「まさか、俺自身が平行世界に来るとはなぁ」
そう言いながら、絶賛、宿題を行っている麻中の横で、マルゥルは呟く。
「うわぁ、本物のメトロン星人だぁ!! 私が知っているのよりも可愛くなっているなぁ」
「可愛いって言うな!
まったく、にしても、まさかウルトラマンを召喚するマシンだとはな」
そう言いながら、マルゥルは、目の前にあるディメンションナイザーとダークディメンションナイザーを見ながら、何やら弄っている。
「それで、何をしているの?」
「おう、実は俺様がこっちに来たのは少し訳があるんだ」
「訳?」
「あぁ、あれはおっさんと一緒に仕事をしている時だった。
ユナが遊びに来たと思ったら、いきなりユザレになって、助けてやってくれって、言われたんだ」
「ユザレって、確かティガの世界にもいたけど」
「まぁ、そういう訳で、こちらに飛ばされたけど、俺様がどう力になれって言うのかねぇ」
そう言いながら、首を傾げる。
「これからの戦いで、ウルトラマンのより強い力を引き出さなきゃいけないのは分かっているんですけど、その方法が分からないでしょうか」
「より強い力?」
「まぁ、そんな早々にはできないんですけどね。
ウルトラマンの力だからなぁ」
麻中の言葉通り。
これまでの、ウルトラマンの力を引き出す方法。
それは、ジードライザーとウルトラZライザーによる強化方法である。
だが、それ以外の、ウルトラマン達自身の最強の姿は未だに発揮できない。
その事に麻中は未だに悩んでいた。
「そう言えば、1度だけできたんだよね」
「あぁ、兵藤の力を借りて、なんとか。
だけど、そう何度もできないけど」
「外部からのエネルギー供給ねぇ。
んっ?」
すると、マルゥルは何かに気づいたの様子。
「もしかしたら」
それと共に、何かに気づいたマルゥルが見つめている。
同時に、何か地響きが起きる。
「これって、まさか」
「またかよ!!」
それと共に、外を見る。
そこには、ゴルバーとガンQの2体の怪獣が暴れていた。
「おいおい、まさかあいつら。
俺様を狙っているのか」
「やばいなっ!」
同時に、麻中はすぐにディメンションナイザーを手に取る。
「輝け! フラッシュ! デッカー!!」
『ディメンションロード! ウルトラマンデッカー! フラッシュタイプ!』
ウルトラマンデッカーが地上に現れると同時に、2体の怪獣と向き合った。
最初に、デッカーに襲い掛かったのは、ゴルバーだった。
ゴルバーは両腕を振り回し、デッカーを攻撃するも、デッカーはその攻撃を紙一重で避けて、反撃に転じる。
まずは、その太い腕を掴み、背負投げを決めた後、頭部目掛けて、拳を叩き込もうとする。
だが、そんなデッカーに向かって、ガンQの光線がデッカーに襲い掛かる。
火花を散らして、前に倒れるデッカーだったが、すぐに起き上がり、再び構える。
すると、今度は、上空からゴルバーへと飛び、そのままデッカーに向かって突っ込んでくる。
そして、ゴルバーの上に乗っかり、何度も殴った後に、ゴルバーを踏み台にして飛び上がる。
そのまま、空中で回転し、蹴りを放つと、ガンQに命中した。
それによってガンQを馬乗りになって、そのままデッカーは殴り続ける。
しかし、そんなデッカーに対して、ゴルバーは背中の羽根を広げて、空を飛びながら、デッカーに向けて突進した。
それを受け止めたデッカーは、勢いよく地面に倒れ込む。
その後、ガンQもゴルバーを援護するように次々と光線を発射するが、それを避けるようにデッカーは動く。
そして、立ち上がった直後、ゴルバーに飛び掛かり、掴みかかる。
デッカーはなんとか反撃を行うとしたが、ガンQの光線がそれを邪魔をする。
「ぐっ」
デッカーと共鳴している麻中の身体にもダメージを受けている。
「だったら、これをっ」
その言葉と共に、新条がその手に持ったカードをスキャンする。
『ディメンションロード! テラフェイザー!』
「おぉ、テラフェイザーを呼べるのか!」
同時に新条の手元から現れたテラフェイザーは、そのまま真っ直ぐとガンQに向けて、クローアームが激突する。
その一撃に耐えきれず、ガンQはそのまま吹き飛ばされる。
それに合わせるように、デッカーもまた構える。
デッカーとテラフェイザーが並び立つと共に、そのまま真っ直ぐとゴルバーとガンQに向かって、攻撃を行う。
ガンQが、ゴルバーを援護するように光線を次々と放つ。
だが、テラフェイザーは、その左腕にあるTRビーム砲によって、撃ち落とされる。
その間にも、デッカーはそのままゴルバーに向かって、ラリアットを喰らわせる。
地面に倒れ込んだゴルバーを無視し、そのままガンQに向かって、飛び蹴りを食らわす。
それによって、後ろへと吹き飛ばされる。
それに合わせるように、テラフェイザーも急速にガンQに接近する。
クローアームでガンQの胴体を掴むと同時に、そのまま宙へと飛ばす。
それに合わせるように、デッカーもまたゴルバーに向く。
テラフェイザーはショルダーアーマーは前方へ折り畳むように連結して砲身となり、さらに胸部に格納された砲口と接続される。
両手を額に当て、右手に赤いエネルギー、左手に青いエネルギーを発生させて円を描き、紫色の光と共に、両手を十字に組む。
デッカーとテラフェイザー。
2人は同時に光線を放つ。
2つの光線は、そのまま2体の怪獣をそのまま貫き、倒す。
そう、2体の怪獣を倒し終えると共に、デッカーはマルゥルを見つめる。
「おう、俺様はもう少しやる事があるから。
それをやってから帰らせて貰うぜ」
「帰らせて貰うって、そう簡単にできるんですか?」
「ユザレは、それを目的らしいからな」
そうデッカーは。マルゥルの言葉を聞いて、納得したのか頷く。
同時に、デッカー達は姿を消した。
「マルゥルさん、やる事って、一体なんですか?」
「まぁちょっとな。
とりあえず、少し借りるぞ」
「えっ、はい」
そのままマルゥルは、ディメンションナイザーとダークディメンションナイザーの2つをいじり始める。
それが、一体何を意味するのか、分からず、戸惑う2人。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー