戦姫絶唱シンフォギア 装者と鋼の勇者達   作:宇宙刑事ブルーノア

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第14話『響と未来、そして宇宙刑事ギャバン』

リディアン地下・特異災害二課本部の指令室にて………

 

「駄目です。響ちゃんと連絡が付きません」

 

「むう………」

 

あおいからの報告に、弦十郎が渋面を作る。

 

「如何したんだい響の奴? 呼び出しに応答しないなんて無かったのに………」

 

「何かあったのかしら?」

 

退院したての奏と翼も心配そうにそう言い合う。

 

「まさか………マクーが!?」

 

と、朔也がそんな嫌なイメージを思い浮かべた時………

 

『司令、緒方です』

 

慎次からの通信が入った。

 

「如何した?」

 

『今部下から報告が入ったんですが………小日向 未来さんの行方が分からないそうです』

 

「! 何だとっ!?」

 

慎次からの報告に驚きの声を挙げる弦十郎。

 

「小日向って、確か響の親友だよな!?」

 

「! まさかっ!?」

 

奏と翼の脳裏にも、最悪の想像が過るのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃………

 

轟の乗る車が街中を疾走している。

 

「………アッチか」

 

時折助手席側の下部に備え付けられているレーダーに目を遣り、反応を示す光点の位置を確認している。

 

「咄嗟に発信器を付けられたのは幸いだったぜ。待ってろ、未来ちゃん!」

 

光点………未来に付けた発信器の反応の追い、轟は更にアクセルを踏み込むのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、響が呼び出された廃棄港湾地区では………

 

「ハアッ! ハアッ! 未来! 何処に!?」

 

呼吸を荒くして走りながら、未来とマクーの姿を探している響。

 

「………!!」

 

と、ある廃倉庫の前に来た時、慌てて物陰に隠れた。

 

「ギーッ!」

 

「ギギッ!」

 

錆び付いた扉の前で、クラッシャー達が見張りの様に佇んでいたからだ。

 

(クラッシャー! じゃあ、あそこが………)

 

クラッシャー達が見張りをしているあの廃倉庫こそ、マクーのアジトであると確信する響。

 

(如何する!? 如何すれば良い!?………)

 

アシュラーダに言われるがままにこの場にやって来た響だったが、このまま言う通りにしても未来を返して貰えると言う保証は無い………

 

何か作戦はと必死に頭を働かせるが、何も思い浮かばない………

 

(こうしている間にも未来は………)

 

只々焦りばかりが募る響。

 

(こうなったら一気に突っ込んで!!………)

 

遂には強硬策を取ろうと、物陰から飛び出す!

 

が、そこで!!

 

突如後ろから抱き締められる様に捕まえられたかと思うと、手で口を塞がれる!

 

「!? ううっ!?(しまったっ!? 後ろに!?)」

 

マクーに捕まったと焦る響は、捕まえた人物と共に再度物陰に戻らされる。

 

「ううっ! ううううっ!!」

 

身体を捩って必死に拘束から抜け出そうと藻掻く響。

 

(シーッ! 静かに! 見つかるぞ、響ちゃん!)

 

だがそこで、拘束した人物………轟が響の顔を覗き込みながら、小声でそう言って来た。

 

「!?」

 

轟の顔を見て、響は思わず固まり、静かになる。

 

それを見た轟が拘束を解く。

 

「轟兄! 如何して!………むぐっ!?」

 

(だから静かに!!)

 

口から手が離された瞬間、響は轟にそう尋ねたが、声が大きかった為、再度轟の手で口を塞がれる。

 

「…………」

 

響の口を塞いだままクラッシャー達の様子を覗き見る轟だったが、幸いにもバレていない様で、クラッシャー達に動きは無い。

 

(………ふう~)

 

(轟兄………本物、だよね?)

 

安堵の息を吐いている轟に、響は恐る恐ると言った様子でそう尋ねる。

 

(………ああ。正真正銘、十城士 轟だ)

 

(轟兄………やっぱり生きてたんだね)

 

轟の返事を着て、響の目に涙が浮かぶ。

 

(話は後だ。今は未来ちゃんを………)

 

(! そうだ! 未来!)

