爆速で書いたのでストーリーガバガバかもしれません。(震え声)
俺は今から違法な研究所を潰しに行くんだが、
何とも不安が拭えない。
何故かって?
そりゃあ…
「お前らケモ耳少女に出逢いたいかー!」
「「「うぉぉぉおお!」」」
「もふもふしたいかー!」
「「「うぉぉぉおお!」」」
「行くぞー!」
「「「うぉぉぉおお!」」」
こいつらの目的ケモ耳少女だもん。
◇◆◇◆
〜1時間前〜
「え゛」
「めんどいですね〜。昨日任務終わったばっかりだっていうのに、また任務ですか。」
「はあ…どうせ帰ってもあの吸血鬼しかいないし、断れもしないか。」
「今から1時間後に出発らしいですよ。襲撃する研究所の場所はここから2時間ぐらいの場所らしいです。」
「じゃあ装備整えるか。」
「そうですね、あ。今回は白銀班の装甲車に乗って行くみたいですよ。」
「そうか…じゃあ拳銃と防弾スーツ、あとマガジンを10個程持ってくか。」
「それぐらいが丁度良いでしょうね。『失敗作』の処理と獣人の保護は白銀班がして、私達の仕事は情報収集らしいですよ。」
「俺達のいつもの任務じゃないか。」
「そうですね〜」
「それじゃあ、ちゃっちゃと仕事終わらせに行くか。」
そこから1時間後、全員が集合している場所に向かった。
◇◆◇◆
そこでは、白銀班の部隊が整列していた。
全員が神妙な顔で、何とも緊張感がある。
マイクに白銀が話しかける。
「お前らケモ耳少女に出逢いたいかー!」
「「「うぉぉぉおお!」」」
「もふもふしたいかー!」
「「「うぉぉぉおお!」」」
「行くぞー!」
「「「うぉぉぉおお!」」」
何だこの掛け声。
「もしかして、ケモ耳美少女が目的なんですかね。」
「まさか…最強の白銀班だぞ?そんなんある訳…」
そんな事を言っていると白銀班がもう装甲車に乗り込んでいた。
白銀がこっちへ手招きをしている。
そのまま俺達は装甲車に乗り込んだ。
「まさかとは思うが…お前らがわざわざ行くのって…」
「そう。僕達はケモ耳美少女を夢見て今回の作戦に強引に参加したんです。」
「お前らそんな趣味だったのか…」
「そんな趣味とは心外ですね。ケモ耳美少女は全人類の憧れでしょう。」
「全人類では無いだろ。」
「まあ、早く『失敗作』を処理して、私達は情報を回収すれば良いんじゃないですか?」
そう御崎が言う。
「それもそうだな。俺たちも任務をすれば金が入るし、悪い事は無い。」
「僕達はケモ耳美少女と出会える。」
「Win-Win?なんですかね?」
そんな会話をしながら2時間、ようやく研究所に着いた。
研究所は巨大なトーチカの様になっていて、一つ表に重厚な扉があった。
「最初に突撃班が自走砲トラックで扉を突破して、次に僕達制圧班が中をクリアします。」
「お前達は右の失敗作と獣人が収容されている右のチャンバー、俺達は研究所の職員がいる左のチャンバーに行って、
最下層の重要機密を取ってくるんだな。」
「そうですね。では、作戦を始めましょう。」
そう言って白銀はトランシーバーを手に取り話しかける。
「作戦、始め。目標は『失敗作』の処理と獣人の保護だ。」
《了、作戦開始。》
トランシーバーから放たれたその声と同時に研究所の扉が轟音を立てて倒れる。
装甲車が次々と中に突入、扉の中に潜んでいた敵を排除、部隊が右チャンバーの制圧に向かった。
「俺達も行くか。」
そう言って俺た達も右の左のチャンバーへ向かい、
重要機密がある最下層までの階段を降り始めた。
「そうですね。それより、私達ってこんな大規模な作戦に召集されるほど名が知れていたんですね。」
「そりゃあ俺達はあの情報を手に入れたからな。現在の諜報部は基本的には情報収集しかしない。
情報を手に入れる事が名声なんだよ。」
「何だか面白くないですね。私ここに来た時はもうちょっとアクションするのかと。」
「十分してるだろ。」
「アクションはアクションですけど、そんな血生臭い奴じゃなくて、もっと派手な奴ですよ。
天井が崩落したり、大爆発が起きたりする様な事ですよ。」
「そんな事起こってたまるか。任務してる時に毎回そんなの起こったら俺はもうここを辞めてるよ。」
「確かにそうですね。私もそんなの毎回起こったら辞めてますね。」
「じゃあそんな事考えるのは止めるんだな。」
「そうですね。」
そんな調子で階段を下って行っているといつの間にか1番下まで行っていた。
そこには一つの金属製の扉があった。鍵は掛かっておらず、ノブが回せる状態になっていた、
ここまでまだ一回も会敵してないし、ある階層から階段は錆びている所が所々あって、
安全性に問題はない程度だったが、管理されていないのが分かった。
一体この扉の先に一体何があるのだろう。
拳銃を構え、ノブに手を掛ける。
ハンドサインを出し、突入する。
『3、2、1、』
扉を勢い良く開き、辺りを見回す、人は一人もおらず、道は左右に続いていた。
「私は右に行きます。宮薙さんは左へお願いします。」
「分かった。くれぐれも気をつけろよ。」
「分かってますよ。」
そう言って二手に分かれる。
この時宮薙は気づかなかった。
左の方向の道には『コノ先危険引キ返セ』の文字があった事に。
◇◆◇◆
道中特に変わった事は無かった。
あった事と言えば迎撃装置を壊した事ぐらいだ。
10分程進むと、また扉があった。
最初の扉とは違う、かなり重厚で近代的なデザインの扉だ。
無線機で白銀に連絡する。
「こちら宮薙、現在最下層。正体不明の扉有り。何か分かる事は?」
《こちら白銀、左チャンバーの最下層に正体不明の扉の情報は無し。調査続行せよ。》
「了。」
どうやらこのまま調査するらしい。
扉の取手の様な部分を掴み、横に引く。
すると扉はシューと言う音を立てて開いた。
扉の先にはどうやら人影がある様だった。
ライトの光では全体像までは見えない。
そのまま進んで行って露わになったのは、少女の後ろ姿だった。
少女は裸だった。後ろ姿だったから大切なトコロは見えないが、
割と大胆だった。どれぐらい大胆かって言うと、出会って初日に好きなタイプとスリーサイズを聞かれるぐらい大胆だ。
だが、それぐらい大胆なのも掻き消すものが背中にはあった。
ごつごつとした岩の様な肌、肩から腰まで及ぶ三角の…
まるでゴジラの背びれの様な物が青白い光を放っていた。
「あんたは…私を殺しに来たのか?」
「いや、俺はお前の様な奴を作っている組織を潰して、そこで創られた者達を保護しに来た。」
「そうか…おたくの付いてる組織の名前は?」
「うちの組織か?名前『第二“研究院”』…あっ。」
「研究院ねぇ…殺す。」
その時だった。
ブォンブォン…と言うチャージ音が彼女の背びれから発せられ、点滅し始めた。
右腕の血管が段々青白く発光して行き、遂に拳の所まで行った所で、
少女は大きく腕を振りかぶり、跳んで天井を殴った。
すると、天井には半径数メートルの穴が空き、上には青空が見えていた。
「ここを潰したって事は、当然ここのバリアも壊れていたと言う事だ。研究されるのはもう懲り懲りだ。」
「研究はしない。うちが保護すると言っているんだ。身の保証は絶対にする。」
「じゃあ、何か保証できる事をしてみろ。」
ここで彼女を逃したら、今後保護するのは困難になる。
罪悪感に苛まれながらも、行動に移した。
《おい!一体何が発生した!報告しろ!》
けたたましく音が鳴る無線機を拳銃で撃ち抜き、拳銃と一緒に床に投げ捨てる。
「これでどうだ。保証出来るだろ。」
「ああ。だが…生憎私は組織に縛られる気はない。こんな所で閉じ込められて、外の世界もろくに見てない。」
やばい。このままでは数百メートルの地下を一発で撃ち抜くゴジラの擬人化みたいな少女が解き放たれてしまう。
何か対策法を…
「じゃあ…うち、来るか?」
「は?お前何言ってんだ。」
ゴジラの擬人化みたいな少女が新たな住人として宮薙家に来るまで、
残り約27時間。
次回はやっと主要人物が揃いそうですね?
次回もお楽しみください。