まほ「情報量が多すぎる!」
エミ「オフシーズンは段階的に情報が来るから良いんです。こんなまとめてドッカンドッカンされたら、処理しきれないでしょうが!」
エリカ「基本まとめるの遅いしね、ここ。YouTubeとかのまとめ速報と違って」
小梅「あそこら辺とは比べなくて良いですから」
まほ「えー、ということでいつの間にか甲斐の流出どころではない話題で、プロ野球ファンを敵に回している事実を突きつけられた(3年連続)ホークスファンです」
小梅「声かけてるだけだと思っていたら……」
エリカ「それがこれね」
・元日本ハム上沢、ホークス入団。3年7億円規模
まほ「本当に来るんか……」
エミ「流石に日ハム戻るものだと思っていました。だってポスティングしてから数ヶ月ですよ?1年経ってないんですよ?義理とか人情とかないんか?」
小梅「ホークスとしてはロッテ移籍確定した石川さん、引退した和田さん分の穴埋めができてなかったので、市場に転がっていたら声かけるのはまぁ分かります」
エリカ「でも本当に来るとは思わないですよ」
まほ「ほんとそれな。ということで今回のこの件がどれほどヤバイのか。簡単にまとめてみるぞ」
・上沢は移籍時、メジャー契約の話があったのにあえてマイナー契約(スプリット契約)を選択。そのため譲渡金が1万ドル届かない格安。あと春季キャンプに最初ちょこっと参加する
まほ「まずこれから。ハムはアホなんか?国内FAすら取ってないんだから、メジャー契約じゃなかったら拒否、くらいは言うべきだろ。いくらエスコンマネーがあったとしても」
小梅「端的にハム側にメリット皆無なんですよね」
・3Aでも厳しい成績。怪我で帰国
まほ「そもそも曲がりなりにも日本でローテくらい守れる投手だったのに、どうなったらここまでなるねん」
エミ「なんだかポスティング宣言後に、メジャー球触り始めたって噂すらあります」
・帰国後、斎藤佑樹をはじめとしたハムOBとコラボしたり、ハム選手との交流を公開する。なんなら鍵谷の引退セレモニーに出演するし、鎌ヶ谷でリハビリする
まほ「行かない気ならなぜハム帰還する雰囲気出したし」
エリカ「表裏に差がありすぎます」
・ホークス、結局4年10億円提示。ハム単年契約提示
まほ「上沢の実績、また石川より若いことを考えれば、額と年数自体は納得できる範囲。ただ怖い点がある」
小梅「なんですか?」
まほ「対抗のハムが単年提示だったところ。正直怪我の回復具合の情報が出てこないからなんとも言えないが、3Aの成績、防御率7点台から見ても重篤な可能性がある。そしてハムがリハビリ施設使わせてそれを把握してる……とか」
エミ「それハムは国内FA取ったら好きにしたら、という提示説がありますが……」
まほ「なら上沢側に契約破棄条項をつければいい、3年契約にして1年目、2年目オフに上沢側から破棄可能とかな。最近だと巨人中田翔、ホークスだと千賀が海外FA前に6年契約結んだ時にあったな」
まほ「それにFA行使させるなら、Bランク以上になるのは確実。金銭、人的補償の獲得もできるから、ハムにもメリットがある。それでいて獲得しても非難される謂われはない。これほど美味しい話もないだろう」
エリカ「それすらしないとなると……ハムって先発いらないんですかね」
まほ「伊藤、加藤、山﨑、金村という4本に北山、福島、バーヘイゲン。あとは松浦、柳川を先発転向させてもいいから、頭数はいる。ただ今年のドラフト指名は素材中心だったし、先発なんて何枚いても困らないから、あえて契約年数を短くして撤退するメリットはないだろ。ハムに出せない額じゃないし」
まほ「あと上沢はこれまでのハムでの貢献を考えれば、FA取得前年に複数年契約を提示される格だろう。それでもなお、にやはり裏を感じてしまうな」
・結局国内FA取ってないのに実質FA
まほ「これができるのは制度上の不備と言うべきか、日ハムがなぜゴーサインしたしと言うべきか……」
小梅「少なくともずっとFA権獲得までの時間を短縮するよう求め続けている選手会が、この件に口出すとは思えないんですよね。実質選手側のメリットになってるので」
まほ「ということで結論つけるとこれだな」
・前提として、ルール的にはホークスが上沢に声をかけることは間違っていない
・上沢はなぜ金を気にせずマイナー契約を選んだのに、日本に帰る時は不義理を働いてまで金を優先したのかよくわからん動き
・そのよくわからん動きをしている選手に対し、少なくともホークスは契約を提示して契約している
・現在の風評は予想できる範囲なのに、それを双方受け入れている
・これ正直上沢活躍できなかったら、球界から総スカンでセカンドキャリア逝くだろ。で、ハムの動き的にそれが十分あり得そう
・怪我の回復度合い次第
