Fate/Grand Rider   作:けーやん

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本当に、本当に投稿が遅くなりました!!

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episode 12

「ハッ!」

 

 仮面ライダーライブに変身した来太は空中を飛行する飛竜(ワイバーン)を【ライブガン】の銃口から放たれる光弾が飛竜(ワイバーン)を次々に撃ち落とていく。

 

「フッ」

 

 来太は跳躍し、【ツーサイドライバー】から供給されるエネルギーを前掛けとなっている白い装甲【ライブバットローブ】に薄膜化させ翼として展開する。飛行能力を得た来太は飛竜(ワイバーン)を【ライブガン】で攻撃しながら接近し、トドメに強力な回し蹴りを放つ。

 

「ハアッ!」

 

 来太の一撃を喰らった飛竜(ワイバーン)は断末魔に似た悲鳴を上げて地面へと落下する。しかし空から飛竜(ワイバーン)が次々と砦に目掛けて降下する。

 

「少し数が多いな」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 降下する飛竜(ワイバーン)を見て来太が呟くと、突如その場に居ない何者かが来太に話し掛ける。()()()()()()()()()()()()()()()来太は首を振りながら応える。

 

「大丈夫、まだいけるよ。それに接近戦重視の()よりも飛び道具が使える俺の方が上手く立ち回れると思う」

 

『ンだよ、つまらねえな』

 

「ごめんね。ヤバくなったら()()()()()

 

『ハッ。だったら、こんな雑魚に手間取らせてんじゃねえよ!』

 

「ああ!」

 

 檄を飛ばされた来太は応えながら【ライブガン】の銃身で飛竜(ワイバーン)を殴打する。すると、別個体の飛竜(ワイバーン)に何本もの弓矢が飛んで来る。

 

「あれは……」

 

 来太が弓が放たれた方向を見ると、砦に居た騎士と自警団たちが弓を構えていた。

 

「攻撃の手を緩めるな!あの鎧の戦士に続け!」

 

「何者かは知らないが、我々も戦うぞ!」

 

「この砦を絶対に護るんだ!!」

 

「ッ……助かります!」

 

 味方する彼らにそう言い、来太も戦闘を続ける。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「来太……」

 

「アイツ勝手に戦闘するとか何やってんのよ!?」

 

『しかもまた新しい姿に変身してる!?クラスはアーチャーだ!』

 

『今回はスタンプ型のアイテムだって!?どんな構造と仕組みなのか興味あるねえ!ゾクゾクするよ!!』

 

「言ってる場合!?」

 

 白を基調とした鎧を身に纏い銃型の武器と格闘術を駆使して飛竜(ワイバーン)と空中戦を繰り広げる来太を立香たちは見上げていた。

 

(どうすれば良いの?所長やドクターたちの言う通りに撤退するのが正しいの?だけど……)

 

 自分たちが撤退するか迷っている間に瞬時に避難誘導を行い、砦の人たちを守る為に戦闘を始めた来太の姿を見て立香はどうすれば良いか悩む。

 

「マスター、どうするかは君が決めろ」

 

 そんな立香にエミヤが言った。

 

「エミヤ?」

 

「我々は君のサーヴァントだ。カルデアの指示通りにこの場から撤退するにしても、ライダーに加勢して飛竜(ワイバーン)と戦闘するにしても、君次第だ」

 

「私たちは貴女の指示に従います」

 

「私は……」

 

 エミヤとアルトリアの言葉を聞いて、立香は周囲を見渡す。必死に逃げる人、親と逸れて泣いている子ども、飛竜(ワイバーン)に果敢に戦う騎士たち、そしてそんな彼らを守る為に戦う来太。

 

 彼らを他所にウジウジ考える自分に腹が立ち、立香は力一杯両手で自身の頬を叩く。

 

「先輩!?」

 

「フォウ!?」

 

 突然の事にマシュとフォウは驚愕する。

 

「……ごめん。所長、ドクター、ダ・ヴィンチちゃん。私は此処の人たちを見捨てたくない」

 

「ちょっと、藤丸!?」

 

『君にもしもの事があったらいけないんだ!聖杯を回収すれば全て無かった事になる!此処で戦闘しなくても───』

 

 

「それでも!!」

 

 

