青春ラブコメ憂鬱譚   作:FAN男

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十四話 遊戯と眼鏡と憂鬱な放課後

 ところ変わって遊戯部の部室。特別棟の四階に位置する準備室にあたるその部屋を部室として活動する遊戯部は、雪ノ下曰くまだ新しく出来たばかりだそうだ。確かにその証拠として扉にはコーピー用紙に遊戯部と書かれたものが貼ってあるのみで、逆に言えば、それ以外にこの準備室として用意されている部屋を遊戯部たらしめるものは何一つなかった。

 そもそもなぜこの部室にいるのか?知るか、俺が聞きたい。

 

「はあ……」

 

 ため息をついて、原因となった男を見る。右腕を何故か抑えてのたうち回るその男は、名を材木座義輝と言う。今回この男が持ち込んだ依頼のせいで、彼女を奉仕部に戻す為に、ひいては由比ヶ浜の誕生日を祝う為に色々と動いていたはずの我々奉仕部が、今やこんな所にいるわけだ。訳が分からん。

 ちなみに材木座の依頼は、自分の夢を語った時にそれを否定された事が発端だそう。ちなみに夢はゲームのシナリオライター。前の夢であるラノベ作家はやめたそうだ。理由は収入が安定しないから。馬鹿か、もう二度と俺の前で夢を語るな。

 そんな彼曰く、掲示板でそんな彼の夢とも呼べぬ妄言の数々を否定した奴がいたそうな。正直言われて当然だとは思うが、そこは大間抜け材木座。彼はネット掲示板にて否定した奴のある事ないこと書いて煽ったのだとか。

 この時点で俺は依頼を断る気マンマンだった。なんなら今でもそうだ。由比ヶ浜の誕生日会は明日にして帰ろう。到底無理な話だが。

 ともあれ、その結果そいつが同じ高校だったと判明。いつの間にか格ゲーで勝敗を決める運びとなったそうだ。

 しかしその相手に勝つ自信のない最低野郎、またの名を材木座。彼はそれに勝つ為に手伝い、もとい勝負をなかったことにするか、または確実に勝てる為の手伝いを奉仕部にして欲しい、というのが彼の依頼の内容だ。事の発端から依頼内容まで最低づくしなのが実に材木座らしい。

 勿論最初は俺も比企谷も断った。自業自得の阿呆に救いの手を伸ばす程優しい部活ではないのだと。しかし材木座は我々を煽ったのだ。『憐れな人間一人救えないで、何が奉仕部か。片腹痛い』と。もちろんそんな挑発に乗るほど俺は馬鹿じゃない。死ぬほどムカついたが。だが馬鹿はいる。

 そう我らが奉仕部部長雪ノ下だ。天性の負けず嫌いを発揮した彼女はその挑発に乗り、まんまとこの遊戯部の部室まで来てしまったわけである。

 どうにも馬鹿らしく気は乗らないが、しかし部長が依頼を引き受けると言ってしまった手前やるしかない。とはいえ全くもって気は乗らない。本当に。

 

「師よ……」

「……急に近寄るな気持ち悪い。半径2m以内から離れろアホめ」

 

 突然、耳元から材木座の吐息混じりのねっとりとした声が吹きかかる。あまりに気持ち悪いせいで心からの罵声を浴びせてしまったが、材木座ならば問題ないだろう。この世には二種類の人間がいる。殴って良い人間とそうではない人間。すなわち材木座は前者である。

 

「いきなり罵倒は酷くない?……それはそれとして、田島師匠よ」

「なんだ」

 

 眼鏡の奥で、真剣な目をしてこちらを見つめる材木座。思わず大事な話でもあるのかと身構える。

 

「……ぶっちゃけ、我はハチえもんより師の方が頼りになると思っているので、そこのところ宜しく頼む」

「……ああ、そう」

 

 身構えた俺が馬鹿だった。

 こんな阿呆のことは放っておいて、他の部員は何をしている中と思って、あちらの方を見れば、何やら由比ヶ浜が比企谷に彼女はいるのかと問うていた。

 やはり由比ヶ浜の件について、俺の予想は当たっているのかもしれない。その証明と言うべきか、由比ヶ浜は比企谷にいないと言われてうれしそうに頬を緩ませていた。

 どんな些細な事でも、すれ違いの原因に成りうる───か。かつて言われた事を思い出す。それを解決する為には言葉を尽くす事だ。故にその為の機会を雪ノ下が用意した。だと言うのに、全く。

 俺はため息をついて、さっきからやたらに距離感が近い材木座の腹を恨みを込めてどついておく。

 どうせ比企谷の近くに女がいるせいで、彼に絡みにいけないのだろう。だからといって俺の方に来るのは勘弁して欲しい。もう初夏だというのに、未だに厚手のコートに指ぬきグローブをしているせいで、肌がヌメっとしているのが触らなくてもわかるのだ。見た目だけではなく触覚ですら気持ち悪さを出さないでもらいたい。

 こんなのに慕われた俺は前世で大罪でも犯したのだろうか。考えてみると、思った以上に犯してそうで嫌になる。自分で言うのもなんだが、あまり碌な人生を送ってはいない。

 どうやら話が着いたのか由比ヶ浜が戸をコンコンと軽くノックする。数秒もしないうちに向こうから「はいー」と気だるげな声が返ってくる。それは男の声だったように聞こえる。

 

「おい、いい加減気色の悪い呻き声を上げるのをやめろ。さっさと行くぞ」

「我の鳩尾を殴ったのは師では……?ケプコンケプコン。では参ろうか」

「一番最後尾に位置するとこで偉ぶるな」

 

 後ろで『わ、我は師の背中を』どうたらこうたらと喚く材木座を無視して、俺も中に入る由比ヶ浜達に続く。

 中に入って一番に感じたのは、その空間の狭さだった。

 壁のように積み上げられたボードゲームの箱やパッケージ、本棚に入った本、恐らくルールブックの類いだろう。それらが、所狭しと並び積み上げられ、しかし人がしっかりと通れるように通り道は最低限作っていた。わかりやすい例えをするのであれば、個人経営の模型屋のような様相といったものだろうか。そんなところに五人で入ろうというのだから、より一層狭く感じるのは言うまでもない。

 とはいえ個人的には嫌いな空間ではなかった。見ればしっかりとジャンルごとに整理されており、一見乱雑に見えるそれらは、しかし確かに意図を持って並べられている。

 そんな中由比ヶ浜が近くにあった箱を取って、一言呟く。

 

「なんかゲームっぽくない……」

 

 どうやら現代っ子である由比ヶ浜は、いわゆるボードゲームというジャンルには明るくないようだ。とはいえそれもそうだろう。今はもっぱらテレビゲームが主流だ。親の趣味などでなければ、ボードゲームをやる機会はそう多くはない。それこそ遊んだ事があるものなんて、人生ゲームくらいではなかろうか。

 しかしながら、それを加味しても由比ヶ浜が頭にはてなを浮かべるのも分かるのだ。なにせ古今東西のゲームでも集めているのかと思ってしまうほどに、様々なゲームがこの部室の中にはあった。

 適当に手に取って見れば英語表記のパッケージも多くある。となるとここの部員は英語が読めるのか、あるいはルール自体はネットとかに翻訳されたものが転がっており、それを見ながらプレイをするのだろうか。

 なんにせよ伊達に遊戯部を名乗っている訳ではないようだ。

 

「田島くんは?」

 

 彼らの所有するゲームの数々に感心していると、由比ヶ浜が声をかけてきた。

 

「あん?ああ、悪い、聞いていなかった。何だ?」

「あ、ごめん……えっとね……」

 

 話を聞いていなかったので聞き返すと、由比ヶ浜は一瞬申し訳なさそうにした後、言葉を紡ごうとする。しかし中々続きを言わない。『えっと』だの『あの』だのと、モジモジして口を開こうとするのだが、直ぐにその口を噤む。やがて痺れを切らしたのか比企谷が口を開く。

 

「……ゲームだよ、お前やんの?」

「あぁ……まあ、やらん事はないな。暇つぶしには丁度いい」

 

 俺は暇つぶしに本を読むのは苦手だ。だがその代わりにゲームをやるのは嫌いではない。特にレトロゲームは良い。単純で、かつ奥深い。そしてそれらを内包しながらも、操作難易度の低さから頭を使わずにプレイできる点が、やはり昔から俺と非常に相性が良かった。後は爺さんの趣味がゲームだったからという理由もあるのだが、これはどうでもいいだろう。

 とはいえ昨今のテレビゲームをしない訳ではない。あの大人数でやるテトリスは結構楽しくてやり込んでいる。やらないタイプのゲームはあまり操作難易度が高いゲームだ。格闘ゲームとかFPSは特にダメだ。目も頭も手も疲れるからな。

 しかし、先程からこれだけ好き勝手にくっちゃべっているというのに、未だに部員の姿が見つからない。元は準備室なのだからそう広くはないはずだが。

 

「まあ俺の事はどうでもいいだろう。そんなことよりさっきから部員の姿が見当たらんが……」

「確かにそうね……声はしたはずだけれど」

 

 先程言った通り部室は広いものじゃない。しかし積み上げられた箱や無造作に置かれた本棚によって部室の中はさながら迷路のような状態だった。故に部員の姿が簡単に見つからないのも当然ではあるだろう。とはいえこういった空間は、その使用者が使い易いように作るもの。幾ら乱雑に積み上げられているとはいえ、そこには過ごしやすくするための意図があるはずだ。

 

「とするならば……」

 

 迷路の中を進むかのように、キョロキョロと辺りを見渡しながら俺は歩き始める。

 

「わかんのか?」

「こういうのは多少快適に過ごせるように作るものだからな。長く時間を過ごしているが故に積み上げられた高さが最も高い場所。あとはそうだな、パッケージが日本語で書かれているものが多いなんてのもあるだろう。故に……恐らく、この辺りか」

 

 衝立のようになっている本棚や箱を回り込んで見れば、男子生徒がそこには二人いた。後ろから比企谷もやってくる。

 

「……邪魔するぞ。少し話があるんだが。時間はあるか」

 

 俺がそう声をかけると、遊戯部の部員と思われる二人は、顔を見合せて頷く。そしてジロジロと俺と比企谷のことを見てきた。

 

「おい、初対面だろう。そうジロジロ見るな」

「す、すいません……」

 

 眼鏡の……どっちも眼鏡だな。とにかく、男子生徒の一人が謝ってくる。チラリと彼らのことを見れば上履きが黄色である事に気づく。となればこいつらは一学年下の後輩のようだ。一色と同学年か。

 となればいきなり一学年上の生徒がゾロゾロやってきたと考えれば、ああも訝しげにこちらをジロジロ見るのも可笑しくはないか。

 

「お前ら後輩か……いきなり悪かったな。俺は二年のたじ」

「む、貴様ら一年坊主か!」

 

 非礼を詫びようと口を開けば、俺の言葉で一年生だと分かったのだろう。突如材木座が偉そうな態度で前に出てくる。コイツ、さっきまで最後尾でビビり散らかしていたやつとは思えんぞ。というか、俺と比企谷の間に立つな。態度だけではなく体もデカいのだから少しは考えて欲しい。

 すると比企谷まで態度を大きくして、まるで心理的優位を保つかの如く、偉そうに振る舞い始めた。

 

「おい、お前ら。材木座さんに舐めたクチきいたみたいじゃねぇか。───いいぞ、もっと言ってやれ」

 

 比企谷の意図を理解して俺も乗っかることにした。

 

「そうだとも。もう二度と人前に出ることができないほどボロクソに言ってやるといい」

「あ、あれー?二人共!?」

 

 材木座がこちらに縋るような目で見てくるが、可愛らしさの欠けらもないやつが目を潤ませたところで、何一つ心に訴えかけるものはない。何故ならば材木座だからだ。

 

「……何を遊んでいるの。早く話をつけなさい」

 

 雪ノ下から冷徹な視線が飛んでくる。もう少し材木座で遊んでいたかったが、仕方があるまい。そろそろ真面目にやるとしよう。

 二人揃って面倒くさそうにため息を着けば、俺と比企谷は改めて遊戯部員へと向き直った。

 

 

 

 結局、材木座の依頼通り、彼でも勝てる可能性があるゲームにする必要があった俺たちは、ゲームの変更を提案した。

 ごねられるかと思ったが、この提案は意外とすんなり通る事になった。その代償に材木座の土下座が彼らに捧げられることとなった。材木座は嫌がっていたが、寧ろ当然の事だ。それに別に減るものでもなしどんどん捧げてもらおう。

 しかし遊戯部の見た目は眼鏡だが、思ったよりも頑固ではないようだ。同じ眼鏡仲間である材木座も恐らく見習ったろうがいいだろう。ちなみに、遊戯部員の二人は、『相模』と『秦野』と言うらしい。

 さて、その結果決まったゲームはというと───

 

「ダブル大富豪、ね」

 

 ポツリと雪ノ下がつぶやく。どうやら彼女は聞いた事がないようで、いまいちピンと来てないようだ。それは俺も同様であった。

 別に大富豪というゲームを知らないわけじゃない。俺に関しては中学生の頃やったことがある。しかしこの『ダブル大富豪』とやらはペアでやる彼らオリジナルの大富豪だとか。

 ルールは大富豪とほぼ変わらない。遊戯部と奉仕部とで決まったローカルルール自体も有り触れたものだ。しかしもちろん名前をダブル、と着けているだけあって明確な違いがある。それはペアでやるということ。そしてペア一周ごとに交代で手札を出すというもので、その際に相談事は一切禁止という縛りがある。

 つまり、相手の狙いだけではなく、ペアの事も考えながらカードを出さなければならないので、意外な戦略性がそこにはあるものとなっていた。

 

「でもペアってことは一人余っちゃうけど……」

 

 由比ヶ浜がおずおずとそう聞いてくる。

 そう、俺たちは五人組なのでペアを組むとなると一人余るのだ。奇数のクラスでそれをやるとどこか一組が三人組になると言うやつだ。まあ今回は俺が抜ければいいだろう。

 

「俺が余りでいいだろ。もとより気が乗らん」

「そう、なら由比ヶ浜さん、悪いけどお願いできるかしら」

 

 雪ノ下が直ぐに由比ヶ浜へと手を差し出した。これは恐らく、比企谷か材木座どちらかと組むのが嫌だったからだと推察できる。由比ヶ浜も同じだったようで、差し出された手を直ぐに取っていた。

 

「話は纏まりましたか?」

「それじゃあそろそろ始めますか、勝負は──」

 

 遊戯部員のメガネの……どっちもメガネだな、確かこっちは……そう、秦野が口を開き『ダブル大富豪』の開始宣言をしようとする。

 

「待てえい!」

 

 しかし材木座がダンっと、強く床を踏み込み声を上げそれを遮った。少し床が揺れた気がする。

 

「なぜ我が八幡と組むのだ!」

「……なんだ文句でもあるのか?」

「あるに決まっておろうが!」

 

 鼻息荒く、いかにも納得がいっていないといわんばかりに腕を組む材木座。その隣で比企谷も同意するように頷いていた。

 

「とはいえな。お前達がペアなのは今決まっただろ」

「それ決定事項なのかよ。さすがに意義を申し立てる」

「うむ、我も納得がいかない」

「俺と比企谷が組むと依頼が本末転倒だ。遺憾ながらコイツを勝たせなければならないのだろう?」

 

 俺の後ろに立つ材木座を親指で指す。

 

「ならば我と師が組めばよかろう」

「ああ?」

「さっきも言ったとおり、八幡より田島師匠の方が信頼出来るゆえ、我は師と組みたい」

 

 材木座はコソッと俺の耳元で喋るのだが、それにしては声がデカい。故に耳が痛い。したがって比企谷にもその内緒話のような普通の会話が聞こえてしまう。

 

「おい、聞こえてるんだが?」

「フッ……愚問よ。八幡、我は!貴様のことを信頼していない!」

「前に言ってた盟友だとか、主従関係とかはどうしたよ……」

 

 呆れたようにため息をつく比企谷。理由は二つ、一つは監督役としてあくまでサポートに務めるという建前。そしてもう一つはと言うと、こっちが本音になる。

 

「正直、材木座と俺が組んで上手くいくビジョンが見えない」

「それは俺もなんだけど……」

 

 鼻息荒く、こちらを見つめる材木座を俺と比企谷は互いに直視しないように横目で見る。扱いが猛獣とか珍獣とかだな。

 

「俺より付き合いが長いのはお前だろう?」

「俺よか慕われてるのはお前じゃねぇか」

 

 俺と比企谷は一歩も引かない。どちらも材木座とプレイするのが嫌なのだろう。

 

「二人とも!我のことで争わないで!」

「黙れ、元はと言えばお前なんぞのせいでこんなことをする羽目になっているのを忘れたか?」

「そうだぞ、本当なら今頃由比ヶ浜の……」

 

 比企谷がそこまで言いかけてしまった、と言いたいような顔をする。別に隠すような事でもないが、本人がいるところで名前を出してしまうと、思わず止めてしまう気持ち分からないでもない。やけに気まずく思ってしまうからな。

 

「え、あたし?」

 

 由比ヶ浜はキョトンとした顔で可愛らしく首をこてんとかしげる。こいつ、さっきまで部室で何があったのか忘れているのか?

 すると雪ノ下が苛立ちを隠さない様子で口を開く。

 

「いいから早く決めなさい」

 

 俺と比企谷は互いに顔を見合わせる。その後無言で右手の拳を握り混む。

 そして互いに口を開いた。

 

「「最初はグー!」」

「「じゃんけん!」」

「「ポン!」」

 

 比企谷が出した手はパー。そして俺はチョキ。つまるところ俺の勝ちである。

 

「畜生!」

「ハッ、ザコめ」

「我泣いていい?」

 

 項垂れる比企谷と、なんで項垂れているのかは分からないが同じく項垂れ材木座を尻目に、俺は口を開く。

 

「よし。あまり時間が無いからな、さっさと始めるといい」

 

 ちらりと雪ノ下が部室に設置されている時計を見た。

 

「そうね、始めましょうか」

 

 雪ノ下と由比ヶ浜のペアが決まったことで、自ずと残りの二人、材木座と比企谷がペアを組む事になる。先程までは項垂れていた材木座は、諦めたのか、一周まわって逆に火がついたのか、スっと比企谷の背中に経つ。

 

「八幡、我に、ついて来れるか…!」

 

 材木座は眼鏡をクイッと手の指で押し上げる。遊戯部の部室に入り込む陽射しがメガネのレンズに反射し、彼の目はよく見えない。しかし、ここ一番のドヤ顔をしていることは間違いないだろう。ニヤけた口元がその証拠だ。

 全く、長くなりそうだ。

 




お待たせして申し訳ない
そして気づけば1万文字超えとかになっており、このままだと二万文字とか目じゃない気がしてきたので諦めて分割します。
次回こそは誕生日終わらせたいなぁ……

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