横須賀鎮守府物語   作:時津風零斗

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今回は演習の話です、友情出演として武御雷参型先生に出演してもらってます

それと、キス島撤退作戦を独自解釈?みたいな事にしています

(出演許可はとっています)


04 ルーキーVSエース

鎮守府内、港湾にて・・・

 

妖精

「ここが、他の提督達の艦娘との演習をする演習場です」

 

吹雪

「今回は横須賀鎮守府中央司令部から将校の方が来てくれたんですよ・・・ですけど気になる事が・・・」

 

吹雪が少し困ったような顔をして言った

 

時津風零斗

「なんだ?」

 

吹雪

「その中央司令部から派遣された提督の艦娘さん達が何処にも見当たらないんですよ・・・演習前には事前に報告しなきゃいけないんですけど・・・」

 

足柄

「演習相手の戦力が分からないのなら、戦略をどう立てようが厳しい戦いになると思うわよ?」

 

時津風零斗

「ふふ・・・それでも相手にとって不足は無いって事だ・・・そう言えば艦隊って最大何隻まででしたっけ?」

 

零斗がそう聞き、妖精さんが答えてくれた

 

妖精

「艦隊は最大6隻までです、編成固定海域以外はどの編成でも構いませんよ、戦艦六隻とか正規航空母艦6隻とか・・・」

 

時津風零斗

「編成固定海域?」

 

吹雪

「キス島の事です、私達は3-2と呼んでいます」

 

時津風零斗

「キス島・・・北方海域攻略戦か!?」

 

足柄

「北方海域・・・通称第三海域と呼ばれてる海域・・・だったかしら?」

 

吹雪

「はい、キス島に強力な敵艦隊の拠点が確認されたので、陸軍や海軍陸戦隊が攻略中の島なんですよ、でも強力な敵艦隊の攻撃が激しくて足の遅い輸送艦では駄目だと言う事で駆逐艦に兵員を満載して上陸する作戦なんですよ」

 

時津風零斗

「今でも上陸作戦は続いているって聞いてたが・・・」

 

足柄

「あら?無効から誰か来たわよ?」

 

零斗が最後まで言おうとしたら、足柄がこちらに向かって来る人物に気付いた、将校用の服を着て、モノクルを付けた人物だった、その人物が私達の前で止まった

 

??

「君が、本日付で配属された提督かね?」

 

時津風零斗

「ハッ、本日付でこの横須賀鎮守府に配属された、時津風零斗新米少佐です・・・失礼ですがあなたは?」

 

??

「自己紹介が遅れて申し訳ない、私は横須賀中央鎮守府所属の武御雷一型丙(たけみかづちいちかたへい)少将だ、本日行われる演習の相手だよ、気軽に武御雷と呼んでくれ」

 

吹雪

「しょ、少将!?」

 

足柄

「な、なんで少将が演習相手なの!?」

 

驚く二人を物ともせず、零斗は武御雷少将に話をする

 

時津風零斗

「少将直々にありがとうございます、ですけど演習相手が見当たらないのですが・・・」

 

武御雷一型丙

「あぁ、君達には突然現れた敵との遭遇戦の演習をやってもらおうかと思ってね」

 

時津風零斗

「そうだったんですか・・・ですが、本日付で配属された提督や艦娘達には少し危ないかと・・・」

 

武御雷一型丙

「大丈夫だ、私の第六駆逐隊がお相手するから・・・」

 

吹雪

「第六駆逐隊・・・特三型駆逐艦で構成された駆逐艦部隊です」

 

時津風零斗

「と言う事は編成艦艇は、暁、響、雷、電の四隻か・・・」

 

武御雷一型丙

「いくら練度が低いからと言っても君の艦隊には重巡洋艦がいるじゃないか、むしろ私達の艦隊が少し危ないくらいだ・・・ハッハッハッ」

 

そう言って、武御雷一型丙提督は笑った

 

時津風零斗

「そ、そうですか・・・」

 

武御雷一型丙

「お、そろそろ時間だな、君達も早く海に降りて準備をしなさい」

 

吹雪・足柄

「「わかりました」」

 

そう言って二人は海の上に降りた、だが沈む事はない、彼女たちは『艦娘』、少女の姿をしているが立派な艦なのである、海の上に立ち水上を走って所定の位置についた

 

時津風零斗

「妖精さん、演習の合図をお願いします」

 

妖精

「わかりました!」

 

そう言うと、何処から出したのかわからないくらい大きな大砲を出した

 

時津風零斗

「よ!?妖精さん!?」

 

妖精

「演習開始!!!」

 

ドォオオオンッ!!!

 

大きな轟音が鳴り、そら高く飛んだ弾頭が上空で爆発した、だが・・・

 

ドグワァアアアアアアン!!!

