ハイスクールU✕D   作:ボルメテウスさん

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父の背中

ウルトラマンジードとスカルゴモラが共闘する。

それは、これまでだったら、決してあり得ないはずの光景だった。

しかし、それは、今、この瞬間は、まさしく奇跡というべきか、行われていた。

 

「ハァ!」

 

眼前から向かってくるウルトラマンに似たW87星人。

それに対して、ジードは、そのまま飛び上がり、蹴り上げる。

素早い動きと、鋭い手刀。

それらは、真っ直ぐと放たれる。

 

「ハァ!」

 

それらの攻撃を正面から受け止めながら、そのまま八つ裂き光輪を放とうとした。

 

「じゅわっ!?」

 

だが、その攻撃は、眼前に迫ったスカルゴモラの尻尾によって、妨害される。

尻尾の攻撃によって、吹き飛ばされたW87星人は、そのまま他のW87星人達を巻き込みながら倒れる。

それを見ると同時に、ジードとスカルゴモラは同時に構える。

 

「レッキングバースト!」「スカル振動波!」

 

二つの必殺技が同時に放たれた。

その攻撃によって、その場にいたW87星人達は倒す事ができた。

だが、そんな2人の後ろから、アイスラッガーが襲い掛かる。

 

「っ!」『ウルトラマンジード!ソリッドバーニング!』『ウルトラマンベリアル!サンダーキラー!』

 

その鳴り響く音声と共に、ジードはソリッドバーニングに、ベリアルはサンダーキラーへと変わる。

それと共にセブンに似たW87星人は、他の同胞と共に、その手に持った武器で、襲い掛かる。

それに対して、ジードもまたジードスラッガーを構え、対応する。

 

「ハァ!」

 

襲い掛かる斬撃の嵐を、機械のように冷静に、受け流す。それと共にサンダーキラーの電撃がW87星人達に襲い掛かる。

 

「ストライクブースト!!」

 

その一瞬の隙を狙うように、ジードはそのまま腕から放った必殺の一撃で、全てを吹き飛ばす。

 

「こいつら、一体、どこからこの力をっ」『ウルトラマンジード!アクロスマッシャー!』『ウルトラマンベリアル!ペダニウムゼットン!』

 

そう困惑しているW87星人達に対して、既に次の姿に変わっていた2人。

 

アクロスマッシャーの素早い動きと、ペダニウムゼットンの瞬間移動。

 

連携での攻撃でW87星人達を確かに追い詰めていた。

 

「どうなっているっ、たった2人で」「あなたには、分かりません!」『ウルトラマンジード!マグニフィット』『ウルトラマンベリアル!キメラベロス!』

 

それと共に現れたジードの姿は、ウルトラの父によく似たW87星人にとっては、屈辱でしかなかった。

 

「その姿を現すか!!」

 

それと共に、その手に剣を持ちながら向かう。

それに対して、ジードは構えるが、それよりも前にベリアルが前に出る。

 

「ふんっ」

 

襲い掛かる斬撃に対して、軽く受け止めるベリアル。

それに対して、驚愕を隠せない様子のW87星人に対して。

 

「貴様程度が、ケンと同じ姿とはな。笑わせるな」

 

共に戦い、嫉妬の存在だったウルトラの父。だからこそ、ベリアルはその力を知っている。

 

「お前など、奴の足下にも及ばん!」

 

それと共にベリアルは吹き飛ばす。

 

それと同時にジードは両の拳を打ち合わせることでエメラルドの光が迸り、大きく左右に広げることで虹色の輝きと共に光子エネルギーがチャージされる。

 

「ビッグバスタウェイ!」

 

そして、両目が発光した後、逆L字型に構えることで、強力な破壊光線を発射する。

 

そうして、放たれた一撃は、そのまま吹き飛ばされたW87星人を巻き込み、爆散する。

 

これにより、W87星人達を倒す事ができた。

 

「父さん、なんで」

「・・・奴らが気に入らなかった。

それだけだ」

 

そう言いながら、ベリアルはそのまま背を向ける。

 

同時にベリアルは、進む。

 

「お前は、お前の道を行け、ジード」

 

それだけ言うと、ベリアルの姿は消えた。

 

「・・・分かりました、父さん」

 

その言葉だけ、受け取ると共に、またジードも進み始める。

 

そして、ジードの戦いが行われた時。

 

「まさか、また、こいつが相手かよ」「というよりも、なんでこいつ変身しているんだ!」

 

ロッソとブルの2人は、眼前にいる相手に対して、叫ぶ。

 

「ふっ、それは世界中が私を求めているからだ。この私、ウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツ」

「相変わらず長い!」

 

そう、ブルは思わず叫んでしまう。

 

目の前に現れているウルトラマンオーブダークは、かつてロッソとブルの2人の前に現れた強敵。

 

その歪んだ正義感で生み出された、ウルトラマンの偽物であった。

 

「おい、地の分!私の名前を略すんじゃない!」

「いや、略するよ!じゃないと文字稼ぎのように見られるから!」

「お前達、一体、どこに向かって、言っているんだ?」

「もぅ、ガイさんのパクリは駄目ですよ!」

「えっ、ガイ?もしかして、本物のオーブと会ったのか!」

 

それと共にオーブダークは思わず振り向く。

 

「あぁ、会ったよ。それがどうしたんだよ」

「第一、お前の言っていた事、そのまま伝えたぞ」

「えっ」

「ガイさん、思いっきり呆れてましたよ」

「がーんっ」

 

オーブダークは、その言葉と共に思いっきり膝を突く。

 

「はぁ、とりあえず、俺達、先に行くから「いいや、行かせない」えぇ」

 

そのままロッソ達が進もうとしたが、オーブダークが、そのまま立ち塞がる。

 

「お前達が言っている事が嘘だという可能性もある。だからこそ、お前達を倒して、私自身が確かめる」

「うわぁ、面倒だな」

「とりあえず、油断するなよ」

 

そう、ロッソ達は、そのまま構える。

 

「ふふっ、ヒーローは1度敗れても、パワーアップして復活するのだぁ!」

 

麻中と一体化しているウルトラマンは

  • ギンガ
  • ビクトリー
  • X
  • オーブ
  • ジード
  • ロッソ
  • ブル
  • タイガ
  • ゼット
  • トリガー
  • デッカー
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