漆黒の闇を、その身に纏ったゼットは、真っ直ぐとゼロキラーザウルス・ネオに向かって、走り出す。
僅かに残っている黄金に輝く部位は、まるでゼットの動きの軌道を見せるように縦横無尽に動きながら、真っ直ぐとゼロキラーザウルス・ネオに近づく。
ゼロキラーザウルス・ネオもまた、そのゼットの動きに気づくと同時に雄叫びを上げながら、6本の触手を操り、ゼットに襲い掛かる。
その触手に対して、ゼットはすぐにその手に持つベリアロクを構える。迫る触手を紙一重で避けながら、捕らえようとした触手に対しては、ベリアロクで斬り裂く。
ベリアロクの切れ味は上がっており、簡単に触手を細切れにする事ができた。それに対してゼロキラーザウルス・ネオは僅かに怯える様子を見せるが、すぐに切られた部位を再生させ、再びゼットに攻撃を仕掛ける。
ゼロキラーザウルス・ネオの攻撃を避けると同時に、ゼットは右手を突き出し、掌を広げる。そしてそこから光線を放ち、ゼロキラーザウルス・ネオの身体を貫く。だがそれでも、その攻撃を受けてなお、ゼロキラーザウルス・ネオはその身を動かして、ゼットに反撃する。
それはまるでゾンビのように。ただひたすらに、ゼットを殺そうとする執念だけで動いている。
背中にある無数のトゲは射出され、発光体は白い輝きを放つ。
それを見たゼットは、すぐにその場から離れるために後ろへと飛び退こうとする。しかしそれよりも早く、ゼロキラーザウルス・ネオは背中のトゲを発射してきた。
ゼットはそれを避けようとするが、トゲの一つが右足に当たり、ゼットはそのまま地面に倒れる。それを好機だと思ったのか、ゼロキラーザウルス・ネオは再び触手を真っ直ぐと向かう。
しかし。
「デスシウムクロー!」
ベリアロクの叫び声と共に、そのまま地面から赤黒い爪によって、ゼロキラーザウルス・ネオの触手は、その爪によって斬り裂かれる。同時にゼットはそのまま起き上がり、ベリアロクを振るう。するとベリアロクから斬撃波が発生して、それがゼロキラーザウルス・ネオに命中し、その巨体を後退させる。
ゼットはベリアロクを構え直すと、一気に駆け出して、ゼロキラーザウルス・ネオに接近する。そしてそのままベリアロクを振り下ろし、ゼロキラーザウルス・ネオを叩き切る。
ゼロキラーザウルス・ネオの腕の一部が、それによって切断されるが、即座に腕が再生し、その鋭い牙が並ぶ口を開けて噛みつきにかかる。
それに対してゼットもまたベリアロクを構える。
「デスシウムファング!」
同時にベリアロクの口は開く。
そこからベリアロクにあるベリアルの頭部を飛ばし、その腕を噛み砕く。それにより、ゼロキラーザウルス・ネオの動きは完全に止まる。
だが、それも一瞬であり、すぐに傷口から新しい腕が伸びてくる。それを見てゼットはすぐに動き出す。
ベリアロクを構えながら走り出し、そのまますれ違い様にゼロキラーザウルス・ネオに一撃を与える。
それによって僅かにゼロキラーザウルス・ネオの体が揺らぐが、それでもすぐに体勢を立て直そうとする。
だがその間にゼットは既に構えていた。
「ゼスティウムデスバースト!!」
ベリアロクを保持したまま剣に左手を添え、十字に組んだ腕を真っすぐとゼロキラーザウルス・ネオに向かって必殺の光線を放つ。
赤黒くも
見えるその閃光がゼロキラーザウルス・ネオに直撃する。
それと同時に爆発が起こり、ゼロキラーザウルス・ネオの体は吹き飛ばされたように後ろへと仰け反り、それと同時に獏さんする。
それが、ゼットの勝利を意味した。
「よっしゃぁ勝てたぜぇ!」
勝利を、ゼットは叫ぶ。
『ゼットさん、すぐに向かわないと!』
「あっあぁ、そうだったな! 行こう!!』
それと共にゼット達はすぐにその場から飛び去って行った。
それを見届ける影にも気づかずに。
そして、ゼット達の戦いが行われていた時と同時刻。
『Ultraman Trigger Sky Type!』
「ぐっ!」
トリガーは、空を飛びながら、襲い掛かる光線から逃げていた。
それは、周りにいる他の敵をも巻き込みながら。
「あれは一体、カルミラの時と似た感じがするが」
そうしながら、トリガーが見上げる。
その暗黒から突き出した様な頭部と禍々しく避けた口部。
その存在の名はデモンゾーア。
かつて、ウルトラマンティガと戦った闇だった。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー