冥界の紫色の空の上で、コスモスが空を飛ぶ。
その眼前には、ゼブブもまた、その触覚からの放電を放っていく。
コスモスは、その攻撃に対して、両手を前に出して、エネルギーの壁を作る。
それは、ゼブブの攻撃を防ぐと同時に、彼の体をも防ぐ。
しかし、コスモスはその状態で飛行を続ける。
ゼブブの放つ電撃が、まるで壁のように、コスモスの周りを取り囲んでいるのだ。
だが、コスモスはそれさえも利用して飛び続ける。
そして、ゼブブの真上まで来ると、急降下し、彼に拳を叩きつける。
その一撃を受けたゼブブは地面に叩きつけられる。
だが、それでもすぐに起き上がり、反撃に出る。
ゼブブの鋭い蹴りをコスモスは受け流し、今度は自分の番だと言わんばかりに、拳を打ち込んでいく。
コスモスの素早い攻撃に対して、ゼブブは防御に徹しているようだ。
だが、コスモスの猛攻を受け続けたゼブブの体が次第にボロボロになり始めた。
このままではまずいと思ったのか、彼は再び姿を消す。
コスモスもそれを追いかけるように移動する。
しかし、コスモスの動きよりも速く動いたゼブブは、彼の背後から攻撃を仕掛ける。
それを見たコスモスは振り向きざまに、回し蹴りを放つ。
両者の蹴りがぶつかり合い、衝撃波が発生する。
両者共吹き飛ばされるも、すぐに態勢を立て直す。
先に仕掛けたのはコスモスだ。
両腕を広げると、そこに光が集まり始める。
腕を振り払うと、光の弾が放たれる。
それをかわしたゼブブ。
それと共にゼブブはとある方向に目を向ける。
「くくっ」
同時に、奇妙な笑みを浮かべた。
ゼブブは、そのまま電撃を明後日の方向に放った。
何を意味をするのか、コスモスはその時は分からなかった。
だが、すぐに気づいた。
「まさかっ!」
その攻撃の先にあったのは学校だった。
避難した子供と、その父母がいる。
ゼブブの狙いは、それだと。
「ぐっ」
ゼブブの攻撃から、彼らを守る為に、真っ直ぐとコスモスは向かう。
すぐにその攻撃を防ぐようにバリアを張る。
それによって、電撃はなんとか防ぐ事はできた。
だが
「ははぁ、まだまだぁ!!」
ゼブブは、それが有利だと察したのか、次々と学校に向かって、攻撃をする。「止めろぉ!!!」
怒りに任せて、殴りかかるも、簡単に避けられてしまう。
その間にも、ゼブブは攻撃を続ける。
コスモスは、必死になって守り続ける。
しかし、そのせいかコスモスの体力が徐々に削られていく。
それに、焦りを感じたのか、ゼブブはさらに激しい攻撃を仕掛けてくる。
それでも、コスモスは守るしかなかった。
「諦めてったまるかぁ!!」
それと共に、麻中の言葉と共に、ディメンションナイザーが輝く。
同時にコスモスの身体も変化する。
それは、スペースコロナモードから、コスモスの最強の姿であるフューチャーモードとなった瞬間だった。
「その変化に何が意味があるのか!」
そう、ゼブブは、再び電撃を放った。
しかし、それらの攻撃は全て、無駄に終わった。
なぜならば、コスモスは、瞬間移動とも言える超スピードで、瞬く間に全ての攻撃をかわしていたからだ。
そして、瞬時に拳を振るう。
それだけで、ゼブブの体は吹き飛ぶ。
「くそおおお、この俺様が負けるはずがないんだあああ!!」
起き上がりながら叫ぶゼブブ。
だが、それは既に勝負の結果が見えた瞬間でもあった。
「「「コスモストライク」」」
それと同時にコスモスは両腕を交差させてエネルギーを溜め、それを右腕に移し突き出すようにして放つ。
放たれた光線は、真っ直ぐとゼブブに直撃しそのまま爆発を引き起こした。
「倒せたか」
そう、疑問に思った次の瞬間だった。
爆発が、吸い込まれる。
「やはり、ウルトラマンは強い。だからこそ、この力も欲しかったのだぁ!!」
「っ!」
その言葉と共に聞こえたゼブブ、いや、ウルトラマンがいた。
「あれは、カオスウルトラマンっ」
それは、かつてカオスヘッダーがウルトラマンコスモスに対抗する為に得た姿。
そして、それらをまさしく再現された。
「カオスウルトラマンディザスターの誕生だ」
まさしく、厄災と言えるウルトラマンの誕生であった。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー