戦姫絶唱シンフォギア 装者と鋼の勇者達   作:宇宙刑事ブルーノア

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第24話『輝けシンフォギア! 集う正義と共に!!』

リディアン地下・弓美達の居るシェルター内………

 

「宇宙刑事ギャバンがもう1人!?」

 

「如何なってるの!?」

 

突如現れたもう1人のギャバン………初代ギャバンに驚きを露わにしている朔也とあおい。

 

とそこで………

 

「緒川!」

 

そう言う台詞と共に、何人かのリディアン生徒と民間人らしき人々を連れたロケットマンが現れた。

 

「! ロケットマンさん!」

 

「周辺のシェルターに居た生存者だ。シェルターはマクーに破壊されてしまっていたので連れて来た」

 

「あ! カッコイイお姉ちゃんだ!」

 

ロケットマンがそう説明していると、生存者の中に居た少女がそう言って、外の様子を映しているモニターの方へ近づいた。

 

「あ! ちょっと! 待ちなさい!」

 

「ビッキーの事、知ってるんですか?」

 

その少女の母親がそれを追ってシェルター内に入って来ると、創世が尋ねる。

 

「ハイ………詳しくは言えませんが、ウチの子はあの人に助けて貰ったんです。自分の危険も顧みず、助けてくれたんです。きっと、他にもそう言う人達が………」

 

そう説明する母親。

 

その少女は、嘗て響が命懸けで守り、彼女がシンフォギアを纏う切っ掛けを作り出したあの少女だった。

 

「響の………人助け」

 

「………よろしく勇気」

 

弓美と詩織が響の事を思い出しながらそう呟く。

 

「ねえ、カッコイイお姉ちゃん、元気無さそうだよ? 立ち上がれないの?」

 

と、少女がモニターに映っている響の事を見ながらそう尋ねる。

 

「………助けようとしても如何しようもないんです。私達には何も出出来ないですし………」

 

「じゃあ一緒に応援しよう!」

 

詩織がそう言うと、少女はそんな提案をして来た。

 

「応援?」

 

「パパが言ってたんだ! ヒーローが危ない時には皆で応援してあげるものだって! パパも昔、ヒーローを応援して、『()()()()()()()()()()()』を起こしたんだって!」

 

「奇跡………」

 

「! ひょっとして! あの『黒十字城』の時の!?」

 

少女の言葉に、小里が嘗て記事で見た事件を思い出す。

 

「応援………! ひょっとしたら、コレは行けるかも知れません!」

 

すると、慎次が何かをひらめいた様に声を挙げる。

 

「えっ?………! そうか! フォニックスゲインッ!!」

 

「学校施設が生きてれば!」

 

それで朔也とあおいも合点が行った様子となり、学校施設が生きてるか確認に入る。

 

「良し! リンク完了! コレで学校のスピーカーを通じて声を送れます!!」

 

「皆さん! ご協力して頂きたい事があります!」

 

朔也の言葉を聞いた慎次が、ロケットマンが連れて来た生存者達に向かって言う………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地上・リディアン跡地………

 

「教官! 何故地球に!?」

 

ギャバン(轟)が驚きながら初代ギャバンに問う。

 

「教官………じゃあ、あの人が」

 

「初代宇宙刑事ギャバン………」

 

響と未来が、初代ギャバンを見ながらそう呟く。

 

「何、ちょいとしたお節介さ。要らないお世話だったかな?」

 

「いえ………感謝します」

 

「オノレェッ!! 宇宙刑事ギャバンッ!!」

 

と、ギャバン(轟)と初代ギャバンがそう言い合っていると、フィーネ(ドン・ホラー)が忌々し気な声を挙げる。

 

「ドン・ホラー! 何度蘇ろうと! お前の野望は必ず阻止する! 母さんの故郷! 父さんが守った地球を! 貴様達の好きにはさせん!!」

 

そのフィーネ(ドン・ホラー)に向かって、初代ギャバンは堂々とそう言い放った!

 

「ほざくな、ギャバン!!」

 

すると今度はアシュラーダが叫んだかと思うと、翼達を傷めつけたギャバンブートレグ達が前に出る。

 

更に、魔空空間から新たなるギャバンブートレグの軍団が出現する。

 

「幾ら貴様が来たとは言え、そのお荷物共を庇いながら、このギャバンブートレグ軍団を相手に何処まで戦えるかな?」

 

ギャバン達の背後に居るボロボロの響達を見ながら、アシュラーダは嘲笑う様に言う。

 

「クッ! 私達が足手纏いになるとは………」

 

「チキショウ………身体が動かねえ………」

 

そんなアシュラーダの言葉を聞いた翼とクリスが立ち上がろうとしているが、身体が言う事を聞かない。

 

「此処は俺に任せろ。子供を守るのは大人の務めだ」

 

「ダンナ………(あたし達は見てるだけかよ………)」

 

弦十郎が気にするなと声を掛けるが、奏の心には悔しさが滲む。

 

「響ちゃんと未来ちゃん達には指1本触れさせん!」

 

「轟お兄ちゃん………」

 

「轟兄………(動け! 動いてよ、私の身体!!)」

 

ギャバン(轟)がそう言い放つのを聞く未来と、何が何でも立ち上がろうとする響。

 

 

 

 

 

と、その時………

 

 

 

 

 

仰ぎ見よ太陽を

 

よろずの愛の学べ

 

 

 

 

 

「? 何だ? この耳障りな音は?」

 

「コレは………歌だと?」

 

突如流れて来た歌に、フィーネ(ドン・ホラー)とアシュラーダが反応する。

 

「何が起こっている?」

 

「コレは?………」

 

「学園施設のスピーカーから………緒川達か?」

 

初代ギャバンとギャバン(轟)も首を傾げ、弦十郎は学園施設のスピーカーから流れているを確認し、慎次達がやっているのかと推測する。

 

 

 

 

 

朝な夕なに声高く

 

調べと共に強く生きよ

 

 

 

 

 

「コレって………」

 

「リディアンの校歌?………」

 

流れている歌が、リディアンの校歌である事に気付く奏と翼。

 

 

 

 

 

遥かな未来の果て

 

例え涙をしても

 

 

 

 

「~~♪」

 

「未来?………」

 

それに呼応するかの様に、未来も歌い出し、響が視線を向ける。

 

 

 

 

 

誉れ胸を張る乙女よ

 

信ず夢を唄にして

 

 

 

 

 

シェルター内で、弓美達を始めとしたリディアン生徒達が歌う………

 

何時しか、響達の周りの地面から、小さな光る球が泡の様に無数に湧き出して来ていた。

 

「何だ!? 何が起こっている!?」

 

「この歌の仕業か!?………!? 歌だと!?」

 

アシュラーダが困惑し、フィーネ(ドン・ホラー)がそう推察した瞬間………戦慄した。

 

元々リディアンに通う生徒は、本人達は知らないが、シンフォギアの適合が見込まれた装者候補達なのだ。

 

聖遺物に関する歌や音楽のデータを生徒を被験者にする事で秘密裏に集めてた。

 

その為、リディアン生徒達も歌には響達程では無いが、フォニックゲインが宿っている。

 

それを思い出した慎次が、この策を思い付いたのだ。

 

弓美達の歌が、フォニックゲインとなって響達に宿って行く。

 

「聞こえる………皆の声が………」

 

とそこで………

 

1番のダメージを受けていた筈の響が立ち上がる。

 

何時しか夜は明け、朝日が昇り始めていた………

 

「不思議だ………もう限界だと思っていたのに………」

 

「身体の底から………力が漲って来る」

 

続いて、翼と奏が立ち上がる。

 

「コレが………歌の力かよ」

 

そして最後に、クリスが立ち上がる。

 

「! 馬鹿な! 奴等は死に体だった筈!?」

 

「こんな!? こんな事が!?」

 

アシュラーダとフィーネ(ドン・ホラー)は完全に狼狽している。

 

「私達はまだ………」

 

「「「「戦えるっ!!」」」」

 

そして4人の声が重なった瞬間!!

 

その身体が光に包まれた!!

 

「ヌオオオオオオッ!?」

 

「まだ戦えるだと!? 何を支えに立ち上がる!? 何を握って力と変える!? あの不快な歌の仕業か!? そうだ、貴様等が纏っているモノは何だ!? 本当にフィーネが作ったモノなのか!? 貴様等が纏っているそれは………一体何だ!?」

 

発生した衝撃波にたじろぐアシュラーダと、狼狽したまま問い質すフィーネ(ドン・ホラー)。

 

「コレが! 私達のよろしく勇気!! シンフォギアだああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーッ!!」

 

響の咆哮と共に、白を基調とし、光る翼を携えたシンフォギア………

 

限定解除されたシンフォギア………『エクスドライブモード』が露わになった!

