ガキン!カンガン…!
1つの艦の上では桁ましい暴風が発生し、そこらにいる魔術師、バンダースナッチ諸々を吹き飛ばしていた。
その中で、ただ黙々と攻撃を避け流し所々で攻撃与えている者が一人。
「……」
ただ黙々と一言も喋らず、ただ攻撃避け流す。その男に超スピードで突撃する風の精霊【ベルセルク】。
矛の耶倶矢と鎖の夕弦もそれに対してただひたすらに悠仁へと攻撃の手を止めない。
「この…!ずっと受け流してばっかじゃんあいつ!」
「指摘。だからあんな台詞を言うと結構苦戦するのがオチと言ったのです」
「う、うるさいし!別に苦戦何てしてないじゃん!!」
痺れをきらした耶倶矢は夕弦の元へ駆け寄り、【天を駆ける者(エル・カナフ)】を発動させる。その攻撃は今までの攻撃とは比べ物にならないほどの威力、暴風を発生させ悠仁目掛けて飛んで行く。
「…【月の断】」
そうだけ呟くと悠仁の刀【月螺】は細く凡そ1㍍程の長さに変形し飛んで来る【天を駆ける者】へと斬りかかる。
すると耶倶矢達の攻撃は綺麗に悠仁の前で2つに避けて上空へと消えていった。
「……なんかあいつ、この前よりも強くなってない?」
「便乗。たしかに前見た時よりも数段強いです」
耶倶矢と夕弦の額に少し汗が流れる。
それと同時にーー
「【月の宴】」
次は刀が3手に分かれてまるで鉤爪の様に変形する。そして、悠仁は耶倶矢達へと一気に近づき、まずは耶倶矢に攻撃を仕掛ける。耶倶矢はそれを避け、矛で風を飛ばし悠仁を攻撃したが悠仁はその風も切り、またしても襲いかかる。すると、夕弦の鎖が悠仁の足に絡み付き彼を艦へと一気に叩きつける。その時の衝撃で起きた煙の中から直ぐにまた這い出て三度襲いかかる。
それからも同じような事が何度も繰り返される。悠仁が攻撃を仕掛け、それを避けて反撃する。しかし、また悠仁が攻撃を仕掛ける。
何度も何度も同じことの繰り返しが続きーーー
「この戦いも飽きましたね…これで終わりにしてあげましょう…」
悠仁が一旦攻撃を止めてその場に立ち止まる。すると刀を己の心臓に突き刺したのだーーー
「「なっ…!?」」
それを見た耶倶矢、夕弦は驚きを隠せない。しかし、悠仁は自分の体に段々と刺し込んでゆく。だが、良く見ると血が流れていなかった。そして、完全に根本まで体に突き刺さると刀は光の粒子となって消えーーー
「リンク魔法【月の聚楽】」
悠仁の体を輝かせたのだ。
「何あれ?一体どうなってんの?」
「不明。夕弦にも分かりません…彼は確か上空の月を使った特殊な魔術を使うのでは?」
そんな二人の疑問へ何も答えず悠仁は再び攻撃を開始した。
「なんかヤバそうだよあれ!!」
「既知。そんなの見たら分かります…耶倶矢もう一度あれを」
二人は2回目の【天を駆ける者】を放つ。悠仁は次はその攻撃に自ら突撃していったーー
すると、その【天を駆ける者】はまたしても2つに別れた。だがそのまま悠仁は耶倶矢へと襲いかかる。
「こんの…!」
耶倶矢の矛が悠仁の体を突き刺したーーー筈だった。
しかし、彼の胸が彼女の矛を受け止めていたのだ。そのまま悠仁は矛を片手で掴み耶倶矢を逃がさないようにすると思い切り鳩尾を殴り付け、次は逆に耶倶矢が艦へと吹き飛ばされた。
「呼応。耶倶矢!」
夕弦が吹き飛ばされた耶倶矢の元へと駆け寄る。すると耶倶矢の殴られた箇所が深く大きく斬り付けられ大量の血を流していた。
「確認。大丈夫ですか耶倶矢」
「い、いや…ちょっと不味いかも……」
「では、ここで安静にしていてください。夕弦が決着をつけてきますので」
「う、うん……頼んだ…」
夕弦が悠仁の前へと戻ってくる。
「確証。間違いなく貴方は強くなっています…しかしこの短時間で何を?」
その質問には流石の悠仁も答える。
「…この技はリンク魔法…つまり刀と私が1つのなる魔法なのです。そうすることで体を刀にした私は防御をしなくとも体のこの丈夫な月螺の硬さが受け止める…するとカウンターがより早く出来る。そしてただの打撃が斬撃になる…これが私のリンク魔法【月の聚楽】です」
「理解。どうやらかなり厄介な様ですね」
「しかし、デメリットも有るんですよ。この技は5分しか使えません。5分後には元の月螺が手に収まるのですが反動が大きいのでね…少し動けなくなるんですよ。だからこの話をしてる時間も勿体無いのでね…行きますよ」
夕弦は迫り来る悠仁を【縛める者】で押さえつけるが鎖はいとも容易く斬られる。ただ触れただけなのにこれじゃどうしようもない。
(危機。これは少し厄介ですね…)
夕弦は悠仁の攻撃をギリギリのところで避けるとーー
「確信。此方も出し惜しみをしてる暇は無いようですので見せてあげましょう」
すると、夕弦は静かに瞳を一度を閉じてゆっくりとまた目を開く。すると彼女の目は青色から真緑色へと変わっていた。そしてーー
「【
彼女が手を上に突き出し掌を広げると幾つもの竜巻を発生させる。そしてそれらがゆっくりと夕弦を取り囲みそして混ざりあっていき、そして大きな風神を作り出した。
「これは…」
流石の悠仁も夕弦の風神の大きさに目を疑う。大きさとしては軽く20㍍はあるだろう。更に先程からかなり強い風がその風神の方へと吹いており体が勝手に近づいていっている。
先に攻撃を仕掛けられたら危ないと感じた悠仁は先に攻撃へと転ずる。彼はその風神の胸を大きく貫通したーーしかし、その風神は風によって作られたものであり実態はない。つまりただただ彼は暴風の中を通っただけに過ぎなかった。
「そ、そんな…馬鹿な…!」
先程までとうって変わった悠仁の表情。しかし、何処にも夕弦の姿は見つけられず、声も聞こえない。
【……】
風神もまた当然喋る筈もなく、軽く手首を軽く捻る。すると、悠仁の周りを完全に暴風で済むような勢いじゃない風が悠仁を包み込む。
「…っこれは【
悠仁は自分を包み込むその風の結界へと勢い良く飛びかかり突破しようと試みた。しかし、彼が風と触れあう瞬間に風は彼を元居た所まで跳ね返した。
「…なに?」
静かにただ少し動揺を隠せない顔をした悠仁はもう風以外何も見えなくなった自分に焦りを感じ始めていた。
すると何処からともなく声がしてーー
「呼返。これが夕弦の二年程の鍛練の成果です。この前のDEM社での戦いでは耶倶矢がいたから【絶風壁】を使いましたが今回は夕弦一人なので【風神の激情】を使いました。どうです?中々の物でしょう?」
きっとこの風の結界の外側から話してるのだろう。そう考えるとますます分が悪い事に気がつく。外に出られない自分が夕弦へ攻撃するなんて不可能だ。
「確かにピンチですねこれは」
「決定。夕弦も他の人達のサポートに回りたいので貴方との戦いはこれで終わりにしましょう」
成す術の無い悠仁。
先程からずっと結界を潜り抜けようと必死にぶつかっているが必ず風が自分を上回る強さで吹き荒れ元居た場所へと戻してくる。
「
しかし夕弦は攻撃する事を止める筈もなく技を使い始める。
【刃風神】と呼ばれたその魔法は次第に悠仁を囲む風の結界に耳が痛くなる程の高音を放ち、所々で摩擦からの火の粉が上がっていた。
「な、なんですこれは…」
「説明。簡単に言えば鎌鼬の様なものですよ。風が刀のような切れ味を持つ…たったそれだけ。貴方の体が刀と言うならば夕弦の風も刀に変えるべきでしょう?」
夕弦がそう言うと同時に悠仁は風に体を拘束された。何かに捕まえられてる訳ではないのに四方八方から風が自分に向かって吹き行動させないようにしてくる。
