青春ラブコメ憂鬱譚   作:FAN男

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 いつからか、俺の日常にはこいつがいた。
 いつからだったかは、覚えちゃいない。
 ただ、気づけば俺の人生にとって日常で当たり前で、それでいていつか、必ず捨てなければならないというのにそれが惜しく感じるほどになっていた。
 ただ、それだけの話だった。



五十三話 そして、田島実は温もりの中で目を閉じる

 何故こうなったのか。

 ベッドに腰かけて若干内股気味にモジモジしている一色を見て、もはや何度目かも分からない問いかけをする。

 いやもう本当に、疑いようもなく、間違いなく選択肢を違えたことだけは、明確である。

 しかし後悔すれど、どうにも目の前にある事実は消しされないらしい。

 ……さて、どうしたものか。

 使い古した自室の椅子に背中をもたせかける。さほど重くない俺の体重を受け止めた木製のそれは、ギシッと小さく軋みをあげた。

 

「あ、あのほんとにやるんですか?」

「決定事項だからな。覆すつもりはないよ」

「誰が決めたんですかそれ」

「俺だ」

「そーですか……」

 

 ぽふりと柔らかな音をたてて、一色は背中をベッドに預けた。

 

「……やっぱりやめにしません?」

「頼って良い、といったのはお前だろう」

「こんな頼られ方するとは思ってなかったんですよ!」

「そりゃあそうだ」

 

 ぼふっと柔らかい音を立てて布団を叩きながら抗議する一色はしばらくそうした後、がっくしと項垂れた。

 

「どうしてそう頑ななんです……?」

「必要なことだから、だろうか?」

「疑問形じゃないですか!」

 

 寝ることも、副委員長として体育祭を成功に導くのも。今の俺にとって必要だからやるのだ。

 それが、いつか。俺自身の目的に繋がるために。必要なことを一つずつやっていくしかない。

 多分な。

 

「まぁ……しかし、そうとは言えど、だ。本当に嫌なんだったら断ってくれて構わんぞ。お前も俺なんぞと寝るのは嫌だろう」

「別に嫌とかそういう訳じゃないですけど……」

「だったらやるぞ」

「うぅ……こっちの気も知らないで!」

「知るか、そんなもの」

 

 一色から飛び出てくる抗議の言葉を一刀両断しつつ、俺はため息を吐いた。

 

 

 ある意味で、後輩と寝るというのは、そこら辺の人間にとっては理想的なシチュエーションなのかもしれない。材木座とか。

 俺には全くもってその気持ちが理解出来ないが。

 先におずおずと布団の中で丸まっている一色を見てはそんなことを思った。

 それにしても、頭から布団を被っているのにはどうかと思うが。

 おそらく照れているのだろう。その気持ちも分からんでもない。俺も、普通だったら照れている。

 

「よし、入るぞ」

 

 ホットミルクを飲み干して、俺は布団に手をかけるが、ぎゅっと強く握られているソレは捲ろうにも出来ない。

 

「おい」

「むー!むーむむ!」

「くぐもっているせいで何を言っているのか分からんが、くだらん事を言っているのは分かる。いいから、入れろ!」

「いーやーでーす!」

 

 顔だけ出した一色は、さながら蝸牛が如く首をグネグネと動かして、また抗議を始めた。

 

「この期に及んでまだ抵抗するか……」

「しますよ!恥ずいですもん!」

「気持ちは分かる。だが、ここはひとつ、グッと堪えて一緒に寝るべきでは?」

「な、なんか言い回しが卑猥では……?」

「……この場合どう言えばいいんだ?」

「知りませんってば……!」

「だろうな」

 

 嘆息してから、俺はベッドへと腰掛ける。

 そこまで重くないはずの俺の体重であっても、古くから使っているベッドは、小さく軋みを上げた。

 

「先も言った通り俺とて気持ちは分かる。羞恥を感じる理由もな。俺だってお前と同じ立場であれば、そうだろうよ」

「人の気は知ってるんですね……」

「だが、必要だ。これは、必要なことなんだ。卑怯なのも理解しているよ」

 

 物言いが卑怯だ。何も言わずに呼び出したことも卑怯だ。

 だが、卑怯であれ俺にはこれ以外に選択肢が見つからない。もっと、やりようがあったのかもしれないが……どうにも、俺は人に頼るという行為が苦手だった。

 

「お前には思いを寄せている人間がいることも知っている」

「……うぇっ!?」

「何を驚く……」

「わ、私そんなこと言いましたっけ!?いつ!?」

「あ?前に葉山隼人を狙っていると言っていただろう」

「ってそっちか……。まぁ、確かに言いましたけど。いやでも狙ってるってだけで思いを寄せているとかじゃなく、ワンチャン行けないかな〜っと思っているだけで別に恋い焦がれてるとかそんなわけじゃなくてですね!って、そんなことはどうでもいいんですよ!!」

 

 一色は納得したかのように、呟いた後、照れたのか誤魔化すように言葉を重ねまくって最後は大声で締めた。

 

 

 静寂。

 しかし、背中からほのかに伝わる温もりがある。

 今、俺は一色と隣合って、ベッドの上で寝ていた。とはいえ、向かい合ってというよりかは、互いに背中を合わせてというものだが。

 さすがに、この体勢以外は些か気恥しかった。

 

「……俺が寝たあとは好きにしてくれ」

「どういうことです?」

「寝付きさえすれば、添い寝は要らんだろう」

「……そうですね。そうします」

「ん」

 

 会話はそこで途切れて、再びの静寂が部屋を包む。

 俺は、それを合図にして目を閉じた。

 しばらく、無言のまま寝入るために目を閉じる。

 だが、どうしたことだろうか。普段ならもう眠りの中へと落ちていくはずの俺の意識は未だはっきりとしていた。

 ……心臓の鼓動が妙にうるさいからだろうか。だとしたら俺はこの状況に緊張しているということになるのだが、それを認めるのはなんだか癪であった。

 ので、気にしないことにして再び寝入ろうとするものの、一向に眠りに誘われることはない。

 

「……ダメだ、寝れん」

「えぇ……。なんでです?」

「いや、その……目が冴えてるらしい」

「そんなに眠そうなのに?」

「……何故だろうな」

 

 俺の言葉に一色は「自分のことなのに……」と若干愚痴を漏らしつつ、モゾりとその身体を動かした。

 

「……お前は寝ないのか」

「寝ようとは思ってるんですが、ちょっと緊張しちゃって……」

 

 そう素直に告げる一色は、一呼吸置いた。

 

「だから、なんか話しませんか」

「話か……。何がいい?」

「なんか、眠くなるやつ」

「リクエストが大雑把かつ適当だな……」

 

 しばらく目を閉じながら何か良いものがないかと考えた後、静かに口を開く。

 

「……睡眠に必要だと言われている栄養素は思に四つだ。トリプトファン、ビタミンB12、マグネシウム、 GABA」

「うわ……」

「うわとはなんだ」

「眠くなるやつってリクエストしてその話出てくるのちょっと引きます」

「ああ?ワガママなやつだな……」

 

 俺は小さく嘆息すれば、仰向けになって天井を見つめた。

 

「……特に思い当たる話題なんかないぞ」

「私だってないからリクエストしたんですけど」

「だったら寝ろ」

「寝れないから言ってるんじゃないですか〜」

 

 隣から力の抜けた講義の声が聞こえる。

 

「本当にないもんはない。中身のない歯磨き粉のチューブみたいなもんだ」

「それ絞ったら出るやつですよ」

「残りカスはな」

 

 一色は「出てるじゃないですか」とクスクス笑いながら、その後眠たそうに欠伸をした。

 

「……ねぇ先輩」

「なんだ」

「なんで、副委員長になったんですか?」

「前にも言った……」

 

 ゴロリと寝返りをうって一色とは反対の方を向いた。

 

「アレ建前じゃないですか」

「本心だ」

「嘘です。先輩は嘘をつくとき片目をつぶる癖があるので」

「……なんだと」

「まあこれは今考えた嘘ですけど」

「チッ、つまらん嘘を吐きやがって」

「そんな言われ方します!?」

 

 一色はまたやいのやいと隣で騒ぎ始めた。

 

「いいから寝ろ……」

「だ、誰のせいだと……。というか、質問の答え言ってもらってないんですけど?」

「必要か?」

「はい」

 

 即答されたので、仕方なく返答を考えることにする。なんとなく、片足でもう片方の足の指を弄った。

 

「ん……少し、待て。言葉を考える」

「出来れば、ありのままの言葉がいいです」

「善処しよう」

 

 副委員長になった理由などと言われても、俺としては特に何もなかった。

 会長の依頼があって、雪ノ下からやれと、そう言われたからに他ならない。

 だが、仮に一つ、なにか立派な理由をあえて考えるのであれば。

 

「……これはあの頃の続きだ」

 

 中学生時代、ただただ彼女のおんぶに抱っこだった俺の彼女の、愛川愛華の隣に立つだけの資格を今度こそ証明しなければならない。

 しなければならないはずなのに、俺は無様に失敗した。

 

「文化祭ではあまりの無様さに、我ながら呆れを通り越して死にたくなった」

 

