青春ラブコメ憂鬱譚   作:FAN男

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五十一話 しかして迷いは未だに晴れず

 大きく口を開いた後、目元に涙が滲んだ。

 

「チッ……」

 

 ここ最近で一番の睡眠不足といったところだろう。授業中や休み時間など、できるだけ睡眠に費やそうとしたが、碌に眠ることが出来なかった。

 目尻に溜まった涙を手の甲で拭った俺は机に肘を着いて、先生がかったるそうに今日の一日を締める言葉を聞いていた。

 帰りのSHRが終わって、勝手に落ちる瞼を何とか開けつつ、俺は立ち上がろうとする。

 そんな俺の元に、松山が相変わらずとってとってと不思議なリズムで歩きながらやってきた。その口元は楽しげに上がっているが目は相変わらず眠たげな半目だった。

 

「まったく。今日も寝ていましたね、田島くん」

「平常運転だ」

「ふむ、それにしては普段よりも顔色が悪いような気もしますが」

「……かもしれんな」

「一段と塩対応度合いが増していますね。よほど眠れなかったご様子」

 

 松山は何が面白いのかクツクツと笑った。

 

「ふふっ……。でも眠らないと体にガタが来てしまいますよ?人間、身体が資本ですから」

「……」

「そういうのは聞き飽きたみたいな顔をされても困ります。私としましては、これでも心配をしているのですよ?」

「分かっている」

 

 松山の声色からはこちらに対する気遣いの念を感じている。しかしそれと同時に、常に面白がっているのも事実だった。

 妙な女だ。

 

「──以前から気になっていたのですが、なぜ眠れないのですか?」

「夢見が悪くてな」

「……察するに、悪夢を見るのでしょうか」

「そんなところだ」

 

 松山は顎に手をやって、教室の天井のシミを数えるがのごとくしばらく眺め始める。俺はそれを一分程度待ってそろそろ無視して行こうかと思い始めた頃、彼女はようやく視線を俺の方へと向けた。

 

「なるほど」

 

 それだけ言って、一つ、俺の近くへと歩を進める。

 目と鼻の距離という訳では無いが、それでも随分と距離が近かった。

 

「私はあなたの事をまだまだ理解出来ていませんので、的確な助言などは出来ませんが……」

「俺はそんなもの求めてなんぞいない」

「ええもちろん。理解していますよ。ただ、ほら。そのままですと、いつか誰かに心配を掛けてしまうかと。現に私が心配しています」

 

 先程の愉快そうな笑顔とは違って、彼女は静かに微笑んだあと、背伸びをして俺の胸をツンと指でついた。

 心配をかけてしまう。

 現に松山は俺の事を心配しているらしい。いや、松山だけじゃないはずだ。

 俺の脳裏には幾人かの人物の顔が流れては消えた。留美。後輩、いや。一色いろは。あるいは……。

 松山のまるで俺の心の奥を見透かすような目から、視線を逸らした。見つめ続けるとどこまでも見透かされて憂鬱になってしまいそうだ。

 そんな俺をわかっているのかいないのか、彼女はまた愉快そうにクスリと笑った。

 

「思い当たるふしがあるのでしょう?」

「……」

「そうやって、お口を噤んでいては誰もあなたの事を理解してくれませんよ」

「そんなのはどうだって……」

「私は人を見る目には一定の自負がありますが、そんな私でもあなたのことは理解しきれていない」

 

 何を言い出すのかと思えば、自慢じみたその松山の言葉には俺は首を傾げざるを得なかった。

 

「要領を得ないな。それに俺は理解なんて求めちゃいない」

「あなたはそうでしょうね。でも、周りは違います」

「周り?」

「はい。田島くんを心配し想ってくれる人々の事です」

 

 俺を心配し、想ってくれる人。それは、誰だろうか。……いや、愚問だったか。俺は些か縁を集めすぎた。

 それにその気持ちはよくわかっている。俺もかつては、そうだった。理解したかった。理解して、寄り添うために手を伸ばしたかった。

 彼女のそばにいても良いというための安心が欲しかった。

 

「人は安心を得たい生き物です。他者を理解するというのもそれの一貫に過ぎないのです。反対に、理解できないものは恐れを抱く。あるいは不安に思ってしまう」

「……」

「ですが、あなたは何も語らない。何も言わない。人は内をおいそれと他人に見せたくないものですが、あなたのそれはいささか過敏がすぎる。まるで、自分の中身を他人に見られたくないとでも言いたげのように。それはきっと、自己評価の低さに起因するものでしょう」

 

 言葉は出ない。その指摘の全てが図星であったからだ。 

 

「ですがそれでは人を不安にしてしまう。人を余計に心配させてしまう。あなたが目指している場所が、目標が目的が。あるいはもっと別の言葉で言い現す必要のあるものが。それがどこかは知りません。ですが、そこに行くためには、今のままではいけないはずです。違いますか?」

「……さぁな」

「今のように拒絶をするにしても、他者からの不安は取り除かなければいけません。ましてや、あなたの事を信じて心配してくれる人ならば余計に」

 

 松山は眠たげな目をこちらへと向ける。その目の奥が光っているような気がした。

 

「自分の内に一歩踏み込ませて、理解をさせた気にさせるんです。別に自分を開示する必要はありません。必要なのは安心させること」

「だが、それでは上っ面に過ぎないだろう?」

「上っ面の何が悪いのでしょうか。人は所詮、そんなものです。そんなもので結ばれて、繋がって生きている。誰もが、いつか綻ぶかもしれない歯車の上で踊るのです。ですが、それだからこそ、そこで結ばれ築き上げられる関係性が尊いものなのです。上辺だけ、真に繋がっているもの。それらにはなんの違いがあるのでしょうか。外野からの評価が、意見が。価値基準そのものが。それらに色を付けることは許されないのです。何故ならば、価値を付けるのはその関係性を築き上げている人間だけだから」

 

 また、ずいっと一歩俺の前に近づいた。そうして、今度は鼻と鼻がくっつきそうな距離まで迫る。

 

「───微睡むように夢を見るあなたとて、そう思っているのではないのでしょうか?」

「…………」

 

 眠たげに瞼が落ちる、半端に開かれた目が、細くなる。

 しかし、その瞳の奥底はどこまでも爛々と輝き、俺の、見て欲しくないものに光を当てるような。

 スっと彼女は後ろへと一歩、二歩と戻ったあと口に手を当てた。

 

「……結局のところ、そのままではずっと心配をかけるばかりです。田島くんだってそれを望んではいないでしょう?」

「……そうだな」

「なら、少しは胸の内を明かすべきですよ」

「……」

「大丈夫。人のことを覚えてないとあけすけに言ってみせる田島くんなら余裕です」

「それについては悪かったよ」

 

 彼女は眠たげな半目を細めて、吐息混じりに微笑んだ。

 その顔は文化祭で見せたものと同じように、花が咲いたような笑顔だった。

 

「忠告は気に止めて置こう」

「ええ。そうしてください」

「もう、俺は行くぞ」

「そうですか。体育祭、上手くいくと良いですね。応援していますよ」

「そうだな」

 

  適当に返事を返し踵を返そうとした俺に、松山が思い出したかのように「ああ、そうでした」と声をかけた。

 

「あん?」

「必要があれば呼んでください。いつでも力を貸しますよ」

「……その時が来れば借りるさ」

「ええ、是非」

 

 俺はその言葉に曖昧に頷くことしか出来なかった。

 

 

 今度こそ席を立ち、教室を出る。

 松山は既に別の生徒と言葉を交わしていたのが廊下へ出る間際に見えた。

 相変わらず目を離した一瞬の間で移動する女だ。そういう動きをする彫刻があると、ネットで見たような気もするな。どうでもいいか。

 廊下を歩いて部室へと向かうがその足取りは若干ながら重いものになっていた。

 なにせ今日は相模が答えを出すと言ってからちょうど一週間が経った日だ。

 平塚先生からの伝達で、俺たち奉仕部部室へと集まるようにと言われている。ちなみに先生は来れたら来るとの事。これは来ない人間の常套句なのであまり信用していない。

 それはそうと城廻生徒会長も部室へと来るそうだ。

 ……今日、相模の答え次第で俺たちの取る行動指針が変わる。

 相模が降りるのであれば、俺が委員長に。そして雪ノ下が副委員長になる。

 降りないのであれば、このまま継続。

 しかしその場合、運動部から集められたメンバーによる反発が障害になるのは間違いない。

 こちらが持ちうる手段は、幾つかある。

 が、相模への直接の反抗心が障害となって立ち塞がる以上あまり意味を成さないだろう。

 ではどうするべきか。

 どんな手段を取るべきか。

 それは、何か。

 なにか───。

 

「あっ、みのるん!やっはろー!」

「────ん。由比ヶ浜と……」

「よう」

「比企谷か。いつもより早い……いや、俺が遅いのか」

 

 気づけば部室の前まで来ていた。早足になっていたのか、逆に遅かったのか。定かでは無いが、気づけば比企谷達がいた。

 

「うーん。あたしたちはいつも通りじゃない?ね、ヒッキー」

「ああ。お前のクラスって、確かダル先だろ?アイツのSHRすげぇ短くなかったっけ?」

 

 ダル先とはうちの担任のあだ名だ。

 何時もだるそうにしているからダル先。単純かつ、分かりやすいネーミングだと思う。

 

「松山に絡まれていてな。それで遅くなった」

「あ、そっか。みのるんE組だもんね。松ちゃんと同クラなんだった」

「……あー、あのジト目ロリね。思い出したわ」

 

 ポンと手を叩いて納得する由比ヶ浜とは対照的に、比企谷は何とか思い出せたと言った様子で小さくボソボソと呟いた。

 一応、同じ元文実だろうにと、若干呆れつつも、俺とて松山や加藤のことを覚えていなかった男だ。あまり強くは言えないので自重しておくことにした。

 ツッコミたい気持ちを抑えつつ、部室の扉に手をかける。

 からりと音を立てて扉はスライドされる。

 中からは紅茶の香りが、開いた窓から風に運ばれて鼻腔をくすぐった。

 

「こんにちは」

 

 雪ノ下は俺たちの入室に気がつけば普段通りの澄まし顔で紅茶を入れるながら挨拶をした。

 

「やっはろー!」

「うす」

「こんにちは。……それに、会長も来ていたんですね。お疲れ様です」

 

 まだ誰も来ていないのに紅茶を淹れるのは珍しいと思ったが、既に会長がやってきていたらしい。

 会長はにっこりと笑って手を振った。

 

「うん。みんなおつかれ〜」

「おつかれっす」

「おつかれさまです!」

「相模はまだ来ていないのか」

 

 俺はいつもの席に座りつつ、雪ノ下にそう聞いた。

 彼女はコトリと湯気の立つ紙コップを俺の目の前に置けば、しばらくこちらをじっと見る。

 

「……なんだ、俺の顔になにか?」

「まるで吸血鬼のようだわ。ニンニク、食べる?」

「遠回しにくたばれと言っているな?全く……。それで相模は?来ていないのか?」

 

 彼女はこくりと頷いた。

 

「ええ。二人とも相模さんはまだクラスにいた?」

「……そういや、いたか?」

「……いた、と思う。けど、あたし達が教室出る時にはいなかったかも」

 

 二人は自信なさげに答える。

 どうも、二人とも教室を出る間際には相模の姿は見えなかったと言う。比企谷の証言は正直アテにならないが由比ヶ浜は別だ。

 彼女が見ていないというのであれば、恐らくそうなのだろう。

 

「……」

 

 相模が来ない。

 その状況はどうしても文化祭の時を思い返させる。

 

「……しばらく待って、来なかったら探してみましょうか」

「……そうだね。それまでは、お茶にしよっか!」

「はい。今お茶菓子を出しますね」

 

 雪ノ下は紙皿を机の上に置いてカバンからクッキーを取り出した後、皿の上に並べた。

 それを見て、ズズズと紅茶を啜りながら比企谷がボソリと呟いた。

 

「やっぱお茶会部だろ」

「……言ってやるな」

 

 

 

 あれからしばらくの時間が経ったが、相模が来る気配は一向にない。

 誰かがため息をそっと、吐いた。

 

「探してこよう」

 

 ガタリと椅子が動き大きな音を立てながら俺は立ち上がる。

 

「あ、待ってあたしたちも行くよっ」

「そうか。とりあえず俺は特別棟の屋上を当たろう」

「なら、俺は───」 

 

 比企谷が言葉を続けようとするが、それはガラリと音を立てて開く扉に遮られた。

 

「……」

 

 そこに立っていたのは相模南だった。

 彼女は思い詰めたような顔を上げて、一言「ごめんなさい」と謝った。

 

「その、遅れて……」

「気にしないでちょうだい。紅茶を淹れるわ。座って」

「あ、お、おかまいなく……」

 

 なんだか優しげな雰囲気の雪ノ下に相模は若干困惑しながらも席に着いた。

 座った席は会長の隣、つまるところ位置的には俺の前になる。

 相模が腰を下ろす際に目が合ったが、彼女は若干の罪悪感の籠っためで俺を見たあと、そっと息を吐いた。

 

「あ、あの……。委員長の件なんだけど……」

 

 先程まではゆったりとした、正しく茶会に相応しい雰囲気だった奉仕部の空気が引き締まったのを肌で感じた。

 

「ようやくの本題だな。時間もない、結論から行こうか。辞めるのか?それとも続けるのか?お前はどっちを選ぶ」

「……続ける」

 

 胸に手をやってギュッと握っていた彼女は、不意に顔を上げるとそうつぶやくように告げた。

 表情から伺える意思は硬そうに見える。

 

「そう」

 

 雪ノ下はそれだけ答えて紅茶を口に着けた。

 由比ヶ浜は嬉しそうに顔を明るくした。

 比企谷は相変わらずのぬぼーっとした表情だった。

 会長は嬉しそうにしながらも、やはり文化祭の時の彼女の姿が脳裏にチラつくのか未だに不安そうだった。

 反応は三者三様。しかして依頼主である会長の不安がぬぐえていない以上、彼女が相模を信頼して任せようと思えるだけの決意表明を相模がする必要があると思える。

 だが、それを問うのは今なのかどうか。

 俺は一つ迷って、口を噤んだ。

 

 

 結局、あの後は相模が委員長を続けるという方向性で話が固まった。

 会長も会長で納得はしたようで最後は相模の手を両手で包んで「よろしくね!」とブンブンと上下に振ってお願いをしていた。

 とりあえず、今回はその意思だけ確認出来ればよかったので部活動は終わり。そのまま、解散の流れになった。

 俺は職員室に寄って部室の鍵を返した後、階段を下りる。

 とりあえず第一の関門は突破したのだろうか。それとも───。

 などと思案しながら昇降口を抜けると、そこには雪ノ下が立っていた。

 不思議に思いながらも無視しようと通り抜けようとすれば、気配に気づいた彼女は振り返った。その鋭い目は俺が無視して離れることを許す気はないとばかりに光っており、俺は観念して仕方がなく話しかけた。

 

「……何をやっている。待ち人でもいるのか?」

「そうね。と言ってもあなたを待っていたのだけれど」

「あ?なぜ?」

「聞きたいことがあったから」

「まぁ、よく分からんが……。歩きながらでいいか?」

「ええ」

 

 そのまま、駐輪場まで行って自転車の鍵を開ける。

 そうして、自転車を押して歩き始め校門をぬけたところで、雪ノ下は口を開いた。

 

「良かったわね。相模さんが引き受けてくれて」

「そうだな。第一関門はとりあえず突破したと言ったところか」

「そうね」

 

 雪ノ下は頷いた後、また黙った。

 ……そういえば、俺はこのままこいつを駅まで送ればいいのだろうか。というか、なぜこいつはわざわざ質問をするためだけに待っていたのだろうか。

 色々と疑問がふつふつと湧いてきたが、どうせ聞いても録な返答をしないだろう。俺も口を閉じておくことにした。

 それから暫くは静かな時間が続いた。

 駅までの道は住宅街が主で、遠くから聞こえる車の走行音や、時折漏れ出てくる家屋の生活音。夕飯時だからか、ふんわりとどこからか匂う料理の香り。

 そんな何気ないものに意識を傾けていると、雪ノ下がまた口を開いた。

 

「……ねえ、田島くん」

「なんだ」

「私、余計なことをしたかしら?」

「あん?……ああ、俺を副委員長に推薦した話か。それであるならば、気にしなくていい。俺も、最後は自分から望んでやった事だ」

 

 雪ノ下目を伏せながら俺の言葉に耳を傾けた。

 そも俺とて最初は拒んでいたが今はそれなりにやる気があるのも事実だ。なにより奉仕部としての仕事の範疇ならば、やること自体は是非もない。

 

「よく分からんが、お前が気にすることではない、と思うが」

「……あなた、顔色がとても悪いわ。自覚、あるかしら?」

「ああ。放課後、松山にも言われたからな。相当なものだろうよ」

「そう……」

 

 また、口を閉じる。

 雪ノ下との会話なんて普段からこんなものだが、さすがにこれを繰り返されても困るので今度は俺から言葉をかけることにした。それも、俺としても疑念として持っていたものをだ。

 

「お前、まさか、俺の事を心配なんぞしてたりするんじゃないだろうな」

「……そうね、今の私を表す言葉があれば、きっと心配が正しいのでしょうね」

「なぜそんな曖昧な答えになるかは知らんが、いらん世話だ。やめておけよ、俺なんぞ心配しても疲れるだけだぞ」

「……今それを実感しているところよ」

 

 雪ノ下は眉間に寄った皺を広げて、ため息を吐いた。

 

「それでも、あなたは奉仕部の部員なのだから。部長である私が気にかけるのは当然よ」

「そりゃご苦労な事だ。それで、聞きたいことはそれだけか?」

「いいえ、もう一つ」

 

 それだけ呟くと雪ノ下は足を止めた。

 

「……本当におかしな話だと思うわ。推薦したのは私だし、あなたが了承したのだって仕方がなくだもの。それなのにこの問いかけをするのは本当に烏滸がましいし厚かましい。一度口にしたのなら私はそれを貫き通すためにあなた達のサポートに徹するべきだとも思うのだけれど、その上で多分その必要があると判断したから、今からあなたに聞くわ」

 

 口早に捲し立てるように。しかして俺が言葉を紡ぐのは許さないとばかりに矢継ぎ早に告げた雪ノ下は息継ぎの為にそっと息を吸って、吐いた。

 そして口を開く。

 

「田島くん。副委員長、やめる?」

 

この作品のメインヒロインを誰だと捉えてますか?

  • 雪ノ下
  • 一色いろは
  • 鶴見留美
  • 松山千佳子
  • 材木座義輝
  • 戸部翔
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