出会い
「ん…んー」
男は眠りから目が覚めて唸りを上げた。
赤髪に左頬に十字傷、小柄な男である。
「おろ?…ここは、どこでござるか?」
男は視界に入った世界に驚いた。
なんせ無理もない。この男は、
幕末、明治で生きた人間なのだから。
そもそも、何故自分はこのような所で寝てるのだ?
確か…
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「薫殿ー!少し釣りに行ってくるでござるよ」
「釣り?なんで?」
「最近釣りにハマってしまったでござるよ」
「わかったわ。でも、遅くなっちゃ駄目よ?」
「わかってるござるよ、では行ってくるでござるーー!」
で確か家を出て釣りをしに行った筈…
「なかなか、釣れたでござる。今日の晩御飯に丁度良いでござるな」
テクテク…
「ふぁー…何故か妙に眠たいでござる…早起きだったからでござるかな?時間までまだあるし、人気のない所で一眠りするでござる…」
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そうだ。自分はあの後適当な野原で寝たのでござった…
なら、此処は野原の筈…
当たりを見渡してもあるのは高い建物ばかり、野原なんて一つもない。
「…寝ぼけて歩いてしまったのでござろう…うん。きっとそうでござる!」
(適当にそこらを歩こう…)
テクテクテクテクテクテク…
「野原が一つもない。その前に、建物も人々の服装も喋り方も全て違うでござる…」
「コラーー!君!そんな服装に刀を持ち歩くとは!ちょっと止まれ!」
「お…おろ?警察!どうしようでござる…
取りあえず逃げるが勝ちでござる!」
「こらー!待てー!」
その後、一日中パトカーなどから逃げた男だった。
「はぁはぁ…全くしつこいでござる…」
もう、夜に近い明るさである。
「そろそろ帰らねば薫殿が、怒るでござるな…
取りあえず此処がどこか聞くでござる」
そう言うと男は1人の男に声を掛けた。
「そこの者。少し聞きたいことが!」
そう言うと、声を掛けられた男は振り返った。
青い髪に中性な顔立ち。自分よりも背は高い。
「なんですか?」
「ハハッ…申し訳ない。ここはどこでござるか?」
「え?ここは、天宮市ですよ」
「…おろ?天宮市?」
男は目をパチパチさせた
(え?天宮市?初めて聞いた名でござる…)
「あのー?どうしてそんな事を?」
「あっ、え、そのー。あてもない旅をしていてるもので…それで聞いたところグルゥーあっ…」
そういえば、朝から何も食べてなかった。
それにもう夜だ。腹が減るのも仕方がない。
「もしかして、お腹減ってるんですか?」
「え?あぁ、まぁ。朝から食べてないんでござるよ、ははっ」
「えぇ!?それは、大変じゃないですか!僕の家に来て良いですから食べてください!」
「誠でござるか?面目ない…」
そういって、その日。緋村剣心と五河士道は出会った。ここから、2人は世界を救う為に命をかけて共に戦って行くのだ。
まだ、お互いの名前も知らないが…
一話はこれで終わりです。
これから物語は原作通りに進んでから
オリジナル展開、オリジナルキャラ登場となっていきます。
でも、オリジナルキャラがまだ完全に決まってない…
まぁ、いいか( ・∀・)!