とあるオタク女の受難(インフィニット・ストラトス編)。リメイク   作:SUN'S

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第14話

▲月$日

 

織斑一夏に相談したいことがあると言われ彼の寮室に入った瞬間、私は自分の軽率さに悲しくなった。左頬の腫れた織斑一夏の後ろにいるのはパジャマ姿のシャルロット・デュノアと不機嫌な篠ノ之箒だ。

 

いったい、なにがあったんだ?と嫌々ながらも織斑一夏に聞けば「ハニートラップされるかと思って箒を呼んだら叩かれた」と言われた。

 

それは見れば分かる。

 

私が聞きたいのは篠ノ之箒とシャルロット・デュノアに両腕をホールドされている訳を聞きたい。どうせ、彼女に優しくしたのだろう。

 

そう言うと篠ノ之箒が「その通りです、お義姉様。私というものがありながら一夏は女に優しすぎるのです。見てください、このケータイの連絡先を!ほとんど女ですよ!?」と騒ぐ。

 

まあ、お前たちのラブコメはIS学園の名物だからな。私達は大いに楽しませてもらっている。だが、それに巻き込むのはやめてくれ。いくら私が最強でも関わりたくないものはある。

 

Α月∬日

 

シャルロット・デュノアと篠ノ之箒による織斑一夏争奪戦を観戦しながらブリュンヒルデにそれとなくお兄様との関係は進んでいるのかを聞く。

 

私の反応を楽しむようにブリュンヒルデは「毎日毎朝毎晩メールでやり取りしているぞ?おかげで他の先生から嫉妬されてな?困っているよ、はっはっはっ」と言い笑う。

 

なんだ、ただの自慢話か。

 

私はまだ夕食を食べ終えていないブリュンヒルデを席に残し、さっさと空になった皿を乗せたトレーを食堂のおばさまに差し出す。

 

≪月⊥日

 

織斑一夏にトーナメントで勝ち抜くために新しい必殺技を作りたいと言われた。篠ノ之箒を頼ればいいんじゃないのか?と思いながらも彼と手合わせを繰り返して動きを修正する。

 

一応、織斑一夏は私の義弟になる。

 

お兄様の恋人となったブリュンヒルデも義姉だ。ただ、どうも世界では「生身で最強なのに織斑千冬も加わったのか」と戦々恐々しているらしい。

 

もっとも織斑一夏を狙っている派閥は少なからず残っており、私と篠ノ之箒、ブリュンヒルデの牽制のおかげで鎮圧は進んでいる。だが、シャルロット・デュノアと凰鈴音はまだ諦めていない。

 

あわよくば彼の第二夫人になろうとお互いを牽制し、私の助力を得ようとしている。そんなことを織斑一夏に言うと「俺は篠ノ之箒が好きだし、彼女を愛している。それは絶対に揺るがないし変わらない」と笑顔で宣言した。

 

うむ、それはいいのだが。

 

篠ノ之箒がすごい形相をしながら幸せそうに倒れたのは構わないのかと聞けば瞬時加速を駆使して彼女のもとへ向かってしまった。

 

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