もし緋村剣心がデートアライブの世界に行ったら   作:こうけー

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27日になんと日間に入りました!
1年この作品を書いてきましたがこれほど嬉しいことは無かったです。ありがとうございました!


DEMの第一の刺客

「わぁ………綺麗だね~!」

 

千琥と剣心は今展望台に来ていた。曾ては十香の霊力を封印した場所だ。時刻は夕時、回りには誰にも居ないので千琥と剣心だけだった。

千琥の首には昼に剣心がプレゼントしたネックレスを付けていた。デート中も時々ネックレスを見てはにやけていた千琥を見て剣心はプレゼントして良かったと思っていた。

 

「ねぇ…剣心…」

 

千琥が少し静かな声で剣心に話し掛ける。剣心が振り向くとそこには不安気な千琥の顔があった。

 

「どうしたでござるか?」

「教えて…?昨日何が会ったのか…」

「…!…………それは…」

 

千琥がもしラタトスクのメンバーであったならなにも心配することなく話せただろう。しかし、千琥は精霊ではない。それは、即ち精霊の存在知らなくても良いのだ。

しかし、剣心は渋っていた。千琥になら話しても良いのではないか?と。千琥ならもしかしたらそっと笑顔で背中を押してくれるかもしれないと…そんな事を考えてしまった。

 

「やっぱり…駄目?」

 

千琥が悲しそうに下を向く。このまま話さなければ、デートはこのままの雰囲気で終わるだろう。それは剣心にとっても千琥にとっても良い終わりかたではない。

剣心は話す事を決意した。

 

(勝手な判断を許してくれ…琴里殿)

 

「実はーーー」

 

 

~ラタトスクside~

「左之介は無事に夕弦ちゃんとのデートを終了しました」

中津川が琴里に報告をすると琴里はわかったと頷き、再び見ているスクリーンに目を向ける。映っているのは剣心と謎の女。それを発見したのはちょうど昼下がりだった。

会話を聞いていると女の名前は耀ヶ谷千琥と言うらしい。

そして同時に有ることを令音に頼んだ。

 

「琴里、結果が出たよ」

 

タイミング良く、令音が部屋に入ってきた。琴里が令音に頼んだ内容。それは、

 

 

 

 

 

 

「頼まれた耀ヶ谷千琥の診断結果だが白。

 

彼女は精霊だ…」

 

千琥の精霊かどうかの診断だった。

そして結果は白。精霊だと分かった。

 

「どうする琴里?剣心は彼女の封印に回してDEM社へは行かせないのかい?」

「いいえ。剣心が居なかったら勝てる可能性は大いに減少するわ。剣心には必ずDEMへ行ってもらう」

「そうか…」

「所で、狂三は?」

「あぁ…彼女は了承してくれたよ」

「そう…なら良かったわ」

 

 

~遡ること4時間前~

令音は宗次郎のいる集中治療室の前に居た。そして令音と一緒に居るのは宗次郎が運ばれてからずっと宗次郎の側にいる狂三と奏だった。令音が今回、宗次郎の所に来たのは狂三に報告と意思を聞くためだった。

 

「剣心達は今日DEMに宗次郎の敵討ちと鳶一折紙の奪還をしに行くよ…」

「そう…ですの………」

狂三は誰が見ても元気には見えなかった。目の下には小さな隈が出来ていた。とても、気も落ち着いてはいないだろう。そんな中で、令音は琴里に言われたことを狂三に伝えた。

 

「狂三……君はどうする?DEM社へ行くか?」

「わたくし…ですの?」

「あぁ…敵は強大だ。剣心と左之介だけでは勝てるか分からない。となると、精霊の力も必要になる…更に君と耶倶矢、そして夕弦は霊力をまだ封印していない。それは私達にとって明らかな戦力だ」

「私に戦ってほしいと………?」

「あぁ…別に無理にとは言わない。只、来てくれると誰も失わないで済む可能性が大いに高まるんだ…」

「………少し考えさせて下さいまし…」

 

 

それから1時間程して狂三は令音の元へ現れて行くと告げたのだった。

 

~剣心・千琥side~

 

「ーーーと言う訳でござるよ」

 

剣心は起きた事の全てを話した。千琥はふざけずに真剣な眼差しで話を聞いてくれた。

 

「そうなんだ……DEMか~…そこに乗り込むの?」

「そうでござるよ…生きて帰れるかは分からない」

「!?そこまで厳しいの?」

「あぁ…」

 

剣心が少し顔をしかめると千琥はネックレスを掴み剣心の胸の中へ顔を埋めた。

 

「…千琥…」

「ねぇ剣心?私ね一つ黙ってた事が有ったの………」

「何でござるか?」

 

千琥は埋めていた顔を上げて剣心の目を見る。そして口を開いた。

 

「私…実はせーーー「ここに居ましたか…グリエル」」

「何者でござる!?」

 

千琥の話の途中で男が割り込んできた。男はゆっくりと剣心達の近くに寄ってくる。剣心は千琥を後ろに隠して構えた。

しかし、その瞬間に男は姿を消したと思ったが後ろから気配を感じた。振り向くと時はすでに遅く千琥を掴まえて距離を置かれた。

 

「お主…何者でござる……?」

「私が分かりませんか?折角、分かりやすくするために跡を残していたのに…」

「………城宮悠仁…」

「何だ。分かってるじゃないですか」

「お主が宗次郎を!」

剣心が剣を抜き、悠仁に突撃しようとした。すると悠仁は手を差し出してまぁまぁと呟いた。

 

「怒る理由も分かります。それなら今夜決着を着けましょうよ。貴女方が今夜DEMに乗り込むのは分かっているので…勿論、こちらは腕のある者だけを戦線に出しますのでそちらも腕のある者だけを連れてきてください…では、この紙をご覧になってから来て下さい」

 

悠仁は剣心に一礼すると同時に光の粒子になって消えた。

そこには、1枚の紙が落ちていた…

 

「クソッ!城宮…悠仁!」

剣心はその場で地面を殴り付けた……

 

ーーー………

 

それから二時間後、ラタトスクには剣心、左之介、士道、琴里、狂三、耶倶矢、夕弦が集められた。

 

「皆、準備は良い?」

 

琴里が皆の顔を見ながら言うと剣心達は頷き転送装置の前に立った。

 

「剣心…少し残りなさい」

「ん?何でござるか?」

 

皆が転送されるのを確認すると琴里は話始めた。

「悪いけど貴方が耀ヶ谷千琥とデートしているところを見さしてもらったわ…」

「………そうでござるか」

「貴方が彼女に全てを話したのは少し焦ったけどいずれは彼女も知ることになったから良かったわ」

「………………やはり、千琥は精霊か…」

「えぇ…今回は助かったけど次からは簡単に周りに精霊の事を話さないで…良い?」

「了解でござる…」

 

ーーー………

 

剣心と琴里も転送されて左之介達と合流すると琴里が最後のミーティングを始めた。

 

「良い?今回の私達の目的は

鳶一折紙の奪還!

城宮悠仁への仕返し!

耀ヶ谷千琥の奪還よ!」

「おう!って耀ヶ谷千琥って誰だよ!?」

左之介が付け加えられた目的にツッコんだ。

「剣心…貴方が説明しなさい…」

「分かったでござる… 耀ヶ谷千琥は拙者が出逢った精霊でござる…そして拙者が今日デートをしている途中でDEMに拐われた…千琥は拙者の…………」

そこで剣心は止まってしまった。

(拙者の…何だ?千琥は拙者にとって………分からない…)

 

「とりあえず…良い?その三つが作戦よ!

剣心が城宮悠仁に渡された紙にはこう書かれていたわ…

5フロアに成っていて勝てば次のフロアに行ける…相手は腕の経つものばかりらしいわ…気を引き閉めていくわよ!」

 

「「「「「「よし!」」」」」」

 

そして、剣心、左之介、士道、琴里、耶倶矢、夕弦、狂三はDEM社の正門を堂々と入っていった。

 

 

 

ーーー5階(1フロア目)ーーー

 

7人が5階まで来ると大きな扉が有った。その扉は明らかに1フロア目を指しているのは分かった。

左之介が大きなドアを開けるとそこは真っ黒な部屋の中にピンクのレーザーを明かりにした未來的な部屋だった。

 

そして、そこに立っていたのは…

 

「あはハ!良く来たわネ!私はジェシカ・ベイリー!

DEMのアデプタス3ヨ!さぁ、私の相手は誰なのかしラ?」

 

「どうする琴里?」

「そうね…いきなり、アデプタス3を出してくるなんて随分と真剣だわ…ここは………」

 

剣心達がガラス越しで観戦出来る準備ができるとベイリーが口を開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ…始めるわヨ?可哀想な子犬さんたチ?」

 

 

「ふっ……我等、颶風の御子・八舞の前に敵など居らぬわ!アデプタス3よ!覚悟するのだな!」

 

「同意。アデプタス3だかなんだか知りませんが身内をヤられた分の仕返しはさせていただきます…!」

 

 

「あはハ!じゃあ、バトルスタートヨ!」

 

 

 

1フロア目

 

ジェシカ・ベイリーVS八舞耶倶矢・夕弦

 

 




はい。バトルです。
ベイリーの話し方って書き辛いですね!

さて、1フロア目はベイリーと八舞姉妹です…果たしてどっちが勝つやら…

このDEMルールの説明をします。

1フロア何人投入しても構いません…しかし、途中からの参加は認めない。
一人が戦える回数は一回のみ。勝っても次からは戦えません。
負けたら次の人が勝負。
全滅した方の負け。
勝てば次の扉が開きます。
バトル中は他のメンバーはガラス越しでの観戦となります。

さて!この作品の中で遂にまともなバトルが続きます!次回はジェシカVS八舞です!
楽しみに待っていて下さい!
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