【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】 作:ストライカーシグマ5
1つ!スプリットと交戦開始!え!?合体するんですか!?
2つ!撤退する為に囮になろうとした一葉ちゃんを庇ったイッチ!背中をズタズタにされ皆で撤退!
3つ!己の正義にみんなを巻き込んでしまったと思い悩む一葉ちゃん。がそんなの烏滸がましいと言うイッチ、仲間を頼れとアドバイスする
side真 ヘルヴォル アイアンサイド 藍染
藍 「くー…すー…」
来夢「藍ちゃんよく寝てますね。起こしますか?」
一葉「いえ、私を助けようと大分無茶をしていますし、来夢さんと一緒にあの不思議な現象を発生させて疲れているのかもしれません。今はそっとしておいてあげたいです」
うん、その気持ちはわかるよ。でもなんでこの子は俺の足を枕にして寝てるのかね?動けないんですけど…あと背中の傷が結構深いんで…
来夢「あの、不思議な現象」
真 「なんなんだろうな、あれ」
気絶する寸前だったけど確かに2人から放たれた光がスプリットの動きを抑止したように見えた。なんなんすかね?あれ
聖恋「そうだ、あのヒュージの動きを抑ええ込んだあれ!あれを中心に作戦を立てたら何とかならないですか?」
千香瑠「あの、2人が手を触れた瞬間に輝いた、あれ…」
幸恵「来夢、もう一度使うことはできる?」
来夢「わ、分かりません。私にも何がどうしたてああなったのか…」
幸恵「以前、同じようなことがあったわよね。来夢と藍さんが手を繋いだ瞬間、藍さんのマギが膨れ上がって」
瑤 「うん…藍の攻撃が周囲のヒュージを一掃した」
え、そんなことあったのか
千香瑠「今回の現象は様子が違いましたね。今度はヒュージの動きが抑えられて…」
聖恋「でも、手を繋いだことがきっかけになったことは間違いないと思いますよ」
藍染「なら別の作戦を考えるべきだ。不確定要素が大きすぎるものに頼るのは諸刃の剣だ」
恋花「先生の言う通りだね。奥の手として持っとくのはアリだけどそれを作戦の中心として考えるのは時期尚早かな。そういうのってゆうこうな作戦であればあるほど失敗した時の立て直しは難しくなっていくもんだよ。だからあれはもしもの時の本当の奥の手。あたし、確かなカードで勝負したいからね」
一葉「はい、私もそう思います」
来夢「すみません…」
真 「俺もスプリット相手じゃ斬月効かないから有効打が…」
恋花「あ、来夢と真を責めてるわけじゃないんだよ!?うちのリーダーを助けてくれて感謝してるんだから!真なんてふっつーにそれ死んでてもおかしくないやつだしね!?」
一葉「先程はご迷惑をおかけしました!ありがとうございました!」
来夢「あ、そんな!恋花様の言う通り、あれは本当にただの偶然といつか…」
と直角90℃なお辞儀をする一葉ちゃん
聖恋「こ、こんなに深々としたお辞儀、初めて見た」
そ、そんなことより一葉ちゃんの大声が反響して傷に響く…っ!
百合亜「…ノインヴェルトで仕留めましょう」
と黙っていた百合亜ちゃんが呟く、まぁそれしかないか
千香瑠「ノインヴェルト戦術、ですか?確かにこれ以上ない攻撃方法ではありますけど…」
聖恋「はい…強力な分だけ反動も大きいです。ほとんどマギを使っちゃいますから。複数の敵を相手にする時はノインヴェルトは難しいかと…」
真 「…ん?…まさかぁ…?」
いや、そんなはず…いやでもそうだとしたら…この子結構パワープレイしようとしてない?
百合亜「ええ、複数の敵が相手なら難しいでしょうね。でも1体なら?」
一葉「…あ!」
瑤 「なるほど。そういうこと」
真 「やっぱりぃ…」
藍染「黒木君は大胆な事を平然と言うことがある、覚えておくといい」
いや、結構天然ボケしてくるからそのケはあったけども!
来夢「え?何、なんですか?」
幸恵「あのラージ級を融合させて1体のヒュージにする。それでノインヴェルトで…」
百合亜「ええ、その通り」
聖恋「敵を1体に…でもまたすごいパワーアップするんじゃないですか?」
百合亜「ノインヴェルト戦術は現状、リリィにできる最大攻撃よ。その威力を信じて賭ける価値はあると思うわ」
来夢「あの、ラージ級になったスプリットはすごく防御が硬かったですよ。融合させるだけでも一苦労じゃ…」
一葉「そのためには一斉攻撃、集中砲火でラージ級の硬い防御を破らねばなりませんね」
瑤 「まず敵を崩して隙を作る。それから集中砲火でラージ級をひとつに融合させ、ようやくノインヴェルトを、ということ?」
一葉「はい、そうなるかと」
佳世「す、スモール級の大きさだったものが融合してラージ級になったんですよね…融合すると大きくなる…例えばギガント級の大きさまでなるとしたらいくらあの地下貯水槽が大きくても動きが取りずらいかもしれません」
恋花「そうね、この地下施設って状況自体がアイツを封じる檻になるかも!」
瑤 「うん、そこにノインヴェルトを叩き込めば勝機はある」
幸恵「なるほど…反対意見はある?」
千香瑠「ありません、上手くいきそうな気がします」
聖恋「はい!1体に融合してノインヴェルトで倒す!シンプルでいいと思います!」
百合亜「1つ、現状にポジディブな要素もあるわ」
真 「表情と言葉が合ってない…」
百合亜「地上への出口は残念ながら見つからなかった。でもスプリットのいたあの貯水槽なら…」
聖恋「そういえば!天井に穴が空いてました!」
来夢「あそこなら脱出出来そう!」
恋花「どの道スプリットとの戦いは避けられないってわけか」
瑤 「放っておけばまた増えるかもしれない。戦うのはこっちも望むところ」
一葉「決戦ですね、恋花様はいかがですか?」
恋花「1番可能性が高いんじゃない?あたしは賛成。いざとなれば奥の手もあるし、ね?来夢」
来夢「は、はい!頑張ります!」
千香瑠「私も賛成です。きっと藍ちゃんも一葉ちゃんがやるって言うなら喜んで賛成してくれると思うわ」
一葉「ありがとうございます。幸恵様、ヘルヴォルはその作戦に賛同します」
幸恵「真君と藍染先生は?」
真 「聞くまでもないでしょ、それにスプリットはともかくあのノコギリ野郎は俺が相手しなきゃだし」
佳世「そ、そそ、その体でた、戦うんですか!?」
聖恋「そうだ!俺が代わりに…」
真 「ダメです。リリィに人間を攻撃させる訳には行かないの」
藍染「同感だ、非常時の時だけにしてもらえるかな。作戦自体は僕も異論は無いよ。ただ1つ」
百合亜「何か?」
藍染「スプリットの合体は僕に任せてもらいたい。皆はノインヴェルトの為にマギを温存するんだ」
一葉「で、ですが…」
藍染「安心してくれ、僕にも手は幾つもある。心配はないよ、相澤君」
真 「あんなとこで黒棺とか使うなよ」
今の俺じゃ避けられる自信ねぇし
藍染「わかっているさ、それより君の方こそ大丈夫なんだろうね?」
真 「うっせ、余裕だわ」
幸恵「…これできまりね」
聖恋「よしっ!腕がなるな!」
百合亜「必ず倒すわ」
幸恵「ただしヘルヴォルは怪我をおった人もいる。無理だけはしないで…特に真君!」
一葉「私の事なら問題ありません。私の無理はレギオンのみんなが支えてくれますから」
真 「なら安心だな」
瑤 「うん」
千香瑠「全力で支えるわ!」
恋花「ま、一葉の無理は今に始まったことじゃないしね」
幸恵「頼もしいわ」
藍染「で?論点をすり替えた君も死ぬようなことだけはしないでくれるかな、彼女達の教育に悪い」
真 「…なんとかなるさ、さてもうひとふんばりするか!」
テ-ンマデ-トドケ-!ヨミガ-エ-レ-!
