「日本に帰っても、まだ変わらないか…。」
イギリスから帰国すると、日本はまだ変わっていなかった。
「一夏!早く行くぞ!」
「あ、待ってくれよ!」
見たことのある少年は新しい友達ができていた。
「…良かったな。」
俺は通り過ぎた少年にそういい、歩いていった。
すると、風が急にくる。
「なんだ…。あのISは?」
黒色の武者の様な姿ではなく空を駆け抜ける飛行機がいたのだ。
「まさか…!!」
俺はある可能性を感じ、少年たちに向かって走っていく。
《織斑一夏視点》
「遅いぞ!」
「うぐっ!?」
俺と箒は篠ノ之剣道場で稽古をしていた。
俺は箒の攻撃を受け流せず、責められる。
「ハッ!!」
「くっ!!」
俺は箒の竹刀を避け、面を狙う。
「めぇぇえぇ…!!」
すると、ボコーン!っと、剣道場の屋根が壊れる。
「男を発見!即排除する!」
「なっ!?IS…!?」
俺は腰を抜かし、倒れる。
「い、一夏!!」
箒が俺の肩を持ち、走っていく。
「待てっ!!」
「なんで、ISが…?」
「わからない!だが、危ない状況なのは…。」
「待てっ!」
俺の前に現れたのは二体のISだった。
「なっ!」
箒は後ろに下がろうとするが、後ろからは追いかけたISが来ていた。
「さぁ!こっちに渡せ!」
「無理だ!こいつは!私の大事な友達だ!」
「そうか、なら…殺す。」
銃口は俺たちに向けられ、俺たちは目を瞑る。
「ぐあっ!?」
不思議な音が聞こえると共に、目の前の銃口を向けたISが倒れる。
「お前は…仮面ライダー!!」
「よく知ってるな。子供を襲うIS。」
そこに居たのは、緑色の装備をした白狐の仮面を被った戦士だった。
「あ、貴方は…?」
「ギーツ、仮面ライダーギーツ。俺に会ったら最後…。お前たちの運は大凶になるぜ?」
「馬鹿にしやがって!」
「お、おい!危ないんだぞ!?」
箒は、ギーツを見て、そう警告するが、ギーツは刀を両刀に変形した。
「ぐあっ!?」
「危ないのはそっちだ。こっちは日本に帰国してばっかなんだからな。」
「黙れ!私たちの邪魔をするなぁぁぁ!!」
ギーツは3機の機体をチラッと見ると、歯車を3回回した。
TACTICAL FINISH
すると、ギーツが何体も現れ、俺たちの身体ギリギリの上を赤と青と緑と黄色の手裏剣がISに通した。
「ぐあああ!!」
ISは爆破し、ISの下半身と上半身ギリギリを壊した。
「言ったはずだ。俺と出会ったら最後。大凶になるってな。」
そういうと、女性たちはギーツを睨みながら逃げていった。
「ふぅー。大丈夫か?」
「は、はい!」
「あ、ああ!」
俺が答えると、箒もそれに遅れて返事をする。
「それなら、良かった。」
「あ、あの。」
「そういえば名前を聞くのを忘れていたな。」
「お、俺は織斑一夏です!」
「私は篠ノ之箒だ!」
「篠ノ之?」
「は、はい。篠ノ之束が姉なんですけど…。何処にいるかは…。」
「そうか…。大切な人を失うなよ。」
そう言われると、箒は突然、頬を赤くなり、足を後ずさる。
「へ、あっ、え!?」
「また会おう。」
ギーツはそういうと、何処か歩いていった。
「え、えぇ?」
俺はポツンっと、状況を理解できなかった。