ドイツを愛するドイツ軍人(キャラ)魔法少女が世界一ィィィ!する話   作:柏木聖音

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お告げが来たので書きました


プロローグ ドイツ軍人系魔法少女参上!

「無駄だァ!俺は対魔力特化型ダークロウ貴様ら魔法少女の武器や技は全て魔力を使う!つまり俺を倒すことは出来ねぇ!」

「くっ……厄介ですわね」

「ダークナイトメアめ……こんな強いダークロウ聞いてないよ!」

「……ッ!」

「しかも体も硬ぇしどう倒せばいいんだよ!」

「みんな諦めないで!きっと弱点があるはずだから!」

「そうピポ!諦めたらそれで終わりピポ!」

 

 ピンク髪の魔法少女ホーリーピンクと精霊ピポルノが仲間を励ますが仲間の魔法少女達はかなり戦意喪失していた、それもそうだろう魔法が効かず魔力で作る武器も効かない更に硬いので殴っても無傷というどう勝てばいいのか分からないそんな相手を前にして戦う意志を見せるピンクの精神が強すぎるのだ

 

「なあ……撤退って選択肢は無いのか?」

「私達には撤退という選択肢はありません……逃げればこの街は破壊され尽くすでしょうし逃げた私達を世間は許してくれないでしょうしね……」

「じゃあこのまま殺されろってこと!?嫌だよ私!」

 

 赤髪の魔法少女ホーリーレッドが撤退……いや事実上の逃げを提案するが青髪の魔法少女ホーリーブルーは淡々と否定し黄色髪の魔法少女ホーリーイエローは涙目で逃げようとする

 

「待ってイエロー!?」

「離して!私は死にたくないの!」

「まだ負けるって決まった訳じゃ……」

「じゃあどうやって勝てっていうのあんなやつに!私達の攻撃が全く効かないんだよ!?もう一方的に殺されるしかないじゃん!」

「それは……」

 

 ピンクはそれに対して何も言葉が出なかった

 

「ハーハッハッハ!なんだ?仲間割れか?醜いことだな!所詮ホーリーエンジェルズも人の子か、そうだな……1つチャンスをやろう」

「チャンス?」

 

 ブルーが目を細める

 

「ああ、ホーリーエンジェルズよ例えこのまま逃げて俺から逃れたとしても街を壊されては貴様らも世間は許してくれまい、だが俺も気が変わった俺の要求を呑むならお前らを逃がした上で街も破壊しないと約束しよう」

 

「なんだと?」

 

 怪しすぎる提案にレッドも警戒する

 

「な、何?要求って?」

「イエロー!?」

 

 呑む気満々のイエローにピンクは目を見開く

 

「要求は1つ……ホーリーエンジェルズよ──お前ら5人の中から1人殺せ」

 

「「「!?」」」

「やはり……」

 

 白髪のホーリーホワイトはわかっていたのか忌々しそうな表情をする

 

「で、出来るわけないでしょ!?私達仲間なんだよ!」

「何故だ?1人殺せば4人は助かるんだぞ?それとも5人揃って皆殺しにされたいのか?」

「……ッ!」

 

 それを聞くとピンクはブレードを構える

 

「やめて!!!」

 

 ダークロウに斬りかかろうとしたピンクの前にイエローが立ち塞がる

 

「イエロー!?どいてよ!」

「やだよ……だってアイツ攻撃したらアイツの気分が変わるかもしれないじゃん」

「イ……エロー?」

 

 イエローの信じられない言葉に耳を疑うピンク

 

「ピンク……私これを機に魔法少女を辞めるつもりなんだ、だって私まだ死にたくないもん」

「何言ってるの!?私達がやらないと世界がダークナイトメアに支配されちゃうんだよ!そうしたら世界が絶望に呑まれちゃうんだよ!」

「そうピポ!そうしたらイエローも無事では済まないピポ!」

「でも私達は負けたんだよ?もう無理なんだよ……私は疲れた」

 

 イエローの表情は完全に絶望1色だった

 

「そんな……みんな!イエローを説得……?」

 

 振り返りみんなを見たピンクは見たくないものを見てしまった

 

 ブルーもレッドも怖い表情をしてたのだそしてこの感じは殺気?