 立香は皆を見て叫ぶ。

 

 

「此処の人たちを死なせて良い事にはならない!!」

 

 

 立香の言葉にロマニは黙り込む。そして、そんな立香にオルガマリーは腹を括る。

 

「あ〜〜〜もう、分かったわよ!戦闘を許可します!速やかに飛竜(ワイバーン)を撃退してこの場から離脱するわよ!ロマニはスタッフと協力して周囲の魔力反応に注視!ダ・ヴィンチは撤退の最短ルートを見つけて!!」

 

『りょ、了解!』

 

『まっかせて〜。天才ダ・ヴィンチちゃんが安全安心ルートをナビゲートするよ!』

 

 オルガマリーの指示にロマニとダ・ヴィンチは直ちに作業に移る。

 

「所長、ありがとうございます」

 

「言っておくけど後で説教だから!勝手に単独行動した佳面来太もよ!」

 

「はい!行こう、皆!!」

 

「了解です、先輩!」

 

「はい、マスター!」

 

「やれやれ、結局こうなるか。仕方ない」

 

「フォウ!」

 

 立香の号令にマシュたちサーヴァントは戦闘準備に入る。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「来太!」

 

 来太が見下ろすと、立香たちが駆け寄って来る。

 

「藤丸さん」

 

「私たちも戦うよ!」

 

 覚悟を決めた彼女の顔を見て、来太は頷き指示を送る。

 

「分かった。藤丸さんとオルガマリーさん、フォウくんは避難誘導をお願い。マシュは藤丸さんたちの護衛、アルトリアさんとエミヤさんは俺と一緒に騎士の人たちと自警団をフォローしつつ飛竜(ワイバーン)を撃退して下さい!」

 

「分かった!」

 

「何で貴方が指示するのよ!」

 

「フォウ!」

 

「了解です!」

 

「分かりました!」

 

「君に言われなくともそのつもりだ」

 

 各自行動に移り、避難誘導と飛竜(ワイバーン)の撃退を始める。

 

「これならいけるな」

 

『おい、来太。あれ見てみろ』

 

「え?」

 

 内なる声に反応し、振り向くと自分たちや騎士たち以外の何者かが飛竜(ワイバーン)と戦闘をしている。見た目は10代の少女で、長い金髪の三つ編みが特徴で、右手に持った大きな旗を槍の様に扱っていた。

 

 

「水を被りなさい!気休めですが飛竜(ワイバーン)の火に耐えられます!!」

 

 

「おい、あれって!?」

 

「あの人は、あの女はまさか───」

 

「魔女だ!」

 

「ジャンヌ・ダルクが現れたぞ!皆逃げろ!!」

 

 彼女──ジャンヌ・ダルクが突如現れた事に周囲の人たちが驚愕し始める。中には敵意や殺意を抱いている人も居る程であった。

 

「ッ!待って下さい、私は───」

 

 ジャンヌは周囲の人たちに弁解してようしたその時、1匹の飛竜(ワイバーン)が彼女の背後から迫る。

 

「危ない!」

 

 来太は【ライブガン】をドライバーに戻して装填された【バットバイスタンプ】のスイッチを押す。

 

 

『必殺承認!』

 

 

 来太は飛竜(ワイバーン)目掛けて飛翔しながら続けて【ライブガン】のトリガーを押す。

 

 

『バット!ジャスティスフィニッシュ!』

 

 

「ハアァァ!!」

 

 

 来太は白い蝙蝠型のエネルギーを右足に纏った飛び蹴りを飛竜(ワイバーン)に放つ。必殺の一撃を直撃した飛竜(ワイバーン)は途轍もないスピードで吹き飛び消滅する。

 

「貴方は……」

 

 ジャンヌは飛竜(ワイバーン)を撃退した来太を見る。来太も仮面越しにジャンヌを見ながら応える。

 

「俺は……俺()()は敵じゃない。君と同じ、この人たちを守る者だよ」




次回、()()()()が戦闘に参加する!(ヒントは厨二病)


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【第一特異点 邪竜百年戦争オルレアン編】終了後にカルデアに召喚されるサーヴァントは……(投票の多い10騎まで)

  • ジャンヌ・ダルク
  • マリー・アントワネット
  • ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
  • シュヴァリエ・デオン
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