戦姫絶唱シンフォギア 装者と鋼の勇者達   作:宇宙刑事ブルーノア

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第39話『元気に今日を歌ったら 幸せはうしろからついてくるぜ』

魔法少女事変・フーマ戦乱から数日後………

 

キャロルの身柄は、銀河連邦警察預かりとなり、各国には一連の出来事の主犯はフーマとされ、キャロルには情状酌量の余地有りとの通達された。

 

その判断に思う所が無いワケでは無い各国だが………

 

フーマの壊滅によりフシギ教も消滅し、フロンティア事変・マドー大災害以降に広がっていた混乱が収束に向かった事で本格的な再興に着手出来る事から、そちらが優先され、文句が出る事は無かった。

 

何より、また宇宙犯罪組織が関わっていた事態なら、正直銀河連邦警察に丸投げしたいと言う思いが存在した。

 

マドー大災害の恐怖は、今だに世界の人々の心を蝕んでいた。

 

そして、保護されたキャロルは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

S.O.N.G.本部の潜水艦・医務室………

 

ベッドの寝ているキャロル(?)が、了子の診察を受けている。

 

「………うん、大丈夫。もう何も問題無いわ」

 

「ありがとうございます」

 

了子がそう診断を下すと、ベッドの上のキャロル(?)がそう言って笑う。

 

明らかに雰囲気が異なっている………

 

とそこで、医務室の扉がノックされる。

 

『劾です。キャロルちゃんも一緒なんですけど、入っても大丈夫ですか?』

 

「良いわよ~。もう診察は終わったから」

 

ノックの主である劾が、キャロルと一緒だと言って来るのを聞きながら、了子は入室を許可する。

 

「失礼します」

 

挨拶と共に、医務室へ入室して来る劾。

 

その横には、了子と同じ様に白衣を着た金髪の美女………

 

大人バージョンのキャロルの姿が在った。

 

「あ、劾さん! ()()()()!」

 

「具合は良い様だな………()()()()()()

 

ベッドの上のキャロル(?)が、劾と大人バージョンのキャロルの姿を見て声を挙げると、大人バージョンのキャロルがそう言って来る。

 

そう………

 

実はベッドの上のキャロルは『エルフナイン』であり、大人の姿である彼女こそが『キャロル』なのだ。

 

響達がイグナイトを初めて使ったあの戦いで、キャロルは作戦の為と装者、特に響への心理的ダメージを狙い、偽装自殺を行う気でおり、バックアップされていた自身の想い出を、錬金術で造ったスペアの身体………予備躯体へインストールする準備をしていた。

 

しかし、バリオゼクターの出現でそれはご破算となり、用意していた予備躯体は使われずに、念の為にチフォージュ・シャトーに保管されたままになっていた。

 

フーマとの決着後、クビライと一体化していたチフォージュ・シャトーはそれが変化した碧の獅子機が爆発した事で完全に消滅してしまったが………

 

如何言うワケか、その予備躯体は奇跡的にも無傷で発見された。

 

()()()()()()()()()()()()()()………

 

キャロルは寿命が尽き欠けていたエルフナインに自らの身体を譲り、自身は予備躯体へと想い出を転写して移ったのだ。

 

その際に、何故か予備躯体の方の体躯を大人にすると言う改良を行っていたが………

 

「ハイ、お陰様で………でも、キャロル。如何して態々予備躯体の大人にしたりしたんですか?」

 

「べ、別に深い理由など無い! 技術部で働くなら、この方が何かと都合が良いと思ったからだ!」

 

エルフナインの問い掛けに、キャロルは赤くなった顔を反らしながらそう返す。

 

キャロルとエルフナインは、贖罪の意味も込めて、ウェルやナスターシャ同様に技術部への配属が決まっている。

 

「あ~ら、素直に言ったら良いんじゃないの? 劾くんと釣り合いたいからだって」

 

「んなっ!?」

 

しかし、了子からアッサリとそう暴露され、キャロルの顔が更に赤く染まる。

 

「き、貴様ぁっ!!」

 

