Fate/Grand Rider   作:けーやん

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ククルカンのピックアップガチャ引くか迷ってます。
トラロックは3人来ましたがまだテスカトリポカも引けてないので……泣


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episode 5

 マシュの特訓を終えた来太たちはキャスターに道案内されながらセイバーが居るであろう大聖杯がある洞窟の前に来ていた。

 

「着いたぜ、大聖杯はこの奥だ。ちぃとばかり入り組んでるんで、(はぐ)れない様にな」

 

「天然の洞窟……の様に見えますが、これも元から冬木の街にあったものですか?」

 

「でしょうね。これは半分天然、半分人工よ。魔術師が長い年月を懸けて拡げた地下工房ね」

 

 不思議そうに洞窟を見るマシュにオルガマリーが答える。その隣では立香が緊張した表情をしていた。

 

「この奥にセイバー、アーサー王が居るんだ……」

 

「フォウ」

 

「気い付けろよ。見た目は華奢な小娘だが、魔力を一点に放出させる事で馬鹿みてえな力で聖剣を振り回してくる。一撃受けただけでも致命傷になり兼ねないからな。しかも大聖杯の恩恵を受けているせいで魔力を使いまくる」

 

『あ、改めて聞くとトンデモないサーヴァントを相手にしなきゃいけないのか。皆、気を付けてね』

 

「はい、ドクター」

 

「ッ!待って」

 

 マシュが洞窟に入ろうとした瞬間、来太は背後から気配を感じ取りマシュを静止する。後ろを振り返ると、10数m離れた茂みから白髪褐色の男が姿を現した。するとキャスターが現れた男を見てガラついた笑みをしながら話し掛ける。

 

「よお、言ってるそばから信奉者の登場だ。相変わらず聖剣使いを護ってんのか、テメエは」

 

「……ふん。信奉者になった覚えは無いがね。つまらん来訪者を追い返す程度の仕事はするさ」

 

「要は門番じゃねえか。何からセイバーを守っているのか知らねえが、此処いらで決着つけようや。良い加減テメエの顔は見飽きてんだよ、アーチャー

 

「此方も良い加減、君の相手をするのは面倒だね、キャスター。それに見たところサーヴァントを2騎味方につけた様だが、彼らが加わった所でセイバーに勝てると思っているのなら随分と算段が甘いんじゃないのかね?」

 

 アーチャーのサーヴァントはそう言って左手には黒い弓、右手には一振りの剣を持つ。するとアーチャーは矢の形に変化した剣を構えた。

 

 そしてアーチャーは矢となった剣を放つ。放たれた矢が向かう先は、()()()()()()()()()()()()

 

 

「変身!」

 

 

『MAGNUM』

 

 

『READY FIGHT』

 

 

矢が立香へ向かう最中、来太は瞬時に変身して【マグナムシューター40(フォーゼロ)X】で矢を撃ち落とす。

 

「やらせないよ」

 

「来太!?」

 

「此処は俺が引き受ける。皆はセイバーの所へ行って」

 

「そんな!?」

 

 殿を買って出る来太に立香たちが驚く中、キャスターは不機嫌そうに来太を睨む。

 

「待てよライダー、アーチャーはオレの獲物だ。勝手に横取りすんじゃねえよ」

 

「キャスターさん、この中でセイバーの実力を知っているのは貴方だけです。貴方は最後まで藤丸さんたちの力になってあげて下さい。今やるべき事はアーチャーに時間を稼がれる事じゃないのは解っている筈でしょ?」

 

 来太の反論にキャスターは少し考えると、ハァっと溜め息を吐いて後頭部を掻く。

 

「……わーったよ、アーチャーはお前さんに任せる。だが、任せるからには負けんじゃねえぞ」

 

「はい。ありがとうございます」

 

「応よ。行くぜ藤丸、お嬢ちゃんたち」

 

「でもキャスター!?」

 

「此処は全員で戦闘した方が!」

 

 立香とマシュがキャスターに反論する。来太はそんな2人に言う。

 

「大丈夫だよ、2人とも。俺も直ぐに駆け付けるから」

 

「でも来太!」

 

「来太さん……!」

 

 まだ食い下がる2人を見て、来太は()()()()()()()()()

 

「あ、言っておくけど……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「「!?」」

 

 挑発にも似た発言に、立香とマシュは驚愕する。そして覚悟を決めたのか、立香が不適に笑う。

 

「そう言う来太こそ、()()()()()()()()()()()()

 

「分かってる。なるべく早く駆け付けるから」

 

「お願いね。行こう、マシュ、皆!」

 

「っ……!了解です、マスター。来太さん、ご武運を!」

 

「フォウ!」

 

「そんじゃあ頼むぜ、ライダー!」

 

「ちょっと!?待ちなさいよ!」

 

 先へ進む立香の後をマシュたちが追い掛けるのを確認して、来太はアーチャーと対峙する。

 

「待たせてしまったかな?」

 

「別に。彼女たちを先に行かせたところで結果は変わらない。それを分かっていながら自ら殿を務めるとは、随分な変わり者だな。それとも、自己犠牲の上で仲間に後を託したとでも言うのかね?」

 

「俺は自分を犠牲にしたつもりは無い。仲間が居るから互いにやるべき事を成そうと協力し合っているだけだよ」

 

 来太の言葉を聞いて、アーチャーは目付きを鋭くする。

 

「……貴様とは初めて会うが、私の1番苦手なタイプの様だ。とても相容れない様に感じるよ」

 

「そうかな?話したら案外、馬が合うかもよ?」

 

「それは無いな!」

 

 アーチャーが再び弓を構え、来太は【マグナムシューター40(フォーゼロ)X】の銃口をアーチャーに向ける。




次回「総力戦【中編】」です。
そしてギーツのフォームチェンジ祭り!?

特異点F終了後、カルデアに召喚されるサーヴァントは……(投票の多い2騎までとします)

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