もし緋村剣心がデートアライブの世界に行ったら   作:こうけー

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それぞれの夜

 

~夜~

旅館に戻った剣心達と耶倶矢と夕弦は部屋分けをしてそれぞれの時間を過ごしていた。

因みに部屋分けは

士道・耶倶矢・夕弦 剣心・十香・四糸乃 宗次郎・狂三 左之助・琴里となった。

十香は最初は士道が良いと聞かなかったが皆の説得により何とか納得してくれたのだ。

 

~士道・耶倶矢・夕弦side~

士道は耶倶矢と夕弦の色仕掛け勝負のせいで痛い目にあっていた。

「お、おい!夕弦待て!何してるんだよ!?」

「無視。士道は大人しくしていてください」

夕弦が士道の布団に入って来て…

「あ、おい!夕弦そこは…!はふん!?」

「推測。士道。もしかしてこんな風にされるのが好きなのですか?それならば耶倶矢の胸では出来ない事ですよ?」

布団の中にいる夕弦がわざとらしくクスクスクスと言うと

「な、何してんのよ夕弦!それに胸って何よ!」

「無視。耶倶矢は知らなくて良いのです。この空間は耶倶矢にはまだ早いと言うか一生のないことです」

「な!?…………ふざけんなぁ!」

耶倶矢が少し慌てたように夕弦に聞くが夕弦は耶倶矢をからかった。すると耶倶矢は叫びながら浴衣を勢い良く脱ぎ一子纏わぬ姿を士道に見せると夕弦のいる布団の中へ飛び込んだ。

「憤慨。耶倶矢何の真似ですか。耶倶矢がここに来ても何も出来ることはありませんよ」

「うるさいし!私だって色々と出来るんだから!貸しなさいよ!」

「反抗。駄目です。これは夕弦が先に貰いました。耶倶矢は大人しく士道の横にでもいたらどうですか」

「何よそれ!邪魔者扱いする気!?」

耶倶矢と夕弦は口喧嘩をしながら士道の○○○を握りしめて離さなかった。

「ちょ!いたたたた!もげるもげる!あ、あ!ぁぁぁぁぁぁぁ………」

 

夜の旅館に士道の抜けた声が響いた…

 

~剣心・十香・四糸乃side~

剣心と十香と四糸乃は部屋でトランプをしていた。

 

「あ……上がりです……」

ババ抜きをしていたら四糸乃が一抜けした。

「むぅ……何故四糸乃ばかり勝つのだ……」

「確かに5戦5勝は凄いでござるな」

そうトランプを初めてからずっと四糸乃が一位なのだ。剣心がトランプを組んでいるのでズルは出来ない。つまり実力というわけだ。

「そ…そんな…偶々です……」

四糸乃は謙虚なのでそう言うが実力は実力だ剣心はクスリと笑うと十香に顔を向けた。

「さて…十香殿。負けぬでござるよ」

少し真剣な顔をして十香にプレッシャーをかけると……

「挑むところだ…今は2勝3敗。勝てば引き分けだ」

十香も笑みを浮かべながらトランプを前に出した。

今、剣心が2枚。十香が1枚。今から十香が剣心のカードを引くのだがジョーカーを引いたら剣心のターンだがジョーカーでなければ十香の勝ちだ。

「行くぞ!」

「来いでござる!」

すると十香はカードを触れた。今十香が触れているのはジョーカーである。すると剣心は言った。

「それで良いのでござるか?それは危ないでござるよ?」

狙いはこうやって誘惑させるが結局は自分を信じて自分の選んだカードを引きジョーカーを引かせようとしていたのだが……

「そうか!ならこっちにするぞ!」

「えっ……?」

十香は剣心を疑うことなく剣心を信じてもう1枚のカードを引いた。勿論、ジョーカーではないので十香の勝ちだ。

「おぉ!剣心の言う通りだな!」

「そ、そうでござろう?拙者は引き分けにして次の勝負で決着を着けようと思ってたのでござるよ……」

明らかに落ち込んでいるが格好つけてみた。

「そうか!なら次で最後だ!負けぬぞ剣心!」

 

そして5戦目。結局四糸乃は又しても一抜け。そして十香と剣心の一騎討ちは…

 

十香が瞬殺して終わった………

 

 

~宗次郎・狂三side~

宗次郎と狂三は窓から見える海を座りながら見ていた。

 

「やっぱり綺麗ですわね」

「そうだね。左之助さんがチケットを当ててきてくれたから今こうやって来られてるんだもんね。左之助さんに感謝しなきゃ」

宗次郎がハハッと小さく笑うと狂三もそうですわねと言い視線を海へと戻した。

 

