ブルーアーカイブRTA 称号「崇高」獲得まで   作:ノートン68

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前回のあらすじ

カイ「貴方に愛を教えるのは私!!」
ホモ「なんやコイツ」
カイ「発勁!!」
ホモ「ファッ!?お前も仲間になれ!!(錯乱)」

カイ「貴方は私と同じ!彼を愛している!!」
リーダー「一緒にするな。(私の方がもっと重い)」
カイ?「相変わらずだね、あの骨。」

大体こんな感じ。



交渉開始

紅い薄明かりが照らされる部屋。

黒い男、双頭の木人形、赤い女、顔のない男に額縁の男、そして骨の男。

ゲマトリアのメンバーは今回も勢揃いだ。

いつもの様に黒服が音頭を取る。

 

 

「急な招集にも関わらず、本日も全員お集まり頂き感謝します。」

 

 

今回の集会は急遽決まったものだった。

理由はホモが要塞都市エリドゥで起こした騒動。

 

『無名の司祭由来の謎技術』、『記号とテクスト』、『ATRAHASISの箱舟の権能』

 

これらをフル活用して大立ち回りを演じ、一時的ではあるものの『絶対的存在』の証明を成し遂げたと認識されている。

今回の報告会は名ばかりであり、半分以上はホモとの交渉する為の情報精査である。

 

 

「議題の主役は貴方です、我々の念願大成の為にもどうか────」

「分かっている、アレの事だろう?言うほど参考にはならないと思うが。」

「アレだけ目立ったのです、何の成果もなしでは納得はしませんよ?」

 

 

『神名のカケラ』をばら蒔いたお前が言うのか?

という言葉を飲み込み、マエストロ達はホモへ注目する。

 

 

「そもそもの話、アレは絶対的存在ではない。証明過程からしてデタラメ、屁理屈で塗り固めた『崇高』のなりそこないだ。」

「貴殿が繋げた映像は我々も拝見した。贔屓目なしでも破格の性能を誇っていたと思うが?」

「本物はあの程度ではない。本当に『崇高』ならあの程度、秒で片付く。」

 

 

声色からして本気で言っていることが伝わる。

先生の切り札『大人のカード』から出現した生徒による戦闘力の高さは相当なものだったが、『崇高』であれば抵抗すら許さない程の蹂躙が可能だとホモは語る。

 

 

「では何故退散を?貸し出しているチームⅤを使えば始末できたでしょう?『鍵』だって破壊してしまえば良いものを。」

「『鍵』の無力化に成功した時点で私の最低目標は達成した。それに私が無名の司祭なら、破壊された際のサブプランを用意する。」

 

 

『鍵』はパンドラの箱だ。

破壊する事で他のDivi:Sionが起動するかもしれない。

最悪の場合、かき集めた無名の司祭由来のオーパーツが全て使(・)い(・)物(・)に(・)な(・)ら(・)な(・)く(・)な(・)る(・)可能性すらある。

ホモが破壊を最終手段に添えたのは、そんな理由も一(・)理(・)あ(・)っ(・)た(・)。

精神世界でケイに入力したプログラムはその保険だった。

 

 

「今後の『鍵』は先生が何とかするだろう。」

『そこまでの人物だったのですか。貴方が信頼を置くほどの?』

「そうだ、今の先生であれば問題ない。」

 

 

先生に割とキツい言葉を投げ掛けたホモだが、対して評価は結構高かった。

(そもそも暴走の原因を引き込んだホモに先生を批判する資格はないのだが。)

 

実際ホモが先生の立場であれば100点満点の動きが出来たかと言われると否だ。

ホモも先生の立場であれば、完全にリオに味方する事は出来なかった。

先生が先生だったからこそ出来たことがあるのだ。

 

素直に褒められない事情もあった。

ゲマトリアという立場からそういう態度を取らざるを得なかったという理由もあるが、1番は先生に求める理想の高さがそうさせた。

 

ホモの考える先生は、生徒に資金管理なんてされないし、生徒の足を舐めたりもしない。

 

完璧な存在、それがホモの思い描く理想の先生像だ。

その点、エリドゥで垣間見た先生の印象はと言うと………

 