「僕は子供だった頃のキャロルちゃんも、今のキャロルちゃんもとても素敵で魅力的だと思いますよ」

 

「!?!?」

 

挙句、当の劾からそんな事を聞かされ、とうとうキャロルの顔が茹で上がった蛸の様になる。

 

「お前はぁっ!! そんな事をサラリとぉっ!!」

 

「ハハハハ」

 

「何を笑って居る! と言うか、相変わらず何なんだ、その馬鹿力はっ!?」

 

思わず劾に掴み掛かって行くキャロルだが、劾は持ち前の怪力でアッサリとキャロルを押さえ付けており、傍から見ていると只じゃれ合っている様にしか見えない。

 

「アハハハッ!」

 

「若いわね~」

 

そんな2人の姿に、エルフナインは思わず笑いを零し、了子は微笑ましそうにするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某空港………

 

「やれやれ、漸く世界ツアーも再開か」

 

空港の通路を歩く翼・奏・マリア・慎次の中で、奏がそう呟く。

 

フーマの事が一段落した為、チャリティーライブツアーが再開され、前回トラブルに見舞われたロンドンからやり直しに向かうのだ。

 

「…………」

 

そんな中で、マリアが若干落ち着けない様子でキョロキョロと辺りを見回している。

 

「何だ、マリア。愛しのナイトが居なくて不安なのか?」

 

! なっ!? べ、別に私は雷の事を探してたワケじゃ………」

 

「誰も甲賀の事だとは言ってないがな」

 

「!!~~~~~

 

翼に冷やかされ、顔を赤くするマリア。

 

「すまない、遅れて」

 

「! 雷っ!………あら?」

 

「噂をすれば、何と………」

 

と、背後から雷の声が聞こえて来て、マリアと翼が振り返ると、マリアは軽く驚きを示し、翼は思わず固まる。

 

「ちょっと道案内をしていてな」

 

「…………」

 

そう詫びる雷の隣には、仏頂面の八紘の姿が在った。

 

「おおおおお、お父様ぁっ!?」

 

漸く再起動した翼が盛大にどもりながら声を挙げる。

 

「…………」

 

そんな動揺している翼を見ても、仏頂面を崩さない八紘。

 

「…………」

 

 翼さん、僕達は先に行ってますので」

 

とそこで、雷が目配せを秘かに行うと、慎次がそう言い放つ。

 

「!? ハアッ!?」

 

「そうね………親子水入らずを邪魔しちゃ悪いわね」

 

「まだ飛行機が飛ぶまでは時間が有るからな、じっくりと話し合っとけ、翼」

 

翼が仰天の声を挙げるが、続いてマリアと奏もそう言い放ち、そのまま翼と八紘を2人きりにするのだった。

 

「あ! ちょっ!………」

 

「…………」

 

戸惑うばかりの翼を余所に、八紘は相変わらず仏頂面で立ち続けている。

 

「え、え~と………お、お父様………今日はお仕事は?………」

 

「無論有ったのだが………部下達が気を使ってくれてな………『今日は自分が達が何とかするので、八紘様は娘さんのお見送りに行ってあげて下さい』、とな」

 

「そ、そうでしたか………」

 

ぎこちなくも何とか会話を続ける翼。

 

「………フッ、イカンな、コレでは」

 

とそこで、八紘が不意にそう零したかと思うと、自嘲の様に笑い、初めて仏頂面が崩れる。

 

「? お父様?」

 

そして、戸惑っていた翼の頭に、八紘の手が遠慮しがちに乗せられる。

 

あ!………」

 

「頑張れよ、翼。応援しているからな」

 

「!!」

 

笑顔を浮かべてそう言う八紘の姿を見た翼が思わず目尻に涙を浮かべる。

 

「ハイ! 行って来ます、お父様!」

 

しかし、それをグッと堪え、八紘に笑顔を返してそう言う翼。

 

「「「「…………」」」」

 

そして、そんな翼の姿に、先に行ったと思われていた奏・マリア・慎次・雷が、物陰から温かい眼差しを送っていたのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丁度、その頃………

 

某住宅街のとある公園にて………

 

「イテテテテ………」

 

ベンチに座っていた轟が、まるで殴られたかに様に腫れている左の頬を押さえながら漏らす。

 

「轟兄、大丈夫?」

 

響が水で濡らしたハンカチを当て、冷やしてやる。

 

「ゴメンなさい、轟お兄ちゃん。ウチのお父さんが………」

 

未来は轟に対し、申し訳無さそうな表情を向けている。

 

「いや、良いんだ。寧ろコレぐらいされて当然の事をしようとしてるんだからな」

 

しかし轟は、コレは当然の事だと言う。

 

 

 

 

 

あのフーマとの最終決戦前………

 

事故の様な形ではあったが、響と未来から好意を向けられ、結婚まで考えられている事を知った轟。

 

流石に色恋沙汰に鈍い轟でも、ココまでの事を知ったからには何もしないと言うワケには行かなかった。

 

洸が立花家へ和解へ向かったのに合わせて、響の母と祖母、そして未来の両親にご挨拶へと向かったのだ。

 

立花家の方では、洸と家族の和解は1番ショックを受けていたであろう響がもう気にしていない事と洸自身が深い反省の意を示した事から、すぐにまた元通りとは行かず、当面は別居状態な形となったが、一応和解は成功。

 

響との関係の報告も、驚かれはしたがスムーズに受け入れられた。

 

幼き頃から轟と、響が彼に好意を抱いていた事を良く知る2人は、相手が轟ならばと寛容な様子であった。

 

しかし、続いて向かった小日向家では、一悶着起こる。

 

話を聞いた未来の父が、轟をブン殴ったのだ。

 

だが、まだ高校生の娘が結婚まで考えている、しかも娘だけでなくその親友まで嫁に取ろうしている男を連れて来られたのだ。

 

一般的な父親の感性からすれば、轟の事をブン殴りたくなるのも当然であろう。

 

轟自身もそれは分かっており、未来の父からの拳を当然の事と受けた。

 

 

 

 

 

「しかし、未来ちゃん。幾ら何でも、実の父親にあそこまでするか?」

 

「未来、怖かったよ」

 

「ア、アハハ………ついカッとなっちゃって」

 

轟と響の言葉に、未来が苦笑いする。

 

 

 

 

 

しかし、問題はその後だった………

 

轟が殴られたのを見た未来がブチキレてしまい、シンフォギアを纏って父親をボコボコにし始めたのだ。

 

マウントポジションを取って父の顔面に向かって拳を何度も振り下ろす未来を、轟と響は慌てて止める羽目になった。

 

幸いと言って良いか、神獣鏡のスペックが低かった事と未来の父親自身が割と頑丈だったお陰が、奇跡的にも軽傷で済んだ。

 

しかし、未来の父にとっては殴られた傷よりも、その後に未来から『お父さんなんて大嫌い!』と言われた事が応えた様で………

 

手足を地面に付いて、この世の終わりの様な表情でガックリとなっていた。

 

因みに、未来の母親の方はと言うと………

 

一連の騒動を終始ニコニコした笑顔で見守っていた。

 

アッサリと轟達の関係を了承すると、最後は絶望していた父親を自分に任せて言って来た。

 

只、帰り際に轟に対し、『未来と響ちゃん、どっちも泣かせたら許さないわよ』と圧を掛けられ、轟は内心で冷や汗を流していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ねえ、轟兄」

 

「うん?」

 

「私と未来の事………如何思ってる?」

 

「いいっ!?」

 

響からの不意打ち気味な質問に、動揺する轟。

 

「ど、如何ってそりゃあ………ご両親に挨拶したんだし、今更じゃないのか?」

 

「轟兄の口から直接聞きたいの」

 

「そうだよ、轟お兄ちゃん。分かってるから言う必要が無いなんてのは甘えだよ」

 

気恥ずかしさから誤魔化そうとするが、響は許さず、未来も響に味方する。

 

「う~~………」

 

頭をガシガシと掻いて軽く唸る轟。

 

「轟兄………」

 

「轟お兄ちゃん………」

 

そんな轟にズイッと迫る響と未来。

 

「あ~………」

 

そこで轟は頭を掻く手を止め、響・未来と向き合う。

 

「2人供………もうちょっと近付いてくれるか?」

 

「えっ?」

 

「う、うん………」

 

轟にそう言われて、響と未来は更に轟へと近づく。

 

「…………」

 

そして轟は、2人の耳元へと顔を近づけたかと思うと………

 

「好きだ………愛してるよ、響ちゃん、未来ちゃん」

 

そう呟いた。

 

「「!?!?」」

 

忽ち響と未来は顔をトマトよりも真っ赤に染めて、囁かれた方の耳を押さえて轟からバッと距離を取った。

 

「はうう~………」

 

「それは反則だよ、轟兄~」

 

未来は立って居る事が出来ずにその場に崩れる様に座り込み、響は心臓を高鳴らせたまま抗議する。

 

「…………」

 

轟も轟で相当気恥ずかしかったらしく、頬を染めている。

 

「………さ、もう行こうぜ」

 

居たたまれなくなった様にベンチから立ち上がると、去ろうとする轟だったが………

 

そこで響に右手を、未来に左手を掴まれた。

 

「うん?………」

 

「「………もう1回」」

 

上気した顔と、潤んだ瞳で見上げると言う最強コンボで轟にリピートを迫る響と未来。

 

「! 勘弁してくれぇーっ!!」

 

だが轟は2人の手を振り解くと、そのまま逃げる様に走り出した!

 

「あ! 轟兄ぃっ!!」

 

「待って、轟お兄ちゃんっ!!」

 

響と未来は、すぐさま轟を自身も追って走り出す。

 

「待ってーっ!!」

 

「もう1回言ってーっ!!」

 

「もう勘弁してくれよーっ!!」

 

逃げる轟を追い掛ける響と未来。

 

しかし、3人全員が自然と笑みを浮かべていたのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パヴァリア光明結社の本拠地………

 

「暗黒銀河女王様………フーマが宇宙刑事と装者共に敗れました」

 

「そうかい………」

 

玉座に腰掛けている暗黒銀河女王が、マッドギャランからの報告に不機嫌になった様子を見せる。

 

「まさかマドーに続いてフーマまで退けるとはねえ………思った以上にやるじゃないかい」

 

そこで、杖の柄で床を叩く様にしながら立ち上がる玉座から暗黒銀河女王。

 

「そろそろ本格的に相手をしてあげようかねえ………マッドギャラン!

 

「ハッ!」

 

「次の連中の相手はお前達がおし」

 

「お任せ下さい………再び巨獣帝国の野望を実現させる為にも、奴等は邪魔な存在! 必ずや始末して御覧に入れます!」

 

「頼もしいねえ………」

 

マッドギャランの言葉に、暗黒銀河女王は満足そうな様子を見せる。

 

「ところで、例の『裏切り者』は如何したんだい?」

 

「そちらも目下全力を挙げて捜索させています。見つけ次第、必ず始末します」

 

「全く、サンジェルマンめ………この私を裏切るとはね………裏切りは決して許さないよ。すぐにカリオストロやプレラーティと同じ目に遭わせてやるからね………フハハハハハハハッ!!」

 

そこで暗黒銀河女王は高笑いを挙げるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ頃………

 

地球から離れた銀河の彼方の星………

 

『惑星エジン』にて………

 

「ジャスピオンッ! 大変だっ!!」

 

「如何した、アンリ」

 

アンリが男性………嘗て伝説の魔神『サタンゴース』とその息子マッドギャランを中心としたサタンゴース軍団と戦い、宇宙の平和を守った戦士………

 

『ジャスピオン』に慌てた様子で声を掛ける。

 

「ターザンの奴が勝手に『ダイレオン』で地球へ向かったんだ! オマケに『メタルテックスーツ』まで持ち出して!!」

 

「そうか………やっぱりそうなったか」

 

「やっぱりって………ジャスピオン! ターザンが地球へ向かうって、分かってたのか!?」

 

ターザンの行動を読んでいた様な事を言うジャスピオンに、アンリが驚きの声を挙げる。

 

「アイツは俺の後を継いだ宇宙の勇者だ。今地球に在る不穏な気配と戦えるのはアイツしかいない」

 

「けど、アイツはまだ………」

 

「分かってる。腕っぷしは立つが、心はまだ未熟だ。けど、だからこそ地球で色々な事を学んで欲しいんだ。嘗ての俺達の様に………」

 

「…………」

 

「信じようじゃないか………新たな宇宙の狼を

 

納得が行っていない様子のアンリに、ジャスピオンは笑ってそう言い放つのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃………

 

当のターザンはと言うと………

 

超惑星戦闘母艦ダイレオンのコックピットにて………

 

「へっへっへ、もうコレで小五月蠅いアンリのお説教からもおさらばだぜ」

 

そんな事を呟きながら、モニターに地球の映像を映し出していた。

 

「コレが地球か~。辺境の田舎の星とは思えない綺麗な星だな~」

 

地球の姿を見て、そう感想を述べるターザン。

 

「………そう言えば、何時か会ったあのセレナって奴、確か地球の出身なんだっけ?」

 

ふとそこで、何時ぞや銀河連邦警察の病院で出会ったセレナの事を思い出す。

 

「ひょっとしたらまた会えるかなぁ。そしたら、あの柔らかい胸を………へへへへへへ」

 

ターザンは、あからさまに良からぬ事を考えている顔で笑う。

 

「良ーし! 待ってろー、地球ーっ!!」

 

そして、地球を目指してダイレオンを急がせるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地球の日本………

 

リディアンの学生寮の1室にて………

 

「クシュンッ!」

 

「セレナ?」

 

「風邪デスか?」

 

不意にクシャミを漏らしたセレナに、宿題を見て貰っていた調と切歌が心配の声を挙げる。

 

「ううん、大丈夫………ちょっと鼻がムズムズして」

 

「誰か噂してるんじゃねえのか?」

 

そう返すセレナに、同じく2人の宿題を見てやっていたクリスがそう言う。

 

「噂ですか………」

 

そこでセレナが考え込む様子を見せる。

 

(ひょっとして………ターザンくんかな?)

 

そして、ターザンの事を思い出す。

 

「セレナー! 此処教えて下さいデース!」

 

「私も此処の問題が………」

 

「あ、うん! ちょっと待ってね」

 

しかしそこで、切歌と調から声を掛けられ、一旦思考を中断するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

キャロルの扱いは各国は銀河連邦警察に一任するしました。
描写した通り、正直厄介事だから押し付けたいと言う気持ちもありましたが、銀河連邦警察を信頼してきているのもあります。

身体に限界が来ていたエルフナインは、原作通りにキャロルの身体を貰い、キャロル自身は奇跡的に無事だった予備躯体を大人にしてそちらに移りました。
大人バージョンにした理由は、私の性癖もあるのですが(笑)、後々劾と一緒に生身で活躍して貰ったりとかを考えているので、大人の身体の方がヴィジュアル的に映えるので。
それに子供の身体のままだと、劾がロリコン扱いされてしまいそうなので。
ロリコンで許されるヒーローは機動刑事ジバンくらいですから(笑)

翼と八紘さんも不器用ながら距離を縮め始めてます。

一方、結果的に結婚の意思を聞かされた轟は響と未来の御両親に挨拶を。
立花家はすんなり行きましたが、小日向家では一悶着………
最も、1番被害を受けたのは未来の父でしたが(笑)
これからは3人のイチャイチャが増えると思いますのでお楽しみに(爆)

そして遂に暗黒銀河女王は宇宙刑事達と装者達を倒すのに本腰を入れ始めます。
マッドギャランと化したアダムの率いるパヴァリア光明結社がどんな攻撃を仕掛けて来るか………
その時現れるのは、新たな銀河の狼!

次回と次々回は短編集の『焼結しないシンフォギア』となりますが、今回は2話とも小話の数は2つずつとなります。
ガッツリしたGX編の後日談を書いたら結構ボリュームが出てしまったので。
ご了承ください。
まずその1では、オートスコアラー達についての言及があります。
お楽しみに。

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。
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