真・女神転生オタクくんサマナー外伝~エピソードオブドリフターズ~ 作:ジントニック123
国家により限定的に承認された民間義勇軍“ペンタグランマ”。
その議決及び公式発表。途中で明らかとなった彼らが悪魔という確たる証拠。
それに端を発するたった一日半の抗争にして、戦後最悪の内戦事態。
通称“混沌の奇禍事変”。
後にそう呼ばれる事となるこの大事件は、実はそれほど詳細が分かっていない。
正確には残されていないと言うべきか。
なにせ、さほどを置かずに発生した第三次セプテントリオン迎撃戦の騒動に呑み込まれ、殆どの記録が塗り潰されたからだ。
例え日本史上でも稀な事件であろうと、それを上回る世界規模の危機の前には霞んでしまうのは避けられない。
世間一般のニュースがそうであるように、よりショッキングかつインパクトのある物に上書きされてしまった。
どれほどの死者が出たのか。
どれだけの悪行が成されたのか。
どのような物語があったのか。
当時を生きた者の証言こそあれど、具体的な事が明らかになるのは未来永劫訪れないだろう。
―――それでも、何1つとして残されていない訳ではない。
混沌の奇禍事変における数少ない公式記録の1つ。
当時繰り広げられた幾つもの戦闘の中でも最大規模と呼ばれる激戦。
帝都東京・墨田区での戦い―――通称“スカイツリー攻略戦”。
世界最大の電波塔に立て籠もった阿修羅会構成員と強化された秘神並びに魔丞との戦いであり、物的被害においては他の地域と比べてると遥かに抜きん出ているとされている戦いだ。
“スカイツリーが真ん中からへし折れなかったのは奇跡”。
“あまりにも魔丞がデカ過ぎて他の地区に居ても見えた”。
“かなり離れていたのに目の前まで水が流れ込んできた”。
そういった証言が上がるほど苛烈にして凄まじい戦いであった故に、公式記録に残ったと考えられている。
とはいえ、具体的な戦闘の流れまでは流石に残されてはいない。
幾人ものDB達による証言はあるが正確性に欠ける、あるいは個人の主観に寄り過ぎている物が多かったからだ。
明確な事実として判明しているのは決着への経緯のみ。
すなわち魔丞二十一母が1体、魔丞《スペクター》討伐までの流れだけである。
―――終わりの始まりは展望台へ設置されたMAG簒奪機構、通称《愚瓶》の破壊成功。
それを果たしたのは敵陣への
「カルラァアアアッ!!
リミッター全部解除しろぉっ!!」
『
「ッ破壊確認! 壁ぶち抜いて脱出するわよ!」
| 《達磨返し》*1 | 敵1体を攻撃。術者のMAXHPにより威力が変わる。 メギドラオンにも匹敵する剣技。 《アーマーモード》時のみ使用可能。 《リミットブレイク》により剣相性⇒万能相性へと変更。 |
| 《ドラッグホルダー》*2 | 「マッスルドリンコ」追加使用。 HP上限突破中。 |
| 《会心》*3 | 格闘攻撃のクリティカル率が上昇する。 |
悪魔化したヤクザの軍勢を掻き分け、全身ボロボロになりながらも《愚瓶》へと一閃。
破壊及びマガツヒの拡散を確認後、囲まれて袋叩きに合う前に地上へ飛び降りたとされる。*4
「ッ!? デカブツが
「しゃあっ! 野郎共ここで男見せろやあっ!!」
「ちょっとぉっ! ここに美少女も混じっている事忘れないでください!!」
| 《狂乱の■■》 | 物理貫通を得る。物理属性で与えるダメージが20%増加。 命中率とクリティカル率が40%増加。 美野里に目覚めた新たな力の1つ。詳細は不明。 |
| 《反乱の舞踏》 | 味方全体を会心状態にする。 敵単体に4回、物理属性の打撃型ダメージを与える。 美野里に目覚めた新たな力の1つ。詳細は不明。 |
| 《会心》*5 | クリティカル率上昇。 サイコメトラーが習得する。 彼ら彼女らは意外にも格闘面でも強くなる。 |
| 《クエイク》*6 | 物理属性(相性)⇒万能相性へ変更済み。 攻撃対象とした敵と隣接する敵にもダメージ。浮遊する敵には無効。 大地を揺るがす 愛する人をどこまでも探し続ける思いの証。 ⇒現段階ではマップ内(1区画)まで劣化中。 ⇒運命と再会した時、その力は限界を超えるだろう。 |
| 《虐殺者》*7 | 全体およびランダム攻撃スキルで与えるダメージが10%増加する。 《クエイク》にも効果が適用されるものとする。 |
直後、マガツヒの供給を断たれ動きの鈍ったスペクターへとDB達による一斉攻撃が発生。
外道合体により膨大な体力を得ようとも、蓄積されたダメージと
そして最大まで
「あおつらえ向きなサイズになった所でそろそろ
―――
| 《ターゲッティングⅢ》*8 | ターゲットを指定する(マーク状態)にする。 使用者が次に行う、指定した対象への射撃攻撃1回の判定値に [ランク×20]%の修正を与え、威力を2倍とする。 ⇒マーク状態の敵に対して、ダメージを大幅に増加する。 |
| 《早射ち》*9 | ホルスターに入れた銃器をいきなり抜いて、相手より早く射撃する。 判定成功時、他のキャラクターとは別に1番最初に射撃が出来る。 ⇒このスキル所持者は誰よりも先んじて攻撃を選択出来る。 |
| 《クィック・ロードⅢ》*10 | 即座に銃弾を装填、弾倉の交換が可能。 銃器を装備していなくとも、即座に準備できる。 射撃後に銃器をしまい、別の武器を構えてもよい。 ⇒「国友の銃」→「魔銃カイラース」へと変更。 |
| 《至高の魔弾》*11 | 直線上の敵全員を対象とする。 LVと、力~運の能力値を最大で合計1000まで加味し、 装備している武器の攻撃力に依存した物理ダメージを与える。 千束限定の技であったが、リハビリの結果自由に使えるようになった。 |
続けて
幾重にも積まれた腐肉の装甲を吹き飛ばし、露わとなったのは黄色がかった揺らぐような炎。
―――スペクターの“核”とでも言うべき部分、“カサネ”の
そして――――。
「敵役ポジが合体して巨大化……どう考えても負けフラグだろ」
「しかも無理矢理なんておまけ付きな」
「分かりやすさの数え役満だなおい」
| 《飛霊八方》*12 | 幽体離脱の術。MPを使って分身を作り出す。 分身のダメージは本体が受ける。 タオに分類されるカルトマジック。 最大で2体まで作成可能。 |
| 《メガストライク》*13 | 《デスバウンド》の多重攻撃(合体攻撃)。敵全体に物理攻撃。 敵全体の物理攻撃力低下、物理耐性低下。 分身と共に繰り出す合体剣技。 |
最後は3人へと分身した剣士による同時攻撃によって核の粉砕に成功。
断末魔さえあげられず崩壊する魔丞を背に、決着の鍔鳴りがその場にいた全員へと響き渡った。
―――こうして、歴史的大事件によって覆い隠される戦いの勝敗は決したとされている。
多少の誇張や欠落はあるだろうが、これ以上の記録は存在していない。
しかし後世において、混沌の奇禍事変を題材とした作品では必ずと言っていいほどこの戦いが語られる事となる。
特に、最後まで最前線で剣を振り続けたとされる剣士は幾つもの創作のモデルにもなったほどだ。
語り継ぐ者が絶えぬ限り、彼らの偉業もまた消える事は無い。
―――なお、余談ではあるが。
スカイツリー内及び周囲の残党を撃破した後。
「うっし、じゃあ他の魔丞も斬りに行くかぶはぁ!?」
「自分の消耗具合分かってて無茶言うんじゃないの剣馬鹿」
「ここは大人しく他に任せた方がいいと思うがね」
「……っ、今どこかで先輩の気配が微かにしたような?」
止めを刺した剣士とその仲間たちがこのような会話をしていたと証言が残されている。
これをネタとして、DB達の間では無茶をする者を剣馬鹿呼ばわりするのが一部で流行ったらしい。
・
・
・
―――そして。
幾人もの人間よって語り継がれる闘争があるように。
誰にも語られぬ歴史の裏で行われた暗闘も存在する。
その果ての結末も当事者以外は知る由もないだろう。
「ぐぁ……っ!」
戦場と化した帝都東京、その中でも比較的被害の少ない区域。
戦闘音こそ聞こえど誰も通らないような裏通りにて。
苦悶の声を上げながら、血達磨になって転がる男が1人。
衣服を赤黒く染める出血は、彼がどれだけ重傷なのかを一目で伝えている。
加えて、折れて潰れた両足は自らの意思で動く事もままならない事の証明。
男―――佐藤ケイは分かりやすく言えば絶体絶命の危機にあった。
それは致命傷を負い緩やかに死へと向かっている……
遥か上空から墜落しクレーターを作ったものの、死ぬ事だけは気合いで耐えた。
ボロ屑の体は素人が見れば匙を投げる有様であるが、覚醒者なら問題ない程度。
魔法か回復薬を使えば十分に再起可能だ。
問題として前者を佐藤は使えず、後者は品切れ中である事か。
だから仕方なく安全圏で身を潜め、最低限の回復を図ろうと這いずり回ろうとして―――。
| 軍勢 | 悪魔人間の群れ | Lv70 |
待ち構えるかのように展開していた
後は動けない的相手にひたすら
死なない程度に殴る蹴る刺す抉る潰す―――制裁を目的とした暴力。
殺意と加虐と怒りによって編まれた牢獄に佐藤は放り込まれたのだ。
万全の状態であれば逃げることは容易だっただろう。
場合によっては返り討ちにする事も不可能ではない。
しかし、それは所詮イフの話。
シャドウとの死闘に敗れ、消耗し切った状態ではどうしようもなかった。
「へ、へへ……これはこれは……。
我らが“花鳥風月”の皆さまじゃあありませんか。
どうしたんですこんな雁首揃えて」
喉元へとせり上がる血の塊を飲み込んで。
努めていつも通りに、不快感を煽る笑い声と共に佐藤は語り掛けた。
別に確証はない。
組織の一員ではあったが、実際の扱いは外様かつ使い捨ての駒。
直接的な面識のある者は殆どおらず、周囲にも1人として混じってはいなかった。
それでも、全員から感じる秘神の気配。
あまりにも都合よく現れたタイミング。
状況証拠だけで十分過ぎるほど分かる。
「シェロ様からの伝言だ。
“クロコダイルほどじゃないが、お前みたいな奴は生かしてちゃまずいんです”だってよ」
「……それはそれは、光栄なこった」
詰まる所―――死刑宣告。
花鳥風月の長にしてテオゴニアの一員たる
向こうからすれば訳の分からない狂人を躍起になって始末しようとする酔狂な男。
相打ちになれば儲け物、失敗しても大して痛くはない。
生き残ったとしても始末の為に労力を割く必要もない小物。
考えていた評価はそんなもので、この展開は流石に
「裏切者には大層な言葉と思わんか?
筋を通さねぇ奴が生きてけるほど裏は甘くねぇぞ」
集団の中から1人が―――おそらくリーダー格の悪魔人間―――前に出た。
手に構えるのは禍々しい気配を漂わせる首切り包丁。
これまで数え切れないほどの血を吸ってきた妖刀の類。
| 「ヘイト・オブ・ネックチョッパー」*14 | 呪殺相性の両手剣。 |
どうやら制裁は終わりらしい。
首を刎ねて完全にトドメを刺すつもりのようだった。
「……クヒッ! そりゃあ勘違いってもんですぜ!!
別にアタシは裏切っちゃいないんだから!!」
万策尽きた事を理解しながら、しかし佐藤は嗤う。嗤い続ける。
自分を殺そうとしている男の、あまりにも見当違いな言葉へと。
「こちらもあちらも、端から利用し合うつもりなのは分かってた。
ならこれはどっちが先に切るかって話ですよ」
男は答えずに包丁を振り上げる。
今度は食いしばって耐える事も出来ないだろう。
ただ、佐藤に恐れは欠片も無かった。
これは単に来るべき時が来ただけの話。
戦いに、裏の道に身を置いたのなら当然の末路。
己のような人間に
それでも予想よりかは遥かにマシな最期に内心驚きつつ、生涯最後となる言葉を紡ぐ。
「そういうのはね―――“裏切り”じゃなくて“化かし合い”って言うんだよ。
ちゃんと記憶したか間抜け」
「その間抜けにお前は殺されるんだ」
―――断頭の刃が振り下ろされた。
| 《カバー》*15 | 味方ひとりに対する攻撃のダメージと追加効果を自分に移し替える。 |
| 《仁王立ち》*16 | 回避出来なくなる代わりにダメージを半減する。 |
| 《気合い》*17 | 一度だけ自分の物理攻撃力を2.5倍に強化。 |
太い声がした。
同時にリーダー格の男の手に鈍い感触が返って来る。
視線を動かせば、そこには丸太のような腕に阻まれる刃があった。
首切り包丁が食い込む赤褐色の肌から僅かに血が滲み出すのが見える。
「ッ!?」
―――
渾身の一振りが細疵にしかなっていない。
その事実を咀嚼し飲み込む前に、リーダー格の男の足は後方へと地を蹴っていた。
「ひぃ、あっ―――!?」
「な、があ……っ?!」
無意識の行動によりすぐさま味方の間合いへと戻るものの、しかし誰一人として動かない。
一様に、突如として現れた―――
まるで蛇に睨まれた蛙の如く、呼吸さえも完全に止まってしまっていた。
| 「イベント:■拳の魔獣」*18 | このキャラクターとイベントを発生させるためには 【勇気】の判定に成功する必要がある。 獣のオーラに打ち勝てぬ者に踏み込む資格なし。 |
「…………おいおい、こいつは夢ですかい大将?」
「起きている癖に寝言を言うな。
このオレが他の誰に見える」
「あ~……ヘヘ、見間違えるような
花鳥風月の面子からすれば、事前情報には無かった存在。
佐藤が伏せていた、伝える必要は無いと考えていた人物。
身長はおそらく2mに届くかといったところ。
赤褐色の肌から下に詰め込まれた筋肉により膨らむ肉体。
全身に刻まれた傷痕と、白髪の下に覗く獣の如き鋭い眼光。
そして、何より目立つのは―――。
「…………何でスカート???」
どこからどう見ても女が着るような服装だった。
何ならアイドルっぽいと言っても過言ではない。
それが意味するのは……。
信じられないが、この巨漢が“女”であるという事。
性別詐欺、外見詐欺、骨格詐欺。
リーダー格の男に思わずそんな思考が過る。
―――致命的な
脇目も降らずに走り出していれば、生存の目は僅かながら存在したというのに。
ゴキリと、
敵の群れへと一歩踏み出す。
力強い踏み込みは、それだけでアスファルトを陥没させる。
| 《発勁》*19 | 補助アクション(手番消費無し)。 ⇒直後の攻撃において準物理貫通を付与する(裁定)。 ⇒??? |
ここにきてようやく攻撃の前兆を察して、しかし立ち向かうにも逃げるにも既に遅い。
彼らの運命は既に定まった。
握り絞められた拳へと集まり輝く膨大なエネルギー。
それは生命力、活力、思いの力。あらゆるものを圧縮した恐るべき一撃。
剣鬼の魔剣、または
| 《会心ハイブースタ》*20 | 自身のクリティカル率が大上昇。 クリティカル時のダメージが大増加。 |
| 《愛用の武器:素手格闘》*21 | 習得者のレベル5ごとに、素手の威力を8上昇させる。 |
| 《真・武器強化》*22 | 絆を結んだ武器の威力・命中修正を3倍にする。 ⇒「素手」を指定。 |
名乗りと共に―――それは放たれた。
| 魔人 | 蔵田七海 | Lv80 |
| 《閃光拳XⅦ》*23 | 前列の敵1体に剣相性のダメージを与える。 このスキルの威力修正は[レベル×(ランク+1)]に等しい。 威力修正に等しいHPコストを支払う。 最強の拳を追い求め、研鑽の果てに至った正拳ならぬ“凄拳”。 |
| 「特徴:百錬自得の極み」*24 | 弛まぬ鍛錬によって技を磨いた悪魔。 スキルのHPコストが0となる。 |
彼女が
全てを飲み込む閃光が、一塊となっていた烏合の衆へと降り注ぐ。
結末は轟音と、数十mは広がるクレーターが物語っていた。
・
・
・
「ててて……大将、もうちょいと優しく運んでくださいませんかね」
「
さっさと傷を治してオレを運べ。
次の
「ケヒャッ、オマケに人使いも荒いこった。
死にかけ扱き使うよか自分で走った方が速いでしょうに」
「
それに、お前も秩序側に顔を売っておけ。
良いヤクザをやっていた方が今後も動き易いだろう」
「―――いいんですかい?
いい加減あたしのような人種とは縁切るべきですよ」
「お前ほど使える奴を知らん。
とりあえず全部終わってからクサイ飯を食え」
「……ヘッ、弱い奴は生き方も選べねぇとは……。
まったく残酷な世の中だこって」
「不満か?」
「――――いえ、案外悪くないでさぁ」
この少し後、とある魔丞との戦闘において。
アイドルのような服装をした巨漢とその背後でとあるアイドルの曲を垂れ流しにする男が目撃されるが。
それが記録に残らなかったのは不幸中の幸いかもしれない。
◎登場人物紹介
八瀬宗吾 Lv65⇒70
強化された外道と魔丞の撃破で大きくレベルアップ。
実戦使用した剣神の居合も使いこなせるようになってきた。
新しい必殺技を思いつくが下手しなくても死ぬと考えている。
若槻美野里 Lv63⇒68
強化された外道と魔丞の撃破で大きくレベルアップ。
久々にバイクに乗って大暴れして須摩留時代を思い出した。
相棒が危険な事を考えたのを察して脛を蹴っている。
九条ななみ Lv54⇒60
強化された外道に秘神、魔丞の撃破で大きくレベルアップ。
ボルテクス界であちこち殴りまくっていた昔を思い出した。
先輩の気配を察知し、事変後は聖華学園周辺をうろつく姿が目撃される。
遊佐司狼 Lv57⇒63
強化された外道と魔丞の撃破で大きくレベルアップ。
とあるロリ魔匠に預けていた銃の性能をより引き出せるようになった。
千束もどんどん強くなっているので自分も新技習得に励んでいる。
佐藤ケイ <剣士><マシンオペレーター> Lv51
シリーズポジション:佐藤ケイ(退魔生徒会シリーズ)
裏社会に生きるありふれた筋者。
剣の腕が立つのに加え、顔が広くあちこちにコネを持つ。
旨い汁を啜って日々を生きる紛れもない小物。
本人もそれを認めており、だからこそ独自の美学を持つに至った。
それ故に七海に付き従い、それ故にシャドウと刃を交える。
事変後は秩序側へと完全に寝返った。
本来は厳しい物があるが、セプテントリオンの襲来で有耶無耶となる。
蔵田七海 <空手家><番長><悪魔人間> Lv80
シリーズポジション:蔵田七海(退魔生徒会シリーズ)
聖華学園3年生(休学中)にして元十武神。
世代としてはホシノたちと同学年であり、“凄拳の魔獣”という異名を持つ。
張り合える相手が少ない事、何かしっくりこない事からGP上昇の少し前に学園から飛び出す。
以降は各地で武者修行に明け暮れ、時折路銀稼ぎの為に荒事も請け負っていた。
なお、元はアルカニストであったがとある事件が切っ掛けでペルソナと合体する事に。
佐藤とは放浪中に出会い行動を共にするようになり、結構気に入っている。
ストレイトライト、特に冬優子のファンでもあるが理由は自分でも良く分からない。
ただ、何故か―――普通の人間の頃から渾身の一撃を打ち込みたい衝動に駆られる事も。
これで混沌の奇禍編は終わりです。
次回は幕間の話を挟んで新シナリオに入りたいと思います。