一葉「…恋花様、私より無理しそうな人あそこにいるんですが…」
恋花「…無理するやつが1人から2人に変わっただけってことにするわ」
千香瑠「ふふ、なら真君を一葉ちゃんも一緒に支えましょうね」
一葉「…はい!」
幸恵「では、アイアンサイドとヘルヴォルでスプリット討伐と行きましょう!」
恋花「っおー♪」
と元気に答える恋花ちゃん、すると足元の藍ちゃんが起きて
藍 「むにゃ…なんだか、うるさい…」
恋花「お?藍、大暴れの時間だよ」
藍 「おおあばれ?」
来夢「あのね、藍ちゃん。実は…」
〜雨水地下貯留施設跡〜
佳世「…い、いませんね。スプリット」
佳世ちゃんの言う通りさっきまでイナゴの軍勢ぐらい居たスプリットが1体も見当たらない。どうなってんだ?
百合亜「…いいえ、ヒュージサーチャーは反応してる」
瑤 「物陰から襲撃のタイミングを狙ってるのかも」
幸恵「…」
藍 「えーっとえーっと、らんはなにすればいいんだっけ」
佳世「ら、藍さんは私と一緒にひたすら大暴れです」
いや、そうだけど…それでいいのか、佳世ちゃん…てか自覚あるのね…大暴れしてる…
藍 「らん、ひたすらおおあばれとくい!」
佳世「はい、私も、できるだけフォローしますから頑張りましょうね!」
恋花「佳世さんって自分の戦闘スタイルの自覚ないのかな…」
真 「さっきと言ってること真逆だよね…っ!気を付けろ!」
嫌な気配がする…!
一葉「…!敵の気配!」
佳世ちゃんと千香瑠ちゃんが持ってるヒュージサーチャーがすげー音を立ててる
佳世「ひ、ひひ、ヒュージサーチャーが激しく反応してます!」
千香瑠「…あそこ!」
千香瑠ちゃんの視線を追うとそこには既にラージ級になっているスプリットの姿があった
聖恋「出たな…」
来夢「す、凄いプレッシャー…」
恋花「最後の1体まで融合させてノインヴェルト…戦術としては有効だけど、あいつらをもっとパワーアップさせると思うとゾッとするね」
百合亜「…ここで私たちがやられたらあの厄介なヒュージはまた増殖しさらにパワーアップを繰り返すかもしれない」
瑤 「そうなる前に、片付ける!」
恋花「ええ、もちろん!」
藍染「では皆、手筈通りに」
藍染が鏡花水月を抜き皆の前に出る。ナッツがみんなの前に達大空の炎を全開にし炎圧のシールドを発生させ
幸恵「先生…本当なら私達がやらなければならない事なんですが、よろしくお願いします」
藍染「ああ、だが最後の詰めは君達の役目だ」
幸恵「はい!」
藍染「それから岸本君」
来夢「は、はい!」
藍染「君の力は確かに強力だ、佐々木君と作り出したあの力は特にね」
来夢「…」
藍染「だが、どんな力にもいつか代償を払わなければならない時が来る。力とはそういうものだからだ」
来夢「…はい」
藍染「…わかっているなら良い。佐々木君も戦うのが好きなのは悪いことでは無い」
藍 「?うん、らんたたかうのすきだよ!」
藍染「だが君が傷付けば悲しむ者がいる、涙を流す者がいる。それは肝に銘じて置くんだ。君だって相澤君が危機に陥った時に死んで欲しくないと思っただろう」
藍 「…うん、でもらんつよいよ?」
藍染「ああ、君は強い。が力はただ力だ、その使い方を間違えば君は誰かを泣かせる者となる。それだけは忘れないように」
藍 「…らん、むずかしいことわからない」
藍染「ふむ…では相澤君達を泣かせない為に生きることを諦めないように」
藍 「!わかった!らん、たくさんヒュージたおしていきるよ!」
藍染「少し違うが、まぁいいか」
真 「…流石先生だな」
恋花「あの藍にちゃんと話を理解させて言うこと聞かせようとしてる…すごー」
藍染「では行こうか」
真 「へーへー」
真 「君も突っ込みすぎないように」
突っ込むしか出来ないんですがそれは
side藍染
藍染「生徒の前だ、格好つけさせてもらうよ。縛道の四「這縄」」
藍染の指先から黄色い紐状の光が1体のスプリットに絡みつく。その縄を引っ張り別のスプリットにぶつけ
藍染「破道の十一「
這縄を沿って藍染から雷がスプリットに直撃する、が藍染の戦っている隙に他のスプリットが幸恵達の方に向かおうとしている、すると
藍染「そちらは一方通行だ、行かせはしない。縛道の六十二「
幸恵達の前に無数の光の棒状の霊圧が突き刺さり行く手を阻む。降り注ぐ百歩欄干が1体のスプリットに刺さり
藍染「縛道の六十三「
光の鎖で拘束する。藻掻くスプリットに
藍染「破道の五十七「
割れた地面の破片がスプリットにぶつかり瓦礫に埋もれる
藍染「後は…3体か」
綴雷電でショートした2体と大地転踊が直撃したヒュージは動きを止めていて、まだ動いているのは残り3体
藍染「破道の四「白雷」」
白い雷が1体のスプリットに直撃、が装甲から煙が上がるだけでダメージにはならない。藍染は鏡花水月の鋒をスプリットに向け
藍染「「重撃白雷」」
刀身から無数の白雷がヒュージを襲う。1発の威力は低くても連続で直撃すればダメージになり2体のヒュージが空中から地面に落ちる
藍染「後1体、と言いたいところだが」
視線を綴雷電でショートさせたスプリットの方に向ける。そこにはもう1体いたはずのスプリットが消え、巨大化したスプリットが居た。瓦礫に埋もれたヒュージの姿も消えている、3体が合体したのだろう
