「それにしても、学生の宿題は結構多いんだなぁ」
その言葉を呟きながら、マルゥルはディメンションナイザーとダークディメンションナイザーの作業を行いながら、同時に麻中の宿題を手伝っていた。
「うわぁ、メトロン星人すげぇ」
「本当に助かります!!」
器用な動きを見せるその姿に、思わず土下座をしそうになりながら、麻中はそのまま宿題を続けていた。
「それにしても、本当にできるのか?」
「まぁな。
それに、お前が、そもそもウルトラマンを呼ぶ時にある制限は、簡単に言うとエネルギーが不足している所が大きいんだよ」
「エネルギー不足?」
それに麻中は首を傾げる。
「あぁ、話を聞くと、お前は既に10年以上は戦い続けている。
そんなに戦っていて、ウルトラマン達の力を十分に引き出せないのは、予想では、ディメンションナイザーの限界かもしれないな」
「ディメンションナイザーの限界」
「まぁ、当たり前だよな。
ウルトラマンは1人1人がとんでもない力を秘めている戦士だ。
それを3分だけとは言え、召喚するんだから、どんなに莫大なエネルギー量があっても足りないよ」
「けど、テレビで見るウルトラマンとかは、特に問題ない様子だけど」
「それはウルトラマン本人の場合だろ。
お前らの場合は、別次元に繋げて、そこからウルトラマンを呼び出すんだから全然違うよ。
まぁ、それで俺様が手を加えるのは」
そう呟いている間にも、何か音が聞こえる。
見れば、再び街の中で暴れ始めた怪獣がいた。
そのエビとカニを合成したような外見をした怪獣であるレイキュバスがいた。
「あぁ、夏休み最終日なのに、こんな事ばっかりかよ!!」
そう言いながら、麻中はすぐに飛び出すと共にディメンションナイザーを構える。
「あぁ、待ちやがれ!
まだ、調整が」
『ディメンションロード!ウルトラマンアグル!』
鳴り響く音声と共にレイキュバスの前にアグルが現れ、立ちはだかる。
召喚すると共に、アグルはゆっくりと構える。
眼前に立つレイキュバスは、その巨大な鋏を真っ直ぐとアグルに向かって、襲い掛かる。
それに対して、アグルは地面を滑り込むように避けると同時に、片手を青いビームの刀身のアグルセイバーを、レイキュバスの僅かな隙間に入れるように斬る。
その冷静な斬撃は、簡単にレイキュバスで、小さい方の鋏を簡単に切り裂いた。
それに対して、レイキュバスは悲鳴を上げながらも、その口から冷気を放つ。
その冷気に対して、アグルは素早く後ろへとバク転しながら避ける。
その勢いのまま跳び上がると同時に、空中で構えながら、真っ直ぐとレイキュバスに向かってフォトンスクリューを放つ。
その放たれた一撃に対して、避ける事ができないレイキュバスは、その一撃を正面から受け止める。
それによって、多少の怯みが見える。
それに畳みかけるように、地上に降り立つと同時に、右腕だけ立てて必殺光線であるアグルストリームを放つ。
放たれた攻撃を真っ直ぐと、レイキュバスは、それを受け止めながら、そのまま後ろへと倒れ、爆散する。
「なんとか、倒せたか」
「・・・」
そう、戦いを終えた。
だが、そこで新条が何か気づいた様子だった。
「どうしたんだ?」
「ねぇ、ゴルバーって、見た目からして、ゴルザとメルバの合体怪獣だよね」
「んっ、そう言えば、そうだな」
「・・・ガンQ、超コッヴ。
それにさっき倒したレイキュバス。
もしかして」
「どうしたんだ?」
「あら、その子は気づいたようね」
同時に聞こえた声。
その先には、アブソリューティアンの巫女がいた。
「お前はっ」
「ふふっ、今回はちょっとした実験だけど、どうやら上手くいきそうね。
さぁ、やりなさい」
そう、アブソリューティアンの巫女は誰かに言うように呟く。
それと同時だった。
先程、レイキュバスが倒した場所が光り始める。
同時にアグルが振り返ると共に、そこには一匹の怪獣がいた。
「あいつはっ」
「ファイブキングっ」
その存在が召喚されると共に構える。
アグルもまた、同時に構える。
先程の戦いはほとんどダメージを受けていなかったアグルだった。
だが、ファイブキングは、まさに奇襲という形で、そのままアグルの首にレイキュバスの鋏で挟む。
同時に、その全身からあらゆる光線を真っ直ぐと、アグルに放った。
「があぁぁ!!」
それによって、アグルは光となり、同時に麻中は衝撃で吹き飛ばされる。
「麻中君っ!!」
「まさか、ここまでとは。
まぁ、良いでしょう、さぁ、さっさと仕事をしなさい」
同時にファイブキングは、真っ直ぐと近づく。
まさに死神の足音を思わせるように。
麻中と一体化しているウルトラマンは
-
ギンガ
-
ビクトリー
-
X
-
オーブ
-
ジード
-
ロッソ
-
ブル
-
タイガ
-
ゼット
-
トリガー
-
デッカー