戦姫絶唱シンフォギア 装者と鋼の勇者達   作:宇宙刑事ブルーノア

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今年最後の更新となります。

本日は都合で、感想へのご返信は夕方以降になると思います。

ご了承ください。

来年もよろしくお願いします。



第18話『魔王サイコの狙い』

仮説本部・指令室………

 

「響くんと未来くんが………攫われてしまったか」

 

「「…………」」

 

弦十郎の言葉に、翼と奏は苦い表情を浮かべる。

 

「クソッ!!」

 

クリスも怒りを隠せず、壁を殴りつける。

 

(轟に何て言えば良いんだ………)

 

そして、轟に対して悔やんでも悔やみきれない雷。

 

「………悔やんでばかりも居られん。2人を一刻も早く助け出す為にも、マドーの狙いをハッキリとさせるんだ」

 

「「「「…………」」」」

 

気を執り直させる様に弦十郎がそう言うと、翼・奏・クリスと雷の視線が同じ方向に向けられる。

 

「デース………」

 

「…………」

 

そこには、切歌と調の姿が在った。

 

交戦地点の調査を行った際に、下水道へ落ちて気絶していたのを発見され、保護されたのだ。

 

幸か不幸か、共に地下に落ちた瓦礫は、2人を避ける様に外れており、かすり傷程度ですんでいた。

 

一応、ギアペンダントは取り上げられているが、それ以外は特に拘束などもされていない。

 

「オイ! マドーは一体何を狙ってやがるんだ!」

 

「あのネフィリムとか言う完全聖遺物も関係してるのか!?」

 

クリスと奏が、2人に詰め寄る。

 

「「…………」」

 

だが、切歌と調は視線を反らし、何も答えない。

 

「! お前等っ!」

 

「まだマドーに義理立てしてるのか? 奴等はお前達を切り捨てたのだぞ?」

 

そんな2人の様子に、クリスが怒声を挙げ、翼は淡々と事実を突き付ける。

 

「勘違いするなデス! マドーに義理なんて無いデス!」

 

「でも、マリアは裏切れない………だから、貴方達に話せる事は無い」

 

すると切歌と調はそう反論して来た。

 

「! お前等っ!!」

 

「待つんだ、クリスちゃん」

 

思わずクリスは拳を振り上げたが、それを雷が制した。

 

「雷! けど、コイツ等………」

 

「…………」

 

クリスが尚も怒声を挙げるが、雷はそれを流して、切歌と調の前に立つと、視線を合わせる為にしゃがみ込む。

 

「雷………」

 

「雷さん…………」

 

何時ぞやの交流からか、雷とは視線を合わせる切歌と調。

 

「頼む、切歌ちゃん、調ちゃん………この通りだ」

 

そこで雷は、切歌と調に向かって深々と頭を下げた。

 

「「!!」」

 

「俺達が助けたいのは響ちゃんと未来ちゃんだけじゃない。マリア達も………そしてセレナの事も助けたいと思っている。だから………頼む!」

 

雷は2人向かって頭を下げ続ける。

 

「そ、そんなこと言われても………」

 

そんな雷の姿を見て、切歌が迷う様な様子を見せていると………

 

「『フロンティア』よ」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

突如響いた声に、一同の視線が集まると、そこには………

 

「マドーの狙いはカストディアンが残した星間航行船『鳥之石楠船神』………コードネーム『フロンティア』を手に入れる事よ」

 

纏う空気が変わっている調が、何処か大人びている口調でそう言って来た。

 

「し、調!? 如何したですか!?」

 

親友の豹変に戸惑いを隠せない切歌。

 

「待て! この雰囲気は………」

 

「まさか!?」

 

と、翼と奏が、今の調が出している雰囲気を以前何処か感じた事があると思っていると………

 

「………フィーネ?

 

「!?」

 

クリスが若干狼狽しながらそう言うと、了子が思わず席から立ち上がる。

 

「………まさかまた会う事になるとは思っていなかったぞ、クリス」

 

調………否、『フィーネ』はフッと笑いながらそう言うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃………

 

幻夢城・玉座の間………

 

「切歌と調が死んだ!?」

 

「!?」

 

レイダーからの報告を聞いたマリアとナスターシャが驚愕を露わにする。

 

「全く………名誉挽回のチャンスだったと言うのに、汚名を重ねただけとはな………」

 

「…………」

 

いけしゃあしゃあと呆れた様に呟いているレイダーの傍で、ウェルが何か言いたげながらも言えないでいる………

 

「そんな………あの2人が………ああ」

 

だが、大切な家族である2人を失ったマリアは激しく狼狽し、眩暈を覚えて床に手足を付く。

 

「! マリア! 気を確かに持ちなさい!」

 

そんなマリアを叱咤するナスターシャだったが、自身の手も小刻みに震えている。

 

「フン、所詮は出来損ないの装者だったという事か………」

 

「処分する手間が省けたな」

 

「「ハハハハハハッ!」」

 

だが、ガイラー将軍、ドクターポルター、ミスアクマ達は2人の事を嘲笑する。

 

「!!」

 

そんなガイラー将軍達をマリアは睨み付けるが、当人達は何処に吹く風である。

 

「しかし、レイダーよ………あの融合症状例第1号は分かるが、もう1人の小娘を連れて来た理由は何だ?」

 

とそこで、ドクターポルターが響と未来を攫って来た事に付いて言及する。

 

「………ウェルよ」

 

「あの少女を調査した結果、神獣鏡への適正が認められました」

 

「何?」

 

レイダーに促されて、ウェルが説明すると、ガイラー将軍が驚きの声を挙げる。

 

「彼女の名は小日向 未来………融合症状例第1号である立花 響の親友であり、彼女と同じリディアン音楽院の生徒です」

 

「リディアン音楽院の生徒………」

 

「成程。元々リディアン音楽院は装者候補を集めていた学院だったな」

 

ウェルが説明を続けると、ミスアクマ達が納得が行った様子を見せる。

 

「ネフィリムの覚醒心臓が手に入った今、神獣鏡も使える様になれば、フロンティアの封印は解けたも同然………」

 

「フロンティアの封印された場所も既に特定済みでございます」

 

魔王サイコが満足そうに言うと、セレナも邪悪な笑みでそう報告する。

 

「いよいよ作戦を最終段階に移す………フロンティアを手に入れるのだ………カオーッ!

 

「「「「ハッ!!」」」」

 

魔王サイコが奇声を挙げると、ガイラー将軍達が一斉に畏まる。

 

「…………」

 

その光景を後ろから見ながら、暗い表情で俯いているマリア。

 

(私はこの優しい子達に、一体何をさせていたのか………セレナの事もあったとは言え、マドーの様な連中に従うなど真似をして………それで災厄から世界を救うなど、出来る筈が無い………)

 

そんなマリアの姿を見て、切歌と調が切り捨てられた事で、最早ナスターシャにはマドーに従う理由は無くなったのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び、仮説本部の指令室では………

 

「調が………フィーネ?」

 

「そ、櫻井 了子の次の器はマリアではなく、この子だったって事」

 

呆然としながら呟いた切歌に、調(フィーネ)はそう告げる。

 

「! それじゃあ調は!? フィーネの魂が覚醒したら調は!?………」

 

フィーネの魂が覚醒した人間の人格は塗り潰される………

 

そう聞かされていた切歌は慌てて調(フィーネ)に詰め寄り、その肩に両手を掛ける。

 

「安心しなさい。今はちょっとこの子の身体を貸して貰ってるだけよ。月詠 調の人格はちゃんと残ってるわ」

 

「!? ホントデスか!?」

 

「ええ。私が消えればこの子はちゃんと元通りになるわ」

 

「…………」

 

しかし、そう聞かされると、調(フィーネ)の肩に手を置いたままその場にへたり込む。

 

「………良かった………良かった………調が消えなくて………」

 

そのままボロボロと泣き出す切歌。

 

「…………」

 

雷はそんな切歌の傍にしゃがみ込むと、無言でハンカチを使って涙を拭いてやる。

 

「…………」

 

そんな切歌の姿を優しい目付きで見ていた調(フィーネ)が、視線を上げる。

 

「「「「「…………」」」」」

 

そこには警戒の色を露わにしている翼・奏・クリス・弦十郎と、何時の間にか席から離れてその中に加わっていた了子の姿が在った。

 

「…………」

 

調(フィーネ)はその視線を受け止めながら、肩に乗っていた切歌の手を優しく退かすと、弦十郎達の前に歩み出る。

 

「「「「「!………」」」」」

 

警戒の色を更に強くする弦十郎達だったが………

 

「………先ずは謝罪をさせてもらう。私のせいで大変な迷惑を掛けた。すまなかった」

 

そう言って調(フィーネ)は、弦十郎達に向かって深々と頭を下げた。

 

「「「「「!?」」」」」

 

この行動には弦十郎達は呆気を取られた。

 

まさかの謝罪の言葉に、全員が困惑する。

 

「ど、如何言う積りだよ、フィーネ!」

 

「貴方、何度蘇っても同じ事をするって言ってたんじゃなかったの?」

 

最初に気を取り直したのは、フィーネとは切っても切れない縁の有るクリスと了子だ。

 

「何と言う事は無い………過ちに気付かされた………それだけだ」

 

そう返しながらも頭を下げ続けている調(フィーネ)。

 

「それを信じろと?」

 

「信じて貰えない事は百も承知だ。だが、今の私にはこうやって頭を下げる事ぐらいしか出来ない………許して欲しいとは言わない。だが、フロンティアの話だけは聞いて欲しい。今のお前達には必要な情報の筈だ」

 

翼も睨み付けるが、調(フィーネ)は尚も頭を下げたままそう言葉を続ける。

 

「………如何する? ダンナ?」

 

「…………」

 

奏が司令である弦十郎に意見を求め、弦十郎は黙って頭を下げ続ける調(フィーネ)を見据える。

 

「………信じよう」

 

そして、暫しの沈黙の後、弦十郎はそう決断した。

 

「今の彼女の言葉に嘘・偽りは無い………少なくとも、俺はそう思う。だから、信じるに値する」

 

「………ハア~、弦十郎くんがそう言うんじゃしょうがないわね」

 

それを聞いた了子が、折れた様に言う。

 

「…………」

 

「雪音………」

 

「………今聞かなきゃいけない事は、あの馬鹿と未来を助ける為の話だ。だから………聞かせてくれ、フィーネ」

 

そして翼が声を掛けると、クリスも調(フィーネ)を見ながらそう言った。

 

「………感謝する」

 

そこで調(フィーネ)は漸く頭を上げて、『フロンティア』に付いて説明するのだった………

 

 

 

 

 

フロンティアはカストディアンの星間航行船であり、嘗てフィーネが発見し、F.I.S.にそのデータを残して置いた。

 

その目的は、嘗て目論んだ月の破壊後に世界にて生じる重力バランスの崩壊への対応策である。

 

フロンティアには封印が施されており、それを解く為には奏が家族と共に危機に瀕した皆神山の発掘地で手に入れた聖遺物『神獣鏡』が………

 

そして起動の為には動力源となる『ネフィリム』が必要なのだと………

 

 

 

 

 

「あの化け物みたいな聖遺物にはそんな役割があったのか………」

 

ネフィリムの事を思い出しながら奏が言う。

 

「フロンティアは異端技術の集積体。それをマドー………いや、魔王サイコは狙っている」

 

「! そうか! 魔王サイコはフロンティアを『イガクリスタル』の代わりにする積りなのか!!」

 

とそこで、調(フィーネ)の説明を聞いた雷が、合点が行った様に声を挙げる。

 

『イガクリスタル』?」

 

「雷くん、それは一体?」

 

初めて聞く単語に、クリスが首を傾げ、弦十郎が雷に尋ね返す。

 

「イガ星の復興に使われた光子エネルギー結晶体だ。嘗てイガ星はマドーに1度滅ぼされたが、それはマドーがイガクリスタルを狙っての事だった。その際に生き残ったイガ星人の一派が、この地球へとイガクリスタルを持ち込んだ」

 

初代シャリバンから聞かされた話を思い出しながら、今度は雷が語り出す。

 

「その後、1度はマドーの手に渡り、強力なエネルギーを発する事が出来るエネルギー発生装置の動力源として利用された。そのエネルギー受けた魔王サイコは凄まじい力を発揮し、初代ギャバンと初代シャリバンも危うい所まで追い込まれた」

 

「あの初代宇宙刑事ギャバンが………」

 

マクーとの決戦時に初代ギャバンの強さを見ていた翼が信じられないと言う表情になる。

 

「だが、イガクリスタルには『聖なる者』と呼ばれる正義の意思が宿っていた」

 

「意思!?」

 

「オイオイ、何かファンタジーな話になって来たな」

 

イガクリスタルが意思を持っていると言われ、クリスと奏が驚いた様子を見せる。

 

「その『聖なる者』の力によって、イガクリスタルは逆に魔王サイコのエネルギーを吸い取ってその力を奪い、そこを突いて初代ギャバンと初代シャリバンは魔王サイコとサイコラーに勝つ事が出来たんだ」

 

「成程………嘗ての敗因となったイガクリスタルの代わりに、異端技術の集積体であるフロンティアを狙っているのか」

 

弦十郎が納得が行った様子を見せる。

 

「もし魔王サイコがフロンティアの力を手にしてしまえば………最悪、勝ち目は無くなってしまうかも知れない」

 

「「「「!?」」」」

 

雷のその言葉に、弦十郎達は目を見開く。

 

「フロンティアは東経135.72度、北緯21.37度の位置に在る。何としてもマドーよりも先に確保するんだ」

 

「すぐに準備を整える! 事務次官にも報告を挙げろ!」

 

「「了解っ!!」」

 

弦十郎の号令が飛ぶと、朔也とあおいを筆頭に二課職員達が慌ただしく動き始める。

 

「………礼は言わねえぞ」

 

「当然の事だ………元気そうで安心したよ」

 

「!………」

 

ぶっきらぼうにそう言って来たクリスに、調(フィーネ)がそう返すと、プイッとそっぽを向くのだった。

 

「それから………宇宙刑事シャリバン。お前にも言伝が有る」

 

「? 俺に?」

 

「………気を付けろ。マドーの他にも影は暗躍している」

 

「!? 何っ!?」

 

「そろそろ限界か………すまない。後は頼んだぞ………」

 

思わぬ言伝に雷が驚ていると、調(フィーネ)がそう言って目を閉じたかと思うと、グラリと身体が揺れる。

 

「!? 調っ!!」

 

すぐさま切歌が駆け寄り、受け止める。

 

「………? ア、アレ? 私?………」

 

そして再び目を開けると、そこにはいつも通りの調の姿が在った。

 

「調ぇっ!!」

 

それを見た切歌は涙目で調を強く抱き締める。

 

「キャッ!? き、切ちゃん!? 如何したの!?」

 

「調ぇっ! 調ぇっ!! 何時もの調デースッ!!」

 

戸惑いながら赤面する調を余所に、切歌は泣きながら彼女を抱き締め続けた。

 

「「「…………」」」

 

そんな2人の姿を見て、翼・奏・クリスは一瞬顔を見合わせ、やがて優しい笑みを浮かべる。

 

(マドー以外の影………!? まさか!?)

 

一方、雷はフィーネが最後に言い残した影と言う言葉に………

 

嘗て全銀河を手中に納めかけた宇宙犯罪組織の事を思い越していた。

 

「! 司令! 謎の電波をキャッチしました!」

 

とその時、朔也からそう報告が挙がった。

 

「何っ!?」

 

「暗号文の様ですが………! コレは!?」

 

内容を解析していたあおいが驚きの声を挙げる。

 

「送り主はF.I.S.のナスターシャ・セルゲイヴナ・トルスタヤ教授です!」

 

「!? 何だとっ!?」

 

「「「「!!」」」」

 

「「マムがっ!?」」

 

謎の電波の送り主が、ナスターシャである事を聞いた弦十郎達と切歌・調が揃って驚きの声を挙げるのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マドーと二課が、フロンティアが有る場所に出発する為の準備を進めている中………

 

スカイタワーの上層階にて………

 

エレベーターの扉が開いたかと思うと、マリアに車椅子を押されているナスターシャが出て来る。

 

「マム、如何してこんな所へ? もうすぐフロンティア奪取の為の作戦が始まるのに………」

 

現在マドーでは、フロンティア奪取に向けての準備が進められていたが、ナスターシャはマリアを連れてそこから抜け出し、このスカイタワーへと来ていた。

 

「こんな時だからです………」

 

「マム?」

 

「マリア………もう貴方に新生フィーネを演じてもらう必要はありません」

 

「!? マムッ!? 何を言うの!?」

 

ナスターシャの突然の言葉に、マリアは狼狽する。

 

「元々フィーネを名乗る様に言ったのは、マドーに貴方の価値を認めさせて守る為………ですが、切歌と調が切り捨てられた以上、貴方や私が切り捨てられるのも時間の問題でしょう」

 

「それは!………」

 

「貴方はマリア・カデンツァヴナ・イヴ。フィーネの魂など宿してはいない、只の優しいマリアなのです」

 

「…………」

 

「結局、フィーネの魂はどの器にも宿らなかったという事ですか………」

 

まさか調こそがフィーネの次に器だったとは知り得なかったナスターシャとマリアは表情を曇らせる。

 

そうこうしている内に、2人は会議室の様な場所に辿り着く。

 

「お待ちしておりました、ナスターシャ教授」

 

そこには、二課のエージェント達の姿が在った。

 

「! マム! コレは!?」

 

「私が呼びました。私の逮捕を条件に、貴方を保護してもらう為にね」

 

驚くマリアにそう言い放つナスターシャ。

 

如何やら一連の事件での罪を一身に引き受け、それと引き換えにマリアの保護を願い出た様だ。

 

「!? そんなっ!? 駄目よ、マム! それに今マドーから離れたら、セレナが!!………」

 

「セレナの事は忘れなさい」

 

事実上の人質になっているセレナの事を言うマリアだったが、ナスターシャからは無情な返事が返って来た。

 

「!? 何をっ!?………」

 

「あの子は6年前に死んだのです………今のセレナは魔王サイコの半身………サイコラーなのです」

 

「違うわ! アレはセレナよ! セレナなのよ!」

 

取り乱しながら間違い無くセレナだと言うマリア。

 

まるで彼女がサイコラーであり、6年前にもう死んでいるという事を認めない様に………

 

「マリア………」

 

そんなマリアを見て悲し気な表情となるナスターシャ。

 

しかし、2人は気付かなかった………

 

二課のエージェント達が全員………

 

()()()()()()()()()()()()()()………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

前回生死不明なっていた切歌と調ですが、無事二課に保護されました。
何とか2人から情報を聞き出そうとしますが、マリアの事も有って心を開かない2人。
交流の在った雷の頼みで、僅かに揺らぎますが………
そこで出て来たのは何とフィーネ!
無印編の最後で、戦士シャイダーが頼んでいたのはこの事だったのです。
フィーネからフロンティアの情報を得て、魔王サイコが嘗てのイガクリスタルの代わりに狙っている事を知るシャリバンと二課。
更に、別の影への警告も………
その正体は、GX編で青い宇宙刑事と共に登場する予定の組織です。
お楽しみに。

一方、マドーの方では………
切歌と調が死んだと思わされ、ショックを受けたマリアの姿を見て、ナスターシャは遂にマドーからの離反を決意します。
原作では米国と和解する積りでしたが、この作品では米国との関係が最早修復不可能なまでとなっているので、二課の方に投降すると言う手段を取ります。
しかし、二課のエージェント達と思わしき連中の正体は………
そしてセレナの事を諦められないマリアは………

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