戦姫絶唱シンフォギア 装者と鋼の勇者達   作:宇宙刑事ブルーノア

44 / 162
第14話『カ・ディンギル跡地の決闘』

学祭中の新リディアン音楽院………

 

「マドーが出たぞーっ!」

 

「逃げろーっ!」

 

「キャアアアアアアッ!!」

 

「落ち着いて下さい! 誘導に従って下さい!」

 

大講堂から脱出した観客達により、マドーの出現が知らされ、学園祭に来ていた人々は軽いパニック状態となったが、警備員達に誘導されて落ち着きを取り戻し、今は冷静に避難している。

 

「すみません、この人をお願い出来ますか?」

 

「お願いデース」

 

とそんな中で、司会の生徒を抱えていた調と切歌が、警備員の1人にその生徒を託す。

 

「分かった。君達も誘導に従って避難するんだ」

 

「「はい(デス)」」

 

司会の生徒を託された警備員がそう言うと、切歌と調は誘導される人々に混ざって行こうとする。

 

「あ、あの!………ありがとう!」

 

「「!………」」

 

その際に、司会の生徒からお礼を言われるが、2人は複雑そうな表情を浮かべる。

 

まるで自分達にはそのお礼を受け取る資格が無いと言う様に………

 

避難する人々に混じって移動していた切歌と調だったが、やがて隙を衝いてその中から抜け出し、人気の無い場所から学園を出ようとする。

 

「「「「…………」」」」

 

「「!!」」

 

だが、その瞬間に響を始めと知る二課の装者達に囲まれた。

 

「切歌ちゃんと調ちゃん………だよね?」

 

「!………」

 

響が声を掛けると、切歌が身構える。

 

「………4対2、数の上ではそっちに分が有る。だけど、ここで戦う事で、あなた達が失うモノの事を考えて」

 

とそこで、調が避難している人々の事を見やりながら、脅しの様にそう言う。

 

「お前、そんな汚い事言うのかよっ!? さっき、あんなに楽しそうに歌ったばかりで………」

 

その言葉に、大講堂での事で2人に共感を持ったのか、クリスがそう言い放つ。

 

「………結局は、お前達もマドーって事か?」

 

「!!………」

 

しかし、奏がそう言うと、調は表情を歪め、両手を強く握り締めた。

 

「! 調………今、戦いたくないだけ………そうデス! 決闘デスッ! 然るべき決闘を申し込むのデスッ!!

 

そんな調の姿を見た切歌が、居たたまれなくなった様に、何と決闘を提案して来た。

 

「決闘だと? そんな言葉を信じろと言うのか?」

 

一応はマドーの一員である切歌の言葉を信用出来ないと言う翼だったが………

 

「………良いよ。受けて立つよ」

 

何と!!

 

争いが嫌いな筈の響が、いの1番にその提案に乗っかった!

 

「! 立花っ!?」

 

「お前っ!? 何勝手に………」

 

仰天しながら視線を響に向ける翼とクリス。

 

「…………」

 

だが、奏だけは何か思う所が有る様な表情を見せている。

 

「決闘の時は、こちらから告げる。だから………」

 

「…………」

 

調がそこまで言った瞬間に、響はサッと横にズレ、道を開けた。

 

………切ちゃん」

 

「デス!?」

 

その行動に調はまた一瞬表情を歪めながらも切歌の手を取り、響が開けた道を通って去って行った。

 

「…………」

 

「如何言う積りだ?」

 

「お前、戦うのは嫌いなんじゃなかったのか?」

 

その背を黙って見つめる響に、翼とクリスがそう言って来る。

 

「嫌いだよ………正直に言えば、決闘なんてしたくないよ」

 

「じゃあ、何で!?………」

 

「止しな、後輩」

 

尚も詰め寄ろうとしたクリスの肩を、奏が掴んで止めた。

 

「! 先輩!?」

 

「響………」

 

クリスが驚いていると、奏は響に声を掛ける。

 

「………愛ってのは、躊躇わない事、そして悔やまない事だからな」

 

「! ハイ!」

 

「いや、分かんねえよ! 何2人だけで通じる遣り取りしてんだよ!?

 

傍から聞いたら意味不明な遣り取りで通じ合っている奏と響に、クリスのツッコミが飛ぶ。

 

「…………」

 

コレには翼も、蟀谷の辺りを押さえて呆れていた。

 

「どの道、ココで戦うワケにも行かなかっただろう。仮に決闘が罠だったとしても、真正面から打ち破るだけだ」

 

「ったく………分かったよ」

 

「今はそれしかないな………」

 

フォローの様に奏がそう言うと、クリスと翼は不承不承ながらも同意する。

 

(轟兄………轟兄だったら、多分こうするよね)

 

そして響は、拳を握り締めながらそう考えていた。

 

「響………」

 

と、そんな響の様子を、少し離れた場所から未来がノゾキの様に見ていた。

 

(やっぱりこんなのって………轟お兄ちゃん………早く帰って来て)

 

心配そうな表情で響を見やりながら、轟の一刻も早い帰還を願うのであった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃………

 

大講堂内の方では………

 

「マグナムチョップッ!!」

 

イエエエエエェェェェェーーーーーーッ!?

 

ソーラーパワーをフルに発揮した水平チョップが叩き込まれ、キャンパスビーストがブッ飛ばされてステージ上を転がる。

 

「ええいっ!」

 

「ヤアッ!!」

 

とそこで、ミスアクマ達が援護の様にナイフを投げつけて来る!

 

「クライムバスターッ!!」

 

だが、シャリバンは素早くクライムバスターを抜き放ち、早撃ちの2連射でナイフを2本とも蒸発させる。

 

「ヌアアアアアアッ!!」

 

しかし、間髪入れずにガイラー将軍が気合の叫びと共に電光剣の切っ先を地面に突き立て、電撃火走りがシャリバンへと向かう。

 

「!? うわっ!?」

 

直撃は避けたものの、爆風で舞い上げられ、ステージ上に叩き付けられる様に落下するシャリバン。

 

「ぜええいっ!!」

 

「!!」

 

ガイラー将軍は倒れたシャリバンを肉薄すると電光剣を振り下ろすが、シャリバンはレーザーブレードを抜いて受け止める。

 

「ケアッ!!」

 

「グウッ!?」

 

そして、ガイラー将軍の腹に蹴りを入れて引き剥がすと、立ち上がる。

 

イエエエエエェェェェェーーーーーーッ!!

 

「!!」

 

そこで、キャンパスビーストが曲刀を手に斬り掛かって来るのを受け止め、鍔迫り合いとなる。

 

「ヌアアッ!………!? ぬうっ!?」

 

そこを狙ってガイラー将軍が再び斬り掛かろうとしたが、ブルースワットがリボルバー式の対エイリアン用マルチショットライオットガン………『BW-02 プラグローダー』で炸裂弾を放ち、援護する。

 

「ケアッ! レーザーブレードッ!!」

 

と、キャンパスビーストを引き離したシャリバンは、レーザーブレードにエネルギーを注入し、刀身を発光させる。

 

「ツアッ!!」

 

そのままキャンパスビーストと激しい剣戟を展開するシャリバン。

 

一瞬の隙を衝いて、キャンパスビーストの背中を斬り付けると、激しく火花が散る。

 

「!!」

 

イエエエエエェェェェェーーーーーーッ!!

 

シャリバンのゴーグルの目が発光すると、キャンパスビーストが奇声と共に斬り掛かって来る。

 

それを回転する様に躱して背後に回り込んだかと思うと、キャンパスビーストが振り向いた瞬間に胴体を貫く!

 

イエエエエエェェェェェーーーーーーッ!?

 

貫かれた部分から花火の様に火花が噴出し、悶え苦しむキャンパスビースト。

 

「シャリバン・クラッシュッ!!」

 

そこへ必殺のシャリバン・クラッシュが叩き込まれた!!

 

イエエエエエェェェェェーーーーーーッ!?

 

断末魔の悲鳴を挙げて、キャンパスビーストは爆発四散した!

 

「チイッ! 退けぇーっ!!」

 

魔怪獣がやられたのを見たガイラー将軍がそう叫び、ミスアクマ達と残っていた僅かなファイトロー達と共に煙に様に消えて退却する。

 

「…………」

 

ステージ上で、残心の様にポーズを決めるシャリバン。

 

「任務完了、撤収する」

 

それを見ながら、ブルースワットも任務は終了したと言って引き上げるのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幻夢界の幻夢城・玉座の間………

 

「「アアアアアァァァァァァーーーーーーーッ!?」」

 

魔王サイコの目から放たれた稲妻状の怪光線を浴びる切歌と調が悲鳴を挙げる。

 

「戯けめが………ガイラー将軍達に協力するどころか、おめおめと逃げ出すとは」

 

「「アアアアアァァァァァァーーーーーーーッ!?」」

 

怒りの籠った魔王サイコの声と共に怪光線の威力が増し、切歌と調の悲鳴が大きくなる。

 

「切歌! 調! 止めてっ! お願いです、魔王サイコ様! 止めて下さいっ!! 罰なら私が代わりに受けます!!」

 

「黙れっ! 貴様は引っ込んで居ろっ!!」

 

その光景にファイトロー達に取り押さえられているマリアが悲痛な叫びを挙げるが、ガイラー将軍が冷たくそう言い放つ。

 

「!!………」

 

ナスターシャも表情を歪め、唇の端を血が出るまでに噛み締めている。

 

「カオーッ!」

 

「「!………」」

 

やがて満足したのか、魔王サイコが怪光線を止めると、切歌と調はバタリと床に倒れ、身体中から煙を上げる。

 

「! 切歌! 調!」

 

マリアはファイトロー達を無理矢理引き剝がし、すぐさま2人を助け起こす。

 

「2人共! しっかりしてっ!!」

 

「マ、マリア………」

 

「………ゴメン………私達が………ギアペンダントを手に入れていれば………」

 

「!!」

 

息も絶え絶えながらそう言って来た切歌と調を、マリアは強く抱き締める。

 

「役立たず共が………」

 

「ですが、魔王様。聞けばこやつ等は二課の装者に決闘を申し込んで来たとの事………」

 

とそこで、ミスアクマ達が魔王サイコにそう報告を挙げる。

 

「ほう、それは使えるな………」

 

レイダーも不気味な笑みを見せる。

 

「………ウェルよ」

 

「! ハ、ハイッ! 何でしょうか、魔王様!?」

 

魔王サイコに呼ばれ、慌てながらも返事を返すウェル。

 

「ネフィリムを此処に持て………」

 

「えっ!? い、いえ、ハイ! 直ちにっ!!」

 

思わぬ言いつけにウェルは一瞬戸惑ったものの、すぐさまネフィリムが入ったケージを持って来る。

 

ケージの中に入れられているネフィリムは、やや苛立っている様にも見え、時折ケージの檻を叩いている。

 

「も、申し訳ありません! 聖遺物を摂取出来ていない影響が出始めていまして………」

 

「そこに置け………」

 

「ハ、ハイッ!!」

 

恐々と謝罪するウェルだが、魔王サイコはそれを無視する様にそう言い、ウェルはネフィリムの入ったケージを魔王サイコの眼前に置くと、サッと後ろに下がる。

 

「カオーッ!」

 

そこで、魔王サイコの不気味な咆哮が挙がったかと思うと、その目から玉座の周りに浮いていた人工知能に赤い光線を次々と放つ。

 

すると、魔怪獣が誕生する時の様に、赤い光線を浴びた人工知能群が、ネフィリムが入ったケージを中心にして、渦を描く様に回転する!

 

「「「「「!?」」」」」

 

何をする気だとF.I.S.組が注目した瞬間!!

 

グギャアアアアアアッ!!

 

爆発と共に、人型になったネフィリム………魔怪獣『ネフィリムビースト』が誕生した!!

 

「なっ!?」

 

「ネフィリムが………魔怪獣にっ!?」

 

「「!?」」

 

驚愕して固まるマリア・ナスターシャ・切歌・調。

 

「お、おおお………」

 

ウェルも言葉を失っている。

 

「レイダー………ウェル………」

 

「ハッ………」

 

「! ハ、ハイッ!!」

 

「二課との決闘に乗ってやれ………そのネフィリムビーストならば、二課の装者とシャリバンにも遅れは取るまい」

 

「承知致しました………」

 

「お、お任せをっ!!」

 

グギャアアアアアアッ!!

 

魔王サイコ達の遣り取りを聞きながら、ネフィリムビーストは再度不気味な咆哮を挙げるのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮説本部・指令室にて………

 

学祭後、切歌と調から申し込まれた決闘の事を話し合った一同は、その合図を待っていた。

 

「! ノイズの発生パターンを検知っ!!」

 

すると、あおいからそう報告が挙がった。

 

「コレが合図か………」

 

「古風な真似を………決闘の合図に狼煙とは」

 

その報告を聞いた奏と翼がそう言い合う。

 

「位置特定………! 此処はっ!?

 

と、その位置の特定をした朔也が驚きの声を挙げる。

 

「如何した!?」

 

「東京番外地、特別指定封鎖区域!」

 

「「「「!?」」」」

 

弦十郎の声で報告を続けた朔也の言葉に、装者達の顔色が変わる。

 

「カ・ディンギル跡地だと!?」

 

(カ・ディンギル………マクーとの決戦が行われた場所か。何て皮肉だ)

 

そして、弦十郎の驚きの声を聞きながら、轟からの報告を思い出す雷だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧リディアン音楽院もといカ・ディンギル跡地………

 

すっかり夜も更け、欠けた月が天に上る中、雷の車に乗って解体工事が行われているカ・ディンギルの残骸を目指している装者達。

 

「決着を求めるに、おあつらえ向きの舞台と言う事か………」

 

やがて解体現場近くまで来ると、月明かりの下に佇む影を見つけ、停車する。

 

「来たか………」

 

「お待ちしてましたよ」

 

それは不気味に佇むレイダーと、ソロモンの杖を持ったウェルだった。

 

「野郎!」

 

クリスが忌々し気な声を挙げる中、一同は車から降りてレイダー・ウェルと対峙する。

 

「フフ………」

 

そこで、ウェルがソロモンの杖を使ってノイズを召喚。

 

「「「「「「「「「「コワッコワッ!」」」」」」」」」」

 

更に何処からともなくファイトロー達も現れる。

 

 

 

 

 

Balwisyall nescell gungnir tron

 

Imyuteus amenohabakiri tron

 

Croitzal ronzell gungnir zizzl

 

Killiter Ichaival tron

 

 

 

 

 

すぐさま装者達は一斉に聖詠を唱え、シンフォギアを身に纏った。

 

「赤射っ!!」

 

更に雷もそう叫ぶと、その身体が赤い光に包まれ、コンバットスーツを纏う!

 

「宇宙刑事! シャリバンッ!!」

 

そして、ポーズを取りながら、高らかに名乗りを挙げたのだった。

 

 

 

 

 

宇宙刑事シャリバンは、僅か1ミリ秒で赤射蒸着を完了する。

 

では、赤射プロセスをもう1度見てみよう!

 

「赤射っ!!」

 

雷がそう叫び、赤射ポーズを取ると、それは直ちに地球の衛星軌道上で待機している超次元戦闘母艦グランドバースへと伝わる。

 

すると、灼熱の太陽エネルギーが、グランドバースの増幅システムにスパークする!

 

増幅された太陽エネルギーは、赤いソーラーメタルに転換され、シャリバンに赤射蒸着されるのだ!

 

もう1度言おう!

 

この一連の動作………僅か1ミリ秒!!

 

 

 

 

 

「調ちゃんと切歌ちゃんは!?」

 

「あの2人は謹慎中と言ったところですかね」

 

「態々負けると分かっている者を決闘に差し向ける馬鹿は居るまい………」

 

響が問い質す様に言うと、ウェルとレイダーからそんな答えが返って来る。

 

「!!………」

 

「マドー! 貴様達は一体何を企んでいる! マリアが言っていたと言う人類を救うとは如何言う事だ!!」

 

その答えに、響は苦い表情を浮かべる中、翼はマリアが言っていた事を問い質す。

 

「フフフ………さあ、如何言う事ですかねぇ?」

 

ウェルは惚ける様な様子を見せたが………

 

「何れ月は地球へと落下する………」

 

「「「「!?」」」」

 

「何だとっ!?」

 

レイダーが突如としてそう言い放ち、装者達とシャリバンは驚愕を露わにする。

 

「!? ちょっ!? 軍師レイダー様っ!? 良いんですか!?」

 

「こやつ等がそれを知った所で何も出来まい………」

 

「そ、それはそうですが………」

 

意表を衝かれた形になったウェルは狼狽するが、レイダーは淡々とした態度を崩さない。

 

「月の公転軌道は各国機関が3ヶ月前から計測中! 落下などの結果が出たら黙って………」

 

「この星の科学力で落下する惑星を止める事が出来るのか?」

 

「!!………」

 

馬鹿な事を言おうとした翼の言葉を、レイダーがそう言って遮る。

 

もしレイダーの言う事が本当ならば、地球の科学力では落下して来る月を止める事など出来ない………

 

防ぐ事の出来ない未曽有の大災害など、発表すれば大パニックとなり、最悪文明秩序が崩壊しかねない………

 

ならば発表しないと言う結論に至るのは当然とも言えよう………

 

「マリアが言っていた魔王サイコの力が必要と言うのはその事か………だが、如何に魔王サイコと言えど、落下する月を止める事など出来る筈が無い!」

 

魔王サイコの力は良く知るシャリバンだが、それでも月を落下を止めるなどと言う力は流石に持ち合わせていない筈だと言うシャリバン。

 

「確かに、今の魔王サイコ様の力では無理だ………」

 

「ですから、その為に必要なのですよ!………ネフィリムの力が!!

 

と、レイダーに続いてウェルがそう言った瞬間!

 

グギャアアアアアアッ!!

 

地面が弾けて、地中から魔怪獣となったネフィリムビーストが姿を現した!!

 

「! コイツは!? 廃病院の時の!?」

 

「姿が変わっている!?」

 

奏と翼が、ネフィリムビーストの姿を見て、廃病院での事を思い出しながら言う。

 

「ネフィリムビーストよ………存分に聖遺物を喰らうが良い」

 

グギャアアアアアアッ!!

 

レイダーがそう言うと、ネフィリムビーストは咆哮を挙げ、涎を垂らしながら装者達へと歩み出す。

 

「来るぞっ!!」

 

シャリバンがそう言って身構えた瞬間………

 

「「「「「「「「「「コワッコワッ!」」」」」」」」」」

 

先に出現していたノイズ達とファイトロー達が、一斉にシャリバンに殺到した!!

 

「!? 何っ!?」

 

数の波の押され、シャリバンは装者達から引き剥がされる。

 

「! 雷さん!!」

 

「「「!!」」」

 

すぐに援護に向かおうとした装者達だが………

 

グギャアアアアアアッ!!

 

その前にネフィリムビーストが立ちはだかる。

 

「! 分断する気か!?」

 

「気を付けろ! コイツの狙いは我々のシンフォギアだ!!」

 

「「!!」」

 

クリスと翼がそう言う中、響と奏も構えを取り、ネフィリムビーストを迎え撃つのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

シャリバンとブルースワットの活躍で、魔怪獣は撃破されて引き上げたマドー。
しかし、その間に………
原作通りに響達に決闘を申し込む切歌と調。
既に覚悟を持っている響は了承し、2人を助ける為に戦う腹積りです。

しかし、魔王サイコは切歌と調の失敗を許さなかった。
立場を失い、決闘の約束さえも取り上げられてします2人。
そして代わりに決闘の場に現れたのはレイダーとウェル。
遂に月の落下が暴露されます。
マリアは魔王サイコの力でそれを止めようといるが、幾ら魔王サイコでも月の落下は止められないと思うシャリバン。
だが、その為の手段がある様子………

魔王サイコの力で魔怪獣と化したネフィリム改めネフィリムビーストが、響達に襲い掛かります。
頼みのシャリバンはノイズ達とファイトロー達により分断されてしまう。
果たして………

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。