遊戯王デイズ school daysのキャラで遊戯王(スクールデイズがいろんな作品と遊戯王でクロスオーバー)   作:ラストアロー

1 / 2
この作品はSchool Daysのキャラが遊戯王デュエルモンスターズをやったらという架空デュエル的ssです。

話が進行するにつれ、色々な作品のキャラが登場します。


デュエルルール
基本はアニメのルールを採用します。LPは4000。
シンクロやエクシーズはあります。表向き守備表示での召喚もあります。

禁止カードや制限カードは作品独自の物で現実とは大きく異なります。
強欲な壷や天使の施しは禁止や制限ではなく、混沌帝龍やマキュラも禁止ではありません。

カード効果は基本的にアニメ準拠です。
天よりの宝札や死のデッキ破壊ウイルスもアニメ効果で登場予定です。

まだ非OCGのアニメオリカもアリです。作者のオリカもアリです。

以上の点に注意した上でご愛読お願いします。


プロローグ

プロローグ

 

「なあ誠。お前って遊戯王に興味あるか?」

「はっ? いきなりなんだよ?」

 

 突然澤永が俺に話しかけてきた。

 だけどいきなり遊戯王って、言われてもな。

 前に妹のいたるがやってて、その影響でルールとかは知ってるけど、その程度だ。

 子供の遊びという認識しかない。

 

「何だって、そのままだぜ誠。最近流行ってるんだよ。遊戯王のカードゲーム」

「流行ってるって言っても……高校生でカードゲームっておかしくないか?」

「いや、おかしくはないぜ。高校生の全国大会だってあるぐらいなんだからな。それよりさ。俺も最近始めたんだけど、

凄い強いデッキが出来たから一度デュエルしたいんだよ。誠もやろうぜ」

「でも子供の遊びだろ。流石に高校生にもなってそんな遊びはいいよ」

 

 俺は丁重に断りを入れる。

 でもすると隣に座ってる世界が突然話に入ってきた。

 

「何々、遊戯王? あんた達もやってるんだ」

「俺は別に……って世界。『も』ってまさか?」

 

 俺は嫌な予感をしつつも、世界に問いかけてみる。

 すると案の定という返答が返って来る。

 

「ジャーン。私もやってるよ。遊戯王。私のデッキはかなり強力よ……」

「いやいいよ。デッキの説明とか。興味も無いし」

「ってノリ悪いわね。誠」

「そうだぜ。そんなんじゃ女の子にモテないぜ」

「でも本当に興味無いんだって。それにモテないって関係ないだろ。澤永だって彼女いないし、遊戯王が強くたって女子に

モテるわけ無いよ」

 

 正直彼女がいないのは、俺も気にしてるけど、だからこそこんなカードゲームなんてやってられない。

 こんな子供の遊びをやってるってもしも、桂に思われたりしたら……ただでさえ低い彼氏になれる芽を自分で

摘むことになりそうだ。それだけは避けたい。

 

 けどそんな俺の思いとは裏腹に世界が意外なことを告げてきた。

 

「違うよ誠。女子の間でも流行ってるんだから。光や刹那も強いし、隣のクラスの加藤さんや桂さんも凄く強かったわよ」

「えっ!? 桂ってあの桂言葉?」

「ええ、その桂さんよ。前に刹那が委員長の繋がりでデュエルすることになって私も混ざったけど、桂さんとのデュエルは

 楽しかったけど……それがどうしたの?」

「ああ、なあ世界。もしも俺もデュエルを始めたら、桂を俺に紹介してくれ」

「いきなり不躾ね。まあいいわよ」

「約束だからな。じゃあ早速……」

 

 よし。これで桂との出会えるきっかけが出来たぞ。何とかして友達からでも……

 

「ちょっと待てよ。何だよ桂さんを紹介って、俺も紹介してほしいんだが」

「何だよ澤永。俺が先に紹介してもらう約束をしてもらったんだぞ」

「いいや。デュエルの先輩は俺だ。だから俺を先に……」

「ふざけるなよ。俺が世界に頼んで貰ったんだから」

 

 澤永がいきなり割り込んできた。

 こいつも桂狙いかよ。だが、桂をこいつにだけは嫌だ。

 何となくだけど、こいつを桂に会わせたら最悪な事態を起こしそうな凄く嫌な予感がする。  

 だが、この仲介もやはり世界がやってしまう。

 

「はいはい。喧嘩は駄目。大体ね。こういうときは相場が決まっているでしょ」

「えっ?」

「何だよ」

「元々は遊戯王がきっかけなんだから、決着はデュエル。デュエルで勝った方を、私が桂さんに紹介する。これでいいわね」

「でも俺はデッキが……」

「ならデュエルは次の月曜日で良いでしょ。誠は週末にデッキを完成させること」

「って俺は初心者で」

「言い訳禁止! じゃあ今日は解散」

 

 

 こうして、俺はわずか二日で絶対に負けられないデッキを作る事を余儀なくされた。

 人生を賭けるデュエル。

 それが俺の初デュエルとなったのだ。

 

 

 月曜日。放課後。

 

 

 俺は澤永と教室で向かい合う。

 互いの腕にはデュエルディスクをはめ、既に臨戦態勢だ。

 

「じゃあ伊藤も澤永も準備はいいわね。じゃあ……デュエル!」

 

 審判をかって出た世界の合図とともにデュエルが始まった。

 先攻は俺だ。

 

「俺のターンだ。ドロー!」

 

伊藤 LP4000   澤永 LP4000

手札6枚      手札5枚   

 

「俺はホーリーエルフを守備表示で召喚。更にカードを一枚伏せてターンエンド」

 

『ホーリーエルフ 通常モンスター 

 攻撃力800 守備力2000』

 

「俺のターンだな。ドロー」

 

 澤永がカードを一枚ドローし、なにやら嫌な笑みを浮かべた。

 だが、俺の場には守備力2000の壁がある。このターンで破壊出来るが無い。

 

「なあ誠。残念だがこのデュエル。もう俺の勝ちだ!」

「えっ?」

 

「俺は魔法カード『地砕き』を発動。このカードは相手フィールド上の守備力の一番高いモンスターを破壊する。

この効果でホーリーエルフを破壊」

「なっ!?」

 

 俺のホーリーエルフが破壊だと? そんな馬鹿な。

 

「更にデーモン・ソルジャーを攻撃表示で召喚。更に手札から二重召喚を発動。この効果は通常召喚を二回行う事ができる。

 俺はもう一体のデーモン・ソルジャーを召喚する」

 

『デーモン・ソルジャー 通常モンスター

 攻撃力1900 守備力1500』

 

「二体のデーモン・ソルジャーで伊藤にダイレクトアタック!」

「なっ……ぐああああっっっ!!!」

 

 俺に対し強い衝撃が襲う。

 絶望的な致命傷としかいえない傷だ。

 

「俺はこのままターンエンド」

 

伊藤 LP200   澤永 LP4000

手札4枚     手札2枚  

 

「くそ。負けるのか。俺が……」

「ああそうだぜ誠。悪いが桂さんの物だ」

「くっ」

 

 負けるのか?俺が……いや、違う。俺は……

 

「西園寺。俺が勝ったら桂さんとのデート、約束だからな」

「デートまでは知らないけど、あくまでも紹介するだけだから」

 

 なにやら澤永が世界と楽しげに話している。

 ……そうか。これが『負け』なのか。負ければ全てを失う。負ければ桂は…………嫌だな。

 

「澤永! 俺は負けない。ドロー!」

「ライフ200じゃもうどうしようもないだろ。俺の勝ちだ」

「いや違う。……俺の勝ちだ澤永。このターンで勝負を決める!」

「はあっ?おいおい誠、冗談は……」

「俺は手札より融合を発動。手札のカースオブドラゴンと闇黒騎士ガイアを融合。竜騎士ガイアを融合召喚!」

 

『竜騎士ガイア 融合モンスター

攻撃力2600 守備力2100』

 

「更に俺はマジックカード『古のルール』を発動。この効果で俺は手札からブラック・マジシャンを召喚!」

 

『ブラック・マジシャン 通常モンスター

攻撃力2500 守備力2100』

 

「いきなり上級モンスターを2体も……そんな馬鹿な!」

「残念だけど現実だよ澤永。竜騎士ガイアとブラック・マジシャンでデーモン・ソルジャーを攻撃。

ブラックマジック! そしてスパイラルシェイバー!!!」

「うわああああああぁぁぁぁっっっ!!!!」

 

澤永 LP2700

 

「はあはあ……だが誠! まだ俺のライフは半分以上残ってるぞ。お前のピンチは……」

「リバースカードオープン。『融合解除』 この効果で竜騎士ガイアをエクストラデッキに戻し、

闇黒騎士ガイアとカースオブドラゴンをフィールド上に特殊召喚! そしてこの二体はまだ攻撃が残っている。

……意味が分かるな。澤永」

「なっ……あああぁぁぁっっ!」

「闇黒騎士ガイア、カースオブドラゴン、澤永にダイレクトアタックだ! スパイラルバーニングフレア!」

「ぎゃあああああぁぁぁぁぁっっっ!!!」

 

澤永 LP0

 

「残念だが、桂は誰にも渡さない。澤永、特にお前には……絶対に」

 

 こうして俺の初デュエルは終わった。

 熱く、激しいデュエルだった。 

 

 




あとがき
プロローグですのであっさりとデュエルが終わりました。
次回から本格的なデュエルが始まります。

感想やその他にデュエルに関する間違いがありましたら指摘もお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。