藍染「便利なものだ、が先にこちらから堕とさせてもらう」
鞘を腰から抜き刀身と擦り合わせ
藍染「破道の七十八「
斬撃が飛びスプリットに向かっていく。がそのスピードはかなり遅くスプリットに回避されてしまう
藍染「ああ、避けてくれて助かったよ。当たっていれば増えられてしまうからね」
回避行動を取って藍染からセンサーを離したスプリットの背後を瞬歩で先回りし
藍染「破道の七十三「
手首をつけ両手を広げ蒼炎の炎がスプリットを焼き落下
藍染「さて、これで残りは2体になるはずだ」
side真 ヘルヴォル アイアンサイド
一葉「す、すごい…」
恋花「あのスプリットを一方的に…」
藍染の動きを見て呟く2人、まぁそりゃ凄いわな。けど
真 「まだあれで藍染の実力の2割ぐらいだからな」
と言うとこっちにバッと顔を向け信じられない顔をする一葉ちゃん
真 「そりゃそうだろ、そもそも俺達死神は斬魄刀を使う事が主流の戦い方をしてる。
ま、僕の場合斬拳走鬼の鬼の部分が0.5ぐらいなんですけどね!その0.5ですらほぼ断空だし
真 「ま、合体するまで皆はマギをギリギリまで温存しときな」
瑤 「あのまま藍染先生がトドメまで持ってくってことは?」
真 「ないな」
俺はキッパリと言い切る。藍染はそもそもあんまりリリィの戦いに首を突っ込むタイプじゃない、それに多分全部合体した状態になったとすると鬼道でどうにかしようとするならそれこそ黒棺クラスが必要だろうし
真 「それに藍染はただ戦ってるわけじゃない。皆に学びの機会を与えてるぞ」
瑤 「え?」
真 「藍染は常に敵の動きを視界に入れて敵と敵の間に位置を取ってる」
聖恋「…本当だ」
スプリットの攻撃を避けもう1体のスプリットにぶつかるように誘導している
真 「俺や藍染はマギを使えない、けど戦い方は盗めるところはあると思う」
恋花「地形の使い方うっま…」
柱や壁を蹴り常に動き回る藍染、瞬歩もさっきの後ろを取る時以外使ってない。リリィでもできる動きをしてる
真 「先生してんなぁ」
幸恵「えぇ、藍染先生は凄い。あんな凄い人がルド女にいてくれて本当に良かった」
へぇ、慕われてんだな。まぁそれはともかく
真 「何時まで隠れてるつもりだ?」
瞬歩で影に飛び天鎖斬月を振るう。天鎖斬月の刃が無数のチェーンで受け止められ
ギリコ「ちっ!隙をついて全員ミンチにしてやろうと思ったのによぉ!」
真 「だったら殺気をしまうんだな、ダダ漏れだ」
side藍染
彼がギリコと対面したようだね、ならばこちらもそろそろ終わりにさせてもらおう
藍染「縛道の六十三「鎖条鎖縛」」
無数のチェーンが巨大化したスプリットに絡みつく。が先程よりも大きくなった分パワーが上がり引きちぎられる。複数相手だと鎖条鎖縛と言えど強度が落ちる。さてどうしたものか、やりようはいくらでもあるが流石に霊力を練りたい…ん?
佳世「おりゃぁぁあ!!!」
いつの間にか現れた松永君がスプリットの触手を斬り落とし蹴り飛ばす
佳世「い、今です!先生!」
レアスキルを解いた松永君がこちらに向き言い放つ
藍染「言いつけを守らなかったことは叱るべきだろう、がせっかく生徒が作ってくれた隙を無下にはできない」
片手を転倒したスプリットに向け
藍染「破道の八十八「飛竜撃賊震天雷炮」」
強大な光が2体のスプリットを飲み込む。全身が焼け焦げたスプリットは片方が停止しもう片方もあちこちと壊れ
地面を這いずりながら動かなくなったスプリットに向かい、接触。そして融合が始まる
聖恋「融合が始まった!」
一葉「気をつけてください!これまでのスプリットよりずっと強力な力を持っているはずです!」
と2体のスプリットが激しく発光し
恋花「わっ!眩しっ!」
佳世「ヒュージサーチャーが激しく反応しています!これは…!」
瑤 「スプリットのマギが増幅していく…!」
発光が収まりスプリットのいた場所に向く一同
聖恋「あ。あれ!見てください!」
サイズが先程よりも何倍にも膨れ上がったスプリット
千香瑠「お、大きい…!」
百合亜「これは、ギガント級!」
恋花「ちょっと…これは…パワーアップにも程がない?」
藍染「さあ、ここからは君達の物語だ」
幸恵「はい!アイアンサイド!」
一葉「ヘルヴォル!」
幸恵 一葉「展開!」
side真
ギリコ「どーしたァ!?動きが鈍いぜェ!?」
真 「っせぇ!」
ギリコのチェーンを天鎖斬月で弾く。っ…やっぱ動くと傷口は開くよな…!死覇装で締め上げても限界があるか…さっさと決着つけねぇと
ギリコ「鋸足ィ!」
足のチェーンを回転させて俺の首を狙ってくる。天鎖斬月で受け
真 「っらァ!」
足に沿って振り抜く。月牙程の威力は出ないが距離を取らせるには十分な剣圧だろ
真 「月牙…天衝!!」
霊圧を食わせ巨大化した月牙天衝を振り抜く。黒い斬撃がギリコに直撃する、ギリギリで両手にチェーンを作り回転させて月牙天衝を受け止めてるが…
真 「ぶっ飛べぇ!!」
その程度で止められる月牙天衝じゃない。斬撃の威力に負けて壁に叩きつけられるギリコ
真 「どうした?動きが鈍いぜ?」
ギリコ「この…ガキが…!」
さて、余裕はないからさっさと決めさせてもらうとしますかね…ん?
