その名も【仮面ライダージーン】!!
変身ポーズにフィンガースナップを取り入れるなど英寿リスペクト要素もあって私も一瞬で虜になりました!
総力戦【後編】です。
洞窟内では激戦が繰り広げていた。強靭な肉体のバーサーカーにダメージは無いがキャスターは距離を置きながらルーン魔術で攻撃を続ける。理由は直ぐ近くでセイバーの無慈悲な攻撃を必死に盾で防ぐマシュに狙いを変えさせない様にバーサーカーを自分に意識させる為である。
(しかし、このままじゃジリ貧だな……バーサーカーには奴の宝具によるものなのか『
キャスターが勝ち筋を模索していると、セイバーの魔力が飛躍的に向上するのを感じ視線を移すと、セイバーの聖剣が漆黒の光で輝き出す。宝具を使用する気だ。
「チッ、手助けしたいのは山々だがコッチも手が離せねえ……気張れよ、お嬢ちゃん!」
マシュにエールを贈りながら、キャスターは自身に迫って来るバーサーカーに再び攻撃を仕掛ける。
◾️◾️◾️◾️
「此処まで良く耐える……ならコレはどうだ?」
聖剣による怒涛の攻撃を防ぎ続けるマシュを見てセイバーは少し笑うと、聖剣を上段に構える。すると聖剣から膨大な魔力が放出され、漆黒の光が溢れる。
『膨大な魔力反応!宝具を使う気だ!!』
ロマニの警告を聞いたマシュは盾を構え直し、自分も宝具解放の準備を開始する。
(まだ戦うのは怖い……今にも逃げ出したい程に……だけど、守るんだ。先輩たちを!!)
「真名、偽装登録───行けます」
「卑王鉄槌。極光は反転する。光を呑め! 『
セイバーが振り下ろした聖剣の刀身から漆黒の極光が放出し、マシュへと迫る。
「宝具、展開します……!」
『
「ぐ、うううぅ───」
マシュは持てる力を全て盾に集中し『
「え?」
マシュは思わず振り向くと、立香が自分の隣に立って共に盾を支えていた。
「大丈夫、マシュ?」
「先輩?どうして?」
「一緒に戦うって言ったでしょ……私はマシュの先輩で、マスターだから」
「先輩……」
マシュは立香をじっと見つめる。隣に立ってくれるだけで、身体から力が込み上がって来ると錯覚する程に彼女の存在がマシュに勇気を与えてくれた。
「頑張ろう、マシュ!」
「はい!」
その時、立香の右手に刻まれた令呪が光り輝くと一画が消える。それと同時にマシュに強力なブーストが付与された。
(これなら!)
「ハアアアアアアアアアアアア!!」
マシュの感情に反応するかの様に盾の守護防壁が聖剣の極光を正面から受け止め、完全に防ぎ切る。
「ハア、ハア、ハア……」
「やったね……マシュ」
「ハア……ハア……はい、先輩」
「フォウ!」
「やった……!これなら!」
『凄い!セイバーの聖剣を防いだ!?藤丸さんも無意識とは言え令呪による強化をやってのけるなんて!?凄過ぎるよ2人共!!』
疲弊しながらも途轍もない快挙に立香たちは喜ぶ。
しかし───
「気ィ抜くんじゃねえ!まだだ!!」
キャスターの叫びに一同がセイバーの方を見ると、あれ程の魔力を消費したにも関わらず顔色一つも変えずに立っていた。
「流石だな。我が宝具を防ぎ切るとは……なら、2撃目はどうだ?」
セイバーは再び聖剣を構えて魔力を放出する。その光景に立香たちは戦慄する。
『宝具の連続使用!?幾ら大聖杯によるバックアップがあるからって!………って、藤丸さん!?』
驚愕するロマニの叫びにマシュは隣に立っている筈の立香を見ると、彼女は全身から冷や汗を吹き出しながらか細い呼吸をして地面に座り込んでいた。
「先輩!?」
「フォウ!?」
「ごめん……ね……マシュ……私……」
『無理に令呪を使用した事で魔術回路に負荷が掛かったんだ!バイタルも安定していない!』
「キャスター!早く藤丸たちを助けなさい!」
「そうしてえが、こっちも手一杯だ!」
オルガマリーがキャスターに応援を要請するもキャスター当人はバーサーカーの相手でそれどころじゃなかった。
「良く粘った方だが、此処までの様だな……最後は無様に斃れろ。盾のサーヴァントとそのマスター」
セイバーが聖剣を振り下ろそうした次の瞬間、バイクのエンジン音が洞窟に鳴り響く。
そして───
「出来ればこの台詞、言いたく無いんだよね。今は"
「けど、敢えて言わせて貰おうかな」
「もう大丈夫だよ。藤丸さん、皆」
「何故って?」
『BOOST STRIKE』
突如現れた
「グッ!?」
セイバーは防御が遅れてしまいバイクに直撃する。そして、セイバーを吹き飛ばしたバイクには赤いアーマーを纏った狐の仮面をした戦士が跨っていた。
「俺が来た!!」
その正体は藤丸のサーヴァントであり、別の世界から召喚された戦士【仮面ライダー】こと佳面来太であった。
「来太さん!?」
「フォフォウ!?」
「貴方来るのが遅過ぎるわよ!?」
『けどギリギリで助かった!ナイスだよ!!』
「すみません、遅くなりました」
来太は【ブーストライカー】から降りて立香たちの前に立つ。立香は朦朧する意識の中、来太を見上げる。
「来て……くれたんだね……来太」
「当たり前でしょ?俺は君のサーヴァントだからね……後は任せて」
「うん……お願い」
立香の言葉を聞いた来太は頷くとセイバーと対峙する。すると、キャスターが来太の隣に駆け寄る。
「よお、色男。良いタイミングで来てくれたじゃねえか。それでアーチャーは?」
「約束通り、倒して来ましたよ」
「ハッ、なら遅れた件は許してやるよ。それと次いでで悪りいが、少し時間を稼いでくれねえか?」
「何か策があるんですね?」
「ああ、
「ッ……分かりました。任せて下さい、キャスターさん」
「クー・フーリンだ」
「え?」
突然真名を明かしたキャスターことクー・フーリンに来太は思わず声を出した。
「オレの真名だ。命を預ける仲間に教えんのは変か?」
ニヤリと笑うクー・フーリンに、来太は仮面越しに笑みを浮かべながら答える。
「いえ……それじゃあ頼みます、クーさん!」
「応よ!」
そう言ってキャスターは切札を発動する準備に入る。
「◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️───!!」
そこへバーサーカーが咆哮を上げながら接近して来る。来太はバーサーカーを迎え撃つ。
「ハアッ!」
来太は腕部に搭載された【ブーストパンチャー】のマフラーパーツから炎を噴射させたバーサーカーに叩き込む。しかしバーサーカーは一瞬静止するも直ぐ再び襲い掛かる。来太は瞬時に【デザイアドライバー】を180°回転する。
『REVOLVE ON』
「フッ、ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」
上半身に纏っていた【ブーストフォーム】のアーマーが形状を変えて下半身へと移動する。来太はバーサーカーの攻撃を躱しながら脚部のマフラーパーツから炎を噴射させた強力なキックを連続で繰り出す。
「ハアァァッ!!」
来太は炎の噴射を活かした空中回し蹴りでバーサーカーを大きく後退させる。
「さっきはやってくれたな」
するとセイバーが聖剣から魔力をジェット噴射する様に放出して接近し、聖剣が来太の胴体を横薙ぎしようと迫る。
「フッ」
来太は空中で身体を捻ってそれを躱し回転の勢いで膝蹴りを放つ。しかし、セイバーは籠手で防御する。来太は炎の噴射で更に威力を上げる。
「オオオォォォ!」
「舐めるな!」
セイバーも負けじと魔力を放出して来太の攻撃を相殺する。その時バーサーカーが斧剣を振り下ろす。バーサーカーに気付いた来太は再び炎を噴射させてセイバーの背後に回る。バランスを崩したセイバーにバーサーカーの斧剣が迫り、セイバーは咄嗟に聖剣で防いだ。そしてセイバーは背後に回った来太を見る。
「チッ……随分と戦い慣れているな、貴様」
「これでも場数は踏んでいるんでね」
そう言いながら来太はスロットマシンを模した黄金のアイテム【フィーバースロットレイズバックル】を取り出して【デザイアドライバー】の右側に装填する。
『SET FEVER』
【デザイアドライバー】から認証音声が鳴ると来太の傍に黄金のスロットマシンが出現する。来太は【フィーバースロットレイズバックル】に搭載されたレバー【ゴールデンレバー】を操作する。するとバックルのスロット【レイズジャックポット】が回転を始め『???』の絵柄になる。
『GOLDEN FEVER』
【フィーバースロットレイズバックル】に連動して黄金のスロットマシンの絵柄も『???』になる。するとスロットマシンから大量の星が溢れ出し、スロットマシンは【ブーストフォーム】の上半身アーマーへと変貌する。そして【ブーストフォーム】のアーマーが来太に装着されると、来太の首に黄金のマフラー【フィーバークロステール】が追加される。
『JACK POT HIT GOLDEN FEVER』
上下半身に同じ【ブーストフォーム】の装備を展開し、本来の数倍のスペックへ強化した形態【フィーバーブーストフォーム】に強化変身を果たす。
「さあ、ハイライトだ」
来太は決め台詞を言い放ち、その場に残像を残す程のスピードでセイバーに接近する。
「何ッ!」
「ハアッ!」
【ブーストフォーム】の2倍のパンチ力46.8tの破壊力に、腕部から炎を噴射させる事で更に威力を上げた拳がセイバーに叩き込まれる。吹き飛ぶセイバーの直後、瞬時にバーサーカーへ接近した来太が繰り出す中段回し蹴りがバーサーカーの左脇腹に突き刺さり、バーサーカーは横へ大きく吹き飛ぶ。
来太の凄まじい戦闘に満身創痍の立香たちは唖然となる。
「来太……」
「凄いです、セイバーとバーサーカーを相手に圧倒しています」
『凄いなんてレベルじゃないよ!泥人形と化したバーサーカーはともかく、大聖杯のバックアップを受けてるセイバーと渡り合えるなんて普通あり得ないよ!!』
「アーサー王と互角に戦うなんて、ホント何なのよ彼……」
「フォウ!」
立香たちの傍ではクー・フーリンが何処か悔しそうに笑う。
「あー、クソッ。アイツあんなに強かったとはなあ……今度ランサーで召喚されたら
そう言いながらクー・フーリンは準備を終えると来太に向かって叫ぶ。
「来太ァ!離れてろ!!」
クー・フーリンの声に来太は瞬時にセイバーとバーサーカーから距離を取る。そしてクー・フーリンは杖を構え今持てる全魔力を解放する。
「さあ、その目にしかと焼き付けな!コレこそが、我が師スカサハより授かれし、ルーン魔術の奥義!」
「『
クー・フーリンが杖を地面に突き刺すと、セイバーとバーサーカーの頭上に18の巨大なルーン文字が出現する。そして全てのルーンから強力な魔力の光が放たれ、セイバーとバーサーカーを呑み込んだ。
「あれは!?」
「ルーン魔術!だけどなんて規模なの!?」
『クー・フーリンが師匠であるスカサハから受け継いだ原初の18のルーンを同時に発動したのか!?だけどなんて魔力だ!?下手すると対城宝具並の威力だぞ!!』
目の前で起きた大魔術にマシュたちが驚愕していると、ルーンの光が徐々に弱まり、消える。すると、宝具を直撃したバーサーカーがダメージを受けた身体で膝を地面に着いており、対魔力の高いセイバーでさえも足元がフラついていた。
「やってくれたな……アイルランドの光の御子!」
「来太、畳み掛けろ!今ならバーサーカーは宝具が使えねえし、セイバーも大聖杯のバックアップを受けてねえ!!」
「はい!」
来太は【フィーバースロットレイズバックル】の【ゴールデンレバー】を倒す。
『BOOSTRIKER』
「ハッ」
来太は自動走行する【ブーストライカー】に飛び乗り、アクセルを全開にする。
『GOLDEN FEVER VICTORY』
上下の【ブーストフォーム】のアーマーから炎を噴射させて超加速し、セイバーとバーサーカーに突進する。セイバーたちは上空へ吹き飛ばされ、来太は【ブーストライカー】から降りると片手でハンドルを掴んで【ブーストライカー】を振り回して跳躍する。
「ハアァァァァ!!」
空中での回転と炎の噴射によって途轍もない加速を付けて、来太は【ブーストライカー】をセイバーたち目掛けて振り下ろす。バーサーカーは胴体が切断され、セイバーは甲冑越しに胴体へ叩き込まれた事で勢い良く落下し地面に激突した。
【仮面ライダーギーツ フィーバーブーストフォーム】
クラス:ライダー
固有スキル
対魔力:B
騎乗:A++
保有スキル(追加付与)
魔力放出(炎):A++
次回「黒幕登場」
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特異点F終了後、カルデアに召喚されるサーヴァントは……(投票の多い2騎までとします)
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アルトリア・ペンドラゴン
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セイバー・リリィ
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エミヤ
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クー・フーリン
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メドゥーサ
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佐々木小次郎