 

(こっちだ。忍び込めそうなところが在る………)

 

そのまま響は轟に連れられて、物陰に隠れたまま移動を始めるのだった………

 

 

 

 

 

少し歩いた後………

 

廃倉庫の高所に、窓が在る場所へと辿り着いた。

 

「あの窓から侵入出来ると思う」

 

「でも、あんな高い所、如何やって?………」

 

轟の言葉に、響は首を傾げる。

 

その窓が在る場所は、地上から凡そ10メートルは上の場所だった。

 

するとそこで、轟が右手で響の背中越しに右肩を掴み、自分の方に抱き寄せる様にした。

 

「!? ふええっ!?」

 

密着した状態になり、思わず赤面する響だったが………

 

「しっかり掴まってろ………チュウッ!!」

 

直後に轟はそのまま跳躍し、窓にへばり付いた!

 

「! うええっ!?」

 

人間離れした身体能力を見せた轟に響が驚きの声を挙げる。

 

「…………」

 

そんな驚きを余所に、轟は窓を出来るだけ音を立てない様に静かに開けると、廃倉庫内へと侵入する。

 

そして、レーダーの様な機械を取り出すと、反応を確認する。

 

「………未来ちゃんは地下の方だな」

 

「地下………」

 

「さて、如何行くか?………お?」

 

轟は辺りを見回し、『あるモノ』を発見した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、廃倉庫の地下………

 

マクーのアジトでは………

 

「フフフフ………」

 

「!………」

 

不敵に笑うアシュラーダの視線の先では、檻の中に入れられた未来が、恐怖で顔を引き攣らせている。

 

「わ、私を如何する積りなんですか!?」

 

「貴様は立花 響を誘き出す為の餌だ」

 

「餌!?」

 

「そうだ。立花 響の身体は聖遺物と融合を果たしている。それよりシンフォギアは元より、超人と言える能力を発揮出来ている」

 

「………!」

 

アシュラーダの説明に、二課から聞かされた機密事項の事を思い出す未来。

 

「奴の身体を徹底的に調べ、バラバラに切り刻み、我らマクーの新しい力とするのだ!」

 

「! そんなっ!? そんな事絶対させないっ!!」

 

響の身体をバラバラにすると言うアシュラーダに、未来は激怒して見せる。

 

「貴様に何が出来る? 貴様と言う弱点が有ったお陰で、遂に立花 響を捕らえる事が出来ると言うワケだ」

 

「残念ね。私はもう響の友達じゃない。幾ら待ったって響は来ないわ!」

 

「何?………」

 

未来の言葉に、アシュラーダの纏っていた空気が変わるが………

 

「グケエエエエエェェェェェェーーーーーーーッ!」

 

そこで、未来を誘拐した張本人であるキョウリュウダブラーが、未来の捕らえられている檻に詰め寄った。

 

「!!」

 

「ならお前はもう用済みだな! 丁度良い………貴様を人間獣性化計画の第1号にしてやろう!」

 

「人間獣性化計画!?………」

 

「人間の女性を獣性化し、獣星帝国に送り込む人間改造計画だ。成程、確かに貴様なら良いダブルガールになるだろう」

 

キョウリュウダブラーが言う人間獣性化計画を説明するアシュラーダ。

 

「! そんなの嫌っ! 絶対にお断りよ!!」

 

「貴様の意思など関係無いわっ! 改造すればその強情さもなくなり、マクーに尽くす立派なダブルガールとなるだろう!!」

 

「ふざけないでっ!!」

 

とそこで、未来は怒りのままに詰め寄って来ていたキョウリュウダブラーの鼻先に、檻の中からパンチを食らわせた!

 

「!? グワッ!?」

 

不意を衝かれたのと鼻先への攻撃とで思わず後退るキョウリュウダブラー。

 

「…………」

 

未来は殴った手を痛そうに振りながらも、キョウリュウダブラーを睨み付けている。

 

「この小娘がぁっ!!」

 

キレたキョウリュウダブラーは両剣を取り出し、未来に迫ろうとする。

 

「キョウリュウダブラー、待てっ!」

 

と、アシュラーダの制止の声が飛んだ、その時………

 

 

 

Balwisyall nescell gungnir tron

 

 

 

室内に聖詠が響き渡った。

 

「! 何っ!?」

 

アシュラーダが驚きながら、聖詠が聞こえた場所………

 

換気用の通風孔を見やると………

 

「未来に近づくなあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!!」

 

爆発と共に通風孔が吹き飛び、シンフォギアを纏った響が飛び出して来た!!

 

「!? 何っ!?」

 

「響!?」

 

「うおおおおおぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」

 

キョウリュウダブラーと未来の驚きの声が響く中、響の拳が振るわれる。

 

「!? グエアアアアァァァァァーーーーーーッ!?」

 

その拳を諸に横っ面に叩き込まれたキョウリュウダブラーがブッ飛ばされ、アジトの機材に突っ込む。

 

「立花 響!? 何時の間に!?」

 

「ああ、もう! こっそり行く積りだったのに、段取り滅茶苦茶だぜ!」

 

アシュラーダが驚いていると、破壊された通風孔の中から、今度はそう言う台詞と共に轟が現れる。

 

「未来っ!」

 

響は未来が入れられている檻の扉部分に手を掛けたかと思うと、力任せに引き千切った!

 

「響っ!」

 

「早く逃げるよ!」

 

そのまま未来の手を引き、アジトから逃げ出そうとする。

 

「ギーッ!」

 

「ギギッ!」

 

しかしそこで、騒ぎを聞きつけたクラッシャー達が次々に姿を見せる。

 

「貴様ぁっ! よくもやってくれたなぁっ!!」

 

更にキョウリュウダブラーも態勢を立て直し、立ちはだかる。

 

「クウッ!」

 

未来を背に庇いながら、響は苦い顔をする。

 

響とてコレまで多くの実戦を経験しており、今更マクー相手に遅れは取らない。

 

だが未来を守りながら戦うとなると不利は否めない。

 

「ギーッ!」

 

そこで、クラッシャーの1人が、ナイフを手に響に襲い掛かったが………

 

「チュウッ!!」

 

轟が割って入ったと同時に繰り出した回し蹴りで撃破する。

 

「チュウッ!」

 

「ギギッ!?」

 

その後に襲い掛かって来た別のクラッシャーのナイフを奪いながら裏拳で撃破したかと思うと、奪ったナイフを更に別のクラッシャーに投げつける。

 

「ギーッ!?」

 

投げたナイフがクラッシャーの胸に突き刺さり、倒れたクラッシャーが怪しい光を放って消える。

 

「うおおっ!!」

 

「ギギッ!?」

 

「「「ギーッ!?」」」

 

クラッシャーの1人を掲げ上げる様に持ち上げると、別のクラッシャー達に向かって投げ付けて纏めて倒す。

 

「! 轟兄!」

 

「凄い………」

 

轟の戦いぶりに思わず目を奪われる響と未来。

 

「何してんだ! 早く逃げろっ!!」

 

「「!!」」

 

しかし、その轟にそう促され、響は未来の手を引いてマクーのアジトから脱出する。

 

「逃がすかぁっ!!」

 

「行かせるかよっ!!」

 

追おうとしたキョウリュウダブラーに、横から跳び蹴りを喰らわせる!

 

「ぐうわっ!? オノレェッ! キョウリュウアローッ!!

 

よろけたキョウリュウダブラーは、怒りのままに轟に向かって背中に生えていた型のミサイル『キョウリュウアロー』を発射する!

 

「おわっ!?」

 

轟が躱すと、キョウリュウアローはアジトの機材に命中!

 

途端に爆発が連鎖し始め、アジトの崩壊が始まる!

