もし緋村剣心がデートアライブの世界に行ったら   作:こうけー

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第二曲面

ドサッ…

 

狂三は背中から落ちていき地面に打ち付けられた。

「くっ…」

狂三は痛みに耐えながら思った。

(あの速さ…どうみてもただの人間ではやはりないですわね…どうしましょう…)

「これで分かったかい?君の理論は間違ってるって事が」

宗次郎は刀を納めた。

「貴方は勝者が正しいわけではないと言いましたわね?それなのに貴方は今私に攻撃を与え勝手に自分の理論が合ってると決めつけている…矛盾してるのでは?」

狂三は自慢気に言った。

「いや違うよ。僕は君に勝ったから僕の理論が正しいと言ってる訳じゃない、僕の理論が正しいかったから僕は勝ったんだ」

「っ…!」

狂三は宗次郎の話を聞き終えると今まで耐えていた痛みが急に増してきた。

「私はまだ…〈四の弾〉が…あります…わ」

狂三はそう言いながら立ち上がる

「もういいでしょ?君の体はぼろぼろなんだ…勝てるわけないよ」

「いいえ…〈四の弾〉は傷を癒す能力ですわ…これでまた闘えますわ…」

狂三はそう言うともう一度言った。

「おいでなさい…!刻々帝…!」

するとまたしても大きな時計が現れた…が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その刻々帝はもうヒビが入り時計としては動いてなかった…

 

 

「え?」

狂三はその場に立ち尽くしていた…

「何故ですの?」

「刻々帝も君の理論を間違ってると思ったんじゃないの?」

「そ、そんな事あるわけ…!」

「うるさいな…もう諦めてよ。これ以上やるなら本当に殺すつもりでいくよ?」

宗次郎は狂三の後ろに回り刀を首に当てた。

「もういいでしょ?君の敗けだ…」

宗次郎がそう言うと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えぇ、そうですわね」グシュ

 

何処からか狂三の声が聞こえた。

そして目の前にいたぼろぼろの狂三は突如として倒れた…

すると狂三の倒れた先にはには

 

狂三がいた

 

「どういうこと?君は?」

宗次郎は少し眉間にシワを寄せた。

「やれやれ…私の分身体が迷惑を掛けたようで申し訳ございませんわ」

「分身体?」

「えぇ…私の刻々帝の能力〈八の弾〉…私の過去を切り取り具現化させる能力」

「ではさっきのは君の過去?」

「えぇ察しの通りですわ…しかしこの分身体は最近の私ですので弱くはないと思うのですが…」

狂三は顎に手を当てて考え込んだ。

(さて、宗次郎さんはどういたしましょう…いくら分身体とは言えどわたくし…本体の私でも少し苦戦するのは分かりますわ。ここで闘ってから今まで奪った寿命を使ってしまう…それだけは避けたいですわね…なら逃げる?いえ、ここで逃がしてはこれから先、邪魔されるでしょう。なら殺るしかないですわね…)

 

「さて、宗次郎さん?」

「何?」

「これから先貴方に生きていられたら邪魔になるので… 」

「僕を殺すと?」

「えぇ…」

狂三は舌を舐めた。

「じゃあ、僕が勝ったら君には僕の旅についてきてもらうよ?」

「どういうことですの?」

「君の間違ってる理論を正す為にこの世界を知るんだ」

「ふん…めでたいことですわね。良いでしょう…私に勝てたらの話ですけど!」

言い終えると同時に狂三は銃を持ち放った…

「無駄だって…」

宗次郎も放たれた銃弾を弾き返す。

「おいでなさい!刻々帝!」

すると狂三は先程は壊れていた刻々帝を顕現させた。

その刻々帝は綺麗に直っていた。

「〈7の弾〉!」

狂三はそう言って7の字から影が出て来て銃口に入っていった。

「行きますわよ?宗次郎さん」

狂三はそう言うと弾を発射した。

「だから甘いって…」

宗次郎はまたしても飛んで来る銃弾を弾き返す

 

が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宗次郎は銃弾を弾き返した瞬間動かなくなった。

 

「これが〈7の弾〉の能力ですわ…触れた者の時を止める」

狂三は説明しながら止まっている宗次郎の元へと歩く。

「宗次郎さん貴方は言いましたわね?自分の理論が勝ったから自分は勝ったと…なら今回は…」

狂三は銃口を宗次郎の額に当てて…

「私の理論が勝ったから私は勝ったのですわ……

 

 

 

 

 

 

さよなら宗次郎さん…」

 

時は既に夕方から夜に変わっていた…

 

 

夜の町に銃声が響いた…

 

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