もし緋村剣心がデートアライブの世界に行ったら   作:こうけー

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久し振りの更新です


戦、愛、裏切り、未来

 

ガヤガヤ

 

剣心達一行は当初の目的通りに天宮祭へと来ていた。

「おぉ…!色んなものがたくさんあるぞシドー!」

「おいおい…目的を忘れない程度で楽しむんだぞ?」

「うむ!」

誘宵美九のステージまでに時間はまだかなりの余裕が残っている。その間は、各自自由に動くことにしておいた。何せ、天宮祭はこの一年で一番大きな祭りである。楽しまなければ損というものだ。

 

ーーそんな中でも、まだ固さが残った表情をしている剣心、千琥。

二人は、近くの人気のない仮設で作られたベンチに腰を下ろし、夜の為に考えた策を最終で確認しあった。

 

「ーーという形でいくけど問題はないな?」

「うん…大丈夫」

 

正直言って、この策が思い通りに進む可能性はかなり低い。何故なら、今回のディーヴァの件にDEMが関わってこないなんて事は100%と言って良いほどあり得ないだろう。

そうなって来ると、この策は一気に失敗と化す。それでも、これ以外に策はなかった。

 

「でも、人間から精霊にするなんてどうやったら出来るんだろうね?」

「さぁ…でも、許されることではないのは確かだ」

 

ーーー

ーー

ー

 

~ラタトスクside~

 

「さぁ、司令の命に関わる私たちにとって一番の戦争《デート》です!気を引き閉めていきますよ!」

副司令・神無月の声が艦内に響く。琴里自身も天宮祭へと足を向けている今、このラタトスクを任されてるのは副司令の神無月だ。

幹本や椎名達も神無月の言葉に乗っかかる。それほどまでに今回の戦争《デート》はラタトスク艦員にとっても一大事なのだ。

「何としても…成功させなければ」

神無月もいつになく真剣な眼差しを琴里の映るモニターに向ける。

 

するとその時、異常事態を知らせる警報が艦内に鳴ったーーー

 

「ーー!?どうしたんです?」

その言葉に川越が返す。

 

「ーーこれは…敵襲です!!」

 

ーーー

ーー

ー

 

 

ウゥーン!!ウゥーン!!

 

「…な、これは!」

士道達がいるこの祭場にも警報が鳴り響いた。

「空間震警報ってことは…ディーヴァが動いたの!?」

琴里が直ぐ様、インカムでラタトスクへと繋ぐ。その間にも、一般人達は何時ものシェルターへと逃げ込んでいた。

先程までの、楽々とした雰囲気は何処かへと消え去り、周りからは焦りの声が聞こえてくる。

 

「あ、神無月!どうしたのこれ、ディーヴァが動いたの!?」

『違います、これは自己的にASTが鳴らした物です。先程から四方八方から夥しい数の魔力が感じられます。恐らくDEM社の仕業でしょう』

「なっ!?ここでディーヴァと私達諸とも殺るつもりって訳ね…分かったわ直ぐに戻るわ」

 

ーーー

ーー

ー

 

「どうだいエレン?天宮市民の避難は完了したかい?」

「はい、今ASTからの避難完了報告がありました」

 

艦隊【ゲーティア】。エレンが一人でも操縦することの出来るラタトスクの【フラクシナス】の対艦である。今その艦に、今DEM社のトップであるアイザック・ウェストコットはエレン・M・メイザースと共にいる。

「他の船達は?」

「問題なく動いています。一斉攻撃も万端です」

 

今回のこのDEM社の兵力数は1000を少し越す程の数である。更に、現地でASTには精霊討伐と称して加わって貰う。

その、1000もの数を一方向から進軍させると緋村剣心、瀬田宗次郎、相楽左之助、五河士道に他の精霊達を一塊にして相手にしなくてはならない。それだと少し厄介なので、一人一人隔離させる仕組みに変えた。

北にエレン。南にアダム・イヴ。東にミルーシャ。西にアルテミシア。

北西に城宮悠仁。北東に岩丈岱。南西にジェシカ。南東はまだ指揮官を置いていない。しかし、誰かは決めてある。

 

「ふふ…楽しみだよ。ラタトスクが今日潰れていく様を見れると思うとね」

「えぇ…彼等が消えると私達の目的も叶ったも同然」

「だが、幾ら数が居ようとも油断は禁物だよエレン。心して掛かってくれたまえ」

「はい」

 

ーーー

ーー

ー

 

「ーーと言うわけよ」

空間震警報が鳴った直後、ラタトスクメンバー達は当然フラクシナスへと集まっていた。

丁度、DEMの兵力数と陣形を説明したところである。

「俺達の形はどうするんだ琴里?」

こっちは剣心、宗次郎、左之助、士道、十香、四糸乃、狂三、耶倶矢、夕弦、千琥、真那の11人。琴里も数に入れたい所だがやはり件があるので戦う事は避けることにした。士道達にバレない様にするために前の戦いで負傷した何て嘘をついた。しかし、士道達にバレなかったためその点においては良かったと言えるだろう。

「そうね…エレンが生きてたなんて驚きなんて物じゃ済まないけどDEMの事よ。何か変な技術でも使ったんでしょうね」

琴里が目の前に敷かれたDEMの陣形を図式したものと睨み合う。そこにーー

「ジェシカは私に行かして欲しいでいやがります」

真那がそう言ってきた。そして、そのまま続ける

「あいつはきっと私との勝負を望んでいやがります。だからーー」

「分かったわ。じゃあジェシカは真那がお願いね」

ジェシカの名前にバツをつける。残りの6人と150人程の相手は琴里の独断で決めることにした。

「とりあえずはこれでいくわ。ディーヴァの動きも気になるけどもまずはDEMよ!」

琴里の言うとおり、ディーヴァの動きも気になるが今のところは何も動いていない。とりあえずは放っておいても問題無いだろう。

 

「さぁーー私達の戦争《デート》を始めましょ」

 

ーーー

ーー

ー

 

「結局、DEMの邪魔が入っちゃったね」

「あぁ、だが予想していた事だからな。早くケリをつければ良い話だ」

 

剣心と千琥が二人で通路を歩く。向かってる場所は同じ場所である。

 

「剣心と共闘するの2回目だね。今回は足引っ張らないように頑張るね」

「無茶は止めるでござるよ。いざとなったら一人でも戦うから心配するな」

「それが一番無茶だと思うけど…」

ーーー

ーー

ー

 

「あらあら、私の相手は貴方なのね」

西から進軍を開始している指揮官、アルテミシア・ベル・アシュクロフトの前に立ちはだかったのはーー

 

「えぇ…不服ですの?」

時崎狂三。識別名【ナイトメア】

 

「問題ないわ。私は目の前の敵を倒すだけ…例え最警戒レベルのナイトメアだろうと…ね」

 

アルテミシアはレイザーブレードと顕現装置を起動させる。

狂三も同様に刻々帝【ザフキエル】を顕現させる。

 

アデプタスNo.で五指に入る【アルテミシア】と史上最悪の精霊【ナイトメア】が今、合間見えるーー

 

ーーー

ーー

ー

 

「あラ?誰かと思えば裏切り者のマナじゃないノ!」

ジェシカの顔がニヤリと微笑む。

「えぇ…貴方が一番簡単に倒せると思いましてね」

「腹立つわネ相変わらズ…でもぉ…その偉そうな態度もどこまで保てるかしラ!!」

ジェシカ、真那共にレイザーブレードを握り、真那は更にCRーユニット【ヴァナルガンド】を展開する。

「初めて使うので少し緊張はしますが一瞬で終わらしてやりますよ!」

「あははァ!マァァナァァァァァァ!!!」

 

元・アデプタスNo.2と現・アデプタスNo.3が激突する。

 

ーーー

ーー

ー

 

「おや?私の相手は貴方達、二人でしたか…」

悠仁の視界に入ったのは二人。

 

「ふふふ、まぁ直ぐに終わらしてやる故に楽にしておれ」

「注意。そう言うことを言うと結構苦戦するのがオチですよ」

「う、うるさいし!」

 

悠仁は二人の会話に何の感情も示さず、只静かに愛刀【月螺】を抜く。

 

「本当は先日の緋村剣心への借りを返したかったのですが…まぁ、良いでしょう。貴方達の処理が終わってから向かいます」

「ふん!やれるもんならやってみな!!」

 

八舞姉妹が各々【颶風騎士[ラファエル]】である【穿つ者[エル・レエム]】【縛める者[エル・ナハシュ]】を顕現させる。

アデプタスNo.6と風の精霊【ベルセルク】がぶつかり合う。

 

ーーー

ーー

ー

 

「来たかぁ相楽左之助!!」

「おうよ!待たせたな岩丈岱!!」

「前の喧嘩の借りを今返してやるぜ!」

「へっ!またボコボコにされても知らねぇぞ!!」

 

お互い、自分の拳を片方の手で包み込む。

 

アデプタスNo.9と喧嘩屋・相楽左之助。

むさ苦しい二人の拳がぶつかる。

 

ーーー

ーー

ー

 

「…ふーん。私も随分と舐められてんな」

ミルーシャは目の前に立つ精霊に呆れて、溜め息を吐く。

「そ、その…わたし、だって…!」

四糸乃が必死に反論しようとする。しかし、ミルーシャは聞く耳も持たずにいきなり爆発球を作り出し、四糸乃目掛けて投げる。

しかし、四糸乃に触れるか否やの所でその球は綺麗そのまま氷と化した。

 

「ーー!?へぇ…中々やるじゃん」

「わたしだって…やる時はやるんです…!」

 

アデプタスNo.2であるミルーシャ、識別名【ハーミット】。

 

一番警戒レベルの低いハーミットの逆襲が始まる。

 

ーーー

ーー

ー

 

「来ましたね…瀬田宗次郎」

エレンの前に立つ男は2年前、彼女を死に追いこんだ本人、瀬田宗次郎である。

「まぁね…まさか生きてたなんて驚いたよ。とりあえず良かったね」

「…馬鹿にしてるんですか?」

エレンの目が細くなりキツくなる。宗次郎はその目に対して何時もと変わらず優しい顔で言葉を返す。

「いやいや、命あっての人間だからね。こうしてまた君に会ったのも君の命のお陰だって言いたかっただけさ」

「それはどうも」

 

エレンのCRーユニット【ペンドラゴン】が起動する。

それと対に宗次郎も【菊一文字則宗】を抜く。

 

2年前の対決が再び始まる。

 

ーーー

ーー

ー

 

運命とは数奇である。

時に人は定めに従い、時に人は定めに逆らう。

だが、時もまた従う者、逆らう者隔たりなく人を時という制限の中に閉じ込める。

従うならばこの世の誰かだけが知っている未来へとーー

逆らうならばこの世の誰も知らない未来へとーー

未来とは必然なのか偶然なのかーー

 

定めとは時に人を裏切る定めでもあるーー

 

ーーー

ーー

ー

 

南からの進軍を指揮するアダム・イヴは両方の乗っている艦【アルバデル】から天宮市を見下ろす。

 

わかる。俺にはーー緋村剣心がここに向かってる

 

アダムは抑えられない興奮を必死に顔に出さぬようにしている。それを横から見てる妹、イヴ・ユリカエルは疑問に思っていた。

 

つい先月までアデプタスNo.1と称されていた自分達には感情なんてモノは無かった。只、父であるウェストコットにあらゆる任務での成功を報告する。それだけが仕事であり、それだけが彼等に【喜】という感情与えていた。

しかし、先の剣心・千琥との戦いでイヴ自身は傷負い少しの間、アダムから離れる形となった。

そして、完治した直後に見た兄は全然違っていたのだ。

【喜怒哀楽】全てとは言えないがそれでも感情と言うものを手にしていた。

それと同じく今、イヴにも感情芽生えた。【兄の楽しそうな顔を見ることの出来た「喜び」】がーー

昔から、そうだった。兄は親の居なかった自分達が必死に生きるために走り回っていた。時に、悪事に手を染めてでも私を守ってくれていた。そんな時、何時も言うことは同じだった。

【大丈夫!お前は俺が守るからよーー】

あの時の笑顔は今も忘れない。眩しいあの笑顔をーー

 

しかし、DEMに拾われてからその笑顔は愚かーー感情まで失ってしまった。度重なる実験からの疲弊、ずっと監視され続ける日常。

次第に感情が何なのかさえ忘れてしまった。

 

そんな中での今回の兄のアダムの笑顔は自分自身の感情までもを引っ張り出してくれた。兄が笑顔の理由は緋村剣心にある。

ならばーー自分には彼への感謝と共に楽に終わらせる義務がある。

 

「お兄ちゃん…」

イヴはアダムの顔を見る。

「どうしたイヴ?」

アダムはじっと下にある天宮市を眺めているーー

「良かったね。好敵手と呼べる人が出来てーー」

 

本当は、「大丈夫?」と言いたかった。これがラタトスクとの最後の闘争にするつもりならば当然向こうもこれを最後にするために全勢力をぶつけに来るだろう。今までとは規模の違う戦いにーー

 

死人も出るだろう。それも大勢ーーだから、そんな死人の中に兄を入れたくなかった。只それだけの、妹としての心配だった。

 

その瞬間、イヴの頭の上に手が置かれたーー

アダムの手である。

そして、アダムは少し彼女の薄いピンク色の髪の毛をクシャッとすると、彼女を見てーー

 

 

「大丈夫…お前は俺が守るからなーー」

 

想いとは時に心を繋ぐものである

 

ーーー

ーー

ー

 

「…天宮市。久し振りに戻ってきたな」

 

空間震警報により誰もいなくなった天宮市の郊外に足を踏み入れる人物が1人ーー

 

大きさとしては180㎝を少し越えた程の身長、少し細い手足だがその細い腕からでもその9割9分が筋肉なのは見てわかる。

群青色の髪、少し焼けた肌、黒のマントを着たその男は近くを飛ぶ1つの艦を見つける。

 

「あれが…目標の居る場所か…?」

すると、男はその艦へとゆっくり足を進めた。

「待っていろ…裏切り者よ」

 

ーーー

ーー

ー

 

千琥の霊力で共に宙に浮かぶ艦【アルバデル】へと近づく。目を凝らしてみるとその船だけでも軽く100は居るであろうバンダースナッチと魔術師が見えた。

 

「これは…少し厄介だな」

剣心が少し顔をしかめると千琥も同じように溜め息を吐いて、「そうだね」と言う。

「なるべく早く終わらせなくてはいけないのにまさか相手があの二人だとはな…少し厄介だ」

 

言い終えると同時に艦に足をつける。前を見ると今回の剣心と千琥の相手ーー

 

「待ってたよ…緋村剣心」

 

アダム・イヴが立っていた。

 

かつてDEM社で彼等に敗北を喫した剣心達。当然、リベンジという形になる。

しかし今回はそんな悠長な事を言っている暇はない。出来るだけ早くケリを付けて琴里の件に回らなくてはならない。

 

「済まんが一瞬で終わらせて貰う…」

剣心は一気に新しく手に入れた剣気の入れ換えを行い、抜刀斎へと豹変する。

同じように千琥も神威霊装・千番【ミル・スウェート】を展開する。

 

アダム・イヴはお互いレイザーブレードと共に目の色を赤から黄色へと変化させ、特殊能力の【感覚麻痺】を発動させる準備を整える。

 

「…行くぞ!」「うん!」

剣心と千琥

 

「…来るぞ」 「うん…」

アダムとイヴ

 

大切な者と共に戦う二組が今ーー

 

ーーー

ーー

ー

 

「…嘘だろ」

「…これはどういうことなのだ?」

 

士道と十香は誰も指揮官のいない南東が士道には一番最適であり、その護衛として同じ【塵殺公】の使い手として十香を一緒に向かわせた。

 

しかし予想外の出来事が起こるーー

誰も指揮官のいない南東ーー

一番敵のレベルの弱いその軍団に指揮官がいたのだーー

 

肩を擽る程度の銀の髪の少女。

士道、十香にかなり面識のある人物ーー

DEMに関わりがあり、且つ魔術師と言えばただ1人。

 

 

「何でお前がそっちに居るんだよ……折紙!!!」

 

DEMの最高峰CRーユニット【メドラウト】を装備した鳶一折紙が目の前に立っていたのだ。

 

「どういう事だ鳶一折紙!」

十香も驚きを隠せない。それもその筈で折紙がASTとして出撃しているなら普通の事だ。しかし、ASTでなくDEMのCRーユニットを使って、更に指揮官として存在しているーー

 

それは異常であった。

 

「何してんだ折紙…お前もしかしてDEMに…?」

士道の顔が段々と絶望と化していく。

「…私はASTを辞めた。精霊を滅ぼすならもっと力のある場所…つまりDEMに加わるのが一番だと思ったーーただそれだけ…」

 

ただそれだけ。

それが士道には分からなかった。つい先日DEMに拐われたと言うのにのうのうとDEMに近づくなんて正気の沙汰じゃない。

 

「あの時…DEMに拐われた時にアイザック・ウェストコットが私を勧誘してきた。私には力があると…だから、彼の言葉を信じここに今たっているーー

士道…悪いけれど今の私はDEM。貴方の敵。けれど、貴方を殺したくはないーーだから、貴方はシェルターに逃げて夜刀神十香だけを残していって。私の敵は彼女だけだから」

 

冷たい目と言葉が士道に掛かる。士道は唇を血が出んばかりに噛み、折紙をギッと睨み付けるとーー

 

「そんな事出来るかよ!ここで俺だけ尻尾巻いて逃げるくらいなら死ぬ可能性があったとしても俺は戦うことを選ぶ!!それに俺はお前らが戦うところを見たくなんてない!!」

 

そう言い、士道は塵殺公を顕現する。今の士道の持つすべての感情を剣に込めてーー

 

「…なら、仕方がない。士道ーー私は貴方を殺したくはないけれども貴方がそのような姿勢を取るなら容赦はしない」

 

メドラウトが完全に攻撃の準備に入り出すーー

 

士道と折紙。

 

精霊を愛する者と憎む者

その愛する者を愛する憎む者

憎む者を救おうとする愛する者

 

お互いがお互いを大事に思うからこそ流れずに済む血があるなかで彼彼女らは

 

 

戦うことを選んだ

 

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

ー

 

先程から近くの艦へゆっくり進んでいる男。その男にーー

 

【聞こえる誅邪?】

 

何処からともなく声がする。しかし、誅邪と呼ばれる男は驚きも何もせずそのまま歩きながら口を開いた。

 

「あぁ、聞こえてる」

【まずは1人目の裏切り者よ】

「…名は?」

【鳶一折紙】

「…どうする殺すか?」

【今は止めておきましょ。そうねまずはーーー何てどうかしら?】

「そいつを殺せば良いのか?」

【それは貴方に任せるわ誅邪。でも殺りすぎは注意よ?あくまでも私達の目的は分かってるわよね?】

「あぁ…当然だ。奴はここで殺す」

 

 

 

【そう…ラタトスクを…精霊達を裏切っては一番いけない緋村剣心のDEMへの寝返り。それだけを止めれば良いのよーー期待してるわ誅邪】

 

「あぁ、必ずや成功の二文字を奏、お前に捧げよう」

 

 

そう言う男の通った人気のない天宮市郊外の木は彼が通った道の木だけを悉く枯らしていったーー

 

 




どうもこうけーです。
美九編は主にこのラタトスクVSDEMの戦いが7割程を占めるとは思います。

何せ、ラタトスク11人とDEM社8人の戦いを個々に書かなくてはならないので…

とりあえず書いていくうちで物語のKeyマンは剣心と誅邪と呼ばれる謎の男のようですね。

次回もとりあえずは頑張ります!では!
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