真 「あっちも終盤か」
ギリコ「!ハハハ!!やっとか!待ちくたびれたぜ…うらぁ!」
壁を蹴り俺に向かってくるギリコ、天鎖斬月を構えるが
真 「は!?」
俺をスルーして後ろに抜ける、何を…っ!?
ギリコ「ったくよぉ…俺は魔武器だぜ?人型で戦うのは向いてねぇんだよ。だが」
ギリコの向かった先、それは
ギリコ「魔武器の姿で戦えばテメェらなんぞへでもねぇよ!」
体が光り巨大化したスプリットに飛びつく。スプリットの触手がギリコを掴むと
ギリコ『これが本来の魔武器の姿だ!!』
ギリコの体は巨大なチェーンソーに変身し、触手がエンジンをかけ爆音を鳴らす
side真 ヘルヴォル アイアンサイド 藍染
一葉「ぐっ!なんだ、この…音…!」
片手で耳を塞ぐ一葉
恋花「しかも何よ!あのでかいチェーンソー!?」
真 「さっきのノコギリ野郎が変身した!気をつけろ!」
瑤 「真!」
背後から瞬歩で現れる真、爆音を聞いて
真 「クソうるせぇなこれ…」
ギリコ『俺のエンジンは絶好調だぜ!それに俺には切札があるからなぁ!』
刃先のチェーンが回転し唸りをあげる。スプリットは触手でギリコを振り回す
聖恋「クソッ!これじゃノインヴェルトどころか近付けすら出来ない!」
千香瑠「だったら射撃で動きを止めます!」
千香瑠のCHARMからマギの弾丸が発射されスプリットに向かって行く。スプリットはギリコの刃先をマギの弾丸に向ける。回転したチェーンが易々とマギの弾丸を消し飛ばす
千香瑠「嘘!?」
ギリコ『まずはテメェからだ!』
エンジンを唸らせたギリコの刃が千香瑠に迫る
恋花「千香瑠!」
瑤 「…!」
千香瑠「ヘリオ…!(ダメっ間に合わないっ!)」
ヘリオスフィアを展開しようとするが既に刃は千香瑠の目の前まで迫っていた
一葉「千香瑠様!!」
一葉の悲痛な叫びが木霊する、がギリコの刃は千香瑠に当たることは無かった。横に振られた刃は空を切る
真 「おせぇよ」
千香瑠を抱き、刃に乗る真。そして
真 「ふっ!!」
天鎖斬月を変身したギリコに叩きつけ飛び地面に降り立つ
真 「怪我してないか?」
腕の腕の中にいる千香瑠に問う真、千香瑠は頬を染めぼーっと真を見つめる
真 「…あのー、千香瑠ちゃん?」
千香瑠「…!だ、大丈夫よ。ありがとう真君」
と言われたので腕を離す真、すると少し残念そうな顔をする千香瑠。そんな二人を見て恋花が
恋花「ラブコメしてる場合じゃない!」
真 「え、どこがラブコメ…?」
恋花「やかましい!」
真 「えぇ…」
本人はよくわかってないようだがどう考えても千香瑠は満更でもなかった
真 「俺が注意を引くから皆はノインヴェルトの準備してくれ」
瑤 「でもその怪我じゃ!」
聖恋「そうだ!それにノインヴェルトは9人で行う戦術!だったらは1人は補助に…」
真 「じゃあもしそのメンバーで誰かが戦闘不能になったらどうする?」
聖恋「それは…」
真 「ナッツ、行くぞ」
ナッツ「ガウ!」
ナッツを肩に乗せ飛び出す真。チェーンソーは真に向かって振るわれるが他の触手は一葉達を狙う
佳世「ぐっうぅう!!」
直撃は何とか避けているが徐々にダメージが入っていく
瑤 「くっ!避けきれない!」
死角から伸びる触手
恋花「瑤!」
その触手を恋花が弾き瑤と共に移動
瑤 「恋花…」
恋花「瑤にはいつも助けて貰ってばっかりだからね。たまには守らせてよ!」
瑤 「ふふ…いいけも、次は私が守る。恋花に守られる役より恋花を守る役の方が私は好きだから」
恋花「ふふ、相変わらず強情ね!っと!?」
風圧が恋花達の体を揺さぶる。そちらを向くと真の天鎖斬月とスプリットの持つギリコの刃がぶつかり合う。回転する刃と天鎖斬月の刃が火花を散らし弾き合う。空中で霊子を足場にしスプリットに飛びつく真
真 「ぐっ…!」
再び傷口から出血し、痛みで顔が歪む
ギリコ「はっ!俺の削ったところは調子良さそうじゃねぇか!?」
真 「こんなもん虫刺され以下だって…のっ!」
天鎖斬月を本体に突き刺す。痛みで暴れ出すスプリット
ナッツ「ガァァ!!」
触手に向かって吠えるナッツ、大空の炎の調和により石化し
一葉「そこっ!」
石化した部分を一葉が射抜く。普段ならば再生するはずの触手だが大空の調和により再生が上手くできない。理解が追いつかないスプリットは触手を振り回す
来夢「きゃあ!」
触手をCHARMで弾く来夢だが足場の悪さと勢いに負け倒れてしまう
幸恵「来夢!」
転倒した来夢をすぐに抱き上げ駆け抜け
来夢「ひゃっ!お、お姉様が私を抱えて…お、おお、重くありませんか!?」
幸恵「重くなんてないわ、あなたのことは私が守る。それが未来お姉様の願いであり…今の私自身の願いだから」
来夢「幸恵お姉様…」
と凄く甘い空気を作っている、戦闘中なのに
藍 「うりゃあー!」
襲いかかる触手を片っ端たから撃ち落とす藍、がマギの弾丸はその名の通りマギを撃ち出すもので使い続ければマギは枯渇する。さらには先程の発光現象、あれも相当のマギを使っている。寝て回復したとはいえ全開とは言えない
藍 「はぁ…はぁ…」
一葉「藍、マギが切れかかってる。無理はしないで」
藍 「やだ、ここでむりしなかったら、みんなを守れない!らんはたてのおとめだがら、みんなを守るの!」
一葉「藍…」
真 「一葉ちゃん!このままじゃジリ貧だ!ノインヴェルトに…!」
一葉「…この猛撃の中では失敗する確率が高すぎます…!」
聖恋「くっ!ここまで来て…」
真 「…どれくらいの時間があればノインヴェルトを行える?」
天鎖斬月を引き抜き降り立つ真
一葉「えっ?」
幸恵「そうね…今の私達のマギを考えるとパス回しを含めて…2分」
真 「わかった、じゃあノインヴェルトの準備を始めてくれ」
佳世「し、真さん?」
真 「ここからは俺が1人で戦う。その間にノインヴェルト決めてくれ」
佳世「だ、ダメです!き、き危険すぎますよ!」
聖恋「そうですよ…!あれを相手に1人でだなんて!そんなことしたら死んじゃいますよ!」
真 「…大丈夫、俺は死なないよ。それに誓ったろ?」
瑤 「…うん」
真 「地が裂けようとも再び生きてこの場所ってさ」
聖恋「でも!」
それでも止めようとする聖恋の肩を百合亜が掴み
百合亜「任せていいのね」
聖恋「お姉様!?」
百合亜「これ以上は彼への心配は冒涜になるわ」
真 「大丈夫だって!なんとかなる!」
一葉「…真さん、お願いします!」
恋花「死んだら承知しないからね!」
藍 「真の飴、またたべたいからしんじゃだめだよ」
恋花「いや、飴のためかい」
瑤 「…気をつけて」
千香瑠「…真君」
幸恵「…任せるわ、真君」
真 「了解!藍染!」
藍染「彼女達への攻撃は私が防ぐ」
真 「任せたぞ。さてっと」
動き出す一同、それを察知したスプリットが触手を伸ばすが
真『もうひと踏ん張りしますか』
BGM Number one
虚の仮面を付け虚化する真が触手を全て叩き落とし
真『こっから先は俺が相手だ、余所見すんじゃねぇぞ?』
ギリコ『そいつが虚化ってやつか、いいぜ刻み甲斐が有るってもんだ!!』
ギリコのエンジンが唸り真に振り下ろされる
恋花「真!」
が
真『温ぃな』
ギリコの刃は真の左手に受け止められる。チェーンは回転を止められ
真『こんなもんか?拍子抜けだ』
天鎖斬月から黒い霊圧が溢れ出す
真『月牙天衝!!』
掴んだ刃に月牙天衝を叩き付ける
ギリコ『ぐぁぁぁあ!?』
チェーンが砕けバラバラと破片を落とす
真『今だ!』
幸恵「全員、ノインヴェルト戦術用意!」
来夢「はい!」
佳世「し、真さんの為にも!」
聖恋「聖恋、ノインヴェルト戦術準備完了しました!」
一葉「ヘルヴォル、同じく準備完了しました!」
幸恵「これよりノインヴェルト戦術を開始します!」
千香瑠「最初は私から…見守っていて真琴…行くわよ、恋花さん!」
恋花「任せて!!」
千香瑠のCHARMから放たれた弾丸が恋花に届く
恋花「どんな暗闇だってあたし達は払い除ける。これまでも、これからも!これはあたし達の希望だ!行くよ!瑤!」
恋花の分のマギが1充填され瑤向かって発射、触手がノインヴェルト弾を打ち落とそうと伸びる。が瞬歩で先回りした真が月牙天衝で触手を粉砕
瑤 「…!この想い、絆…守ってみせる。繋げてみせる!藍!」
瑤から藍へとパスが渡る
藍 「らん、うけとれた!」
ギリコ『ざけんじゃねぇ!!!』
チェーンが外れぶらぶらと垂れ下がるチェーンソーから怒りの声が響く
ギリコ『こんなもんで…俺を殺れたと思ってんじゃねぇ!!』
スプリットの触手が砕けた部分にまとわりつく。異形の形になったチェーンソーが再び爆音を轟かせる。その音が一葉達にの平衡感覚を奪い
瑤 「ぐっ…なにこれ…体が…重い…!」
聖恋「音で…頭が…っ!」
来夢「ふ、フラフラする…!」
真『「狂気」…いや、その少し前って感じか』
700:一般転生社畜 ID:XoJfKqlaN
狂気って何ぞや?
702:一般転生社畜 ID:tempura
「狂気」とは、世界や人々の精神を蝕む「恐怖」の感情が具現化・波長化したもの。触れた者を精神崩壊や暴走に導く一方、一時的に強大な戦闘力を引き出す危険な力のこと
703:一般転生社畜 ID:NIuvgroxF
でもイッチの言う通り狂気って程ではなさそうだな
704:一般転生社畜 ID:WF/zNeu6B
あれ、一般人は普通に発狂するし
706:一般転生社畜 ID:WPF9UhFfV
そ、そんななの?
707:一般転生社畜 ID:p2D6Au8Am
ああ、あれはやばいよ
708:一般転生社畜 ID:7L/TnmKnK
俺氏ソウルイーターの世界で魔武器やってる者だがハッキリ言ってあれは二度と味わいたくない。退魔の波長がなきゃ死ぬよ?
710:一般転生社畜 ID:DBScUmR4K
でもイッチの世界じゃそんなものないよね?
712:一般転生社畜 ID:G2CTL4GHG
…波長…ならもしかして…?イッチ!霊圧を全開にしてみるんや!もしかしたらそのジェネリック狂気どうにかできるかもだ!
713:一般転生社畜 ID:n59wzV66J
ジェネリック狂気(パワーワード)
なるほど…試す価値はありそうだな
真『ふっ!』
俺は霊圧を全開にする。騒音による重力と俺の霊圧が衝突し
真『ナッツ!』
ナッツ「ガウ!ガァァァ!!」
鬣の炎を巨大化させ騒音と霊圧を調和させ皆に届く前に影響を無くす
真『…よし、大丈夫そうだな』
佳世「あ、あれ…?治った…?」
幸恵「いえ…これは…」
藍染「彼の霊圧が君達を守る防壁になっているんだ」
百合亜「そんなことが?」
藍染「ああ、彼程の霊力があれば可能だ、が出来るのとやるのは別だが」
うるせぇよ、こっちは背中パックリいってんの、早く決着つけたいの!
ギリコ『テメェ…!!』
真『大した事ねぇな、お前の魂の波長』
ギリコ『ぶっ殺す!!』
スプリットと融合した刃が真に振り下ろされる、しかし
真『もうお前の攻撃は俺に届かねぇよ』
天鎖斬月に刃は阻まれる。火花を散らす天鎖斬月とギリコの刀身
真『藍ちゃん!今のうちに!』
藍 「わかった!」
モンドラゴンをシューティングモードに変形させ
藍 「らんはたいせつなものをまもる。らんはそのために強くなる!らんはそのために戦う!一葉!!」
一葉にパスが渡る
一葉「ぐっうぅ…!皆さんの想い…確かに受け取りました!これは私の正義じゃない…!私達の正義!!佳世様!」
既にルナティックトランサーを発動した佳世へとへと弾丸が渡る
佳世「この感じ…暴れるぞ!いけぇぇえ!!」
佳世の荒々しいパスが聖恋へと向かう。触手がそうはさせまいと聖恋へ向かって伸びる
百合亜「させないわ」
触手を弾きあげる百合亜、が次々と触手は聖恋へ向かって行く
聖恋「百合亜お姉様!」
百合亜「聖恋、あなたはノインヴェルトを繋ぎなさい。大丈夫、あなたは私が守る。言ったでしょう?「シュベスターの契り」を軽い気持ちで交わしたつもりはないと。あなたを生かすためならこれくらいの危険なんでもないわ」
捌ききれず体を掠める触手、が傷は出来たところから途端に治っていく
真『あれは…』
藍染「黒木君のブーステッドスキル「リシェネレーター」。驚異的な治癒能力が彼女には備わっている」
っ…その力は!
真『…だからって』
天鎖斬月を握る手に力が入る、その影響で背中から出血が増えるけど
真『痛くない訳じゃない…!』
ギリコ『っ!?押し負ける…!?この俺が!?』
真『あんたらのせいで百合亜ちゃんは望まない力を持たされた…』
天鎖斬月の刀身から黒い霊圧が溢れ出す。それは先程のものよりも大きく重く暗い
ギリコ『なんだ…なんなんだテメェは!?』
真『うるせぇ!!!』
力の限り天鎖斬月を振り抜く。黒い月を描くような斬撃が
ギリコ『ぐぁぁあああ!?』
今度はギリコだけでなくスプリットを貫く。月牙天衝を食らったスプリットは百合亜への攻撃が止まり
聖恋「っ受け取りました!百合亜お姉様!待っていてください!あなたがくれたチャンスを奇跡に変えて見せます!ここまで来れたことが奇跡なら俺達の奇跡を重ね続けるんだ!奇跡が必然に変わるまで!!来夢ぅうう!!」
聖恋の咆哮と共にノインヴェルトの弾丸はCHARMから吐き出され
来夢「ふぅううっ!」
来夢に届く
来夢「そうだよ聖恋ちゃん。これまで沢山の事が起きて、沢山のピンチがあった。それでもここまで来られたのはきっと偶然じゃない。未来お姉ちゃんから受け継いで、そして沢山のリリィが繋げてきた想いが私達の背中を押してくれたらから!その全ての想いがこの一撃に乗ってる。そうですよね!幸恵お姉様!」
ギリコ『御託をごちゃごちゃとぉぉお!!』
真『ごちゃごちゃうるせぇのは…!!』
藍染「君だ」
へし折れたチェーンソーに天鎖斬月を突き刺し全霊の霊圧を叩き込む。藍染は触手全てに百歩欄干を投擲、さらに五柱鉄貫を本体に落とす
真『叩き込め!!』
幸恵「そうよ、来夢」
幸恵に渡った希望のバトン
幸恵「私は、私達は1人じゃない…未来お姉様、見ていてください!私はきっと…お姉様の意志を継げるリリィになります!」
暴れるスプリット、五柱鉄貫の鎖がジャラジャラと音を立てているがそう簡単に抜けるものじゃない
幸恵「スプリット!その目に焼き付けなさい!」
飛び上がる幸恵ちゃん、シャルルマーニュから皆のマギが籠った弾丸が
幸恵「あなたたちがどんなに奪おうとしても奪えないリリィの…どんな暗闇でも光り輝く、人間の意志を!!」
光の奔流となって吐き出される。巻き込まれるのはやばいので天鎖斬月を引き抜き横に飛ぶ
ギリコ『クソッ!!こんなもんで…こんなんで俺を殺れると思うんじゃねぇぇえ!!!』
スプリットはノインヴェルトに焼かれ、活動を停止する
聖恋「た…たお、した?」
佳世「…ヒュージサーチャーの反応、消失…!」
千香瑠「それじゃあ…」
一葉「はい!私達の勝利です!!」
720:一般転生社畜 ID:pXAdcYTdk
スプリット!討伐!
721:一般転生社畜 ID:W+x7MKkyW
イッチも不利な中よう頑張った!
722:一般転生社畜 ID:MkkS8zQoE
あのチェーンソーマンは?
724:一般転生社畜 ID:tIVSWRH4Z
死んだんじゃないのぉ?
725:一般転生社畜 ID:aM6PPNhV6
どっかの食中毒起こすコックみたいに言われても…
727:一般転生社畜 ID:EHjdHoT8M
まぁあいつだいぶイッチの攻撃食らってたし
728:一般転生社畜 ID:/uanWANeJ
だといいんだがな…
730:一般転生社畜 ID:P3EIkBIaS
つーかなんでこいつ普通に立ってんの?背中の筋肉ズタズタだったんじゃ?
731:一般転生社畜 ID:IXbm7DViZ
どーせ無理やり霊圧で抑え込んでるんだゾ
733:一般転生社畜 ID:iUbX81bQE
相変わらずの無茶っぷり
恋花「よーーーっし!!」
瑤 「ふぅ…」
佳世「これでルド女周辺の被害をグッと抑えられます!!」
幸恵「ええ!来夢もお疲れ様。よく頑張ったわね!」
来夢「はい!よか…った…」
真『っ!』
前に倒れる来夢ちゃんに気が付き咄嗟に受け止める
幸恵「え!?ら、来夢!?」
悲鳴に近い声を出す幸恵ちゃん
来夢「幸恵お姉様…力を使いすぎたのか、なんだか、眠くて…でも…よかった。これで、また一歩…未来、お姉ちゃんの望んだ、世界に…ちか、づいて…」
幸恵「来夢!?来夢!しっかりして…!あなたにまで置いていかれたら、私は…!」
真『しっかりしろ!よく見ろ!』
幸恵「え?」
真『ほら、来夢ちゃん疲れて寝てるだけだ』
俺の腕の中ですやすやと寝息を立てる来夢ちゃん、子供かな?
来夢「くー…すー…」
幸恵「…」
千香瑠「あの能力を使った反動でしょうか?ほら、藍ちゃんもぐっすり」
藍 「くー…くー…」
あっちはあっちで千香瑠ちゃんの膝で寝てる藍ちゃん、やっぱあの力のせいか…
幸恵「そ、それならよった…」
聖恋「驚いた…あの幸恵様があんなに取り乱すなんて…」
佳世「め、珍しいものを見ました」
俺の横で真っ赤な顔をしてる幸恵ちゃん…うん、いたたまれない
恋花「あ、幸恵さん、顔赤くしてるじゃん!かーわい!」
幸恵「あ、赤くなんか…!」
一葉「そうですよ!恋花様!幸恵様にとって来夢さんはそれだけ大切な人だということです!誰がどう見ても一目瞭然の寝ている状態がうっかり分からなくなるくらい、大切と言うことなんです!きっと2人だけの素敵な絆や愛の形と言うものがあるんですから!そういう風にからかうのはよくありません!」
真『いや、説明してやんなよ。全部言っちゃってんじゃねぇか』
もう顔覆ってコロシテ…って言ってるよ
百合亜「ふふ…ん?」
藍染「どうかしたかな、黒木君」
百合亜「まずい…」
真『んあ?』
百合亜「ここ、崩れるわ」
聖恋「え!?」
そ、そういや振動してる気がする…!
千香瑠「…!これは本当に…!」
真『…なあ、藍染』
藍染「…」
真『これ、俺らの霊圧のせいじゃ…』
藍染「…劣化していた部分に私と君の霊圧がトドメを指した、と言うことか…」
真『冷静に解説してる場合か!』
一葉「て、天井が落ちてきます!」
真『に、逃げろぉぉ!!』
〜数時間後・地下鉄跡〜
恋花「あー九死に一生とはこのことだわー」
俺の前を歩く恋花ちゃんがボヤく
聖恋「ヒュージを倒して瓦礫に埋まったんじゃシャレになってないですもんね」
千香瑠「本当に良かったです。全員無事で、スプリットを討伐出来たわけですから」
真 「まぁその結果がこれだけどな…ごめんな千香瑠ちゃん、佳世ちゃん」
俺の両脇から支えてくれてる2人に謝る。あの後虚化を解除した瞬間背中の傷がパックリと開いて貧血でぶっ倒れた。また藍染が傷口を塞いでくれたけど次はないって怒られた。出れるまでは肩を借りろと言われ千香瑠ちゃんがまず手を挙げてくれた。ただ俺が重くて1人じゃ運びずらいってことで佳世ちゃんも肩を借してくれた
千香瑠「いいのよ、真君は凄く頑張ったもの」
佳世「そうですよ、凄かったです。真さん」
その結果がこれじゃ意味ないんだわ。これだから死神代行の代行(笑)とかジェネリック一護とか言われんだよ(何処で?)
恋花「でもさー、どーせなら地上に通じてて欲しかったなー」
とボヤく恋花ちゃん。まぁ生き埋めにならなかっただけで地上に出れた訳じゃなかったからな
一葉「恋花様。こういう時はこれも訓練の一環だと思うといいんですよ!帰任と共に訓練も出来るなんて一石二鳥ですよ!」
藍ちゃんをおんぶした一葉ちゃんが恋花ちゃんに熱い眼差しを向ける。あ、色恋の視線じゃないよら単なる熱血
聖恋「あはは。一葉さんは元気だね。藍ちゃんもずっと背負ったままだし」
一葉「ええ」
藍 「くーすー…」
真 「よく寝るな」
俺とは違って疲れて寝てる感じだから心配はない、けど…
一葉「藍は凄く頑張っていましたから…隊長としてはこれくらいしないと」
恋花「また始まった。1人で背負うやつ」
瑤 「うん、物理的に背負ってるね」
一葉「うっ!そ、それはもうめてください。反省してるんですから…」
真 「ええ〜ホントでござるかぁ?」
一葉「本当です!」
真 「へいへい…もう少ししたら俺を離してくれて大丈夫だからな」
千香瑠 佳世「ダメです」
藍染「今なら60番台詠唱破棄でも吹きとばせそうだ」
真 「変な脅し方やめろ!」
佳世「そ、そういえば頑張ったと言えば、来夢さんもよく寝てますね」
幸恵ちゃんの背中ですやすやと寝てる来夢ちゃん、やっぱあの力のせいか
聖恋「後で幸恵様に背負われてたなんて知ったら申し訳なさで卒倒しちゃうだろうな、きっと」
幸恵「いいのよ、これくらい。来夢はすごく頑張ってくれたし…」
幸恵「ふふ、それに私のシュベスターなんですもの」
姉妹愛ご馳走様です。姉妹と言えば
聖恋「…そうですね」
百合亜「コホン、聖恋?それで私は何時まであなたに背負われていればいいの?」
と聖恋ちゃんにおんぶされている百合亜ちゃんがボヤく。まぁリジェネレーター使って治してるとはいえ疲弊してるだろうしな、後聖恋ちゃんに心配かけてるし
聖恋「地上まではダメです。大丈夫、軽いもんですよ」
百合亜「そうじゃなくて私が恥ずかしいの。もう傷は回復しているし…」
聖恋「でも、マギも体力もとほとんどないですよね」
百合亜「…それは」
聖恋「隠してもバレてますよ。俺だって百合亜お姉様のシュベスターなんですから」
百合亜「…そう、そうね」
と諦めたように聖恋ちゃんに体重を預ける百合亜ちゃん
聖恋「それと、もう1ついいですか?」
百合亜「まだあるの?」
聖恋「自分のこと、化け物なんて言わないでください」
百合亜「…」
聖恋「百合亜お姉様は化け物じゃないです。俺の…大切な人なんですから。化け物なんて言っちゃダメです」
百合亜「…心に留めておくわ」
740:一般転生社畜 ID:tHvc8HvYJ
エンダァァァ!!
742:一般転生社畜 ID:LCoYx/myn
古い古い
744:一般転生社畜 ID:ZM+OrllR9
キマシタワーだろ
746:一般転生社畜 ID:6ks74kM6l
それも死語だゾ
748:一般転生社畜 ID:67Hf7j3FO
なん…だと…?
749:一般転生社畜 ID:Jp/Gc3UXI
時代はあぁ^〜こころがぴょんぴょんするんじゃぁ^〜だ
751:一般転生社畜 ID:TN4qiXsTA
それもだいぶ古いような…
752:一般転生社畜 ID:QIj6LekvV
で、なんでみんなイッチが女の子に挟まれてるの怒らないの?
754:一般転生社畜 ID:0zCskFHIe
まー今回のは不可抗力だろうな、藍染が背負う気/ZEROだし
755:一般転生社畜 ID:38bFw8Qpj
千香瑠ママの果実がむにむに当たってるのは許されるの?
ええい黙らっしゃい!
恋花「…それにしてもこの道どこまで続くんだろうね」
千香瑠「ですね…歩いても歩いてもキリがない気がしてきます」
瑤 「うん、この先に本当に出口があるかも、分からないしね」
一葉「それでも、立ち止まれば闇に飲み込まれてしまいます」
真 「立ち止まるな、歩き続けろ」
一葉「え?」
真 「昔読んだ漫画でそういうセリフがあったんだ。読んだ時はなんでだろうって思ったんだけどさ…今は、誰かの死を悲しんでくれるのは嬉しい、でも、そこで止まってしまわないでほしい。悲劇に縛られないでほしい、囚われないでほしい、留まらないでほしい、腐ってしまわないでほしい。立ち止まって、うずくまってしまわないでほしい。その足でまた立ち上がって、歩き出してほしい。疲れたなら休んでもいい、でも立ち止まらずに歩き続けろ。それが今を生きている俺達が出来ることなんだ…って思うようになったんだ」
幸恵「…そうね、私たちにはそれしかできないから…信じましょう、この先に明るい光があるんだって」
一葉「…はい!」
聖恋「ですね…!」
百合亜「ふふ…」
千香瑠「…あ、見てください!向こうに光が!」
正面から微かに陽の光が見える
瑤 「微かに風も感じる」
恋花「やーっと出口だ!!」
その光に向かって進むと、空はすっかり赤く染まっていて
真 「あー風が気持ちいい…」
地上に出れた。とりあえず近くの瓦礫に座らせてもらう。閉鎖空間はあんまり気持ちが良くなかったわ。とか思ってるとなにかを考えるような顔をした一葉ちゃん
真 「どうした?」
一葉「あ、いえ…大したことでは無いのですが…」
恋花「まーた1人で抱え込む気?」
一葉「本当に大したことでは無いですよ?」
恋花「言っちゃえ言っちゃえ!」
と急かす恋花ちゃん。なんかすげー嫌な予感がする…でもさっきもそんな気がしたけど外したから大丈夫か!
一葉「先程楯の乙女の誓いの話をしたじゃないですか」
瑤 「うん」
恋花「それを掘り出すか」
一葉「いえ、そうではなく…誓いと言えばあの時、皆さんでしたな…と」
千香瑠「あの時?」
一葉「はい、新宿の決戦の時です」
真 「…あー…あれか」
やったそんなの
一葉「内容は違いますがあれを私達のした誓いに見立てると…」
聖恋「えっ!?じゃあ真はその時の人達と!?」
真 「なんでそうなる!?」
百合亜「その時の人数は?」
真 「気になるところそこ!?」
瑤 「私たちと一柳隊とグラン・エプレだから…21人?」
聖恋「一夫多妻制どころじゃないじゃないか!」
真 「するかぁ!!」
千香瑠「真君…」
千香瑠ちゃんがこっちを見る、良かった、ここにはボケに乗らない子が…
千香瑠「私は何番目の奥さんなのかしら?」
真 「それさっきやったよね!?」
瑤 「大丈夫、私は何番目でもいい。愛は与えられるものじゃない。与えるものだから」
真 「それもさっきやったろ!?」
ほらな!?俺の嫌な予感は当たるじゃん!?
と騒いでいる真達を他所に来夢を背負った幸恵は
幸恵「地上よ、来夢…私達は同じ妹なのよね…あなたは血で、私は誓いで結ばれた未来お姉様の妹…一緒に頑張って行きましょうね。来夢、いつか未来お姉様の夢見た世界を作るまで」
来夢「はい、お姉様…」
幸恵「あら、起きていたの?」
来夢「はい、少しだけ甘えてしまいました」
幸恵「ふふ、なにそれ」
来夢「幸恵お姉様。未来お姉ちゃんは、生きてますよ」
幸恵「ん?」
来夢「私達が歩き続ける限り、この胸の中でらずっと」
幸恵「ええ…そうね」
そんなやり取りを少し離れた場所から眩しそうに見つめる藍染
藍染「きっと、彼女達の道のりはこれから険しくなるだろう。だが、それでも…歩みを止めないで欲しいと願ってしまうのは大人のエゴか」
先程真が語った言葉を思いましながら呟く
sideギリコ 幻騎士
ギリコ「はぁ…はぁ…!許さねぇ…絶対に許さねぇ…!」
胸の傷を押えながら壁を這いながら歩くギリコ。ノインヴェルトの直撃を食らう瞬間スプリットを盾にし地面を削って攻撃を免れていた。が真の攻撃がかなり深手で今も壁を伝わなければ歩くことすら出来ない
幻騎士「無様だな」
ギリコ「うるせぇ!!ゴホッ!」
空気が歪みそこに人が現れる。ギリコと同じ黒いコートを着ている
幻騎士「折角用意したヒュージも破壊され自分はその様か。しかもダメージで闇の回廊すら開けない」
ギリコ「黙ってろマロ眉毛野郎!!」
幻騎士「ふん、負け犬の遠吠えか。だが今貴様に死なれるのはこちらとしても困る」
そう言って男は闇の回廊を発生させ
幻騎士「ここを進め、そうすれば貴様の主の元に辿り着くだろう」
ギリコ「余計なことすんじゃ…」
幻騎士「貴様の主からの依頼でもある。さっさと行け」
といつの間にか後ろに回っていた男はギリコを蹴り飛ばし闇の回廊を閉じる
幻騎士「鈴村真…白蘭様の邪魔をする者…次は私が相手だ」
次回 【YESYESYES!】幻覚の使者【oh.No】
長くなってしまってごめんなさい!