すると、次第に風は悠仁にゆっくりと近づき始めたーー
悠仁の自慢の月螺とは言えども、このような規模の風の刃を受け止める自信は何処からも沸かなかった。
「こ、この…!」
「指摘。無駄ですよ…そんな簡単に振りほどける程夕弦の【風神】は弱くありません」
「そんなの私のリンク魔法だって!!私の月螺がこの様な風に…!!」
目の前まで風は来ていた。
そして、次の瞬間刀と刀がぶつかり合うあの甲高い音が響いたーーー
ーーー
ーー
ー
「アハハハハ!マァァァナァァァァァァァ!!!」
「ちっ!相変わらずゴキブリみたいな執着力と気持ち悪さでいやがりますね!」
ベイリーの乱射するミサイルや銃弾を避けつつ先程から的確に攻撃を当てているにも関わらず直ぐに立ち上がってまた乱射を始める。それはまさにゴキブリといっても過言ではなかった。
「アハハ!マナァ!どうどウ!?私の強さはァ!?」
「だから気持ち悪いって言ってるじゃねぇですか!しつこい!」
真那も流石はアデプタスNo.2だっただけの実力はあり、先程からほとんど傷を受けていない。だが、逆にベイリーとてアデプタスNo.3だけの実力はあり、随意領域の使い方が従来の魔術師よりも遥かに巧い。
「やっぱり昔からあんたの事は嫌いでしたが、今は反吐が出るほどになりましたよ!!」
「あら奇遇ネ!私も真那の事は昔から嫌いヨ!東洋人のくせに生意気にNo.2を名乗りやがっテ!」
「別にこんな数字気にしたことなんてないですよ!!」
その言葉がベイリーを更に刺激してしまい、益々厄介になってしまった。
それでも真那は避けるものは避け受けるものは上手く受け止め、確実にベイリーへと又々近づいていく。
その時横からふとさっきを感じた真那は一旦折角近づきつつあったベイリーから距離を置き殺気の感じた方を見た。
するとそこには肌も服も更には夜だから余計に見えにくくはなっているが確実に誰かがこっちに向かってきている。
「誰でいやがりますか?」
真那が目を細めてそう言うと、ベイリーも同様に真那の向く方へ顔を向けた。
「あらあラ?鼠が入り込んでしまったようネ…仕方ないけど今とてもムシャクシャしてるから殺すわヨ?」
そのまま銃口をそちらに向けて何発か銃弾を放つ。普通の人間なら確実に避けられないだろう。
「なっ!?何をやってるんでいやがりますか!!」
真那がベイリーに止めに掛かる。すると、ベイリーも真那に再び銃口を向けた。しかし、その瞬間ーー
真那の目の前からベイリーが消えた。
「…え?」
一瞬だけだが横から人影が入り込み、そのままベイリーを吹き飛ばした様に見えた。
そして、ベイリーが飛んだであろう方向に目を向けると確かにそこには壁に深くめり込んだベイリーとその前に立つ恐らく先程の人間が立っていた。
「ちょ!あんた生きてたんでいやがりますか!?」
真那はベイリーなんかよりもその人間に心配をかけた。
しかし、男は振り向かずにそのまま口を開いたーー
「崇宮真那…」
「…何で私の事を?」
「お前が知る理由はない」
男はそのままゆっくりとまた進み始めた。しかし、ここで去られては真那も不気味でしかたがない。声をかけて呼び止めるが男は無視しそのまま歩き続ける。すると今まで壁に填まっていたベイリーが勢い良く壁から抜け出し又しても銃を乱射する。
「良くもやってくれたわネ!!只じゃ済まさないわヨ!!!」
先程、あんな攻撃を食らいながらも屈せずに敵を滅ぼそうとする所はここまで来ると尊敬に変わってくる。だが、ベイリーがこの男に勝てる気なんて真那には1も無かった。
「止めなさいベイリー!!貴方が勝てる相手じゃーー」
「煩いわネ!!やられたままじゃ私の気が収まらないのヨ!!」
ひたすら男に銃弾を放つ。しかし、その銃弾は男の目の前で何かに完全に勢いを消されて地へと落ちる。それでも止めないベイリーに男はーー
「我は殺す必要のないもの以外は極力殺さぬように言われているが歯向かう奴は我の独断で死罪あるのみ…」
一瞬の出来事だったーー
真那が瞬きをした瞬間。この世に人の瞬きよりも早く距離を移動することの出来る人物を真那は緋村剣心一人しか知らなかった。しかし、この男は剣心よりも遠い距離から剣心よりも早くベイリーに間合いを詰めたのだった。
そして、ベイリーの首を掴んで片手で持ち上げる。
「…っか…!?あっが……!!」
ベイリーは随意領域を周囲に展開させて男に何十倍もの重力を掛けるが男は何もないかのように平然と立ったままベイリーの息の根を止めようとする。
「このまま窒息させるのも面白くないな…そうだな。こやつを見せしめに他の連中が邪魔をしないようにするか」
すると、男はベイリーから手を離すとベイリーを蹴り飛ばしてまた壁にめり込ませた。そして何もない空間に尖った物体を発生させるとそれをベイリーの四肢に刺し、行動の自由を奪った。
「っ…がぁぁぁぁぁ!!??」
激痛の走るベイリーの声は真那が耳を閉じたくなるほど悲痛なものだった。止めたいところだが今ここで真那が止めにかかっても結果は見えている。真那には見ることしかできなかったーー
次に男は尖った物体に更に棘がくっついた物を発生させるとそれをベイリーの腹部に差し込む。そして男は右手を少し捻るとその棘の棒状の物が回転を始めて彼女の骨を削る様な、肉を抉るような音が鳴る。
音だけでも吐いてしまうのにそれを食らうベイリーを直接見てしまった真那はその場に座り込み嘔吐してしまった。息も荒く体が小刻みに恐怖から震えている…
ベイリーの悲痛な叫びは段々と弱まり真那が落ち着く頃には聞こえなくなっていた。それはつまりベイリーの死をーー意味していた。
しかし、男はここで止まらずに手の中に刀を発生させベイリーの首と体を別離させた。そして顔を失い、あらゆる臓器が見えて多量の血を流す胴体を近くに居て真那と同様に腰が抜けた魔術師に投げ飛ばす。
「…ひっ……!!」
完全の恐怖とベイリーの死体への嫌悪が顔に現れ、かなり醜い顔になっている。しかし、それも当然と思えるくらい男の【強さ】と【狂気】は可笑しかった。
「…崇宮真那」
名を呼ばれただけで体が大袈裟に反応する。
「…な、何で、いやがりま、すか…」
口が上手く動かない。そんな真那に男は近づくとーー
「今から我は【ディーヴァ】と【緋村剣心】を殺す。止めたければ仲間を連れてくるが良い…我を止められる程の人間がいるのであるならば…だがな」
男はそう言うとまた暗い闇の中へと消えていったーー
「…早く伝えねぇと!!」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
~ラタトスクside~
艦内は静まり返っていた。
真那とベイリーの戦いをモニターから見ていたら突如として男が現れ、その者がベイリーを一瞬で完膚なきまでにボロボロに残酷に消し去ったのだ…
椎名は先程あまりの残酷な映像にトイレへと駆け込んでいった。他の者も言葉を失って、ただただ男の去ったモニターを見つめるだけ。
【ディーヴァと緋村剣心を殺す】
男がそう言ったのはその場に居る者全員が聞いていたのに誰も動かなかった。なぜならば、戦闘中の男の能力を検査するとーー
異常で異質なまでの魔力数値が記録された。
十香から千琥までの全員の魔力を足しても足元にも及ばない程の魔力値。ここにディーヴァが加わっても何も意味を成さないほどに馬鹿げた数値だった。
「これは…確かに剣心でも不味いね」
唯一その場で顔色ひとつ変えなかった令音が呟く。
「…こんなのどうしろってのよ…ていうか、あいつ何者なのよ」
琴里も司令椅子に座りながらも震える体が止まらない。
「…早く剣心に伝えなきゃ…あんな化物に出会う前に!!」
琴里が司令椅子を立ち、扉の方を見るとーー
「その必要はない…我は必ずや奴を殺すのでな」
男を認識するとその場に居る者全員から冷汗が一気に流れ始める。川越も幹本も中津川も箕輪も只、腰が引けて椅子にへたり込む事しか出来なかった。
その中で令音と神無月だけは琴里の前に立ち、男と対面する。
「貴様ら先程の映像を見た上で我に歯向かうのか?」
「いいえ…それは余りにも無謀なのは分かりきっています。貴方一体何者です?どうしてここが?目的は何です?」
出来るだけ冷静に穏便に話す神無月。すると男も攻撃体制を止めて神無月の質問に口を開いた。
「我が名は誅邪…悪を裁く者なり」
「ならディーヴァと緋村さんが何をしたというのです?」
「それは貴様等に言う必要はない…それに聴かぬ方が良いと思うがな」
「…何ですって?」
「ここに来たのは他でもない。我はディーヴァと緋村剣心以外には手を下さん。それ以外の者は何もしてこぬ限りは命は保証してやろう…但し、歯向かえば先程のジェシカ・ベイリーの様になるがな」
誅邪は不気味に笑うと琴里の目を見る。
琴里もまた意を決したかの様にーー
「分かったわ…保証は出来ないけども極力貴方の邪魔はしないわ」
「…話の分かる司令で助かる」
そう言うと男は琴里達の前から姿を消し去った。
「…司令。本当に緋村さん一人で?」
「そんな分けないでしょ…只この場はあんな風に言うべきと思っただけよ」
「…成る程…しかしどの様にして誅邪を止めるのです?」
琴里は八つのモニターの前に立ちーー
「今回の誅邪の乱入はDEMにとっても決して良いことではないわ…最悪の場合は共闘かもね…」
「なっ…DEMとですか!?」
「あくまでも最後の手段よ…出来るだけ剣心に懸けましょ…」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
「はぁ!」
ガキィン!
剣心の逆刃刀とアダムのレイザーブレードがぶつかり合う。その横で千琥とイヴもお互いに【白雷戦姫】とレイザーブレードがぶつかり合う。
「あの二人何か強くなってない?」
「あぁ…確かに妙だな」
剣心と千琥はアダム・イヴから距離を置く。
戦い始めて少し時間が立つが相手にまだ1つも傷をつけていない。剣心にとって一番嫌な流れである。
「アダム…貴様この前から今日までに一体何をした?」
剣心の問いにアダムはーー
「…俺もイヴも他の奴等もまだ本気を出していなかっただけの話だ。それに今回はエレンが戻ってきた…こちらの方が有利だろうな」
剣心は刀を納めて目を閉じて抜刀の構えに入る。【天翔龍閃】の構えである。
「俺達の特殊魔法対策か?その構えは……そうならそれは無駄な足掻きだ…!」
するとアダムとイヴが手を繋ぐ。そしてーー
「「共有リンク魔法【
するとアダムとイヴの体が目を閉じてしまうほどに輝きそしてーー
水色の長い髪、少し中性的な顔立ちの華奢な体をした女の子か男の子かどちらとも考えられる姿の子供が立っていた。
「まさか…その姿って…」
千琥が動揺しながらそう言うと、その子は縦に首を振りーー
「さぁ…やろうか緋村剣心。これが俺とイブの本気だ」
皆様、どうもこうけーです。
さぁ、誅邪の能力が少しわかりました。
誅邪も中々残酷ですね…書いてて自分も嫌な気分になりました…
さて、悠仁やアダム・イヴが本気を出しはじめましたが夕弦をチート化し過ぎました…耶倶矢が…いや!耶倶矢だってちゃんと2年で成長してますからね!?
さて次は誰と誰の戦いなのでしょうか?
ではまた!!