エミ「最後の方は、もう山川と有原取ってる時点で……何も考えてないんでしょう」
エリカ「それでも、戦力としては美味しいわよね。さっきも言ったけど、とにかく和田さんと石川の穴を埋めるところから、かつリリーフ残して外国人先発補強の余地潰してるから」
小梅「これで支配下は65枠。あとは育成昇格、途中補強用に空けて終わりそうですね」
まほ「それなんだがなぁ……」
・甲斐 巨人へFA移籍
まほ「4年12億は積めただろ……ただ巨人も来年33歳の捕手に5年契約、しかも横に大城、下に岸田と山瀬がいるところでそこまで突っ込んできたのは驚き」
エミ「来年の捕手本当にどないすんねん問題。木下、もう少し粘ればチャンスあったぞ」
エリカ「まぁ……甲斐については説明不用、よね」
小梅「育成6位から支配下昇格。広島との日本シリーズでの『甲斐キャノン』で名を馳せ、日本代表も経験。肩とブロッキング、あと下位なら問題ない打力を兼ね備えた、プロ野球全体でも上位に来る捕手です」
まほ「高谷、細川、鶴岡と使い分けてた中で、城島、田上の後釜が綺麗に埋まったよな」
エミ「今年もしっかり打撃で貢献してましたし、来年も本当に居ていただかないと困る存在です。ホークスの選手にしては珍しく、2017年以降全ての年で100試合以上出場と、怪我での離脱も少ないですし」
小梅「九州出身者を呼び集めることに定評のあるホークスが、今度は大分出身の甲斐の流出を許すとは……」
まほ「で、だ」
エリカ「これ次の捕手心の底からどうしたらいいんでしょう」
エミ「候補がこれですからね……」
海野・・・今年度2番手捕手。打撃に難あり、守備も平凡な27歳 1軍でOPS .504
谷川原・・今年度2軍捕手固定。若手のふりをしているが27歳 2軍でOPS .651
嶺井・・・FAで来たけどほぼ使われてない33歳。2軍でOPS .763
石塚・・・ファースト
吉田・・・彼はもう居ないんだ。悔しいだろうが仕方がないんだ
牧原巧・・2軍OPS .663だから少しはチャンス与えたいかな
渡邉陸・・2軍でOPS .534だし、ここ2年くらいを考えるとね…… 24歳
藤田・・・流石にまだまだ
加藤晴・・育成
盛島・・・育成
大友・・・育成。ただ25歳
まほ「育成でもヤマハの網谷を獲得しようとしたのもわかるってものだ」
小梅「とりあえず今年2軍で使ってた谷川原に、ある程度1軍で機会が来るのは間違いないのかなと」
エリカ「そうだとしても、海野とそこまで大きく変わらない結果に落ち着きそうですね」
まほ「なんで石塚に捕手やらせないんだ定期。補強の手段も特にないし、一旦は谷川原、海野、嶺井で回してもらうしかなさそうだ。正直打力なら嶺井」
エミ「嶺井は首脳陣の守備評価が恐ろしく低そうなんですが……こういう時のために獲得した存在でもあるので」
まほ「あとはこれだと、流石に来年4軍制全て回すの厳しいだろ。誰か怪我したらすぐ上から下まで2人体制になって終わるぞ」
まほ「こんな状況でなぜ生涯ホークス、監督手形諸々付けてでも囲い込まんのだ。他球団が5年出すのは驚かんが、ホークスは6年契約提示してでも残すべきだった、と思う」
エリカ「ただ、幸い甲斐はBランク。人的補償で補充は効くのでは?」
まほ「そう言いたいところだが、人的補償リストは以下のようになると考えてる」
絶対守ってる(20名)
投手
大勢、西館、山﨑、戸郷、赤星、高梨、船迫、横川、井上 9名
捕手
大城、岸田、山瀬 3名
内野手
吉川、門脇、岡本、中山、秋広 5名
外野手
丸、萩尾、浅野 3名
人によって守ってるかどうか変わりそう(17名)→うち8名はプロテクト
投手
高橋礼、中川、又木、森田、伊藤、泉、平内、堀田、京本 9名
捕手
小林、喜多 2名
内野手
坂本、泉口 2名
外野手
長野、オコエ、佐々木、若林 4名
まほ「この『人によって変わるライン』から漏れてる中で、取れる選手が決まるイメージでいる」
小梅「この中で捕手はベテラン打撃難ありの小林と、中堅で1軍実績がほぼない喜多の2択ですか……」
エミ「それなら二遊間バックアップになる泉口、センターのデプスを埋める佐々木、オコエ、投手で先発、リリーフを埋められる又木、平内、堀田、京本辺りを狙った方が、よっぽどリターンありそうです」
エリカ「逆にここら辺全プロテクトされてるなら、人的補償なしの金銭でまとめてくる可能性すらあるわね。仲田と三浦瑞の価値を超えられないなら、支配下で取る価値もない、と言えるんだし」
まほ「これまで杉内が金銭補償だったし、人的補償を獲得したことがないから、どういった傾向で獲得するのか読めないのもあるな」
小梅「戦力外から取る、トレードとかならどうでしょう?」