「さて…少し酔ったかな?眠たいから寝るよ」

宗次郎は席を立ち上がり布団へと向かった。

「あら、宗次郎さんたらお酒に弱いんですの?」

狂三が少し馬鹿にした言い方をすると

「………………………………………………」

宗次郎はその場に立ち尽くして狂三を見つめ続けた。

「そ、宗次郎さん?どうかしましたの?」

狂三は戸惑いながら宗次郎に問いかけた。すると、

 

 

「くるみ~…ぼくもうねむたいよ~」

いきなり甘えた声になっていた。

「そ、宗次郎さん?酔っていますの?」

狂三が戸惑い続けていると宗次郎は狂三の元へと寄ってきてお姫様だっこをすると狂三を布団に寝かせた。

「そ、宗次郎さん?」

「んふふ…くーるみ…ぼくのじまんのおくさん…んふふふふ」

狂三は顔を赤らめるが隠しはしなかった。

「くるみー、くるみくるみくるみくるみくるみー」

宗次郎は狂三の名前を連呼しながら狂三の胸に顔を埋めて擦った。

「あ、宗次郎さん!?やめてくださいまし!あ…!」

「あははー…やめないよー…うりゃー…服も脱がせちゃうぞー」

そう言いながら宗次郎は狂三の服を脱がせようとした…

 

 

次の日。昨日の事を全く覚えていない宗次郎と顔を赤らめる狂三がいた…

 

 

~左之助・琴里side~

左之助と琴里はお互いあまり喋らないで過ごしていた。

 

「おい嬢ちゃん!何か話はねぇのかよ!」

左之助が無言の空間に痺れを切らしたのか琴里に話しかけた。

「そんな貴方が興味を持つ話なんか持ってないわよ」

琴里がムスッとした態度で答えると続けて喋った。

「左之助貴方が喋りなさいよ。明治にいた頃の話とかないの?」

すると左之助はしかめっ面だった顔を急に笑顔に変えて言った。

「そうか!その話があったぜ!何が聞きたい?何でも良いぜ!」

その余りの気迫に琴里は少し押されながら聞いた。

「そ、そうね…じゃあ剣心の過去とか…貴方と剣心の出会った訳とか?」

「おういいぜ!まずな剣心はな………………………」

 

その夜、左之助と琴里は夜が明けるまでずっと話続けたとさ………

 

 

 

~朝~

それぞれ着替えを済まして旅館の玄関前に集まると琴里が今日の計画を話した。

 

「さて、今日は昨日の部屋分けのメンバーで自由行動にするわ。二人で回るもよし一人で回るもよし、他のグループと回るもよし好きにしていいわよ。各班、それぞれ所持金は………」

琴里が各班の使って良い金額を言おうとした瞬間いきなり皆の中に一人の女性が入ってきた。

 

「此方の旅館に泊まって居た方ですよね?只今この旅館をご利用下さった方にエステをご用意しておりますので良かったらいかがですか?」

そう言ってチケットのような物を見せた女性は変装したエレンだった。

「エステ?なんだそれは?食べれるのか?」

十香が首を傾けながら質問すると士道が答えた。

「食べれないよ。エステっていうのは綺麗になれるんだ。まぁ一回で綺麗になれる訳じゃないけど無料ならやってみたらどうだ?普通にやる時はそれなりの金額がかかるからな」

士道がそう言うと十香はそうか!やってみるぞ!と言い四糸乃を誘った。四糸乃も綺麗という言葉に惹かれたのかすんなりOKを出した。

「そちらの方もどうですか?この中で一番美しい肌をしていますよ?」

そう言ってエレンは狂三を見た。

「え?そう思いますの?」

狂三は嬉しそうに聞いた。

「えぇ肌も綺麗で真っ白。これならエステを受けたらとんでもないほど綺麗になりますよ」

すると、宗次郎が言った。

「いいんじゃない?受けたら?」

宗次郎にも言われたら受けるしかないと思った狂三もOKを出した。

 

「では三人はエステに行くならメンバーを編成する必要があるわね…」

そして分けられたグループは

士道・耶倶矢 剣心・宗次郎・琴里 左之助・夕弦

となった。

耶倶矢と夕弦の勝負は一時中断で夜に再開する事になった。夕弦は耶倶矢が途中でアピールすると疑っていたが耶倶矢も抜け駆けはしないと言ったので夕弦も納得した。

 

十香・四糸乃・狂三は士道達と別れて旅館に戻った。

「エステとはどんなものだろうな!」

十香ははしゃぎ四糸乃も楽しみにしているように感じた。

だが狂三は違った…

 

 

「この女性は恐らく…エレン・M・メイザース…私達を捕まえようとしているのは明らか……十香さんも四糸乃さんも霊力を封印されている今私がしっかりしないと……」

 

狂三は拳を握りしめてエレンを睨み付けた




はい。ちょっと物語の内にそれぞれの夜を書いてみました。これから物語は変わっていきますので楽しみにしていてください!
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