 

武御雷一型丙

「なんだ!?何かに命中したような音がしたぞ!?」

 

武御雷一型丙が上空を見ると、空中では大きな爆炎が広がり、白い落下傘が1つ開いていた

 

時津風零斗

「あ、あれはイーグルアイ!?」

 

武御雷一型丙

「知り合いかね?」

 

時津風零斗

「は、はい・・・友人であり、私の先輩提督です」

 

なんと妖精さんの撃った演習の合図の大砲の弾が上空を飛んでいたイーグルアイの乗っていたF22に命中したのである

 

武御雷一型丙

「か、彼は大丈夫なのかね!?」

 

時津風零斗

「落下傘が開いたので大丈夫でしょう・・・それに、あいつは自分の鎮守府に所属している雷の錨で頭を殴られても生きている男です」

 

武御雷一型丙

「そ、そうなのか・・・そ、それなら大丈夫だろうな・・・それじゃあ演習の観戦と行きますか・・・」

 

時津風零斗

「そうですね・・・(ヒュルルルルル~・・・)ん?何の音・・・」

 

ドゴオオオオオオオオオン!!!

 

突然、吹雪と足柄の周りに大きな水柱が8つ上がった

 

時津風零斗

「な、何だ!?今の水柱は!?」

 

吹雪

「≪し、司令官!演習相手に戦艦が居ます!!!≫」

 

零斗がつけていたインカムから、吹雪の声が聞こえた

 

時津風零斗

「な、何だって!?」

 

そう言って零斗は、妖精さんから渡されていた双眼鏡をのぞいた、港湾の外から、大きな水しぶきが二つ、こちらに向かっていた

 

時津風零斗

「≪港湾外から来るぞ!艦影は6!!!その内2隻は戦艦クラスと見とむ!!!≫」

 

足柄

「≪了解!吹雪ちゃん、ジグザグに動いて敵の砲弾を交わすわよ!!!≫」

 

吹雪

「≪了解です!≫」

 

時津風零斗

「・・・武御雷一型丙少将、確か第六駆逐隊が相手だといいましたよね?」

 

武御雷一型丙

「あぁ、だが私は第六駆逐隊のみとは一言も言ってないよ・・・」

 

時津風零斗

「(こ、この少将・・・新米の俺を徹底的に叩きのめすつもりか!?)少将、あなたの艦隊の戦艦の艦種を教えていただき・・・」

 

イーグルアイ

「グォルァアアアアアア!!!零斗ォオオオオオオオオオ!!!」

 

零斗が武御雷一型丙に戦艦の艦種を問おうとした時、後ろでボロボロの飛行服を着て、落下傘をひこずっているイーグルアイが現れた

 

時津風零斗

「い、イーグルアイ!?大丈夫だったか!?」

 

イーグルアイ

「運よく脱出できたから良かったが・・・あの機体を手に入れるのに俺がどれだけ苦労したと思っているんだ!?米軍様からF22の試作機をこちらに回す為に書類やらなんやらをいろいろと改ざんして手に入れて、闇武器市からパーツを大量購入してカスタマイズした奴だったんだぞ!!!」

 

時津風零斗

「ま、待てイーグルアイ!確かに着陸装置をいじくったのは俺だが、撃墜したのは妖精さんが撃った演習開始の合図用に大砲の弾が運悪くお前の機体に命中したからなんだよ!!!」

 

二人で言い合いしていると

 

武御雷一型丙

「零斗少佐、お遊びしている場合じゃないぞ」

 

時津風零斗

「す、すいませ」

 

イーグルアイ

「あっ!?ああああああああああああああ!!!???」

 

そう言って、艦娘達の指揮に戻ろうとすると、イーグルアイが驚いた

 

時津風零斗

「ど、どうしたんだイーグルアイ!?」

 

イーグルアイ

「お、お前!?この人が誰だが知っているのか!?」

 

時津風零斗

「えっ?横須賀中央鎮守府の武御雷一型丙少将だが・・・」

 

イーグルアイ

「横須賀鎮守府内だけの作戦、沖ノ島攻略戦、通称2-4突破作戦で戦艦長門、陸奥を率いて突破した提督だぞ!?敵深海凄艦の旗艦を武御雷一型丙提督の鎮守府所属の長門と陸奥が沈めたんだ!お前はとんでもない人に演習をしてもらっているんだぞ!?」

 

時津風零斗

「な、なんだって!?そ、それじゃあ演習相手にいる戦艦は長門型だって言うのか!?」

 

武御雷一型丙は、二人の会話を聞いて、黒い笑みを浮かべた

 

武御雷一型丙

「その通りだよ、新米提督君?」

 

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