ご注意下さい。
「そんなわけで二次試験は料理よ‼︎ 美食ハンターのあたし達2人を満足させる食事を用意してちょうだい」
「「「「「料理⁉︎」」」」」
そう語るのは、美食ハンター会のセクシーお姉さんことメンチだ。
「まずはオレの指定する料理を作ってもらい」
「そこで合格した者だけがあたしの指定する料理を作れるってわけよ」
受験生の誰しもに動揺が走る中、一人、事を冷静に見守るイブ。
(ここも原作通りだ…よし! つまり最初はブラハにグレイトスタンプを食わせるだけだな。さらに 余った時間でキルア達とコミュニケーションを取れれば…くっくっくっく……)
怪しいオーラがイブの全身から立ち昇る。
(((((やっぱフリークス一族って恐えぇぇ〜〜〜……)))))
「「「「ブオオオオ‼︎」」」」
「はぁ〜〜〜……破ッ‼︎」
百八十度に開脚された前蹴りが複数のグレイトスタンプに炸裂する。
一瞬で遥か上空へと打ち上げられると、そのまま一気に地面へと垂直落下していった。
「ありゃりゃ…こりゃ拾い上げる方が苦労しそうだわ……」
「手を貸しましょうか? 可愛らしいお嬢さん」
「ッ! 誰!?」
そこにいたのは一人の優男だった。
「あぁ、そんなに警戒しないで。オレの名前はシャルナーク。シャルって呼んでくれたら嬉しいな」
「は…? シャルナークってあの……?」
「⁇ あれ? どこかで会ったっけ?」
「ッ! い、いえ何でもないですよ⁉︎ シャルさんですね。よろしくお願いします。
私は「イブちゃん、だろ? 」…あ、はいその通りです」
「フリークス姓ってのもそうだけど君ったらやたらめったら目立つんだもん。嫌でも知ってるよ」
それにとびきり可愛いしね、とシャルナークは小さく付け足し爽やかな笑みを浮かべた。
(………思ってたよりもチャラいなぁ、シャルって。なんかショックぅ〜………)
「でさ。よかったらこの余ったグレイトスタンプ、一頭だけでいいから分けてくれないかな?」
「え? あ、はい。それは別に構いませんけど……」
「本当に⁉︎ いやぁ助かるよ〜! 実は恥ずかしながらオレってば、パワーに自信なくてさ〜。ホント感謝する! ありがとう‼︎」
「そんなやめて下さい! 私からしたら自分で掘った墓穴を埋めて頂けるだけでも有難い限りなんですから」
「そっか。優しいんだね」
そう言うとシャルナークは、ニコリと柔らかな笑みを浮かべた。
…………少し、ほんの少しだけときめいてしまいました。
よし……忘れよう! うん。そうしよう!
「でもどうやってあんなデカイ豚引っ張り上げるんですか? かなり重いはずですけど……」
「大丈夫! オレにいい考えがあるから!」
(こいつ失敗フラグ立てやがった…)
「まずイブちゃんには、穴に落ちてもらいます。続いてオレが中へ入ります。最後にグレイトスタンプを仲良く食べて、でいい感じに残った肉を持って這い出す。ね? 完璧でしょ?」
百年の恋も冷めた瞬間だった。
「…アホらし。一人でやってください」
「へ…? どうしたのイブちゃん?」
「ほいっと」
「あっ…あ〜れ〜〜〜〜…………」
イブに穴の中へと蹴り落とされるシャルナークであった。
「ふぅ…もう一度狩り直すか。本ッッッッ当、無駄な時間を過ごしたわ」
その後、なんとかブハラの腹が限界を迎える前にグレイトスタンプを調理し終えたイブは次の課題、寿司のネタ調達に向かった。
(レオリオが魚のことをバラしてしまう前に出し抜かなきゃね〜。確かここは淡水魚しか捕れないんだっけか…)
で、完成したのがこちら!
「………何よコレ?」
「? 何ってどこからどう見ても寿司ですか?」
「これのどこが寿司なのよ‼︎ ただ長細く捌いた魚の皮を細かく割いて別の魚の額に貼り付けただけじゃない‼︎」
「だけってなんですか! だけって! ウチでは美味しく頂いていたんですよ‼︎」
「どこをどうやって食うんだよォォォ⁉︎」
マジですか⁉︎ マジタニですかこの人は‼︎ フリークス家直伝の寿司と言えば栄養価も非常に高く、加えて死者のオーラを効率良く吸収することもできる完全無欠の代物なんですよ⁉︎ それをこのムダ乳女ときたら………
「とにかく不合格よ不合格! 一昨日出直しな。はい次の奴〜」
次に出てきたのは例のあの男だった。
「はい。これオレの気持ち」
「……おい。なんだこれは?」
「何って肉団子だよ。いやぁしかしホント苦労したよ〜。まさかグレイトスタンプがあんなにくどい味してると思わなくて「死ね。もしくは埋まれ」…は〜い♩」
てなわけで皆さんお待たせしました。トリはこの人!
「へいよ(ハート) お待ち♩」
「なんでテメェの寿司が一番マトモなんだよぉッ‼︎?」
それは昇太もビックリの綺麗な白身魚の握り寿司だった。
「さぁ冷めないうちにどうぞ(ハート)」
「冷めないうちにって…まぁいいか。いただきま〜す。
ん……ッ⁈ な、 何よこれ⁉︎ めっちゃくちゃ美味いじゃないのよ‼︎
文句無しに合格だわ‼︎」
「いいな〜オレも寿司食いて〜よ〜…」
「何よ…ブハラあんたあんだけ食べといてまだ文句あるって言うの?」
「フフ…別に構わないよ? このくらいだったらすぐに出来るから(クローバー)」
そう言うとヒソカはおもむろに右手をスボンの中に突っ込みグロテスクな淡水魚を取り出した。
それを宙に放り投げ、素早くトランプで捌いていく。
空中で綺麗におろされた魚の切身は、いつの間にか用意されていたシャリの上に落下した。
「そしてトドメに隠し味♩」
ズギュギュギュギュギューーーーン
「はぁぁぁぁぁぁぁあ〜んッ‼︎!」
ほっかほかの自家製ホワイトソースをブチまけて完成でーす♩
「……オレ、生まれて初めて食欲失せたよ」
方や実際にこの寿司を口にしてしまったメンチはと言うと……
チーーン……
真っ白な灰と化していた。
「はっ! メ、メンチ⁈ メンチ死ぬなーーーー‼︎」
「フフフフ…料理は愛+情ってね(ハート)」
「上手いこと言ったつもりかァ‼︎!」
またまたやらせていただきましたァン。
今回、前回と似たようネタを擦り過ぎました猛省します;
後、下ネタ多くてすいませんでした!
今後はなるだけ汚らしい描写は控えていきたいと思っているので…もう少しだけお付き合い願えたら幸いです。
それではまたです。アデュ〜!ノシ