宇宙空間に漂うゼットンは、その存在を確認すると共に、すぐに行動する。
その巨大な身体を、砲台へとゆっくりと変形させ、その狙いをレイガへと向ける。
それは一発で、放たれれば地球がその星系ごと蒸発し、数光年先まで影響を及ぼす程の威力を持つ火球を向けていた。
「ハァ」
レイガは、それに対して、怯える様子も、怯む様子もなく、真っ直ぐと飛び込む。
そんなレイガに向けて、ゼットンは次々と赤と白の弾幕を張る。
それは先程までのタイガ達を倒す事ができた一撃であり、ウルトラマンであっても脅威であるのは間違いない物だった。
しかし、レイガは、その右腕にあるタイガスパークにエネルギーを集める。
「ふんっ」
襲い掛かる弾幕に対して、レイガは軽く薙ぎ払う。
それによって、周囲の弾幕は吹き飛ばされ、互いに当たると共に連鎖爆発を起こしていく。
それでも、弾幕は未だに収まる気配はなかった。
しかし、それはレイガもまた同じだった。
「ハアァァァ!」
雄叫びと共に、真っ直ぐと弾幕を振り払いながら、真っ直ぐと進む。
それは、ゼットンは、それを防ぐように、次々と放っていく。
レイガは、まるでダメージを与える様子はない。
だが、それはゼットンもまた分かっていた。
そして。
「っ」
ゼットンは、その砲台を、真っ直ぐとレイガに向かって放つ。
それは、レイガを軽く飲み込む程の巨大な炎。
間近に、それが迫る。
それに対して、レイガもまた構える。
『ニュージェネレーションレット!コネクトオン!』
両手を合わせたレイガはそのまま腰まで手を置く。
それと共に、エネルギーをチャージすると同時に、十字に腕を組む。
「レイガ・アルティメットブラスター」
同時に放たれた必殺光線。
それは迫り来るゼットンの火球と正面と激突する。
ニュージェネレーションの力が合わさった光線とゼットンの火球。
それは、まさしく、その空間を震わせる程の激突だった。
衝撃は、そのまま周囲に、宇宙にヒビを作り出す。
激突が激しくなる度に、レイガはより力を込める。
「はああぁぁぁ!!」
そして、レイガの叫びが、ゼットンの火球を撃ち抜く。
それと共にゼットンに対しては、僅かな針程度でしかないだろう光線はそのままゼットンに向かって当たる。
僅かな衝撃。
それが、ゼットンに感じた最後の感覚だった。
「ゼットン」
光線は、そのままゼットンの身体に亀裂を作り出す。
小さな、ほんの小さな亀裂。
そこから内部にあるゼットンのエネルギーに当たる。
同時にそれが暴発すると共にゼットンの体内から爆発する。
見つめた先で、レイガはそのまま空間に出来たヒビに向かって飛び、脱出する。
レイガが、空間から飛び出すと同時に、内部にいたゼットンは、そのまま爆発の中へと消えていく。
「勝てたのか」
「あぁ、そうみたいだ」
「あいつらは」
それと共にレイガは合体を解除すると共に見渡す。
そこには、タイガ達を助けた彼らの姿はなかった。
「まさか、あの空間に」
「タイタス、それは大丈夫だ」
「あぁ、あいつらが、そう簡単にくたばる訳にはいかないよ」
そう、心配するタイタスに対して、タイガとフーマは励ますように言う。
「とりあえず、すぐにでも向かおうぜ」
「そうだな」
「あぁ」
2人と共にタイガは、そのまま中心地に向かって飛ぶ。
だが、そんな彼らとは違う場所。
そこでも、また戦いが行われていた。
「ぐっ、まさかこんな奴が出てくるとは」
その言葉と共に、ウルトラマンゼットは、思わず叫んでしまう。
それは、ゼットに襲い掛かってくる怪獣が関係していた。
バイザー越しの一つ目。
それはゼットを睨んで逃さない。
それと共に身体に生えている無数の棘が、ゼットに襲い掛かる。
セットは、すぐにゼットスラッガーを稲妻状のエネルギーで連結させたもので、ヌンチャクのように、回転させることで擬似的な盾として、利用する。
「はぁ!!」
『ゼットさん、なんですか、あの巨大な怪獣は』
「あれは、おそらくは超獣。しかも、かない厄介な超獣でしょう」
そのまま見つめた先に立っていたのは、見た目はUキラーザウルス・ネオ。
かつて、ウルトラマンメビウスとウルトラ兄弟達が力を合わせて、倒す事ができた超獣。だが、そのバイザーを含めて、その特徴は異なっていた。
「ゼロキラーザウルスっ」
かつて、異次元人ヤプールがウルティメイトフォースゼロ抹殺の為に、彼らに恨みを持つ者たちの怨念を集めて新たに生み出した超獣。
そんなゼロキラーザウルスをパワーアップさせたのが、ゼロキラーザウルス・ネオだ。
皮肉にも、ゼットと大きな関わりのあるゼロ、エース、メビウスの3人と大きな関係した超獣だ。
「気合いを入れるぞ、ハルキ!」
「えぇ!」
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー