「ビースト、まさかユメなのか」
その言葉と共に、眼前にいるビーストに戸惑いを隠せなかった。
だが、その戸惑いを余所に、ビーストは軽く腕を振る。
何気ない動作に見えるそれに対して、ギンガはすぐに後ろを飛ぶ。
同時にギンガの先程までいた場所には、巨大な手が地面に叩きつけられる。
「これは、まさかベリュドラ!?」
それが、ビーストと一体化しているベリュドラである事に気づく。
それと共に、ベリュドラの腕となっている怪獣達が、真っ直ぐとギンガに向けて、攻撃を仕掛けてくる。
「ギンガスラッシュ!」
叫びと共にギンガは額から光線を出し、その攻撃を相殺させる。
だが、そうしている間にも、ギンガの眼前には次々とベリュドラの腕が次々と襲い掛かってくる。
怪獣達の集合体であるベリュドラにとって、それはまさに無尽蔵。
「だったら、本体を叩く!」
同時にギンガは地面に着地しながら、そのまま真っ直ぐとビーストに向かって、瞬間移動をする。
「ギンガセイバー!」
その叫びと共にビーストに向かって、腕のクリスタルから出てきた光の刃を真っ直ぐと振るう。
だが、その刃は当たる事はなかった。
刃が当たる直前に不規則にユラユラと揺れ、その攻撃を躱した。
「こいつはっグリーザの力っ!」
それは、ウルトラマンXと戦いをくり広げた怪獣。
その怪獣は生物というより自然現象に近い存在。
だからこそ、通常の攻撃は当たらない。
それだけではなかった。
ビーストが腕を構えると、そこから飛び出たのは光線。
それには、ギンガにとっても見覚えがあった。
「ビクトルギエルまでっ」
「これこそが、ビーストの力だよ」
そうしながら、ビーストは再び無数のベリュドラの手足を召喚する。
「ベリュドラと融合し、それを媒介する事によって、様々な怪獣の力を支配する事ができる。
ウルトラマン、今、お前が戦っているのは、お前達がこれまで倒してきた怪獣達の怨念という事だ」
ギンガの回答に答えるように、タルタロスは言う。
ベリュドラの手足は、そのままギンガに向けて、光線を放とうとした時だった。
「ビクトリウムエスペシャリー!」「ザナディウム光線!」
響き渡る声。
それと共にギンガに向かって、襲い掛かってくる攻撃を相殺するように二つの光線が放たれる。
同時に、ギンガを中心に集ったのは、これまで別行動していたウルトラマン達。
「皆、来てくれたか」
「なんとか、だけど、まさか、これ程とは」
「どうする、このままじゃ」
そう言っている時だった。
ギンガは、ふと、何かに気づく。
それは、他のウルトラマン達もだった。
「麻中」
「分かりません。けど、これは」
見つめた先、それはディメンションナイザーに何か変化が起きていた。
点滅するように光輝く。
それが、何を意味するか分からない。
だが、それはウルトラマン達のカラータイマーのようにエネルギーが切れるという予兆ではない。
むしろ、別の中だった。
「この状況、どうにかするには、これに賭けるしかないようだな」
ギンガの、その一言を合図に、そのまま他のウルトラマン達は、そのまま構える。
ここから怒涛のクライマックスとなりますが、ここでお知らせとなります。
今作、ハイスクールU✕Dの最終回は予定としては、6月17日となっています。
そして、次回作に関してですが、本当でしたら予定していたゼンカイジャーをメインにした小説を急遽、変更させて貰います。
ゼンカイジャー自体、大好きな作品ですが、それとは別に書いてみたい所もあり、変更させて貰います。
タイトルの方は『ハイスクールV×7』詳細は、今作を通して少しずつ予告していきます。もしも良かったら、次回作も、よろしくお願いします。
麻中と一体化しているウルトラマンは
-
ギンガ
-
ビクトリー
-
X
-
オーブ
-
ジード
-
ロッソ
-
ブル
-
タイガ
-
ゼット
-
トリガー
-
デッカー