「デート?…」
四糸乃がぴくりと反応を示した。
「そうでござる」
「どうかな?よしのん」
「えっと…私は四糸乃…よしのんは友達…」
そう言って四糸乃はよしのんを見た。
「そっか…じゃあ四糸乃、俺とデートしてくれるか?」
士道はそう言うと手を差し出す。
『おやおやー?これは四糸乃の事をナンパしてるのかなー?』
よしのんはそう言ってカラカラと笑った…様に感じた。
「いや…まぁ、うん。そんな感じかな?」
『あらま…だって?四糸乃。どうする?』
「え?えっと…」
『あーもー!焦れったいなぁ。デートに行くよ四糸乃』
「え?…」
四糸乃は少し嫌がって見えた。すると、
「待つでござる」
剣心がよしのんの暴動を止めた。
「もし、これでデートしても四糸乃は楽しくないでござるよ。ここは四糸乃が決めるべきでござる」
「…ぁ」
「四糸乃。決めるのはお主でござるよ」
「え…っと…お願いします…」
「任せるでござる」
剣心は胸を叩いた。
~左之助side~
空間震警報が鳴り街の人々がシェルターへ避難してるなか左之助は外を歩いていた。
「さて、人がいねぇことだし適当に飯を盗んでいくか…」
左之助はするとある場所を見つける。
「えれぇデカい建物だな…ショッピングセンター?まぁいいかここで」
すると左之助はショッピングセンターに入っていった。
~士道・剣心・四糸乃side~
『見て見てー!士道くん!剣心くん!どう?カッコイいでしょ?』
四糸乃が高いところに登りよしのんがそんな事を言っていた。
「そんな高いところに立っては危ないでござるよ」
『わかってるって…おっとっとっ!?』
つい調子に乗ったのかバランスを崩して剣心達の方へ落ちてきた。
「くっ!…」
士道は四糸乃の落ちるであろう所へ滑り込んだ。
見事に士道は四糸乃を受け止めることが出来た。
「いてて…大丈夫か四糸乃?」
「ぁ…はぃ…ありがとございます…」
「大丈夫でござるか?士道殿?」
「ぁぁ…剣心さん。大丈夫です」
その後もデートは順調に進んでいった。
~ASTside~
「ふぅ…ハーミットなんて攻撃してこないから比較的
に楽な方なのになんで建物に入るかなー…」
そんな愚痴を吐いてるのは隊長、日下部燎子である。
「でも、プリンセスの時の少年と剣心がいるから注意しなきゃね…」
因みに、左之助が基地から逃亡したのも知ってる。
だが、そんな事は後だ。精霊が目の前にいて、更に要注意人物の剣心。そして、死んだ筈なのに生きている五河士道。
「全く…士道君はいいけどハーミットと剣心は気をつけなさい」
「「「はっ!…」」」
隊員達が返事をすると同時に通信が入る
「もしもし…えっ?」
燎子が驚いた。
「…突撃許可が降りたわ。でも、建物の中じゃ顕現装置は使えないし…」
バゴン!
大きな音がしたと思えばそこには横にある建物を壊して宙に浮かしている折紙の姿があった。
「ちょっと!折紙!何してるの!?」
「建物の一部を壁にぶつけて顕現装置の使える範囲を作る」
「乱暴だけどそれが一番ね…いくわよ!皆!」
「はい!」
隊員達も折紙に続いた。
~士道・剣心・四糸乃side~
バゴン!
「「「!?」」」
急に真横で大きな音が鳴ったと思いきや又しても何かがぶつかってくる
バゴン!バゴン!バゴン!
「なんだ!ASTか!?」
インカム「そうよ。どうやら突撃許可が降りたみたいね。これは厄介だわ…」
インカムから聞こえてきたのは琴里の声だった。
「どうするでござる?」
インカム「これ以上逃げても無駄だし…かといって戦う訳にもいかない…」
バゴン!
「きゃ!…」
横から四糸乃の声が聞こえた。
すると四糸乃は少し飛ばされて落ちた。
恐らく衝撃時の爆風に巻き込まれたのだろう。
「大丈夫でござるか?四糸乃」
剣心が近くに近づく…するとあることに気付く。
左手にさっきまで居たよしのんがいない。
「ぇ…ぁぁぁぁ…ぁぁ!」
急に四糸乃は怯えると同時に天使を顕現した。
「氷結傀儡!」
すると大きな兎の乗り物の様な物が出て来て四糸乃はそれに乗り掛かった。
その時の四糸乃の目は先程の様な優しそうな目ではなかった。
「四糸乃…」
剣心はぽつっと呟いた
ボーー!
そして、氷の結界が四糸乃の周りに発生した…
原作では十香が出て来てゴチャゴチャなりますがそこを省いて物語を変えていきます。
次で四糸乃編は終わる予定です。
ですので、アンケートの方も次回までなのでまだ全然集まってないので宜しくお願いします…