 

「うおわっ!? しまったぁっ!?」

 

「馬鹿者っ! 何をやっているっ!!」

 

キョウリュウダブラーのミスに、アシュラーダは怒声を飛ばす。

 

とそこで、天上が崩れそうになる。

 

「! イカン! 脱出だっ!!」

 

最早このアジトはこれまでだと悟り、アシュラーダは脱出命令を出す。

 

「待てっ!………!? うおわっ!?」

 

慌てて追おうとした轟に、大量の瓦礫が降り注ぐのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃………

 

先に脱出した響と未来は………

 

「やった! 外だ!!」

 

廃倉庫から抜け出し、漸く外へと出て、未来は思わず歓声を挙げる。

 

そのまま廃倉庫から距離を取ったところで、響が立ち止まる。

 

「未来! 何処かに隠れてて! 私は轟兄を助けて来るっ!!」

 

「! 響! 待ってっ!!」

 

轟を助けに戻ろうとした響を、未来は思わず止める。

 

と、その直後!!

 

脱出した廃倉庫の入り口から爆発による爆炎が噴き出す!!

 

「「!?」」

 

響と未来が驚いていると、更に次々と小爆発が連続起こり、廃倉庫が炎に包まれる。

 

そして次の瞬間!!

 

大爆発が起きて廃倉庫は木っ端微塵に吹き飛んだ!!

 

「! キャアッ!?」

 

「未来っ!!」

 

咄嗟に響は、未来に覆い被さる様に押し倒して、自らの身体を盾に爆風と飛散する瓦礫から守る。

 

幸いにも大きな瓦礫が直撃する事は無かった。

 

「………そんな」

 

「轟お兄ちゃん………」

 

しかし、轟が巻き込まれてしまったと思った響と未来は顔を青褪めさせる。

 

と、その時!!

 

突然伸びて来た巨大な手が、響の首を掴み、空中に持ち上げる!

 

「!? ガハッ!?」

 

「! 響っ!?」

 

「油断したな、立花 響」

 

そこで手の主であるアシュラーダの声が響いて姿を見せる。

 

「グッ! ガ、ア………」

 

アシュラーダの手を外そうとする響だが、凄まじい力で掴まれており、ビクともしない。

 

「フフフフ………貴様も人間獣性化計画の実験体にしてやろうか? 聖遺物を持つ貴様なら素晴らしい素材となるだろう」

 

「響を放せぇっ!!」

 

不気味に笑いながら、アシュラーダがそんな事を言っていると、転がっていた鉄パイプを手にした未来が、アシュラーダに殴り掛かった!

 

「! ッ!?」

 

しかし、まるで鉄の塊を殴ったかの反動が未来の手に跳ね返って来て、未来は顔を歪めて鉄パイプを落としてしまう。

 

「フン………」

 

アシュラーダはそんな未来を馬鹿にするかの様に鼻を鳴らすと、別の腕を伸ばして未来の首を掴み、そのまま響と同じ様に宙吊りにする。

 

「! あああっ!?」

 

「! 未来っ!!」

 

「立花 響が手に入った今、もうお前に用は無い。せめても情けだ。親友の目の前で死なせてやろう」

 

そう言ってアシュラーダは未来の首を掴んでいる手に力を籠める。

 

「あ………が………」

 

未来の顔色が、青を通り越して白くなって行く。

 

「! 止めてぇっ! 未来に酷い事しないでっ!!」

 

自分も首を絞められて苦しんでいる中、必死に訴え掛ける響。

 

「ひ………び………き………」

 

朦朧とする意識の中、響の方に向かって手を伸ばす未来。

 

「! 未来!………」

 

響も未来に向かって必死に手を伸ばす。

 

思いが通じたかの様に、2人の手が触れ合い、お互いに固く握りしめ合った。

 

「フン、茶番もココまでだ。キョウリュウダブラー!」

 

グケエエエエエェェェェェェーーーーーーーッ! 俺様のキョウリュウアローで串刺しにしてくれるぅ!!」

 

アシュラーダの傍にキョウリュウダブラーが現れ、自らアジトを崩壊させてしまった事を挽回するかの様に、背中のキョウリュウアローの狙いを未来に定める。

 

 

 

 

 

………と、その時!!

