待たせてしまって本当に申し訳ありません。待っていた方がいらっしゃるかは不明ですが...
本当に申し訳ないことに...今回もヤンデレ要素が少ないです...
鍾離「では俺たちも向かおう。俺が案内するからついてこい。」
そういって鍾離は歩き出した。
「分かった。ちなみに話はどれくらい盛られてるんだ?それによってどれくらい参考にするかが変わるんだが...」
真実だけを掻い摘もうとしても俺が俺を知らないから判断できないしな。
鍾離「ふむ。そうだな...まあ半分くらいは本当のことを話していたと思う。しかし、誇張しすぎともいえないラインだった。俺は十分に参考なると思っている。」
鍾離がここまで言うなら大丈夫そうだ。
「講談をするときにあまり誇張していないというのも変な気もするが今は助かるな。」
大体講談っていうのは人を物語に引き込むために話を膨らませている。その過程で話が大げさになるというのはいつもの話だ。
鍾離「まあ誇張したところでお前がいるんだからすぐにバレるからであろうな。」
確かに。普通は過去の偉人とかだから話として盛ることができるが、実際にその人物がいるなら話が難しくなるのか。
鍾離「後今回は賭けだが、お前のことが好きな女が座長を務める劇団雲翰社(うんかんしゃ)に行く。お前のことが好きな女が座長だからか、ここ璃月で一番完成度が高く、講談のなかで一番正確に表している。」
バレてしまうと一巻の終わりだが、それはバレなければいいだけの話。確かに、メリットだけを考えるのであればそこであるべきなのかもしれない。
鍾離「ただし、お前が喋るとバレるだろうから会話は全部俺に任せろ。今回は紹介することもないから話すな。」
まあ講談中はみんな静かに聞くだろうし、俺に質問がとんでくることもないだろう。正体がバレる可能性も低そうだ。
「もしバレたら?」
何かの拍子でバレる可能性は0とは言えない。
鍾離「その時は璃月から逃げろ。もしバレたら他の奴らにもバレて国中指名手配になるだろう。ただ自国で独占するために他国との協力は最初はしないだろうな。今のトップはそういう女だ。」
他国に逃れるのはまだましか。取りあえずこの先の情報のためにバレることは避けたい。
鍾離「そろそろ目的地に着く。念のためここからは絶対に話すな。」
頼りになりすぎだろ。鍾離が味方で本当に良かった。
ここか。設備もいい。雰囲気もいい、客の身なりもいい。座長さえ除けば長居したいくらいの場所だ。
雲菫「これはこれは、鍾離先生。お久しぶりです。ところでそちらのお方は?どこか久しぶりな気配を感じるのですが顔が拝見できず...何か問題がありましたか?」
!?早速バレそうなんだが!気配でバレたらどうしようもないんだが。本格的にバレたら逃げるしかない。今は鍾離頼んだぞ。
鍾離「久しぶりだな、雲菫氏。いやなに、こいつは極度の人見知りでな。そのくせに1度くらいはここに来てみたいと言って俺にお願いしてきた。ここに来るのは初めてのため、雲菫氏と知り合いということはない。心配には及ばない。」
とりあえず一旦は凌げそうだな。
~~~
雲菫「なるほど...わかりました。取り敢えず、劇もありますし深堀りは辞めておきますね。」(あの気配はどこかあの方に似ています。親族かなにかでしょうか。取り敢えず要注意ですね。)
座員「そろそろ劇を始めます!!座長も準備をお願いします!!」
雲菫「わかりました。」
雲菫(取り敢えず今は劇に集中しましょうか。もし、あの方にまつわる人であるのなら、粗末な劇は見せられません。でも、もし奇跡があってあの方がいらっしゃるのなら
ニガスワケニハイキマセンネ♡)ハイライトオフ
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レイside
「一瞬バレるかと思った」(小声)
鍾離「ああ。俺も反応には出してこそいないが、あの発言にはだいぶ驚かされた。」(小声)
何とか引いてくれてよかった。
「これバレる前に劇終わったら直ぐに帰った方がいいんじゃないか?」
もし、気づかれてしまったらこの国にはいられなくなるし。
鍾離「いや、直ぐに帰ってしまうと何かやましい事があると思われ、逆に怪しまれることになるだろう。」
確かにな。先んじて帰ってしまうとそうなるのか。
鍾離「まあ、そこも俺が何とかする。取り敢えず、お前はこの劇に集中しておけ。ここに来た目的は果たしておくべきだ。」
それもそうだな。流石鍾離だ。後のことはその時に考えて今は劇に集中することにしよう。
団員「それではこちらを注目してください!!」
「世界の未来が暗雲を帯びたとき、一人の英雄がこの世界にやってきました...」
〜〜〜省略〜〜〜
「そして、一人の英雄の力によって世界は守られました。しかし、その代償に英雄は力尽きてしまいました。私たちは彼が救ってくれたこの世界を守り続ける必要があります。それが彼の功績への報いなのかもしれません。」
雲菫(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)礼
そう締めくくり、劇は終わった。
あちこちから拍手が聞こえてくるが、生憎とそれどころではない。頭の中でまとめないといけないことが多すぎる。
しかし情報こそ多かったが、鍾離が言うだけあって完成度はとても高かった。劇のセットもとても精巧に作られており個々の団員の演劇も良かった。
そして何よりあの雲菫?のレベルが高すぎる...座長の凄さを思い知らされた。
しかし、確かに脚色されてそうな部分はあった。途中で俺が雲菫のような人と付き合っているとしていたんだよな...俺に彼女はいないらしいから嘘だろうな。
流石にこんなに素晴らしい劇をしてくれたのに何も言わないのは人としてどうかと思う。しかし、バレるのは避けたい。どうしたものか...
…筆談ならいけるか?筆跡でバレるというのもありそうではあるが、今の俺と昔の俺は違うことを考えると筆跡も違う確率の方が高い。
もしかしたら、昔の俺のもっと昔の時代と筆跡が一致しバレる可能性もあるが流石に昔の筆跡を覚えているなんてことはないだろう。
そうと決まれば早速書き始めよう。
「鍾離。俺筆談するわ。」
鍾離「いや、やめておく方が懸命だとは思うが...」
「そうだが、流石に俺の劇をやってくれたのに何も俺から返さないのは人としてまずいかなって思って。さっきの劇によると雲菫と出会ったのはちょっとあとみたいだし、筆跡でバレることは無いと思う。」
鍾離「まあそこもお前のいいところだから仕方ない。ただ、絶対に声は出すな。」
鍾離は柔軟に対応してくれて助かるな。
取り敢えず書けるだけ綺麗に書いておこう。手に馴染んでいる書き方をしそうになったら止められるからな。
そうして書き出してからちょっとして雲菫がこちらにやってきた。他の客より先にこっちに来ている所を見るにやはり、違和感を覚えてはいるようだ。
雲菫「私たちの劇はいかがでしたか?鍾離先生方。」(何かを一生懸命書かれていますね。実はなにかの評論家で評価を下しているのでしょうか)
鍾離に会話をさせる。
鍾離「もちろん。とても素晴らしかった。雲菫氏とレイが付き合ったことなどを除けば、「!?」全く史実通りであの時の光景が蘇ってくるほどだ。」
そこ突っ込める!?凄すぎだろ。
雲菫「劇に満足してくださってとてもありがたいです。周囲に彼と私が付き合っていると思わせることで外堀を埋めているだけなので大丈夫です。」
いや、全く大丈夫ではないんだが。
鍾離「他のレイに好意を寄せる女性達も同じことをしていたから民衆に気づかれていると思うぞ。現にうちの胡桃とか来る人にこそ言ってないが、買い物などでよくアピールしていた。」
まじかよ。その胡桃?っていう人も要注意だな。
雲菫「私はこの劇にこれまで多くの客を呼んできました。その際に、彼女らは不平を言っていましたが、他の方からの不平はありませんでした。順調に私の方が浸透しているでしょうね。」
やってくれたな
鍾離「いや、そういう問題では無いだろう。そもそも、あいつに付き合っている女性など居ない。もし居たとしたら大変なことになっているはずだ。お前が外堀を埋めたからと言っても付き合うことにはならないだろう。」
いいぞ!いけ!鍾離!負けるな!
雲菫「...そんなの....分かっていますよ!!そもそも今レイ様は存在しない!こんなことで争っても無意味だってことはとうの昔からわかっています!!だから!
だから....想像の中でもレイ様と居させてください(涙)」
何故か生きている俺としては非常に気まずいのだが、仕方がない。今姿を見せる訳には行かないからな。ある程度書けたし見せるか。
スッ…手紙を渡す
雲菫「これを読めということでしょうか?」
頷くとは言っても書いてあることは今回の劇が素晴らしかったといった感想ぐらいだ。こんなにもいい作品には敬意を払わないといけない。
雲菫「(´-ω-)フムありがとうございます。このような形であっても作品を喜んでくれたようでよかったです。他の作品も勿論ございますので機会があればご覧下さい。」
凄いな。あれだけ泣いてたのにすぐ切り替えたぞ。これがプロ精神ってやつなのかな。
あまり長居をするのはこちらにとって宜しくない。ということで鍾離に伝える。
鍾離「ひとつ気になる点はあったが総じて素晴らしい劇であったと言えよう。感謝する」
雲菫「いえいえ、私たちといたしましても楽しんでいただけることが最も嬉しいことですわ。」
凄い。精神がすごい。なんでこんな女性も要注意なんだ...
鍾離「あまり長居するのも良くないであろう。俺たちはここで失礼する。」
さすが鍾離。とても頼りになる
雲菫「はい。今日は来てくれてありがとうございました。」
俺ははやる気持ちを抑えて何も無かったかのように立ち去った。
side 雲菫
普段であればこのような手紙をいただくと劇に出演された他の方々にも渡すのですが...何故でしょうか。これだけは渡したくありません。レイ様でも無い方にときめくわけが無いですし、
雲菫「いったい私はどうしたのでしょうか。」
夜蘭「どうかしたのかしら。雲先生」
やっと次回から本格的にヤンデレが登場すると思います。
次回がいつなのかは私にも分かりません。更新できたらしたいなくらいです。
私の小説。はっきり言って駄作になってる?
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駄作
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駄作になってない
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どちらかというと駄作
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どちらかとうと駄作じゃない
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聞くな。黙れ