 

「おおっ………」

 

「アレが彼女達の力か………」

 

「響ちゃん………」

 

その神々しい姿に、弦十郎・初代ギャバン・ギャバン(轟)も見惚れる。

 

「皆の歌声がくれたギアが、私に負けない力を与えてくれる! クリスちゃんや翼さん、奏さんにもう1度立ち上がる力を与えてくれる! 歌は戦う力だけじゃない………命なんだ!!」

 

フィーネ(ドン・ホラー)とアシュラーダ達を上空から見下ろしながら、響がそう言い放つ。

 

「グウウッ!!」

 

「高レベルのフォニックゲインによる限定解除………コレもフィーネが搭載していた機能か………余計な事を」

 

『如何した? 逆転されて焦ってんのか?』

 

苦虫を嚙み潰した様な表情となっているアシュラーダとフィーネ(ドン・ホラー)の脳に、直接クリスの声が響く。

 

「! コレはテレパシー………いや、念話か!?」

 

「………フフフフ」

 

アシュラーダが更に驚愕していると、不意にフィーネ(ドン・ホラー)が笑い声を漏らす。

 

「? ドン・ホラー様?」

 

「フフフフ………フハハハハハハハッ!!」

 

そして遂には高笑いを挙げ始めたフィーネ(ドン・ホラー)。

 

『何が可笑しいっ!?』

 

「如何やら貴様達シンフォギア装者を甘く見ていた様だな………只の地球人かと思いきや、ココまでとはな」

 

『さっきまで狼狽えといて、取り繕ってる積りか?』

 

翼と奏が念話を送る中、フィーネ(ドン・ホラー)はソロモンの杖を取り出した。

 

「! ソロモンの杖!?」

 

クリスが声を挙げた瞬間、フィーネ(ドン・ホラー)がソロモンの杖を掲げると、宝石部分から緑色の光が放たれ、それが上空で花火の様に弾けて辺り一帯に広がって行ったかと思うと、何と!!

 

リディアン跡地を中心に、街を覆い尽くさんばかりの凄まじい数のノイズが出現した!!

 

「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」

 

「「「「「「「「「「ギギッ!!」」」」」」」」」」

 

更に駄目押しとばかりに、今までの見た事も無い数のクラッシャー達も街の至る所に出現する。

 

「ノイズが!?」

 

「クラッシャーまで! オイオイ、幾ら何でも多過ぎだろ!?」

 

その余りの数の前に、響とギャバン(轟)が思わずそう呟く。

 

「おおっ! 流石です、ドン・ホラー様! さあ、如何するギャバンに装者共! 街にはまだ残っている人間が居るかも知れん。これだけの数に襲われれば、シェルターも危ないかも知れんぞ?」

 

その光景を見たアシュラーダが、先程までとは打って変わって得意げにそう言い放つ。

 

「此処へ来て物量作戦かよ!?」

 

「止むを得ない! 先ずは街の方を………」

 

「大丈夫だ!」

 

奏が愚痴る様に呟き、翼が先ずは街の敵を片付けようと言おうとしたが、それを初代ギャバンが遮った。

 

「? 教官?」

 

「街は………『彼等』に任せるんだ」

 

ギャバン(轟)が反応すると、初代ギャバンはそう言葉を続ける。

 

 

 

 

 

その瞬間!!

 

街の彼方此方で爆発が起き、ノイズとクラッシャー達の一部が消し飛んだ!!

 

 

 

 

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

「! アレはっ!?」

 

響達が驚き、街に視線を向けたギャバン(轟)が見たのは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ブレイクナックルッ!!」

 

ジャンパーソンの右腕に装着された拳型のアタッチメント『ブレイクナックル』が発射され、巨大ノイズが粉砕される。

 

「ジャンブレーダーッ!!」

 

更に続けて装着した剣型アタッチメント『ジャンブレーダー』で、近づいて来ていた小型ノイズを斬り捨てる。

 

「喰らいなっ!!」

 

ガンギブソンがそう言いながら、ガンボルバーを飛行型ノイズに向かって放つ。

 

飛行型ノイズは散開してガンボルバーの弾丸を躱す。

 

「甘いぜっ!」

 

しかし、ガンギブソンはガンボルバーに装備された十字キーで、弾丸………ホーミングブリットを操作。

 

回避行動を執っていた飛行型ノイズに次々と的中させる。

 

更に、ジャンパーソンのライドメカ………『ダークジェイカー』も、スカイジェイカーと『ランドジェイカー』に分離して、周辺のノイズやクラッシャーを攻撃。

 

上空の現れた『ジェイガリバー』も、空爆で支援するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「磁光真空剣・横一閃っ!!」

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

刀身が虹色の輝きを放っている磁光真空剣を横薙ぎに振るい、クラッシャーの一団を消滅させるジライヤ。

 

「そこだっ!!」

 

「「「「「「「「「「ギギッ!?」」」」」」」」」」

 

更に別の一団も、ロケットマンが放ったロケット弾で消し飛ぶ。

 

別の場所でも、フクロウ男爵、ハブラム、ワイルド、アラムーサ、馬風破がノイズやクラッシャー達を相手に戦っている。

 

「皆、良く来てくれた! 礼を言うぞ!」

 

「水臭い事を言うな、ロケットマン! 同じ世界忍者の仲間じゃないか! そうだろ!」

 

「「「「ああ!(YES!!)」」」」」

 

ロケットマンが礼を言うと、ジライヤと世界忍者達は威勢良く返事を返す。

 

『ブルースワット』の面々も応援に来てくれてる! 彼等に後れを取るなよ!!」

 

ジライヤはそう言って、磁光真空剣を肩で担ぐ様に構えを取るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「デンジレッド!」

 

「デンジブルー!」

 

「デンジイエロー!」

 

「デンジグリーン!」

 

「デンジピンク!」

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

「「「「「「「「「「ギギッ!?」」」」」」」」」」

 

5色の戦士が、ノイズやクラッシャー達を前に高らかに名乗りを挙げる。

 

「「「「「見よ! 電子戦隊デンジマン!!」」」」」

 

5色の戦士………『電子戦隊デンジマン』の頭部に填められ電子頭脳とデンジストーンが輝きを放つ。

 

「「「「「トオオーッ!!」」」」」

 

そして5人一斉に、ノイズやクラッシャー達に向かって行ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オリャアッ!!」

 

「ギーッ!?」

 

藤兵衛に殴り飛ばされたクラッシャーが地面を転がり、怪しい光を放って消滅する。

 

「さあ! 早く逃げるんだっ!!」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

後ろに居た逃げ遅れた親子が逃げたのを確認すると、藤兵衛は残るクラッシャー達に向き直る。

 

「さあ、来い! 嘗てはアイツ等と共にショッカーを始めとした数々の悪の組織と戦った立花 藤兵衛様だ! お前等如きに遅れは取らんぞ!!」

 

両腕を広げながら、宣言する様にそう言い放つ藤兵衛。

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

「「「「「「「「「「ギギッ!?」」」」」」」」」」

 

その迫力の前に、クラッシャー達も思わず怯む。

 

だがそこで、地面から浮か上がる様にノイズ群が出現する。

 

「! ノイズ!」

 

如何に藤兵衛が強くとも人間………

 

ノイズ相手では戦えない。

 

「クソッ! 来いっ!!」

 

だが、藤兵衛は毅然とそう言い放った!

 

今自分が逃げれば、先に逃げたあの親子が危ない。

 

彼に逃げる気は微塵も無かった!

 

そんな藤兵衛に向かって、ノイズ達が容赦無く飛び掛かる。

 

 

 

 

 

と、その瞬間!!

 

 

 

 

 

「ケケーッ!!」

 

奇声と共に現れたトカゲを思わせる人影が、その爪でノイズ達を切り裂き、炭へと変えた!

 

「! お前はっ!!」

 

「ケーッ!!」

 

藤兵衛が驚きの声を挙げていると、人影………

 

『仮面ライダーアマゾン』は大きく跳躍に、後方に控えていた大型ノイズに跳び掛かる!

 

「大・切・断!!」

 

そして必殺の『大切断』が繰り出され、大型ノイズが1撃で真っ二つにされた!

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

「「「「「「「「「「ギギッ!?」」」」」」」」」」

 

その光景に、またもクラッシャー達が怯んでいると……

 

「エレクトロファイヤーッ!!」

 

そう言う叫びが響き、地面を這う様に電流が走って、クラッシャー達を黒焦げにし、ノイズ達を炭へと変えた!

 

「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ! 悪を倒せと俺を呼ぶ! 俺は正義の戦士! 仮面ライダーストロンガー!!」

 

そして高らかな決め台詞と共に、『仮面ライダーストロンガー』が姿を見せた!

 

そのストロンガーに、巨大ノイズが襲い掛かろうとする。

 

「ライドル脳天割りッっ!!」

 

だが、その背後から飛び出した『仮面ライダーX』が、専用武器『ライドル』を使ったライドル脳天割りで粉々に打ち砕いた!

 

「X! アマゾン! ストロンガー! 来てくれたのか!!」

 

3人の仮面ライダーの姿を見た藤兵衛が、嬉しそうな声を挙げる。

 

「お久しぶりです、おやっさん」

 

「アマゾン、嬉しい」

 

「ったく、もう歳なんだから無理すんなっての」

 

3人の仮面ライダーは、藤兵衛の傍に降り立つ。

 

「1号、2号、V3にライダーマンは如何した?」

 

「先輩達は今ヨーロッパで戦ってます」

 

「錬金術師とか言う連中の秘密結社が暗躍してるらしくてな」

 

「大丈夫! これぐらい、アマゾン達で十分!」

 

残る仮面ライダー達はヨーロッパで戦っていると言うと、新たにノイズとクラッシャー達の軍勢が現れる。

 

「おやっさん! 此処は俺達に任せて、おやっさんは逃げ遅れた人達を!」

 

「分かった! 頼んだぞっ!!」

 

Xにそう言われ、藤兵衛はその場を仮面ライダー達に任せ、逃げ遅れた人を探しに向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして此処にも1人………

 

ヒーローの姿が………

 

「ハーッハッハッハッ!! やあやあやあ、祭りだ祭りだー!!」

 

屈強な男達が担いでいる神輿の上に乗せられたバイクに跨る様に立ち、右手で扇子を仰ぎながら高笑いを挙げている赤いヒーロー………『ドンモモタロウ』

 

神輿の周りでは、白い服を来た天女が踊ったり、紙吹雪を散らしてたりしている。

 

「袖振り合うも他生の縁、躓く石も縁の端くれ! 共に踊れば繋がる縁! この世は楽園! 悩みなんざ吹っ飛ばせ!! 笑え笑えっ!!」

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

「「「「「「「「「「ギギッ!?」」」」」」」」」」

 

余りに珍妙な光景に、クラッシャー達は疎か、感情が無い筈のノイズまでもが困惑している様な様子を見せている。

 

「ハーッハッハッハッ!!」

 

とそこで、ドンモモタロウはバイク………『エンヤライドン』を発進させ、ノイズとクラッシャー達を跳ね飛ばす!

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

「「「「「「「「「「ギギッ!?」」」」」」」」」」

 

「さあ! 勝負勝負!!」

 

そしてそのまま跳び下り、『サングラソード』を手に踊り掛かるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり、来てくれたな………」

 

「ありがとう、小父さん」

 

ジャンパーソン達の姿を見た奏と、ロケットマン達の姿を見たクリスがそう呟く。

 

「如何やら街の方は心配要らない様だな………」

 

「ならば私達はコイツ等に集中するまで!」

 

ギャバン(轟)と翼がそう言い、フィーネ(ドン・ホラー)達に向き直る。

 

「師匠! 未来をお願いします!」

 

「分かった! 任せておけ!」

 

「響! 轟お兄ちゃん! 頑張ってっ!!」

 

響がそう言うと、弦十郎が未来を連れて退避する。

 

万が一にもノイズの方が向かって来るかも知れないので、生身である2人は避難するのが最善だった。

 

「ええい! 忌々しいっ!!」

 

「行くぞ! マクーッ!!」

 

アシュラーダが苦々し気に言い放った瞬間、初代ギャバンの号令で、響達はフィーネ(ドン・ホラー)とアシュラーダ、そしてギャバンブートレグ軍団へと向かって行ったのだった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

初代ギャバンの登場に勢いづき、響達も慎次の機転でエクスドライブ形態を覚醒!
形勢不利と見たフィーネ(ドン・ホラー)は、ノイズとクラッシャー達の軍団を呼び出し、街を人質にしようとしますが………

ココで更なる援軍のヒーロー達が登場です!
ジャンパーソン達に世界忍者、戦隊やライダー達も登場です。
登場してるのは、今までの話で存在が示唆されていたヒーロー達です。
今後も決戦時にはこんな感じでゲストヒーロー達の演出が入る予定ですので、楽しみにしていて下さい。

因みに、話の中で言っている通り、1号、2号、V3、ライダーマンはヨーロッパで例の結社の相手をしてます。
後程その様子を書く予定ですので、こちらもお楽しみに。
意外な仲間を連れています。

そしてドンブラザースだけ、ドンモモタロウ単独出演ですが………
あの人のは単独で十分強いし、濃いキャラで話を持って行きかねないので(笑)
ご了承ください。
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