 

 

 

 

 

「うおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」

 

爆散した廃倉庫の跡から、叫び声が聞こえて来たかと思うと、瓦礫を押し退ける様にして轟が姿を現した!!

 

「プハッ! 危なかった………! 響ちゃん! 未来ちゃん!」

 

危うく生き埋めになりかけた事に冷や汗を拭っていると、アシュラーダに宙吊りにされている響と未来の姿に気付く。

 

「! 轟兄っ!!」

 

「轟………お兄………ちゃん………」

 

響と未来も轟に気付く。

 

次の瞬間!!

 

「蒸着っ!!」

 

轟の叫びが木霊したかと思うと、その身体が光に包まれて光球と化して舞い上がり、響と未来をアシュラーダから掻っ攫った!!

 

「!? ぬうっ!?」

 

「グケエエエエエェェェェェェーーーーーーーッ!?」

 

アシュラーダとキョウリュウダブラーが驚きながらその光球を視線で追うと、やがて光球は廃ガントリークレーンの上に着地。

 

光が弾けたかと思うと、響と未来………

 

そして宇宙刑事ギャバンの姿が露わになる。

 

「!? ギャバンさん!?」

 

「!? 嘘っ!?」

 

響と未来の顔が驚愕に染まる。

 

2人はハッキリと見た………

 

轟が光に包まれて飛んで来たかと思えば、ギャバンの姿が在った………

 

即ち………

 

「轟兄が………宇宙刑事ギャバン?………」

 

「轟お兄ちゃん………」

 

驚きを隠せない2人だが、同時に納得もしていた。

 

ギャバンから時折感じていた懐かしさの正体が分かったからだ。

 

「…………」

 

ギャバンはそんな2人の視線を受けながらも、無言で立ち上がりながら後ろを向き、アシュラーダとキョウリュウダブラーに相対する。

 

「宇宙刑事! ギャバンッ!!」

 

そしていつもの様に、ポーズを決めながら高らかに名乗りを挙げた!

 

 

 

 

 

宇宙刑事ギャバンが、コンバットスーツを蒸着するタイムは、僅か0.05秒に過ぎない!

 

では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!

 

「蒸着っ!!」

 

轟がそう叫び、蒸着ポーズを取ると、それは直ちに地球衛星軌道上の亜空間内にいる超次元高速機ドルギランへと伝わる。

 

『了解! コンバットスーツ、電送シマス!』

 

そして、ドルギランより粒子状に分解されたコンバットスーツが轟へと電送される!

 

その粒子状となったコンバットスーツが、轟の体に吹き付けられる様にスーツを構成していき、蒸着は完了する。

 

もう1度言おう!

 

この一連の動作………僅か0.05秒!!

 

 

 

 

 

「オノレェッ! ギャバンッ!! キョウリュウダブラー! ギャバンを倒せぇっ!!」

 

アシュラーダはギャバンに向かって憎々し気にそう言い放った後、キョウリュウダブラーに命令し、自身は撤退する。

 

「グケエエエエエェェェェェェーーーーーーーッ! 来い、ギャバンッ!!」

 

キョウリュウダブラーは奇声を挙げ、両剣を手にする。

 

「行くぞぉっ! チュウッ!!」

 

ギャバンは廃ガントリークレーンの上から飛び降り、キョウリュウダブラーへと向かって行くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

マクーに攫われた未来を助ける為、廃港湾地区のアジトへ向かった響。
そこへ、咄嗟に未来へ発信器を仕掛けておいた轟が合流。
再会の感動もそこそこに、未来救出に動く2人。

響が飛び出してしまうトラブルがありながらも、無事未来を救出。
だが、アジトが爆発し、それに轟が巻き込まれたと思い動揺した隙を衝かれ、絶体絶命に陥る響と未来。
だがそこで遂に!
轟は2人の目の前でギャバンに蒸着するのだった!

いよいよ正体バレ。
次回、マクーとの決着後、幼馴染トリオが本当の再会です。

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。
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