戦姫絶唱シンフォギア 装者と鋼の勇者達   作:宇宙刑事ブルーノア

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第21話『強敵出現! ガングニールと神獣鏡!!』

仮説本部・医務室………

 

「………う………ううん?」

 

ベッドに寝かされていたナスターシャがゆっくりと目を開ける。

 

「「マムッ!!」」

 

すると視界に飛び込んで来たのは、涙目になっている切歌と調の姿だった。

 

「切歌………調………」

 

「「良かったーっ!!」」

 

ナスターシャが反応すると、切歌と調はナスターシャに抱き着く。

 

「そうですか………2人が居ると言う事は、此処は………」

 

「ハイ、特異災害二課に仮設本部です」

 

ナスターシャが推測していると、弦十郎が声を掛ける。

 

良く見れば、医務室内には雷の姿も在った。

 

「貴方は………特異災害二課の司令、風鳴 弦十郎ですね………! うっ!

 

弦十郎達の存在に気付いたナスターシャが身を起こそうとしたが、途端に身体に走った鈍い痛みに顔を顰める。

 

「マムッ!!」

 

「まだ寝てないと駄目!!」

 

すぐさま切歌と調が再度寝かし付ける。

 

「そのままで結構です」

 

「すみません………」

 

「一体スカイタワーで何があったのですか?」

 

とそこで、雷が口を挟む。

 

「貴方は………成程、貴方が宇宙刑事シャリバンですか」

 

雷の姿を見たナスターシャが推察する。

 

「………私達の動きはマドーに見抜かれていたのです」

 

そこでナスターシャは、スカイタワーでの出来事を語り始めた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな………」

 

「じゃあ、マリアは………」

 

「恐らく、マドーに引き戻されたのでしょう。ウェル博士は完全にマドー側………もうあの子にとって縋るべき相手はサイコラーであるセレナしかいません」

 

「「!!………」」

 

ナスターシャの推察を聞いた切歌と調が俯き、身体を小さく震わせる。

 

「全ては私の責任です。私がもっと早くマドーと手を切る事を考えていれば………! ゴホッ! ゴホッ!

 

とそこで、ナスターシャは咳き込み、吐血を漏らす。

 

「「! マムッ!!」」

 

「ナスターシャ教授。メディカルチェックの際に見ましたが、貴方のその病気について………」

 

「分かっていますよ。自分の身体の事ですからね………もう長くは無いでしょう」

 

「「!!」」

 

諦めた様な表情でそう言うナスターシャの姿を見て、切歌と調は泣きそうになる………

 

「いえ、治療は可能です。それどころか、足と目の方も治せると思います」

 

「「!? えっ!?」」

 

「!? まさかっ!?」

 

しかし、弦十郎から思わぬ言葉が返って来て、切歌と調、ナスターシャは驚愕する。

 

「本当です。確かに、地球の医学と医療技術では無理ですが………バード星でなら十分治療可能なレベルです」

 

そこで、雷がそう口を挟む。

 

そう………

 

嘗て瀕死の重傷を負った轟も、バード星で治療を受けて復活する事が出来た。

 

今回も、雷がメディカルチェックの際に記録したナスターシャのカルテをバード星に送ったところ、治療可能だと言う返事が返って来たのだ。

 

「ホ、ホントに!? ホントにマムが治るんですか!?」

 

「病気だけじゃなくて、足と目も!?」

 

切歌と調が興奮した様子で雷に詰め寄る。

 

「ああ本当だ」

 

「「!!」」

 

雷が力強く頷いて肯定して見せると、切歌と調は満面の笑みを浮かべる。

 

「………成程。今後の事を考えると私に死なれては困るという事ですか。構いません。元よりその覚悟で貴方達に連絡したのです」

 

と、ナスターシャは雷達の提案を、事後処理で自分に公に裁く為のモノだと解釈したが………

 

「そんな積りはありません」

 

「えっ?………」

 

「貴方を助けるのは、切歌ちゃんと調ちゃん、そしてマリアとセレナの為です」

 

そう言う雷の顔には、裏も表も無かった。

 

「…………」

 

そんな雷の顔を驚いた様子で見やるナスターシャ。

 

「………今時貴方の様な人が居るとは………世界も、まだ捨てたモノではないかも知れませんね」

 

やがて笑みを浮かべてそう呟いたのだった。

 

『司令! 第7艦隊が!!』

 

「! 如何した!? 何か動きがあったのか!?」

 

とそこで、弦十郎の通信機から朔也の声が響いて来た。

 

フロンティアが封印されている地点に、アメリカ第7艦隊が集結している事は、当然二課も日本政府も把握していた。

 

日本の領海内にも関わらず、艦隊を展開させている事に、当然日本政府はアメリカに対し抗議すると共に艦隊の退去を求めたが………

 

当のアメリカからは『極秘作戦中である』の一点張りで、退去する気は毛頭無いと言わんばかりの態度を執っていた。

 

完全なる主権侵害だが、何せ相手は世界最強と知られるアメリカ第7艦隊。

 

強気な態度を執れる筈も無く、日本政府に打つ手は無かった。

 

それは二課とて同じで有り、まさか正面から乗り込んで行くワケにも行かず、現在は第7艦隊の索敵範囲ギリギリの位置の海中に潜み、様子を窺っていたのだ。

 

『突如としてマドー戦闘母艦が多数出現! 更にマドー戦闘機もまるでイナゴの群れの様に現れ、第7艦隊を攻撃! 既に艦艇群の半数以上が轟沈して壊滅状態です!』

 

「何だとっ!?」

 

「「「!?」」」

 

朔也からの報告に弦十郎は声を張り上げ、ナスターシャ達も驚愕を露わにする。

 

「風鳴司令! すぐに現場へ!」

 

「分かっている! 緊急発進! 装者諸君は戦闘準備だ!!」

 

雷が呼び掛けると、弦十郎はすぐさま指示を飛ばし、慌しく医務室を後にする。

 

「また後でな!」

 

「「「…………」」」

 

雷もそう言って出て行き、医務室にはナスターシャ・切歌・調の3人が残される。

 

「「マム………」」

 

切歌と調が不安そうな顔で、ナスターシャの手を握りながら顔を覗き込んで来る。

 

「………今は信じましょう。特異災害二課の人達と………宇宙刑事シャリバンを」

 

そんな2人を落ち着かせる様に、ナスターシャは穏やかな口調でそう言うのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロンティアが封印されている海域………

 

多数のマドー戦闘母艦が洋上の艦隊目掛けてロケット弾で爆撃。

 

駆逐艦や巡洋艦が次々に爆発し、真っ二つになっては沈んで行く。

 

更に空母群から発進した艦載機部隊も、空を埋め尽くす様な数のマドー戦闘機群に蠅の様に撃ち落とされて行っている。

 

「「「「「コワッコワッ!」」」」」

 

更に、無事に見える艦艇にもファイトロー達が次々に送り込まれ、乗組員達を血祭りに挙げている。

 

そんな地獄絵図となっている第7艦隊の中心に位置する、主力空母の甲板上では………

 

「ヌアアアアアアッ!!」

 

「「「「「うわああああぁぁぁぁぁぁっ!?」」」」」

 

ガイラー将軍が電光剣の切っ先を甲板上に叩き付け、電撃火走りを繰り出すと、アメリカ兵達が置いて在った艦載機ごと爆散して肉片に変わる。

 

ケエエエエエェェェェェッ!!

 

「ギャアッ!?」

 

「グアアッ!?」

 

更に、鳥の様な魔怪獣………『ワシビースト』も空を飛びながら槍を振り回し、アメリカ兵達を次々に斬り裂いて行く。

 

「「「「「コワッコワッ!」」」」」

 

そして当然、ファイトロー達も多数存在し、アメリカ兵達を殺し回っている。

 

艦橋は半壊して炎を上げ、甲板上には多数の穴が開き、艦載機は軒並みスクラップとなっている主力空母の残状………

 

オマケに、殺されたアメリカ兵達の肉片が至る所に転がっている。

 

「…………」

 

「世界最強と言われたアメリカ第7艦隊がこんな事になるとは………」

 

その主力空母の近くにホバリングしているエアキャリアのコックピットでは、マリアが無表情・無感情で操縦桿を握っており、ウェルが第7艦隊の残状に戦慄している。

 

「フン、我らマドーに掛かれば第7艦隊など、赤子の手を捻る様なモノだ!」

 

そんなウェルに対し、後ろに控える様にしていたドクターポルターが、得意げにそう言い放つ。

 

「それよりもウェル。『あの2人』の準備は出来ているのか?」

 

「………調整は完了しています。何時でも行けますよ」

 

ドクターポルターがそう尋ねると、ウェルはドクターポルターに背を向けたままそう答える。

 

「良し。アメリカ軍の動きも鈍って来た。そろそろ頃合いだろう。フロンティアを………」

 

と、ドクターポルターが言いかけた瞬間に、エアキャリア内に警報が鳴り響いた!

 

「! 何事だっ!?」

 

「巨大飛行物体接近! コレは!?………グランドバースです!!

 

ウェルがレーダーを見ながらそう答えた瞬間、グランドバースが壊滅寸前の第7艦隊の頭上に侵入して来た!

 

「! 海中からも浮上する物体在り! 恐らく、特異災害二課の潜水艦です!」

 

更に今度はソナーを確認したウェルがそう言った所、ガイラー将軍達に蹂躙されている主力空母の傍に仮説本部の潜水艦が浮上!

 

翼・奏・クリスが飛び出して来たかと思うと、再度潜行する。

 

飛び出した翼・奏・クリスはそのまま主力空母の甲板上に着地する。

 

「来たか、シャリバン共………だが、想定内だ。あの2人を出せ! 二課の装者共の相手をさせろ!」

 

「………ハイ」

 

そう言われて一瞬間を開けながら、ウェルはエアキャリアの機内へと向かったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、シャリバン達は………

 

「マドーめ! コレだけの部隊を投入して来るとは、それだけ本気と言う事か!」

 

コンバットスーツを纏い、グランドバースの操縦席に座るシャリバンが、複数のマドー戦闘母艦と凄まじい数のマドー戦闘機群が飛び交っているのを見てそう声を挙げる。

 

とそこで、マドー戦闘機群がグランドバースへと向かって来た!

 

次々に光線を放ち、グランドバースに命中させて来るマドー戦闘機群。

 

「クッ! シャリンガータンク、発進っ!!

 

命中の衝撃を感じながらも、シャリバンはシャリンガータンクを自動操縦で発進させる。

 

数が数だけにグランドバースだけでは手が回らないと考え、シャリンガータンクを直掩機として出撃させたのだ。

 

マドー戦闘機群に向かってシャリンガーロケッターを放つシャリンガータンク。

 

マドー戦闘機群が爆発し、墜落して行く。

 

「今だ! バトルバース! フォーメーションッ!!」

 

その隙を衝いて、シャリバンはグランドバースを変形させる。

 

機首部分が船体中央部に格納されたかと思うと、艦橋部分を含めた船尾上部が起き上がりる。

 

2つのバーニアノズルが下部へと折れ曲がり、足の様に変形する。

 

そして両主翼も上部へ90度折れ曲がると、先に変形した船尾上部と合わさり、上半身となる。

 

主翼が折り畳まれて露出した側面部から砲門の様な物が飛び出す。

 

そして、折り畳まれた主翼の下部部分から、手の様な物が出現!

 

人型巨大ロボット形態『バトルバース・フォーメーション』が完了する!!

 

「グランドバスターッ!!」

 

グレンドバスターを放ち、マドー戦闘機群を撃墜するグランドバース。

 

「プラズマカノンッ!!」

 

続け様に放ったプラズマカノンで、マドー戦闘母艦を1隻撃沈する。

 

だが、マドー戦闘機群とマドー戦闘母艦の艦隊は次々にグランドバースへと殺到して来る。

 

「来い! マドー共っ!!」

 

それに対しシャリバンは、1歩も退かずに迎え撃つのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、半壊している主力空母の甲板上では………

 

「フン、シャリバンの奴は戦闘母艦に掛かり切りか。儂の相手はこの小娘共か………」

 

グランドバースが上空でマドー戦闘母艦の艦隊やマドー戦闘機群を相手にしているのを見た後、甲板上に現れた翼達の姿を見て、不満そうに呟くガイラー将軍。

 

「んだとぉっ!」

 

「そんな風に見下してるから、何時まで経ってもシャリバンに勝てねえんじゃないのかい、将軍さんよ」

 

クリスが憤慨した様な様子を見せるが、奏は逆に挑発を返して見せる。

 

「何だと?………」

 

「マドー! 立花と小日向を如何したっ!?」

 

その挑発に不愉快そうになるガイラー将軍に、翼が剣の切っ先を着き付けながら問い質す。

 

『そんなに会いたければ会わせてやろう!』

 

とそこで、何時の間にか一同の頭上に移動していたエアキャリアから、ドクターポルターの声が響いて来た!

 

「「「!?」」」

 

翼・奏・クリスが身構えながらエアキャリアを見上げると………

 

後部ハッチが解放され、2つの影が飛び降りて来た。

 

 

 

 

 

Balwisyall nescell gungnir tron

 

Rei shen shou jing rei zizzl

 

 

 

 

 

すると、聞き慣れた聖詠と聞いた事の無い聖詠が聞こえて来て、2つの影が其々黄色と紫の光に包まれる。

 

そのまま甲板上に、派手に粉煙を舞い上げながら着地する2つの光。

 

「! クッ!」

 

「うおっ!?」

 

「グウッ!?」

 

顔を腕で庇いながら、すぐに降りて来た2つの光に目を凝らす翼達。

 

やがて粉煙が治まって来たかと思うと、光が弾けて2人の人物の姿が露わになる。

 

「!? なっ!? 立花っ!?」

 

「未来っ!?」

 

翼とクリスが驚愕の声を挙げる。

 

現れたのはガングニールを纏った響と、見た事も無いシンフォギアを纏っている未来だった。

 

2人とも目の光が消えており、恐ろしいくらいの無表情である。

 

そして、後頭部に奇妙な機械が取り付けられている。

 

「予想はしてたけど、案の定かよ………」

 

この状況を予測していた奏も、苦い表情を浮かべる。

 

「フハハハハハハハッ! コレは良い! 仲間を相手に戦えるか!?」

 

そんな翼達の様子を見たガイラー将軍が愉快そうに笑い、高みの見物に入る。

 

自分が手を下すまでも無いと言う様に………

 

「! アイツッ!!」

 

そんなガイラー将軍をクリスが睨み付けた瞬間!!

 

「………!!」

 

響が無表情のまま、クリス目掛けて殴り掛かって来た!!

 

「!?」

 

「ハアッ!!」

 

ハッとするクリスの前に、翼が躍り出て、剣の側面を使って響の拳を受け止める。

 

「目を覚ませ、立花っ!!」

 

「…………」

 

そのまま響に呼び掛ける翼だが、響に反応は見られない。

 

と、その直後!!

 

響は翼の剣を鷲掴みにしたかと思うと、身体が薄らと光輝き出し………

 

掴まれていた翼の剣が融解し始める!!

 

「!? なっ!?」

 

「! 先輩! 下がれっ!!」

 

驚愕する翼の襟首を掴み、共に後ろに跳ぶクリス。

 

2人が離れた直後、響が握ったままだった翼の剣が溶けて液状となって甲板に広がった。

 

「コレは!?」

 

「融合症状が進んでやがんのか!?」

 

信じられない高熱を発している響の身体に戦慄する翼とクリス。

 

『拙いわ! このままだと後2分40秒で響ちゃんの身体は完全に聖遺物になってしまうわ!!』

 

「「!!」」

 

そこで了子からの慌てた様子の通信が入り、翼とクリスは再度驚愕する。

 

「響っ!!」

 

奏が翼とクリスを助けようと響に向かうが………

 

「…………」

 

その間に未知のシンフォギアを纏った未来がホバリング移動で割り込んで来たかと思うと、その右手に閉じた状態の鉄扇を出現させたかと思うと、それを剣状に変形させる。

 

「…………」

 

そしてその鉄扇の切っ先から、ビームの様な物を放つ!

 

「! んにゃろおっ!!」

 

迫って来たビームを、槍をフルスイングして弾き消す奏。

 

だが、その途端………

 

槍のビームが当たった部分が、まるで分解されたかの様に消滅!

 

分断された穂先が甲板へと突き刺さる。

 

「!? なっ!? コイツは!?………」

 

何て事無いビームの攻撃だと思っていた奏は、分解された様に折れた槍を見て、ある予測を立てる。

 

「………!」

 

直後に、未来の周りに小さな鏡の様な物が多数出現したかと思うと、そこから次々にビームが放たれて来る。

 

「!!」

 

回避行動を執る奏だったが、1発がヘッドギアを掠める。

 

すると、掠めたヘッドギアの部分が分解され、消滅した!

 

「!? やっぱり! このビームはシンフォギアを分解してやがる!!」

 

『そのギアは『神獣鏡』よ! 一見スペックは低い様に見えるけど、最大の特徴は聖遺物を分解出来るって事! 別名『聖遺物殺し』よ!!』

 

奏がそう言った瞬間、またも了子から慌てた様子の通信が入る。

 

「そんなの反則だぜっ!!」

 

「…………」

 

愚痴る様に叫ぶ奏に、未来は次々とビームを放つ。

 

「クソッ!!」

 

受ける事は絶対に出来ない為、奏は必死に回避行動を執り続ける。

 

「戦うしか………ねえのかよ!!」

 

今は戦うしかないのかと腹を決め、両手にボウガンを出現させ、響と未来に狙いを定めるクリス。

 

ケエエエエエェェェェェッ!!

 

「!? うわあっ!?」

 

だがそこで、狙っていたかの様に飛んで来たワシビーストが、その名の通り鷲の様に両足でクリスの両肩を掴んで捕まえたかと思うと、飛び去ろうとする。

 

「このおっ!!」

 

すぐさまボウガンからエネルギーの矢を連射し、ワシビーストに撃ち込むクリス。

 

ケエエエエエェェェェェッ!?

 

怯んだワシビーストがクリスを離す。

 

しかし、既に主力空母の甲板上からは離されてしまっており、クリスは近くに在った半壊状態の駆逐艦の上に着地する。

 

艦橋を含めた上部構造物は軒並み破壊されおり、見通しが良くなっている。

 

ケエエエエエェェェェェッ!!

 

そのクリスを、上空からワシビーストが見下ろす。

 

「クソォッ! お前なんかに構ってる暇はねえんだよっ!!」

 

ケエエエエエェェェェェッ!!

 

そう言ってボウガンをガトリングガンに変形させ、弾丸の嵐を繰り出すクリスだったが、自在に飛び回るワシビーストは中々捉えられない。

 

『装者達、分断されました!!』

 

『イカン! このままでは!!』

 

朔也の報告に、弦十郎が思わず声を挙げる。

 

只でさえ状況が切迫していると言うのに、戦力を分断されてしまい、状況は最悪になりつつあったのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

二課に保護されたナスターシャは切歌と調に再会。
そして、不治の病だった身体もバード星ならば治療可能だと言われます。
F.I.S.組には朗報ですね。

そんな中で動き出したマドー。
案の定、第7艦隊は海の藻屑となります(笑)
駆け付けるシャリバンと翼達ですが………
遂にその前に………
洗脳された響と未来が立ちはだかります。

融合症状が進み、死ぬまで秒読み段階に入った響と、聖遺物に対し絶大な力を発揮する神獣鏡を纏った未来。
更に魔怪獣の攻撃も受け、装者達は分断されてしまいます。
果たして、響と未来の運命や如何に!?

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