新たな姿へと変わったギンガ。
その姿を見た瞬間、ビーストは、再びギンガに向かって、攻撃を仕掛ける。
それは、一部の隙間もないまさしく完全にベリュドラの中と変わらない程の攻撃が、ギンガに襲い掛かる。
そのまま、ギンガがいた場所は、ベリュドラの攻撃によって、埋められた。
タルタロスは、それを見つめている。
「なっ」
見つめている間、ふと気づき、後ろを見る。
そこには、既にギンガがいた。
気づき、攻撃を仕掛けようとしたが、ギンガはそのまま回し蹴りを行う。
「まさか、空間を飛び越えたのか。
それも、私に気づかない程に一瞬にっ」
それと共にギンガの姿を改めて見つめる。
「かつて、ゼロ、コスモス、ダイナの3人のウルトラマンが融合した事で誕生したサーガ。
それと似た進化を、合体したというのかっ」
タルタロスは、すぐに危険と判断すると同時に、後ろに転移する為のゲートを開き、すぐにその場から離脱する。
それに対して、ギンガは反応を示さなかった。
既にビーストの方へと、眼を向けていたからだ。
ビーストもまた、無言のまま、ギンガに向かって、次々と怪獣達による攻撃を放っていく。
それに対して、ギンガは構える。
同時に、ギンガの周囲には、空間が歪むと共に、そこから次々と現れたのは、ギンガだった。
「ビクトリウムエスペシャリー!」
その言葉と共にギンガが放ったのは、彼の相棒であるビクトリーが得意とする必殺技だった。
放たれた光線は、そのまま襲い掛かる怪獣達を次々と倒していく。
それを見届けると共にギンガはすぐに飛ぶ。
同時に、もう1人のギンガは消えていく。
それは、自身を粒子のように変化させる瞬間移動。
同時に移動の際に質量を持った残像を造り出す事ができる。
残像は、そのまま、合体したウルトラマン達の力を使う事ができる。
そのまま、ギンガは、真っ直ぐとビーストに向かって、飛ぶ。
その間も、ベリュドラが、ギンガに向かって、襲い掛かる。
そして、間近まで接近すると共に、ビーストは、その手から光の鞭で、襲い掛かる。
それに対して、ギンガは、その手にギンガスパークランスを中心に、赤と青の光り輝く二重螺旋状で包み込む。
「「はぁ!!」」
二つの光が激突する。
槍と鞭。
二つが激突していく。
その度に、ギンガとビーストの周りにはギンガの分身とベリュドラが構築している怪獣達が激突していく。
「あなたは、私と同じはずだ!!私と同じように、周りからは理解されない!!孤立しているはずだ!!仲間もいない!!」
それは、ビーストの心からの叫び。
自分の孤高を訴えるように。
それを、ギンガと一体化している麻中は
「確かにな、寂しい。苦しい。そして、俺はそれを知らない」
「ならば」
「だけど、それはお前も、ユメも同じはずだ。今の彼らを、ユメは知らない」
「知っているよ、私は、私は!!」
そう言い、ビーストは駄々をこねるように喋る。
同時に、そのままビーストの後ろには、ベリュドラが現れる。
それは、まさしく、ビーストの、ユメの恨みが、先祖代々に伝わる恨みが積み重なったように。
「ならば、俺が、いや俺達が教える。この世界には、まだ、まだ可能性があるのを」
それと共にギンガもまた構える。
その全身は炎を纏う。
その色は七色で、まるで虹を思わせる炎。
炎を纏ったギンガは、そのまま真っ直ぐとベリュドラに向かう。
「ニュージェネレーションダイナマイト!!」
その叫びと共に、ギンガの炎と、ベリュドラの炎が激突する。
互いの炎がぶつかり合う。
「はあああぁぁぁ!!!」
ギンガから声が出る。
それは麻中の声。
だが、彼だけではない。
彼と一体化しているウルトラマン達の叫びが、響き渡る。
やがて、炎を突き抜け、ギンガは真っ直ぐとベリュドラに激突する。
それと共にベリュドラの身体は口から連鎖的に爆発していく。
その馬喰に、ビーストは、W87星雲は消えていく。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー