕からチェーンソーの刃が現れ回転し

 

? 「ここまで来たなら姿を隠してる意味はねぇな!」

 

そのチェーンでコートをビリビリに破き姿を表す。茶髪に鼻と耳にピアス。両腕は巨大なグローブに包まれた男は

 

ギリコ「俺はギリコ!魔凶器人形技師だ!」

 

真 「死神代行、鈴村真だ」

 

ギリコ「知ってるぜ」

 

真 「だろうな」

 

ギリコと名乗った男を弾き

 

真 「こいつは俺が相手をする。皆はヒュージを頼む」

 

一葉「…お気を付けて!」

 

幸恵「無茶はしないでね」

 

真 「おう、任せろ」

 

 

 

 

side ヘルヴォル アイアンサイド 藍染

 

真とギリコから離れ身を隠す一同、2人のぶつかりあった音が響く

 

幸恵「とは言ったものの…手をこまねいてはいられないわね。時間はスプリットの味方…」

 

来夢「ど、どこに潜んでいるんでしょう!一体どこから?」

 

幸恵「来夢、注意を怠らないように。どこから襲ってくるか分からないわよ」

 

来夢「は、はい!」

 

藍 「特型ヒュージー、出ておいでー」

 

と相変わらずの声で呼びかける佐々木君。というか呼び掛けに応じてきたらそれはそれで困るが

 

一葉「藍!静かに!相手に気付かれずに先に見つけるの。かくれんぼの鬼だと思って」

 

と相澤君が促す。それで伝わるのかね?

 

藍 「わかった!らん、かくれんぼの鬼、とくいだよ!」

 

伝わるのか(困惑)

 

千香瑠「ええ、そうね。ヒュージサーチャーの反応も手がかりになるから注意しておきましょうね」

 

藍 「うん!」

 

瑤 「…ん?」

 

藍染「どうかしたかな?初鹿野君」

 

瑤 「今、あの物陰に何かの影が…」

 

藍染「…全員戦闘態勢に」

 

私の言葉と同時に姿を表すスプリット

 

幸恵「スプリット!」

 

聖恋「出たな!」

 

来夢「ヒュージサーチャー反応!数、10!20!どんどん増えます!」

 

岸本君の言う通りぞろぞろと姿を表すスプリット

 

恋花「ちっ!やっぱ増えてんじゃん!どんだけいるのこいつら!」

 

百合亜「倒し方はわかってる。恐れる必要はないわ」

 

幸恵「各個撃破!1匹たりとも逃がしちゃダメよ!」

 

福本君の号令とともに松永君と佐々木君がレアスキルを発動させ

 

佳世「いくぞぉぉお!!」

 

藍 「らんもやる!らん、無敵!」

 

佳世 藍「はぁぁあ!!」

 

2人のCHARMから高威力の弾丸が放たれる、しかし

 

恋花「防いだ!?ルナトラ状態の2人のダブルショットを!?」

 

藍 「このヒュージ、さっきよりつよい!」

 

佳世「まだまだぁ!!」

 

千香瑠「…藍ちゃん!佳世さん!フォローします!」

 

芹沢君が的確な射撃を行うがそれをすら避けられ

 

千香瑠「速い!当てたと思ったのに!」

 

一葉「気を付けてください!ヒュージ事に個体差があるようです!素早さ、防御、おそらく攻撃も先程のスプリットより数段強いです!」

 

幸恵「戦力を集中させて端からやっつけましょう!」

 

一葉「状況は厳しいですが、射撃が分裂しないと言うことはわかってます!皆様、絶対に勝てますよ!」

 

藍 「あははは!歯ごたえ抜群!らん!たのしい!」

 

佳世「あああ!そう来なくっちゃぁああ!!」

 

…今の2人に作戦がどうのというのは得策では無さそうだ

 

恋花「あはは…これ綿密に展開組み立てるより、藍と佳世さんに合わせるのが合理的判断じゃね?」

 

百合亜「同感、その方が早いわ」

 

一葉「皆様!藍と佳世様を中心に射撃で押し込みましょう!」

 

聖恋「よーっし!全力で行くぞ!来夢!」

 

来夢「うん!ここからが本番だね!聖恋ちゃん!」

 

幸恵「全員、戦闘開始!全力で行くわよ!」

 

 

 

side真

 

ギリコ「しゃあ!!」

 

チェーンを伸ばし俺に投げつけてくる。斬月でいなし弾き上げる

 

ギリコ「オラオラオラァ!!」

 

伸ばしたチェーンを引き戻し腕に巻き付け連続のパンチ、斬月の腹で受ける。こいつ、腕に巻いたチェーンを回転させてる。当たったら肉削られるな

 

真 「…ま、守っててもしゃあないかっと!!」

 

パンチに斬月の刃をぶつける

 

670:一般転生社畜 ID:FMZbSllMB

こいつ、ソウルイーターの奴か!

 

671:一般転生社畜 ID:qfech4uUW

ソウルイーター…ってことはこいつ魔武器か!?

 

672:一般転生社畜 ID:TAcFztLVR

魔武器?

 

674:一般転生社畜 ID:4Kg6mT7wj

Hey!テンプレニッキ!

 

676:一般転生社畜 ID:tempura

『ソウルイーター』に登場する特殊能力者。生物学的には人間である。

 

彼らは自らの意思で、おのれの肉体を特殊な武器や道具に変形させることができる。そのため、作中では単に武器と称することが有る。

 

677:一般転生社畜 ID:eHTfS7tTj

え、つまり武器に変身するわけ?

 

679:一般転生社畜 ID:nXQuJvbI7

そそ

 

681:一般転生社畜 ID:yEN0Mweco

本来は職人って言う魔武器を使う人とセットなんだけど…

 

683:一般転生社畜 ID:SmxIOCC8E

こいつはちと違う奴だな…

 

685:一般転生社畜 ID:3uWUmU4e3

え?

 

 

ギリコ「いいのか?」

 

真 「あ?」

 

ギリコ「あっちも始まったみたいだぜ?」

 

真 「だからなんだ、よっ!」

 

弾きあった瞬間、バックステップ。地面を蹴り上げ背面跳びし代行証からクナイを投げる

 

ギリコ「んなもん!」

 

目にめがけ投げたクナイを腕で弾く。まぁそうなるわな、まぁそもそもそれは当てるために投げたわけじゃねぇし

 

真 「っらぁ!」

 

腕に左足で蹴り上げそのまま回し蹴りで顔面を蹴り抜く

 

ギリコ「ぐっ!」

 

よろめいた体に斬月の塚頭を溝尾に食らわせる

 

真 「…頑丈な野郎だ」

 

ギリコ「やってくれるじゃねぇか…!」

 

鼻血を拭うギリコ。両腕を広げ

 

ギリコ「いいぜ…いい感じにテメェにムカついてきたぜ…!!」

 

両腕と両足からチェーンが伸び回転する。さっきよりも回転速度が上がってるな

 

ギリコ「二速!!」

 

地面を削り回転刃を利用して前進してくる、さっきより速いな。けど

 

真 「ふっ!」

 

ギリコ「オラァ!」

 

斬月と回転数が上がったチェーンが火花を散らす

 

 

 




次回 【長としての】他人を使うな【責任】
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