遊戯王デイズ school daysのキャラで遊戯王(スクールデイズがいろんな作品と遊戯王でクロスオーバー) 作:ラストアロー
加藤乙女のバスケデッキは完全にオリカです。
第一話 突然のデュエル 桂言葉 VS 加藤乙女
澤永との激しいデュエルに勝利した俺だったが、やはり勝利の報酬は大きかった。
何てったって、桂が俺のところへ来てくれたのだ。
どうやら世界が桂を教室まで連れてきたから、丁度良い具合に俺の勝利を見てもらえたらしい。
運が良いな。俺。
「あの。さっきのデュエル見させてもらいました。とても面白いデュエルをするんですね」
「えっ? 桂………俺を見てくれたの?」
「はい。伊藤くん……かっこよかったです」
「いや、そんな……照れるな」
「いいえ、そんな事ないです。本当に……カッコよかったです」
俺と言葉は何だか楽しく会話をしていた。
だがそこに、意外な人物が割ってはいるのだった。
「ちょっと誠。どうして桂と楽しそうに話してるの?」
「えっ、加藤?」
加藤乙女だ。
どうして?ってこっとが聞きたいよ。せっかく桂と話してたのに。
「加藤さん。私は伊藤君と……」
「桂には聞いて無いわ。あたしは伊藤に話があるの」
「そんな……」
何だよ、加藤。邪魔すんなよ。俺は桂と話してるのにって言いたいけど、言えないんだよな。
こいつとも付き合い長いし、友達だし。でもどうして怒ってるんだ。俺が桂と話してるぐらいで。
「なあ加藤。今は俺は桂と話してるから、話ならまた後で……」
「伊藤はいつから桂と仲良くなったのよ。あたし知らないんだけど……」
「いや、知らないって……」
俺が言いよどんでいると、桂は意を決したように、加藤に向き直り意外すぎる言葉をぶつけた。
「加藤さん。私とデュエルして下さい」
「デュエル? あたしが桂と?」
「はい。そして私が勝ったら、私と伊藤君の邪魔をしないでください」
「面白いじゃない。その代わりあたしが勝ったら、あんたは二度と伊藤に近づかないでよ」
「分かりました。それでいいです」
いや、なんでそうなるの? またデュエル? しかも今度は桂と加藤で、これで桂が負けたら俺、澤永に勝った意味が……
でも止められる雰囲気じゃないし、こうなったら桂に勝ってもらわないとな。
「じゃあ行きますよ、加藤さん。先攻は譲ります」
「へえ、余裕があるじゃない。でもそれが命取りよ。あたしのターン。ドロー!」
加藤 LP4000 桂 LP4000
「あたしはフィールド魔法『バスケットコート』を発動。そしてこの効果で『バスケットプレイヤー』
と名のつくモンスターは攻撃力守備力が500上がり、更に召喚に生贄を必要としなくなる。あたしは
レベル7のモンスター『バスケットプレイヤー ジョーダン』を召喚!」
『バスケットプレイヤー ジョーダン 効果モンスター ATK2700 DEF1500』
「更にジョーダンの効果、召喚に成功したとき、相手に500ポイントのダメージを与える。
必殺先制シュート!」
「きゃあっ!」
桂LP3500
(酷い攻撃ですね。先攻1ターンでいきなり私にダメージなんて。でも、この程度なら平気です)
「あたしはカードを1枚伏せてターンエンド」
「私のターンですね。ドロー。……私はサイバー・ドラゴン・ツヴァイを特殊召喚します」
「サイバー……なるほど。貴方のデッキはもう見切ったわ」
えっ? 見切った? 桂はまだ一枚した召喚してないのにどうして?
伊藤は首をかしげているが、二人のデュエルは更に進む。
「私は手札のマジックカード、パワーボンドを見せます。この効果でサイバー・ドラゴン・ツヴァイは
エンドフェイズまでサイバー・ドラゴンとして扱います。そして手札よりパワーボンドを発動します。
私は手札のサイバードラゴン二体とフィールドのサイバー・ドラゴン・ツヴァイを融合して
サイバーエンドドラゴンを召喚します」
『サイバー・エンドドラゴン 効果モンスター ATK4000 DEF2800』
「パワーボンドの効果発動。攻撃力は倍。つまり8000まで上昇します」
「へえ8000ね。確かにこのまま攻撃が通れば私のライフは一撃で0になるわね。でも通るかしら」
(桂さんは余裕を見せてるけど、私は負けません。このまま一気にっ!)
「攻撃です。サイバー・エンド・ドラゴン。終末のライトニングレーザー!!!!!」
サイバー・エンド・ドラゴンの一撃ジョーダンに迫る。しかし加藤はむしろ笑顔を見せる。
「掛かったわね。トラップ発動。『スティール & ブレイク』この効果は『バスケット プレイヤー』
と名のつくモンスターがフィールドにいるときに発動可能で、相手の攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させ、
更に攻撃したモンスターを破壊する事が出来る。サイバー・エンド・ドラゴンは破壊よっ!」
「私はマジックカード『融合解除』を発動します。これでサイバーエンドはデッキに戻り、サイバードラゴン二体とツヴァイを
フィールドに特殊召喚します」
「上手く逃げたわね。でも次はそうは行かないわ」
「……ですが、サイバーエンドがいなくなった事でパワーボンドのダメージも無効になります。私はカードを二枚伏せてターンエンドです」
「ふふ、私のターンね。ドロー!」
あれ? パワーボンドの効果って良いのか? 桂がダメージ無いなら良いけど……
「なあ世界。どうして桂はダメージ食らわないんだ?」
俺は隣でデュエルを見ている世界に質問してみた。
「それは簡単よ。パワーボンドの召喚によるダメージはエンドフェイズにモンスターがフィールドにいることで発生するの。
だけど桂さんは融合解除によってサイバーエンドはエクストラデッキに戻したでしょ。だからダメージは受けずに済んだの」
「へえ。じゃあ最初からそれも計算のうちだったのか?」
「多分ね。桂さんは大胆に見えて結構リスクマネジメントは上手いから」
「桂さ。残念だけど、もうこのデュエル私の勝ちよ!」
「どうしてです?」
「このターンで桂のライフをゼロにするからよ。布石は整ったわ。
私は永続魔法、『スリーポイントシューター』を発動。この効果で桂のカード効果によるダメージは全て3倍となる。
更にレベル6のモンスター『バスケット プレイヤー ジョンソン』を召喚。
『バスケット プレイヤー ジョンソン 効果モンスター ATK2500 DEF2000』
そして通常魔法『フリースロー』を発動。このカード効果はフィールド上の『バスケット プレイヤー』の数×500のダメージ
を相手に与える。永続魔法スリーポイントを合わせて3000ポイントのダメージよ」
「……残念ですがダメージは受けませんよ」
「えっ!?」
「トラップ発動『パワー・ウォール』私はカードを30枚墓地へ送り、ダメージをゼロにします」
「30枚も! でもそれじゃ残りカードは……」
「関係ありません。次のターンで……加藤さん。貴方を倒します!」
「くっ……でも」
(どうする? 私のモンスターで攻撃したらサイバードラゴンは二体とも倒せるけど……あの伏せカード次第じゃ最悪……
桂の残りデッキ枚数は4枚。なら、危険は冒さずにデッキ切れを待てば良いだけ)
「……私はターンエンドよ」
「私のターンですね。ドロー!」
(残り三枚よ。桂)
「……加藤さん。私のデッキ枚数が気になります?」
「ええ。もうすぐ私の勝利だからね。私のフィールドはフィールド魔法で攻撃力が3000以上に上がっているモンスターが2体。
このターンを入れても残り4ターン。削りきれるわけが無いわ」
「そうですか? でも4ターンじゃありません。このターンで終わりますから」
「ふん? はったりね」
「いいえ! 私はマジックカード『天使の施し』を発動します。3枚ドローして2枚を墓地へと捨てます。これで私のデッキはゼロ。
このターンで決着が付かなければ、私は負けます」
(自爆! 自爆したわ桂。私の勝ち。伊藤はこれで私の物)
「なあ世界? 桂はデッキ無くなったけどこの場合どうなるんだ?」
「どうなるって、ドロー出来なくなったら負けだから、これで桂さんはこのターンで決着つけないと次のドローで桂さんは負けるわ」
「えっ、マジかよ」
(桂……頑張れ!)
伊藤はただ心の中で桂を応援するしかなかった。
「ははははは。私の勝ちよ桂。私のフィールドには攻撃力3200のジョーダンに3000のジェイソンがいるのよ。
貴方のフィールドのサイバードラゴン二体とツヴァイが一体。それに手札は1枚。これで勝てると思うの?
無理よ無理。これで伊藤は私の物」
「いいえ違います。私の勝ちです。私は手札より「オーバーロードフュージョンを発動。私のフィールのモンスター、
墓地のモンスター全て、合わせて20体のモンスターをゲームから除外して『キメラテック・オーバー・ドラゴン』を
召喚します!
『キメラテック・オーバー・ドラゴン 融合 効果モンスター ATK??? DEF???』
キメラテックの攻撃と守備は融合素材にしたモンスター×800よってATKは16000。更に素材にした数
つまり20回の攻撃が可能となります」
桂は淡々と効果を告げるが、加藤の顔色は一瞬で蒼白に染まった。
「ばっ馬鹿な! 攻撃力16000で20回攻撃!? そんな反則過ぎるわ。ありえない。ありえないわっ!」
「いいえ、これが現実ですよ。加藤さん」
「うっ、いや、いやああぁぁぁぁ」
「トドメです。キメラテック、20連続ファイアーッッッ!!!」
「いやぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」
加藤 LP0 桂 WIN
業火の光が加藤を包む。
その跡形も残さぬ威力、桂の一撃により加藤は完全敗北といっていい惨敗を決したのだった。
「伊藤君。勝ちましたよ」
「ああ凄かったな最後。まさかあんな逆転があるなんて思わなかったよ」
「いえ、あれはたまたま上手く行っただけで……オーバーロードが手札に来なかったらと思うと……」
伊藤もまた、桂言葉のデュエルに刺激を受け更なる成長を見せようとしていた。
始めまして。
本格的なデュエル描写を心がけたつもりですかいかがでしょうか?
言葉のデッキは完全に某キャラをトレースです。
今後も遊戯王キャラのデッキを使うキャラが多数出てきます
それ以外のガチデッキ使いやオリカ使いも出てくるので、様々なデュエル描写を楽しんでいただけたら幸いです。
次回は更に他作品のキャラも出るので今後ともよろしくお願いいたします