ハイスクールU✕D   作:ボルメテウスさん

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黄金の厄災

「防衛網は、既に突破されたか」

 

そう言いながらも、タルタロスは呟く。

それは、まさしく余裕であり、予想通りというべきだと考えていた。

 

「それにしても、凄まじいな。いや、これは執念というべきかな、巫女よ」

 

そう、問いかけた先。

だが、既に彼女は何も答えない。

それに対して、タルタロスは残念そうに思っていた時だった。

 

「ふむ、来たか」

 

タルタロスがそう言った直前だった。

タルタロスに向かって、拳が襲い掛かる。

それに対して、タルタロスは軽く受け止める。

 

「まさか、お前が最初に来るとはな、ウルトラマンギンガ」

 

そう、タルタロスは、笑みを浮かべながら、そのままギンガに向けて、電撃を放つ。

電撃に対して、ギンガは軽く腕を振り払うと、共にそのまま殴る。

すると、その衝撃で電撃が霧散する。

そして、タルタロスも吹き飛ばされるが、即座に態勢を整えて着地した瞬間だ。

 

「ギンガファイアーボール!」

 

ギンガは、、無数に身体の周囲に発生させた隕石状の高熱の火炎弾を放つ。

それに対して、タルタロスは冷静に見つめると、手を前に出す。

ギンガファイヤーボールを掴んでしまう。

そのまま、エネルギーを注ぎ込んで消滅させる。

 

「やっぱり、そう簡単にはいかないか」

「相棒のビクトリーはどうしたんだ、お前1人では、私には敵わないだろ」

「あいつだったら、お前の側近の足止めをしてくれているよ」

「ふっ、なるほどな」

 

ギンガの言葉に対して、納得し、笑みを浮かべる。

それと共にギンガとタルタロスは互いに距離を離す。

 

「ギンガサンシャイン!」「ふんっ!」

 

ギンガはクリスタルをピンク色に発行させてピンクプラズマエナジーを解放し、前に突き出した両腕から発射する。

タルタロスもまた、それに対して再び電撃を出し、相殺させる。

互いの光線によってできた爆煙。

そのまま煙が吹き飛ばされると共に、再び接近した二人はそのまま互いの拳がぶつかり合う。しかし、今度は両者ともに弾き飛ばされてしまう。

両者ともすぐに態勢を整えると同時に、同時に走り出して殴りかかる。

それをお互いに回避して、タルタロスは蹴りを入れる。

ギンガは、その蹴りを受け止めながら、そのままタルタロスを足払いを行う。

だが、その瞬間、タルタロスは片足に力を込めて、宙を飛ぶ。

 

「ふんっ!」

 

空へと飛ぶと同時にタルタロスは、そのままギンガに向けて、電撃を放つ。

それに対して、ギンガはクリスタルを黄色に輝かせ、右腕を上に向ける。

それと共に、タルタロスの電撃を吸収する。

 

「なにっ!」「ギンガサンダーボルト!!」

 

そのまま吸収した電撃を利用して、放った技であるギンガサンダーボルトを真っすぐとタルタロスに向けて放つ。

 

「アブソリュート・デストラクション!」

 

タルタロスも、すぐにギンガサンダーボルトを相殺するように両手にエネルギーを込めて稲妻状の光球を放つ。

二つの必殺技がぶつかり合い、爆発が起こる。

しかし、タルタロスはすぐにギンガに向かって飛び掛かる。

ギンガは、その攻撃を何とか防ぐ。

すると、タルタロスは、腕に力を込める。

それと同時に、腕の周りに紫の電流が発生する。

そして、ギンガの腹にパンチを叩き込む。

その攻撃を受けて、大きく後退してしまう。

しかし、すぐに体勢を整えて構え直す。

ギンガは、クリスタルを青色に発光させ、両腕を前方で交差させた後、S字を描くように左右に大きく広げてから腕を構える。

 

「むっ!」「ギンガクロスシュート!!」

 

上に上げた右肘に左手の拳を当てる構えて放つ。

それは、ギンガ最強の必殺技であるギンガクロスシュート。

「アブソリュート・デストラクションっ!」

タルタロスもまた、慌てて、対抗するように放つ。

二つの光線が激突する。

だが、今度は、ギンガの方が勝ったのか、そのままタルタロスに向かって行く。

 

「ぐっ」

 

すぐに両手を交差させ、防御する。

だが、タルタロスには想像以上のダメージが襲い掛かる。

 

「ウルトラマンギンガ、確かに強いが、ここまでとは。

いや、その一体化している人間の力か」

 

それは、麻中が一体化している影響だった。

ここまでの道中の間、ウルトラマンと麻中が一体化すれば、その力は大きく跳ね上がる事は分かっていた。

だからこそ、それは切り札であり、敵側に決してバレてはいけなかった。

その為、敵側にバレないようにギリギリまで隠していた。

 

「さすがはニュージェネレーションの中でも、最強と言えるギンガだ。

そして、その人間によって潜在能力を極限まで引き上げてはな」

 

そうタルタロスは、真っ直ぐと笑みを浮かべる。

 

「ぐっ、やはり厄介だな。

だが、だからこそ」

 

それと同時だった。

何かが降り立つ音がした。

ギンガは、すぐにそれを見つめる。

 

「なっ」

 

そこに立っていたのはユメだった。

だが、その姿は、これまでの彼女ではなかった。

そこに立っていたのは、アブソリューティアンの特徴的な黄金の身体。

それは黄金のボンテージである。

頭部からは怪獣を思わせる耳や、獣の手と一体化した巨大な2本角が生え、そこから大量の獣毛をなびかせている。

 

「既に彼女は誕生した。あえて、名を名付けるならば、アブソリューティアン・ビーストと言った所だな」

麻中と一体化しているウルトラマンは

  • ギンガ
  • ビクトリー
  • X
  • オーブ
  • ジード
  • ロッソ
  • ブル
  • タイガ
  • ゼット
  • トリガー
  • デッカー
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