 雪ノ下の代わりを務めてみせると豪語して、実際にやって見せた。奉仕部の依頼を達成すると息巻いて、実際にやって見せた。

 けど、けれど。

 奉仕部の理念には沿っていなかった。奉仕部のやり方としては正しくなかった。比企谷にも雪ノ下にも、由比ヶ浜にだって迷惑を、心配をかけた。

 依頼人である相模の自己改革には何も繋がらず、相模が抱える彼女の問題や悩みには一切目を向けなかった。どうせ救えぬものだと、捨ておいてしまった。

 それがあの文化祭においての、俺のミスだ。失敗だ。間違いだ。

 愛華ならばそのままにするなんて選択は決してしない。当時の俺でも、それをしなかったはずだ。

 疲れていたから。弱っていたから。彼女のことが嫌いだから。理由は色々とある。だが、それでは駄目なのだ。

 俺は、愛華の隣に立つだけの器があると、それだけの力があるのだと示さなければならない。彼女から向けられている期待は、彼女がいない今であろうとも、続いているのだ。

 だから、いいや故に。

 

「与えられたチャンスは無駄に出来ない。もう、失敗なんて、してはならないのだから」

 

 だから、今は寝なければならない。

 だが、いつもはすぐに落ちるはずの瞼はどうしてか閉じることが叶わなかった。

 

「これが、俺の本音だ。満足したっておまっ────!?」

 

 揶揄うために寝返りをうって、一色の方を見れば先んじて彼女がこちらを見ていた。何より、俺の頭を両手で包んで、その胸に押し付けるように抱きしめられた。

 

「お、おい───」

「先輩」

 

 いつもの一色からは聞いたことがないくらいに、柔らかい声に俺は動揺して声が出なくなる。

 

「そんなに気負わなくていいじゃないですか。そんなに、頑張らなくていいじゃないですか」

 

 優しい声色は俺の動揺も包み込むように、ふんわりと柔らかくて。胸の奥から伝わる、彼女のゆったりとした鼓動が心地よかった。

 

「俺は……彼女の」

「知ってます。あいかさんは凄かったですから。でも、でもですよ。そんな、死にそうになりながら答えようとしなくてもいいと思うんです」

「だが、そうでもしなければ、俺は駄目なんだ。俺は、あの背中に追いつこうとしなければ、何も出来ない」

「そんなことないじゃないですか。先輩だって、あいかさんと同じくらいに凄いですよ。少なくとも、私だったら雪ノ下先輩の代わりとか絶対に無理ですし」

 

 優しいだけの、気休めの言葉だ。

 だが、何故だろう。反論する気は一切起きなかった。

 

「中学生の時、覚えてますか」

「……具体的に」

「私がダンス隊をまとめるのに困ってた時に一言助言をくれたじゃないですか」

「あったな、そんな時も」

 

 いつかの夢で見た、あのころの続きの話だ。

 ダンス隊のとりまとめを、愛華から頼まれた一色は上手くやろうとして、逆に空回りしていた。

 というより、人と衝突せずに上手くやるスキルをあの時点で習得していた彼女は、リーダーとして時に強くものを言ったりすることが不得手だった。

 リーダーに必要なのは、そういうスキルだ。

 だが、彼女とでリーダーが向いていないわけじゃない。彼女は既に出来上がっているグループにスルッと入って、上手く馴染むことが出来る。多分これは、年頃の女子なら大抵が身につけている、処世術のようなものだ。

 一色はそれを持っているのを俺は知っていたから、まずは仲間を増やすことをアドバイスしたのだ。

 特に、彼女にとって有利に働きそうな人間とは仲良くなればいい。例えば、ダンス隊の中でもそれなりにダンスが上手そうな奴とか。と助言した。

 なぜそれなりにしたかと言えば、一番上手い人間はやっかみが向いて組織的に機能しなくなることがある。

 ある程度技術があって、そのうえで社交性のある人間。言ってしまえば、葉山隼人のような人間だ。

 ちなみにこの場合一番、というのは雪ノ下のような人間を指す。

 そういう人間を見つけて上手く取り入ればいい、と俺は伝えた。

 元々、人にあざとく媚びることは一色いろはの得手だ。

 結果、彼女は上手くダンス隊の中で中心人物となることが出来た。

 まぁ、そのせいであざとい小悪魔一色いろはが誕生してしまったわけなのだが……。

 しかし、この話がどうしたことだろうか。

 

「あの時、本当に助かったんですよ」

「あの程度のアドバイスでか」

「先輩は私のやり方を否定しませんでした。衝突を回避しないことも、一つの手だって」

 

 相変わらず顔を胸に押し付けられているので表情は分からないが、多分笑っているのだろう。何が面白いのやら。

 

「そのうえで、私のやり方にあったアドバイスをしてくれました。私がちょっと嫌だな〜って思うようなことは一切言わなかったんですよ」

「そりゃあ、できないことをやれとは言わないだろ」

「はい、そういうところが助かったんです」

 

 またクスリと今度は明確に笑ったのが分かった。そして一色は俺の頭を撫で始めた。

 

「おい」

「いいじゃないですか〜。たまには」

「……もう好きにしてくれ」

 

 今の俺に彼女に対して口喧嘩で勝てるような気がしなかったので、大人しく口を噤んだ。

 

「先輩は、凄い人です。色んな事を、見てくれてます。知ろうとしてくれてます」

「見て、知っただけだ」

「そこ止まりじゃなくて、理解してくれるじゃないですか。人がどんな人なのか。この人は今何を考えているのか、思っているのか。偏見ばかりの頭で理解しようとしてくれてる」

「一言余計、だ」

 

 最早そんな苦言しか出なくなっていたが、さすがに偏見ばかりは言いがかりである。

 

「だから、先輩は必要な事を必要な時に言ってくれる人です。でも、先輩は地雷踏まれるとメンタルがすぐヘラっちゃうのがダメですね。そうなるとめっちゃデバフ食らっちゃってダメになっちゃうんですよ」

「なんだそれ」

「要は、気負ったり背負ったりすると文化祭の時みたいにダメになるってことですよ」

 

 俺の頭を撫でる一色の手が止まった。

 

「だから、あんまり気負わないでください。頑張り過ぎないでください。先輩は普段通りが一番いいんです」

 

 なんか、慰められているのか、それとも励まされているのだろうか。

 どちらにせよ、一色からこう直接的な言葉が飛んでくると、さすがに思うところがあった。雪ノ下の時然り、手酷くデバフを喰らっているのが傍から見ても分かるらしい。

 

「お前、気遣い上手だな知らなかったよ」

「もう三年の付き合いになるのに、今更気づいたんですか?うぅ、ちょっとショックです」

「お前、なかなかそういう面は見せないからな。恥ずかしがり屋め」

「違います〜。能ある鷹は爪を隠すってやつですぅ」

「あっそ」

 

 一色に抱き締められて、彼女の言葉を聞いているうちに、もうどうでも良くなってきた。色々と。頑張る必要がない、か。

 まだ、足りないと思っていたが。

 やはりまだまだ俺は自分自身の客観視ができていないらしい。

 

「……明日色々話すよ。だから、体育祭の委員会色々手伝ってくれ」

「はいっ」

 

 弾むような返答を聞いて、どっと肩の荷が降りたような気がする。

 トクン、トクン、と規則的で小さく、しかし確かな振動と鼓動が、一色の胸に押し付けられた俺に耳に伝わっていた。

 ああ、落ち着くな。

 

「……そういえば、他人の心音を聞くと安心してよく眠れるらしいと、どこか本か何かで見た記憶がある」

「はぁ……?急になんです?」

「いや、ふと思いついた。たしかそれは、古くは母親の腹の中にいた頃からの慣れ親しんだ誰もが原初に知っている最初のリズムだからだという」

「……」

「……よくよく思い返せば。俺は、母親の胸の中で眠ったことはなかったような気がする」

 

 ずっと、物心着いた時には一人だった。広い自分だけの部屋があって。父も、母も。妹すらも、別々の場所で眠っていた。

 赤ん坊の頃は違ったのかもしれないが。

 

「当然の話だ。父は、医者だったから帰るタイミングは不定期だった。母も、音楽家としてよく家を開けていた。妹とて、俺とは性別も年齢も違う。……別々なのも当然だろう」

「それは、違うと思いますけど」

「かもしれないな。だが、俺の家ではそうだった。それが当たり前だった」

 

 俺には、俺の環境から与えられた当たり前が多くあった。世間の常識は、俺にとっての非常識。あるいは、世間の非常識は俺にとっての常識に。

 大袈裟な物言いをしたが、俺にとってそのような感覚だったのは確かだ。

 モゾり、と彼女の胸にうずまるように頭を擦り寄せる。

 頭の上で「ちょっ」と何か講義の言葉が聞こえたような気がするが、最早気にならなかった。

 ああ、一定のリズムで刻まれる心音は、やはり俺の心を、感情を静かなものへと変えていって、緩やかで穏やかだ。

 

「……悪くない、確かに、これは……あんしん、する、な」

 

 重くなっていく瞼。

 薄れていく意識。

 そんな中、俺が思っていたのは。

 

「ああ、おれは、あいされて、いたのだろうか」

 

 そんな、言葉を最後に俺の意識は深い眠りへと誘われていった。

 

「大丈夫ですよ。だから、おやすみなさい、せんぱい 」




仕上げはパーフェクト後輩が。
これで良いのだろうかと若干悩みはあるものの。
ラブコメと銘打つ以上、ラブでコメディをするのも悪くないのかもしれない。

いい加減、湿っぽいのも程々にねと思う扇風機なワケで。

次回 やっと目を覚ます

この作品のメインヒロインを誰だと捉えてますか?

  • 雪ノ下
  • 一色いろは
  • 鶴見留美
  • 松山千佳子
  • 材木座義輝
  • 戸部翔
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