インフィニット・ギーツ   作:鏡蓮

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白狐-Ⅲ 篠ノ之束の妹

「日本に帰っても、まだ変わらないか…。」

 

イギリスから帰国すると、日本はまだ変わっていなかった。

 

「一夏!早く行くぞ!」

 

「あ、待ってくれよ!」

 

見たことのある少年は新しい友達ができていた。

 

「…良かったな。」

 

俺は通り過ぎた少年にそういい、歩いていった。

すると、風が急にくる。

 

「なんだ…。あのISは?」

 

黒色の武者の様な姿ではなく空を駆け抜ける飛行機がいたのだ。

 

「まさか…!!」

 

俺はある可能性を感じ、少年たちに向かって走っていく。

 

《織斑一夏視点》

 

「遅いぞ!」

 

「うぐっ!?」

 

俺と箒は篠ノ之剣道場で稽古をしていた。

俺は箒の攻撃を受け流せず、責められる。

 

「ハッ!!」

 

「くっ!!」

 

俺は箒の竹刀を避け、面を狙う。

 

 

「めぇぇえぇ…!!」

 

すると、ボコーン!っと、剣道場の屋根が壊れる。

 

「男を発見!即排除する!」

 

「なっ!?IS…!?」

 

俺は腰を抜かし、倒れる。

 

「い、一夏!!」

 

箒が俺の肩を持ち、走っていく。

 

「待てっ!!」

 

「なんで、ISが…?」

 

「わからない!だが、危ない状況なのは…。」

 

「待てっ!」

 

俺の前に現れたのは二体のISだった。

 

「なっ!」

 

箒は後ろに下がろうとするが、後ろからは追いかけたISが来ていた。

 

「さぁ!こっちに渡せ!」

 

「無理だ!こいつは!私の大事な友達だ!」

 

「そうか、なら…殺す。」

 

銃口は俺たちに向けられ、俺たちは目を瞑る。

 

NINJA FIGHT

 

「ぐあっ!?」

 

不思議な音が聞こえると共に、目の前の銃口を向けたISが倒れる。

 

「お前は…仮面ライダー!!」

 

「よく知ってるな。子供を襲うIS。」

 

そこに居たのは、緑色の装備をした白狐の仮面を被った戦士だった。

 

「あ、貴方は…?」

 

「ギーツ、仮面ライダーギーツ。俺に会ったら最後…。お前たちの運は大凶になるぜ?」

 

「馬鹿にしやがって!」

 

「お、おい!危ないんだぞ!?」

 

箒は、ギーツを見て、そう警告するが、ギーツは刀を両刀に変形した。

 

「ぐあっ!?」

 

「危ないのはそっちだ。こっちは日本に帰国してばっかなんだからな。」

 

「黙れ!私たちの邪魔をするなぁぁぁ!!」

 

ギーツは3機の機体をチラッと見ると、歯車を3回回した。

 

TACTICAL FINISH

 

すると、ギーツが何体も現れ、俺たちの身体ギリギリの上を赤と青と緑と黄色の手裏剣がISに通した。

 

「ぐあああ!!」

 

ISは爆破し、ISの下半身と上半身ギリギリを壊した。

 

「言ったはずだ。俺と出会ったら最後。大凶になるってな。」

 

そういうと、女性たちはギーツを睨みながら逃げていった。

 

「ふぅー。大丈夫か?」

 

「は、はい!」

 

「あ、ああ!」

 

俺が答えると、箒もそれに遅れて返事をする。

 

「それなら、良かった。」

 

「あ、あの。」

 

「そういえば名前を聞くのを忘れていたな。」

 

「お、俺は織斑一夏です!」

 

「私は篠ノ之箒だ!」

 

「篠ノ之?」

 

「は、はい。篠ノ之束が姉なんですけど…。何処にいるかは…。」

 

「そうか…。大切な人を失うなよ。」

 

そう言われると、箒は突然、頬を赤くなり、足を後ずさる。

 

「へ、あっ、え!?」

 

「また会おう。」

 

ギーツはそういうと、何処か歩いていった。

 

「え、えぇ?」

 

俺はポツンっと、状況を理解できなかった。

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