ブルーアーカイブ 実績「楽園を信じる者」及び「闇の中で照らされて」取得RTA闇堕ちチャート 作:狐玄
モナちゃんトピック:実は紫色のインナーカラーが入ってる
ゲヘナ自治区郊外、トリニティ自治区との境目付近。
そこはゲヘナとトリニティの小競り合いがよく発生する治安が悪い場所であった。それに加えて、辺りにはいかにも不良生徒と言った様相をした生徒達がそこかしこに見受けられる。
確かここはとある不良グループの縄張りだったか……とモナは思い出す。
確か例年新入生を標的としたカツアゲをしてると噂だ。となると、モナも標的に入るのだろう。しかし――
「まぁ、どうにかなるでしょ!」
歩きながら、呟く。今の彼女は複数人に囲まれても対処出来る自信があった。なにせつい最近ようやく納得いく戦い方が決まったのだ。増長とも言える自信だが……彼女にはその自信に見合った才能と、実力があった。特殊過ぎる適正からこれまで目立つことは無かったが、その才能はこのキヴォトス内で見ても上位に位置するものだと言える。それまであったはずの違和感が全くなくなり、思い通りに体が動く感覚を彼女は味わっていた。つまるところ……彼女は今、ものすごく調子がいいのだ。
そろそろトリニティ自治区に差し掛かろうかという頃、唐突に一人の生徒がモナの前に現れた。その頭に分かりやすいヘルメットを被った彼女は、ヘルメット団と呼ばれる不良集団に所属しているのだろう。あまり良い噂を聞かないが、それはモナにとっては重要なことではない。実際に目で見て、耳で聞いて判断する。それが彼女の信条だ。
「なぁ、そこのお嬢ちゃん。ちょいといいかい」
「私?何か用?」
「ああ、ちょいと金を貸してほしくてねぇ?」
だからこそ、会話を試みたのだが……どうやら真っ黒のようだ。
その生徒の言葉と共に彼女の仲間と思われるヘルメット団の生徒達がモナを囲い込む。数としては10人前後だろうか。一般的に見れば絶体絶命の場面である。その証拠ともいうべきか、周りの不良生徒達は早く戦利品を物色したいと言わんばかりのだらしのない笑みを浮かべて居た。
「ふ~ん、カツアゲってこと?」
「いやだな、人聞きの悪いことを言わないでくれ。ただ金を借りるだけさ。まぁ、返すのが何時になるのかは分からんがね」
「……そう」
「そういうこった、運が悪かったと思うんだな。大人しくしてれば痛い目には――」
いやらしい笑みを浮かべ、勝利を確信しているかのような生徒の言葉は、最後まで続かなかった。
モナが扱う巨大なスナイパーライフル……名をドラゴンブレスという巨大な愛銃が火を噴いたからだ。
無論、モナとて訳もなく攻撃したのでは無い。彼女の他人への判断基準はどこまでも一貫している。即ち――信じられるかどうか。信じられるならば、友好的に。信じられないのであれば、敵対的に。
ヘルメット団の生徒達は揃って固まっている。モナが攻撃するとは予想していなかったのだろう。しかし、それも仕方の無いことだ。なにせ圧倒的な数的有利をヘルメット団は有している。しかもモナの武器は対集団戦闘に向いておらず、前衛もいない状況のスナイパーライフルだ。
誰がいきなりスナイパーライフルを撃ち込んでくると思うだろうか。そんな風に困惑している不良生徒達をよそに、モナはちゃっかりリロードを済ませながら声高に宣言した。
「これってぇ!犯罪ですよねぇ!!傷付きました慰謝料を請求します!!!」
と。悪いことは悪いとちゃんと言わないといけない。たとえ世界が見て見ぬふりをしたとしても、己を曲げる理由になりはしないのだ。そう、モナは考える。
「てめぇ……ッ!」
「……ふっ!」
その言葉で再起動したのか、彼女の近くに居た不良生徒の一人が弾かれたように銃を向け発砲する。しかしてその銃は役目を果たすことなく、空虚な銃痕を近くの壁に残すのみだった。
モナを見失った不良生徒が辺りを見回そうとしたその直後、己の下から聞こえてくる声に思わず体を強ばらせる。
「足元が、お留守だよ!」
そんな陽気な声と共に足払いをかけられ、銃弾を叩き込まれる不良生徒。
至近距離で対物ライフルの直撃を受けてしまえば、大抵の生徒は戦闘不能に陥る。耐えられる生徒など数えられる程しか居ないだろう。そしてここにいるのは、有象無象の不良生徒だ。耐えられるわけが無い。
指揮官を失い、力の差を見せつけられた不良生徒の集団はあまりにも脆かった。
「うっ……うわぁぁあぁああぁ!!」
「撃てっ!撃てぇ!」
「おっとっと!危ない危ない」
統率も何も無い、銃弾の嵐。いかに当てずっぽうであろうが、これだけの量だと流石に避けれないとモナは判断し一旦物陰に身を潜めた。
何か利用出来るものは無いかと当たりを見回せば、近くに鎮座している何かの燃料を積んだであろうドラム缶を発見した。これならばと思いモナは行動を開始する。
「よい、しょっと!」
モナはそれを横倒しにすると、不良生徒達に向かって蹴り転がした。いきなり転がってきたドラム缶に反応し、不良生徒は思わず射撃を加えた。その結果、ドラム缶に穴が開き、燃料が引火し巨大な火炎球と化した。
いきなり火炎球が現れたことで不良生徒達は混乱し、数人は巻き込まれ戦闘不能になった。その混乱に乗じ近付くモナに、不良生徒達は気付かなかった。
「隙ありっ!」
「なっ、ぐわっ!」
そうして一人、また一人と倒れていく。気が付けば、残った不良生徒は一人だけになっていた。その一人が、彼女に怒りと共に文句を叩き付ける。
「なんでスナイパーライフルなのに突撃してくるんだよお前は!!!」
「決まってる!近づいて、至近距離で威力の高い弾をぶち込むのが一番簡単に敵を倒せるからだよ!!」
「いや、そのりくつはおかしい」
さもありなん。狂っているかのような答えに、思わず真顔になってしまうのも当然であった。いくらキヴォトスの民が頑丈だからと言って、撃たれれば痛い。タンクでもないのに自分から銃撃の雨の中に突っ込むなど気狂いしかやらぬことだろう。しかも、一発外れれば一気に劣勢に陥るであろうスナイパーライフルで行うのだ。狙撃銃とは一体なんだったのだろうか。とてもじゃないが正気の沙汰ではないだろう。
しかしモナにも言い分がある。つい先日まではモナだって普通に戦ってたのだ。たまたま自分に合う戦い方がこんなトンチキな方法だっただけなのだ。私のせいじゃない。そうモナは言いたかった。しかし悲しいかな、現実的に考えればその主張が通ることは無い。
モナは意外と常識的な思考ができるのであった。だからと言って心のモヤモヤが取れる訳では無い。そのどうしようもない気持ちは、銃弾として最後の不良にプレゼントされたそうな。
そうして、とある不良生徒達の集団は壊滅した。その後、しばらくして風紀委員会が来た頃にはこの集団を壊滅させた人物は既に居なくなっていた。
敵対したやつに友好的に接する必要は無いよなぁ?でも敵対する前に交友あったらその時の態度が残っちゃうんだよねモナちゃんは。
信じないと何も始まらない。でも信じる前から敵対してたら仕方ないよね。じゃあ一度信じた後に敵対したら?モナちゃんが信じてる生徒が裏切ったら?……モナちゃんは『信じる』というものをとても重要視してるんだ。だからこそ、疑いの目を向けられなくて。きっと理由があるんだと信じて。でも、自分になにか責任があるんじゃないかと考えて。それまでの交友の面影を残しつつ中途半端な態度で接しちゃうんだ。
他人を信じてるから、自責の念がとっても強いんだ。まず自分に悪いところがあるんじゃないかと考えちゃうんだ。器用に見えて案外不器用だね♡
まぁ、だからこそモナちゃんは闇に堕ちてしまうのだけれど。
それじゃあ本題に行こうか。え?これ以上の本題なんてあるのかって?あるに決まってるじゃないか。
そう、さっき言った通りモナちゃんが
きっとモナちゃんは苦しむんだろうね。『信じる』ことを重視してるモナちゃんが、他人からの信頼を自分の手で裏切るんだ。誰も悪くなくて。予想できなくて。ただ、しいて言うなら巡り合わせが悪かった。たったそれだけ、それだけのお話。それで苦しんで、苦しんで。何か別の選択肢があるんじゃないかと考えて、それでも友人達を裏切る選択肢しかないと分かった時のモナちゃんの顔、そして己の『信念』を自らの手で手折らなければいけないと分かった時のモナちゃんの気持ち。そしてその裏切りを知ったモナちゃんの友人達の思い……それらはどんなに美しいものなのでしょうね?あぁ、今からその時が楽しみで堪らないよ♡
自分で作ったキャラの純愛を摂取する……これが究極の自給自足、地産地消って奴だね。とってもエコで環境にやさしいなぁ。
とりあえずジャブの挨拶失礼致しましたわ〜。ヒナちゃんを曇らせる、主人公も曇らせる、後ついでに先生も曇らせる。全部やらなくっちゃあならないってのが作者の辛いところだな。
覚悟はいいか?私はできてる。
『空崎ヒナと本当に欲しかったもの』
※個人的な解釈となります
ヒナちゃんの一番大事な存在になった後に死にかけてヒナちゃんの情緒を無限に狂わせたいな〜〜〜!!!私もな〜〜〜!!!
……いや別に私は未来永劫ずっと悲しませたいとか言ってる訳じゃないんですよ?ほら、よくあるでしょう?好きな子の表情はどんな顔でも見たいって。それなんですよ私のこの感情は。ヒナちゃんにはずっと笑顔でいて欲しいしずっと幸せそうな表情をしていて欲しいんです。でも、たまには不安に苛まれてる顔とか信じられない情報に呆然とした表情とかぐっちゃぐちゃでデッロデロの泣き顔とか見たいと思いませんか?私は思います。これは私の愛なんですよ、愛。
でも先生を軽率にボロボロにするとみんな曇ってヒナちゃんの顔が良く見えないから、ヒナちゃんとその周りの子だけが曇るようにオリキャラ作って生死不明にするね!これでヒナちゃんの顔が良く見えるね。もっと色んな顔見せて?大丈夫最後は生きて帰ってくるから!
さて、話を戻して情緒を狂わせるには親しくならないといけません。できれば一番大事な存在に。で、考えてみたんですけど、委員長とかそういう肩書き抜きでヒナちゃん個人として見れば多分ある程度の仲までは結構簡単だと思うんですよね。日頃は長としての振る舞いをしてるだけで先生との絆エピを見る限りかなり常識的な性格をしてますし、友好的に接してくる人を邪険に扱うことは無いでしょう。まぁ委員長の状態だと忠犬アコワンとか居るんで難易度爆上がりするんですけど。
ではそこから上、一番大事な存在になるにはどうしたら良いのか?という問いに私は、ヒナちゃんが一番欲しいものを常に与えてくれる存在になればいいんじゃないか?と考えました。それにはヒナちゃんが一番欲しいものはなにかを推察する必要があります。
そしてヒナちゃんの状態、周りとの関係、先生との会話、ヒナ吸い。それら全てをスゥゥゥゥゥ考慮した結果スゥゥゥゥゥ、ある結論に達しました。フゥ。
それは『対等な友人』という存在が居ないのではないか、というものです。ティーパーティーには3人それぞれが同じ立場の友人と言ってもいいでしょうし、ツルギとハスミはどちらかと言うと友人関係に近いと言えます。ビックシスターであるリオ会長にも(本人の認識はともかく)ヒマリという存在がいます。一方、ヒナの周りで似たような立場と言うとマコトになりますが……まぁ友人とは言えないんじゃないでしょうか。あとセナと仲が良い様子が晄輪大祭の特典CDにて描写されてると聞きましたがどんな感じでしょうかね?私持ってないんですよね。ヒナ、すまない……勉強不足で本当にすまない……まぁ、私のこの作品内ではセナはヒナと仲はいい方だけど委員長として扱ってるとします。
で、ここまで出してきてないので皆さん疑問に思っているであろうアコなんですが。私の解釈だと彼女は一番『対等な友人』から遠い存在だと思ってます。なぜなら彼女は自らを明確にヒナ委員長の『下』と位置付けているからです。アコはヒナに対して非常に献身的です。ですがそれは本当にヒナが心から求めているものなのでしょうか?
別にそれが悪いとは言いません。むしろ良い事だと思いますよ?ヒナちゃんの助けになってるのは本当の事ですし、感謝もされてるでしょう。ですがヒナちゃんの心が、その魂が求めているのは別のもなんじゃないかなぁと、私は思うのです。
ヒナちゃんと先生との会話を見るに、『甘えられること』『じゃれあえること』『泣き言を言えること』などがその心の根底にあるように見えます。それら全ては先生でなくてはいけないという訳でもないでしょう。『甘えられること』というのは言い換えれば『誰かを頼ること』です。『じゃれあえること』は『軽口を言えること』ですし、『泣き言を言えること』は『愚痴を言えること』だと言えます。
原作のヒナちゃんの交友関係を端的に表すと『敵』か『部下またはそれに近しい存在』か『それ以外』の3種類に分けられるんじゃないかと思うんですよ。これらのことを考えるとヒナちゃんは、誰かを頼ることも、軽口を言える相手も、愚痴を零す相手もいなかったんじゃないかと思うわけです。
だからこそ唯一望みを叶えてくれる先生を大事に思ってるし、死ぬ気で守ろうとするんだと思います。可愛いね♡
じゃあその望みを叶えてくれる友人が先生と会う前に居たとしたら?笑いあって、気軽に話せて、慰めあえる友人。それはきっとヒナちゃんの心にとても染み渡ることでしょう。
先生は確かにヒナちゃんの望みを叶えられます。しかしそれはどう頑張っても『先生』という立場からでしかないのです。先生は生徒のためにあるからね、一人の生徒に肩入れすることは出来ないもんね。でも同じ『生徒』なら、トコトン仲良くなれますし特別扱いできます。そう、先生より深い関係にね。これぞ私の考えるヒナちゃんの一番大事な存在になる理論です!かんぺき〜
広く浅くではなく狭く深く……ああ、これが私の求めてる純愛……!
ヒナちゃんはずっとありのままを見てくれる友人が欲しかったんだよね?きっとモナちゃんはしっかりと君を見てくれるよ?だからほらモナちゃんが居なくなるとこ見てて?花火は散り際が一番綺麗なんだから。
でも考え始めたら透き通り過ぎて初心者向けとは言えなくなっちゃったのでこれは閉まっちゃおうね〜。