 

誰一人として犠牲にしないという強い意志○

絶望的な戦局でも挫けない心○

世界滅亡AIでさえ1人の生徒として扱う○

自身の代償を顧みない献身◎

 

 

非道になりきれない甘さも露呈したが、それが長所にもなり得ることをホモは知っている。

先生ならば外野から何と言われようとも、傲慢に生徒に救いの手を差し伸べなければならない。

 

決して誰かを犠牲にして平和を掴む様な奴に務まるはずがない。

 

これこそホモが先生を信頼する理由。

彼もまた、黒服とは別ベクトルでゲマトリア(先生大好きクラブ)の一員になったという訳だ。

 

話が逸れ始めたのを察知し、ベアトリーチェが口を挟む。

 

 

「彼の先生について気になるのも分かりますが、今はどうだって構いません。我々が欲しているのはア(・)レ(・)の存在です。」

「だがしかし───」

『仰りたいことは分かりますよ、ホモ。しかし偽りながらも崇高付近のステージまで漕ぎ着けたことその物が偉業なのです。』

「そういうこった!!」

 

 

ホモの性格上、不完全の理論をそのまま外に出す事を嫌う傾向をベアトリーチェ以外のメンバーは理解していた。

研究者として立派な思想だ。

しかし彼らは今、とにかく情報が欲しかった。

崇高を観測、若しくは至る事が彼らの大願なのだから。

 

ホモは言葉に含まれた意図を汲み取り、

「本当になんの参考にもならないぞ」と念を押して話し始めた。

 

 

「クリフォトは神聖十文字(デカグラマトン)の存在証明過程をオマージュし、足りない要素をATRAHASISの権能で補った複(・)合(・)存(・)在(・)だ。」

 

 

クリフォトの正体、それはあらゆる要素に補強された神秘と恐怖の合成獣だった。

 

出来たのは太古の教義と似た『崇高』とは違うモノ。

原型が姿形しか違わない中身の変容したナニカ。

故にデタラメ、故に出来損ないだとホモは評した。

 

順にホモは説明を始めた。

 

 

「まずはケテル……第1の預言者のコア(炉心)を用意した。」

「いつの間にそのような物を?」

「廃墟を拠点に活動中の頃、よく遭遇したのでその時に拝借した。電脳部分はそのままだから黒服の研究には影響ないと思うが?」

 

「その辺の心配はしていませんよ、ただ何故ケテルだったのですか?」

「証明の成立にケテルが1番適していたからだ。」

 

 

神聖十文字は10体のAIを感化させ、自身を信奉する預言者を生み出し、自分が絶対的存在である証明を始めた。

ケテル(1番目)から始まりマルクト(10番目)にて完了する天路歴程を開始した。

これを大まかに紐解いてみる。

 

 

『証明開始』→『10体の預言者による存在証明』→『絶対的存在爆誕』

 

 

そしてホモがテキストを書き加えたものが下記のものになる。

 

 

『証明開始』→『マルクト(10番目)の証明が完了』→『絶対的存在爆誕』

 

 

つまりマルクトさえ証明が完了すれば、絶対的存在は降り立つというこ(・)じ(・)つ(・)け(・)。

こじつけはこれで終わらない。

 

自分の手元にあるリソースはケテル(1番目)の炉心のみ。

マルクト(10番目)のリソースも、行方も知らないホモは考えた。

 

ケテル(1番目)の証明で絶対的存在が降臨するように過程(テクスト)を改変してしまえばいいと。

 

デカグラマトンの預言者達による神の存在証明(セフィラ)ではない。

セフィロトの逆カバラ、邪悪の樹より生まれる10の悪徳による虚数悪魔の存在証明(クリファ)。

逆位置(10番目)にケテル(1番目)を配置できる裏技だ。

 

 

1からすっ飛ばしてゴールに辿り着いたが故に、絶対的存在には届かない紛い物が顕現した。

恐らく本領の1割程度の完全体でないコレを、ホモは過程を表すクリフォトと名付けた。

 

 

「あとは足りない要素をATRAHASISプロトコル(王女の権能)を発動させて補えば完成だ。」

 

