ハイスクールU✕D   作:ボルメテウスさん

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受け継いだ力

「がっ合体したぐらいで、勝てると思うなよ!」

 

その言葉と共にオーブダークは、その手に持ったオーブスラッシャーを構えて、グルーブに向かって、走る。

そのスピードはかなり高く、瞬く間にグルーブに接近する。

そのスピードに身を任せるように、そのままオーブスラッシャーを薙ぎ払う。

それによって、オーブスラッシャーは、グルーブの身体を斬り裂いた。

 

「よしっ」

 

そう笑みを浮かべた。

だが、それは間違いだった。

オーブダークが斬り裂いたグルーブは、まるで幻のように消えていく。

 

「なっどうなっ、がぁぁ?!」

 

それに困惑を隠せないオーブダークの右頬に衝撃が走る。

右側に、何時の間にか立っていたグルーブによるパンチが、真っ直ぐとオーブダークに向かって放たれたからだ。

それによって、オーブダークは、地面を何度もバウンドさせながら、倒れ込む。

 

「どっどうなっているんだ!?何をしたんだっ!」

『ただ、避けた。それだけだ』

 

オーブダークの言葉に対して、グルーブはそのまま答える。

 

「避けたってねぇ、私はちゃんと斬って、まさかっ」

『お前が斬ったのは、残像だ』

 

その言葉と共にグルーブは構える。

その背中から現れたのはルーブコウリンであり、それをそのまま手に持つ。

 

『ルーブコウリン』

「ぐぬぬっ、このまま負けてたまるかぁ!」

 

それと共にオーブダークが再び迫ってくる。

グルーブもまた、接近する。

オーブスラッシャーを、真っ直ぐとグルーブに向けて、放つ。

その斬撃はまさしく脅威であった。

だが、その斬撃に対して、グルーブもまた正確に受け止め、さらには反撃をする。

 

「ぬぬっ」

 

圧倒的なスペックの差。

それによって、オーブダークは追い詰められていた。

 

「負けてたまるかぁ、私はウルトラマンになったんだぁ!」

 

それと共にオーブダークはそのままオーブスラッシャーを構える。

 

「トリニティウム光輪!」

 

そう、真っ直ぐとグルーブに向かって放つ。

対して、グルーブもまた、構える。

 

『グルーブコウリンショット』

 

それと共にグルーブが構え、そのまま対抗するように放つ。

それは、グルーブの3つの刃に加えて、紫、茶色、黒の三色の刃が合わさっていた。

6つの刃は、そのままオーブダークが放ったトリニティ光輪と正面から激突し、斬り裂く。

 

「なにぃ!?」

 

そのまま6つの刃は一つに重なると共に、真っ直ぐとオーブダークを斬り裂く。

 

「こんなはずではぁ?!」

 

それと共にオーブダークは爆散する。

それによって、勝負に決着がつく。

 

「勝てたようだな」「ツルちゃん」

 

それと共にグルーブの身体から、3つの魂が抜け出る。

それは、戦いの役目を終えたように、天に帰るように。

 

「心配するな、アサヒ。私達兄妹は、いつでもお前達と一緒にいる」

 

それと共に、確かにその魂は再び帰って行った。

 

「・・・なんだか、不思議だよな、先代と会うなんて」

「あぁ、この力、受け継いだ以上はな」

「はいっ」

 

それらを見ながら、グルーブは、再び、敵の本拠地へと向かって行く。

そして。

 

「こんな奴が本当にいたのか」

「あぁ、信じられない事にな」

「一体、どうなっていやがるんだ」

 

タイガ達、トライスクワットは、眼前にいる敵に戸惑う。

彼らはW87星雲に飛び込むと同時に、謎の異空間に閉じ込められる。

だが、その広さよりも、まず、目の前にいる存在に驚きを隠せなかった。

巨人であるはずのタイガ達ですら、見上げる程の。

それこそ、惑星程の大きさの怪獣。

その目は、怪しく光る。

タイガ達にとっては、幾度も戦ってきた相手であるが、同時にまったく知らない存在が、静かに鳴き声を響かせる。

 

「ゼットン」

 

天体制圧用最終兵器ゼットン。

これまで、多くのゼットンと戦ってきたタイガ達にとっても、未だに未知のゼットンが立ちはだかる。

麻中と一体化しているウルトラマンは

  • ギンガ
  • ビクトリー
  • X
  • オーブ
  • ジード
  • ロッソ
  • ブル
  • タイガ
  • ゼット
  • トリガー
  • デッカー
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