 

「ブルー……?レッド……?」

 

 ピンクにはわかってしまったブルーもレッドも殺すメンバーを考えている、つまりあのダークロンの要求に乗るつもりなのだ

 

「みんな……どうして……?」

「……別にあたしは魔法少女を辞めるつもりもないしあのダークロウはいつかぶっ飛ばすつもりだ……だが今は確実に勝てねぇのはあたしでもわかる……なら今は確実に生き残る方法を取るべきだ」

「私も同意見です最悪なのは私達が今ここで全滅する事です、それにあのダークロウ嘘をつくメリットが無いので約束は破らないでしょう」

「当たり前だろ?俺は嘘は大っ嫌いだ、そんなくだらない嘘をつくくらいなら自害してやるよ」

「そんな……ホ、ホワイト?」

 

 ピンクは縋るようにホワイトに視線を向ける

 

「……ごめん」

「……え?」

 

 その言葉にピンクの中の何かが壊れた

 

「みんな!?何を考えているピポ!?そんな仲間を売るようなこと……」

「あたしらだってそんなことしたくはなかったつーの、でもしょうがねぇだろ?全滅だけは避けないといけないんだし」

 

 ピポルノの最後の説得もレッドに一蹴される

 

 殺気立つブルー、メンバーを観察し生贄を考えるレッド、生に囚われ自分勝手に仲間や守るべき人を見捨てたイエロー、申し訳なさそうにピンクから目を逸らしたホワイト、そして──絶望や失望から無表情で虚空を見つめるピンク

 

 その光景を誰かが見たなら全員同じことを考えるだろうああ、ホーリーエンジェルズは終わったなと

 

 パリッ

 

「あ?」

 

 その何か割れる音にレッドは眉を顰めた

 

(あたしの聴覚だから聴き取れたがこれは……ポテチを食べる音か?いやなんでこの場でそんな音が聴こえるんだ?)

 

 そう思い音をした方に目を向けると

 

 パリッもぐもぐ

 

 目線の先ではベンチに座りポテチを頬張る軍服を着た金髪碧眼の少女が居た

 

(いやなんでこんな場所に一般人(?)が居るんだよ!?これじゃあ誰か1人を殺したらあの子経由で広まるじゃねぇか!)

 

 レッドがずーっとその方向を見ていたからかダークロン含めた全員がその方向を見る

 

「ほう?一般人か?おい、そこの貴様そんなところにいたら危ないぞ?死にたくなかったら早く消えろ」

 

 ダークロウの声に金髪の少女はポテチを頬張るのをやめ口を開いた

 

「あーわたしのことは気にせずどうぞ話し合いをしてください。生贄を決めるんでしたっけ?わたしは居ないものとして考えて大丈夫ですので」

 

 少女はそんなことを吐かした

 

「ちっ……やはり聴かれてたかおい、ホーリーエンジェルズ流石にアイツは消していいよな?」

 

 普段なら反発するであろうホーリーエンジェルズもこの時ばかりは全員無言で肯定する

 

「だそうだ、悪いな今回は運が悪かったとして死ねぃ!」

 

 ダークロウは少女に向けて道端の石を投擲をする、それは少女に高速で向かい頭に当たる瞬間──躱された

 

「は?」

 

 その光景にダークロウだけではなくホーリーエンジェルズも目を疑った

 

「はあ〜酷いですね……ホーリーエンジェルズは一般人含め世界を救うヒロインですよね?それが悪に唆され私を殺そうとするなんて……貴女達もう死んだ方が良くないですか?」

 

 そう言う少女が魔力を纏っていくその姿に流石のダークロウやホーリーエンジェルズも気づく

 

「なるほどな……貴様魔法少女だな?」

「ピンポンピンポンー正解ですというわけで一等地獄旅行片道切符をプレゼントでーす」

「はっ!見てなかったのか?俺は魔法も魔力で出来た武器も効かないんだぞ?貴様ら魔法少女に勝ち目は無い!」

「あーそういうのいいんで死んでください」

 

 そう言って少女は隣に立てかけてあった箱を開けて中からマシンガンを取りだした

 

「は?」

 

 その光景に流石のダークロウも唖然とする

 

「おや?意外でしたか?今の魔法少女なら兵器の一つや二つ持ち歩いているものですよ?」

「なわけないだろ!?いや……ただの兵器が俺達ダークロウに効く訳が!」

「そうかもしれませんねですが……」

 

 少女はマシンガンを構え高らかに宣言する

 

「だがしかぁし!ドイツの科学力は世界一ィィィ!出来んことは無い!!!」

 

 その宣言と共にマシンガンが唸り弾丸が発射しダークロウに殺到する

 

「ガガガッ!?」

 

(ば、馬鹿な……!?たかが人間の作った兵器ごときで俺の体が削られていくだと!?なんなんだこの弾丸は!?)

 

「おのれ……この俺が……!」

 

 その言葉を最後に頭を吹き飛ばされダークロウの意識は永遠に消失した

 

 

 

 

 

 




ドイツを愛するドイツ軍人(キャラ)魔法少女が世界一ィィィ!する話 プロローグ ドイツ軍人系魔法少女参上!見ていただきありがとうございます!あれれ〜?おかしーぞー?かなり暗い話になってしまった…何故だ!?
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