『なるほど、なるほど……』

「どういうこった!?」

「クックック……やはり死の樹のオマージュでしたか。」

「「………。」」

「どうだ?参考にならんだろう?」

 

 

マエストロとベアトリーチェの2人は考え込んだ。

恐らく理解出来たのは黒服とゴルコンダだけ。

デカルコマニーは思考を放棄してしまっている。

黒服もデカグラマトンの調査をしていなければ危うかったかもしれない。

 

しかし参考にならない理由は分かった。

どこまでもAL-1Sと『鍵』頼みのプランなのだ。

場所の割れているケテルは兎も角、彼女達の使命への心持ちによって軽く破綻する。

そして『鍵』としての機能はホモ自身が砕いてしまった。

 

黒服にはひとつの疑問が浮かんでいた。

ホモの話では『鍵』の代行権が使えない今、あの完全体のクリフォトを出すのは不可能だという。

 

嘘偽りを言っているようには感じない。

だが、その道は多くの綱渡り状態だった筈だ。

 

もし、初めから『鍵』が役割を放棄していたら?

もし、テクストの書き加えによるこじつけが上手くいかなければ?

果たしてあのホモがメリットの少ない賭け事に乗じるだろうか。

 

 

「(私には貴方がそんな無駄な事をするとはとても思えないのですよ。)」

 

 

ホモの話した理屈は分かる。

しかし黒服にはどうしても必要な要素が1つ欠けてるように思えた。

何か話していないカラクリがある。

デ(・)メ(・)リ(・)ッ(・)ト(・)を(・)帳(・)消(・)し(・)に(・)す(・)る(・)ナ(・)ニ(・)カ(・)が(・)。

 

だが、ここで追求することは黒服の美学に反する。

新人におんぶにだっこで『崇高』へと至る?

そんなものナンセンスだ。

足りない要素は自分で切り開いてこその大人だ。

 

黒服はほくそ笑む。

これからの予測不可能な展開に胸を踊らせて。

 

 

「(やはり彼を連れてきて正解だった。)」

 

 

─────────────────────

 

 

ゲマトリアたちと親睦を深めるRTA(Part2)はーじまーるよー!!(棒読み)

 

前回はカイを無事に仲間にしました。

 

コイツ本当に有能。

ホモ君の研究サポートは勿論、戦闘だってこなせちゃう(めちゃ強い)

神名のカケラの作成効率2倍です。

あと何気に好感度が高いのもいいゾ〜これ!!

 

これでやらかしが無ければなぁ……。

リーダーちゃんと仲良くして?皆のストレス値増やさないで?(切実)

 

 

・報告を終了した。

・手応えは抜群だ!

 

 

はい、さっきホモ君にはクリフォトについて報告して貰ったんですけど……。

何言ってるのか全然分かんなかったわ(痴呆)

車と同じで理屈が分からなくても使いこなせれば問題ないんですねぇ!!(開き直り)

 

定期的に開催されるこのゲマ集でベストコミュニケーションを取ると、ゲマトリアメンバーの好感度が上昇します。

要らねぇ!(迫真)

 

てのは冗談で、好感度で交渉の成功率が変わるので結構大事なんですよこの要素。

何で私は生徒じゃなくて異形の男女の攻略をしてるんだ?

透き通った学園生活RPG……どこ……ココ?

 

 

閑話休題

 

 

はい、とりあえず進めますか。

他ゲマトリアメンバーの報告は倍速です。

案の定ベアおばの準備が整ったとかくらいしか大きく事態は動きませんでした。

 

あと他に強いて言うなら、トリカス学園でシスターフッドが新興宗教の勢いに目をつけてる程度です。

 

はい、教祖がクリフォトのアレです。

宗教団体が出来上がるまでに成長しましたかぁ。

順調に仕込みが完成しそうでこれには走者もニッコリ。

 

 

「全員の報告は以上となります。」

・会議は終わりだ、どうする?

 

 

この表示が出たら交渉タイムです。

ここで注意したいのが交渉する順番。

必ずベ(・)ア(・)ト(・)リ(・)ー(・)チ(・)ェ(・)を(・)最(・)後(・)に(・)回(・)る(・)ようにしてください。

理由は後で分かります。

 

まずは黒服からです。

お前の事が、好きだったんだよ!!

 

 

・黒服に取引を持ちかけた。

「おや、何か御用ですか?」

 

 

黒服は『デカグラマトン(神聖十文字)』関連の研究協力を申請しとけば何とかなります。

彼はデカグラマトンの解析にお熱なので。

 

 

・デカグラマトン及び預言者の解析協力を約束した。

・『契約書』の優先配布権を手に入れた。

 

 

あーソレいいよ(適当)

『契約書』の優先配布権は美味い。

何より強制作用でガバを抑止できるのが嬉しい。

 

クリフォト君顕現させた実績あるので足元見て交渉出来るのもでかいです(下衆)

ホモが発展(810)させて黒服も嬉しい。

そこになんの違いもありゃしねぇだろうが!!

 

次はゴルコンダに会いに行きましょう。

彼は本命の1人です。その2はベアおば。

 

 

「少々時間を貰いたい。」

・マエストロが取引を持ちかけてきた。

 

 

おい、待てぃ(江戸っ子)

好感度が高いとこんな風に割り込まれる可能性があります。

何でこんなに好感度高いんですかね。

精々芸術作品に対するホモ君の持論を展開した程度なんですけど……。

 

ま、どうせ全部回るので構いませんけどね。

ホモは温厚ってソレ、ハッキリわかんだね。

ベアおば先に来ると面倒なので、さっさと終わらせましょう(無慈悲)

 

 

「恥ずかしながら、作品の出来に納得できないのだ。」

・太古の教義のヒエロニムス完成を手伝うことに。

・見返りは貸一つとした。

 

 

非エロ君の強化はちょっと悩みましたが承諾しました。

どうせ目(・)的(・)地(・)は(・)被(・)り(・)ま(・)す(・)し(・)。

はい、次々いきますよー。

 

 

『兵器関係の取引ですか?問題ありませんよ。』

「まぁ、そういうこった!」

 

 

本命その1、ゴルコンダ&デカルコマニーさんです。

彼らの用意するオーパーツ&兵器はどれもこれも高性能です。

値は張りますが、ミサイルに始まりヘイロー破壊爆弾まで選り取りみどり。

 

別に誰かに使うつもりは無いです。

対色彩に使うにしても、ケツを拭く紙にも劣ります。

外向けのアピールアイテムだとでも覚えて貰えると。

 

あまり殺傷力の高い兵器を買いすぎると、それだけでカルマ値減るらしいので調整は必須です。

今回は無人戦車を幾つかと、小物類(C4やらスペツナズナイフやら)を沢山。

カルマ値が減るギリギリを攻めましょう。

 

 

・兵器の購入を行った。

・多少融通を効かせてくれた!

 

 

ありがとナス。

やっぱゴルコンダやな!

 

温厚な彼はそこそこの事をやらかさないと好感度は下がりません、逆に上げるのも難しいですがね。

それこそ彼の額縁をフリスビーみたいにして遊ぶ程度はしないと(1敗)

フランシス?リセです(無慈悲)

 

 

「……何の用ですか?」

・ベアトリーチェと交渉を始めた。

 

 

エデン条約テロの下拵えはまだ終わってないはず。

例え終わっていてもプランをしっかり2、3つ用意した走者に死角などない!!

 

こちらが望むのはチームⅤの永久指揮権です。

そろそろ彼女達の手網を握って置かないと。

ベアおばに切り捨てられたりするのは、まっぴら御免なので。

 

 

「私がなんのメリットもなく戦力を手放すと?」

・数多の目がホモの姿をとらえた。

 

 

フッフッフッ、この走者が見返りを用意せずにお願いをするとでも?

大丈夫だって安心しろよ〜、ヘーキヘーキ平気だから(フラグ建築)

戦力を手放すのが惜しいなら、増やしてやりますよ。

見返りはですね──────

 

 

 

 

 

ホモ君もエデン条約テロに全面的に協力しちゃいます!!

 

 





次回は小説パートになる予定です(ガバガバ構想)
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