まほ「戦力外からだと、今年の捕手だと元ヤクルトの西田、とかで精一杯。そもそも戦力外になることも少ないし、細山田とか宗接とか社会人で需要があることも多い。さっきの網谷もそうか」
エミ「なので戦力外経由で市場にあまり出て来ないんですよね。戦力外→独立ルートもあまり居るイメージないです」
エリカ「となるとトレードは仕掛けても良さそうだけど……足下見られそう」
小梅「捕手の保有が多い、かつ3軍より下を抱えていないチームとなると、ヤクルトとかですかね」
まほ「古賀、松本直、内山、橋本……誰も貰えそうにないよなぁ……取れたとしても、ピッチャーでそこそこ良い選手を提示する必要は出そうだ」
まほ「……外国人捕手?」
エリカ「アリエルすら守備あの評価なのに、ですか?」
エミ「ここからは他の情報です」
小梅「前回の日本シリーズ以降ですね」
・仲田、三浦瑞、やはり退団
まほ「どっちも結局育成契約するんかい、とは思った」
小梅「それでもホークスより昇格可能性は高いかと。中日は小笠原、福谷、ライデル全員抜けるかもですし、西武は外崎サードコンバートでセカンド空きますからね」
・リチャード、契約保留、移籍志願
まほ「2軍でせめて打率上げてから言えや」
エリカ「そこで『リチャードは必要戦力』云々言うからまた波紋が広がるんですよ……」
まほ「いや、リチャードは必要だぞ。といっても『必要』には良いベクトルの意味と、悪いベクトルでの意味があって、悪い方で、だが」
エミ「どういう意味です?」
まほ「まず良い方から。これは単純に『戦力的に絶対プラスになるから必要』、という意味だ。例えば去年のファースト中村晃、アストゥデイーヨの状態に山川が加入したのは、明確にプラス。だから『必要』戦力と言って良い」
まほ「一方リチャードが『必要』というのは、栗原が怪我した時の戦力層、としてだ。やはり打撃、守備での総合的な貢献で、リチャードは栗原を上回れない」
まほ「ただ仮に栗原怪我、2軍で井上が厳しいとなると、サードは川瀬、野村勇に頼らざるを得なくなる。その時にサード守備がまともなリチャードは、十分サード候補になる。だから戦力層としては『必要』だ」
小梅「1年通して戦うことを考えた時、サブとしては囲っておきたい。そういうことですよね」
まほ「単純に栗原、山川を越えられなきゃ、外野サブのないリチャードが1軍に呼ばれないのはそりゃそうだ。それでも超えなきゃいけない、2人の怪我待ちだと思っているところ、その発想がぬるい」
・吉田賢吾、現役ドラフト放出。上茶谷、現役ドラフト獲得
まほ「……痛い、ものすごく痛いが……ファーストは渋滞してるし、キャッチャーとしても見られてないし、足の面で外野コンバートも限度があるのはわかる。現役ドラフトで対価を狙うなら、放出はギリギリ……わかる。ほんとギリギリ」
エミ「大卒2年目、2年連続2軍で3割残しているバッターですからね。長打率が少し怖いくらいですか。しかしまぁ1軍も経験してさあ次……と思ったら…….」
エリカ「そしてその行き先が、選手をやり取りすることに定評のあるハムなのがね。ファーストは野村清宮郡司アリエルと結構渋滞しているけど、取ったとてどう使うか見えないわね」
小梅「郡司みたいにキャッチャー戻すかもです。ただそこにも田宮とかいますが…….」
まほ「そして獲得してきたのはDeNAの上茶谷。来年大卒7年目だから年は結構上だな。右で先発、ロングリリーフどちらもこなせそうだ」
エミ「右の先発候補は不足気味なので、素直にありがたいです。1軍と2軍を行き来することになっても、とにかくイニング消化できる人が来てくれたのは大きいです」
エリカ「1年目みたいに先発ローテバリバリ年間通して……は難しいかもだけど、その便利屋枠を今年の大山辺りから移して、大山を先発固定できると理想ね」
小梅「何はともあれ、ホークス選手をイジりまくってください。長谷川とかとも陽気の度合いが違いそうなので」
・石川、ロッテへFA移籍
まほ「そうだろう、と思ってた」
エリカ「マリンの風を背に受けて、より厄介な壁となりそうです」
エミ「こちらも育成から最多勝獲得と、長くホークスを支えてくれていました。ただ去年のオフに複数年を提示していなかった時点で、フロントの意向については察するものはありました」
小梅「Cランクで補償がない分争奪戦になるのは目に見えてましたけど、もうじき33歳なんですよね。特に右ピッチャーで3年を超える契約を積むのか……迷うのはわかります」
まほ「ただ今年は例年あまり良くはない与四球率が改善していたし、まだまだやれるとは思うんだよな。3年6億+出来高3億とかなら、武田とかと比べたら十分出して良かったと思うぞ」
まほ「来年春先寒い中エスコンに行くホークスファンの方、ブーイングは覚悟しましょう」
エミ「しゃーなし」