戦姫絶唱シンフォギア 装者と鋼の勇者達   作:宇宙刑事ブルーノア

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第48話『決戦! パヴァリア光明結社!!』

日本・ジャングルと化した都内………

 

「ウオオオオオオォォォォォォォッ!!」

 

大サタンゴースならぬ大マッドギャランとなったマッドギャランが、叫びとも咆哮ともとれぬ奇声を挙げる。

 

それと同時に、辺りが暗闇の様な空間に包まれ出す。

 

「! サタンゴースゾーンッ!!」

 

キャノングラディエーター軍団の相手をしていたジャスピオンが、先代ジャスピオンが苦戦させられたサタンゴースゾーンである事に気付いて声を挙げる。

 

「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」

 

以前にサタンゴースゾーンで苦戦を知られた装者達の顔にも緊迫が走ったが………

 

『そうはさせんっ!』

 

通信回線にベン所長の声が響いたかと思うと、飛来した虹色の光が広がろうとしていたサタンゴースゾーンとぶつかり、ゾーンの拡大を押し止める!!

 

「! アレはっ!?」

 

翼がそれに見覚えを感じた瞬間………

 

虹色の光がサタンゴースゾーンの拡大を抑えたまま、装者達の方にも降り注いだ!!

 

「! コレは………フォニックゲインッ!!

 

虹色の光………大量のフォニックゲインを浴びた奏がそう声を挙げる。

 

『改良を加えた『人工フォニックゲイン照射機』だ』

 

「ナイスデース、所長さんっ!!」

 

再び通信回線から聞こえたベン所長の説明に、切歌が歓声を挙げる。

 

『だが、長くは持たない………皆、後は頼むぞ!』

 

「ハイ!………皆さん! 行きましょうっ!!」

 

「「「「「「「「!!」」」」」」」」

 

ベン所長の言葉を聞き、響が他の装者にそう呼び掛けると………

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

Emustolronzen fine el baral zizzl

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

Emustolronzen fine el zizzl

 

翼・奏・クリス・切歌・調が絶唱を口にする。

 

「「蒸着っ!!」」

 

「赤射っ!!」

 

「焼結っ!!」

 

「ハアッ!!」

 

そして響・未来・マリア・キャロル・セレナが、変身ポーズをすると………

 

翼・奏・クリス・切歌・調のギアがエクスドライブ化し、響・未来・マリア・キャロル・セレナはメタルヒーロー型ギアを纏った!!

 

「ウオオオオオオォォォォォォォッ!!」

 

それを見た大マッドギャランが、再び咆哮の様な叫びを挙げたかと思うと………

 

その身体から、黒いオーラの塊の様な物が複数飛び出し、装者達の前に降り立ったかと思うと………

 

「「「「ウオオオオオオォォォォォォォッ!!」」」」

 

2メートルサイズの大マッドギャラン達が姿を現した!

 

「「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」」

 

それを見て、身構える装者達だが………

 

「チュウッ!!」

 

「ケアァッ!!」

 

「トオォッ!!」

 

そこで、漸く円盤編隊と戦闘母艦群を片づけたギャバン・シャリバン・シャイダーが、既にレーザーブレードを抜刀した状態で降り立つ。

 

「! 轟兄っ!!」

 

「轟お兄ちゃん!!」

 

「待たせたなっ!!」

 

「雷っ!!」

 

「ココからは俺達も加わる」

 

「遅いぞ、劾っ!!」

 

「すみません。その分はしっかりと働かせてもらいます」

 

響・未来・マリア・キャロルが声を挙げると、ギャバン・シャリバン・シャイダーは其々に返す。

 

シュアアアアアアァァァァァァァーーーーーーーーッ!!

 

グエアアアアァァァァァーーーーーーッ!!

 

ケエエエエエェェェェェェーーーーーーーッ!!

 

シュウアアアアアァァァァァァーーーーーーーッ!!

 

「「「「「ギーッ!!」」」」」

 

「「「「「コワッコワッ!!」」」」」

 

「「「「「シュワシュワッ!!」」」」」

 

そんな装者達と宇宙刑事達に、再生怪人軍団と戦闘員軍団が迫るが………

 

それを守る様に、爆音と共にバイクに跨った影が、装者達と宇宙刑事達、再生怪人軍団と戦闘員軍団の間に割り込んだ!!

 

「雑魚は我々に任せろっ!!」

 

「お前達は奴を叩けっ!!」

 

割り込んだ影………1号からRXまでの11人ライダーの中で、1号と2号が装者達と宇宙刑事達にそう呼び掛ける。

 

「仮面ライダーッ!!」

 

響が歓声を挙げると、更に………

 

ウオオオオオオォォォォォォォッ!!

 

「ワーッハッハッハッ!!」

 

戦闘飛行形態で飛んで来たワンセブンと、高笑いと共にドンアルケミストが出現!

 

ダイレオンを取り囲んでいたキャノングラディエーター軍団の前に立ちはだかる。

 

「! お前達っ!!」

 

ウオオオオオオォォォォォォォッ!!

 

驚くジャスピオンが乗るダイレオンに向かって、ワンセブンが手近に居たキャノングラディエーターを1体殴り倒しながら咆哮を挙げる。

 

「ワーッハッハッハッ!! 本当ならば、私が決着を着けてやりたいところだが! 今回は特別に譲ってやる!! さっさと片づけて来いぃっ!!

 

手にしている槍を振り回して、キャノングラディエーターを次々に斬り伏せているドンアルケミストからもハイテンション状態でドンジェルマンとなっているサンジェルマンのそう言う声が挙がる。

 

「サンキューッ! 行くぞ、マッドギャランッ!!」

 

ワンセブンとドンアルケミストに感謝しながら、ジャスピオンはダイレオンを跳び上がらせると、大マッドギャランの前に降り立ち、対峙するのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翼・奏・クリス・切歌・調VSギルザ・ギルマーザ・大マッドギャラン(等身大)………

 

「ウオオオオオオォォォォォォォッ!!」

 

「「「「「!!」」」」」

 

大マッドギャラン(等身大)の全身から放射された赤い稲妻状の怪光線を、エクスドライブによって得た飛行能力で回避する翼達。

 

「カタブンダベルベカン、カタブンダベルベカン………キケラ!!」

 

「!!」

 

そこで今度は、ギルザが不気味な呪文を唱え、ギルマーザが両手に握ったカスタネットを鳴らしながら怪しげな踊りを踊りながら突進して来る!

 

「セヤアッ!!」

 

翼が、先に掛かって来たギルザに向かって剣を振るう。

 

「キケラッ!!」

 

だが、その攻撃はギルザの身体を素通りする。

 

「!?」

 

「デリャアアアアアアッ!!」

 

翼が驚いていると、今度は奏が槍を構えての突進を繰り出したが………

 

「フフフ………」

 

やはり攻撃はギルザの身体を素通りしてしまう。

 

「! クソッ! おかしな手品使いやがってっ!!」

 

「奏! 合体攻撃だっ!!」

 

着地を決めた奏に、翼が近寄ってそう呼び掛けたが………

 

「ハアッ!!」

 

その2人に向かって、ギルマーザが両手を突き出す様にしたかと思うと、そこから可燃性ガスが高圧噴射される!!

 

「!? グアアッ!?」

 

「ウワアッ!?」

 

圧力で吹き飛ばされた後、ガスが引火し、爆炎に包まれる翼と奏。

 

「ちょっせいっ!!」

 

とそこで、今度がクリスがガトリングガン・小型ミサイル・大型ミサイルの一斉射撃で、辺り諸共にギルザとギルマーザを吹き飛ばそうとする。

 

一斉射の着弾によって、辺り一面が爆炎に包まれるが………

 

「カタブンダベルベカン、カタブンダベルベカン………キケラ!!」

 

「…………」

 

やがて爆炎が治まると、そこには不気味な呪文を唱えながらと、両手に握ったカスタネットを鳴らしながら、怪しげな踊りを踊っている無傷のギルザとギルマーザが姿を現した!

 

「! クソがぁっ!!」

 

「先輩っ!!」

 

「今度は私達が!………」

 

クリスが悪態を漏らしていると、その横を擦り抜ける様にして、切歌と調が其々のアームドギアを構えて、ギルザとギルマーザに突撃!

 

((ザババの刃ならっ!!))

 

嘗てザババが使っていたとされる自分達の刃なら、ギルザとギルマーザの奇怪な術を破って斬り裂けると踏む切歌と調だが………

 

「ウオオオオオオォォォォォォォッ!!」

 

大マッドギャラン(等身大)が咆哮を挙げたかと思うと、腹部から白い骨の様な触手が伸び、切歌と調に巻き付いた!

 

「「うわあっ!?」」

 

「ウオオオオオオォォォォォォォッ!!」

 

そのまま空中に押し止められる切歌と調。

 

「クウッ! イガリマーッ!!」

 

「ハアアアアアアァァァァァァァッ!!」

 

すぐさま大鎌と巨大丸鋸で、触手を切断しようとした切歌と調だったが………

 

大鎌と巨大丸鋸は、触手に当たると火花を散らして弾かれた!!

 

「!? そんなっ!?」

 

「エクスドライブしてるのにっ!!」

 

エクスドライブで全能力が跳ね上がっているにも関わらず、ザババの刃が効力を発揮出来ていない事に、切歌と調は戦慄する。

 

「暁! 月詠!」

 

「「!!」」

 

翼が救出に向かい、奏とクリスも続いたが………

 

「フッ! ハアアッ!!」

 

そこでギルザが、腰に差していたナイフを鞘から抜き放ち、刀身を怪しく光らせたかと思うと、翼達目掛けて投げ付けた!

 

「フンッ!」

 

だがそれは、翼にアッサリと見切られ、上空へと弾かれた………

 

かに思われたが!!

 

「キケラッ!!」

 

ギルザが呪文を唱えてポーズを執ったかと思うと、弾かれたナイフが刀身をしたにする様に空中で静止し………

 

白い稲妻状の光線を翼達へと降り注がせた!!

 

「! グアアッ!!」

 

「グハアッ!?」

 

「ガアアッ!?」

 

真面に喰らった翼・奏・クリスのシンフォギアから、火花を伴った激しい爆発が上がる!!

 

「グウッ!」

 

翼が膝を着き、奏とクリスも崩れ落ちる。

 

「チクショウ………エクスドライブしてるってのに、この様かよ」

 

「情けねえ………」

 

エクスドライブ状態にも関わらず、翻弄されている事で、思わず奏とクリスの口からそんな言葉が漏れる。

 

「フフフ、如何した装者共?」

 

「如何やら今日が貴様達の命日の様ね」

 

「ウオオオオオオォォォォォォォッ!!」

 

そんな翼達の様子を見て勝ち誇るギルザとギルマーザに、切歌と調を持て遊びながら咆哮を挙げる大マッドギャラン(等身大)だった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

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