ロキとの決戦。
それは、既に眼前には、ロキが立っていた。
今回の戦いにおいて、既にロキが怪獣の姿で襲い掛かるのは、既に分かっていた。
だからこそ、今回の戦いにおいての兵藤達は、ロキではなく彼と共に来るフェンリルに集中する事にした。
だからこそ、ロキの目の前に立つのは、麻中と新条の2人だった。
「ふむ、まさか、俺自身が巨人と戦う事になるとはな。
どのような事になるか、分からないな」
「そう言いながら、何やら嬉しそうに笑みを浮かべているな」
「何、俺自身、この戦いを楽しみにしていたんだ。
光の巨人だったか、それがどのような戦いをするのか。
そして、怪獣だったか。
奴らを取り込む事で、どのような事ができるのか」
そう言いながら、ロキはその手にあるチブルスパークを構える。
「だからこそ、麻中。
お前には、私の実験台になって貰う。
そして、お前を倒した後には、その巨人の力も俺の物にしよう」
『モンスライブ!カイザーギラレス13世!』
鳴り響く音声。
全身を金色の鎧で包まれ、左手にはトゲがはえた鉄球、そして右手にはシールドを備えた剣を持つ怪獣。
「なんだか、どこかの誰かが作ってそうな怪獣だね」
「だからと言って、ここで逃げる選択肢はない」
『ディメンションロード!ウルトラマントリガー!マルチタイプ!』
同時に鳴り響く音声と共にトリガーが、そのまま地上へと降り立つ。
眼前にいるカイザーギラレス13世は、その左手にある鉄球を構えながら、真っ直ぐとトリガーに襲い掛かる。
それに合わせるように、トリガーは瞬時にサークルアームズを呼び出し、受け止める。
サークルアームズの刀身と鉄球の激突。
それは火花を散らしながら、トリガーは瞬時に滑り込むように斬り裂く。
しかし、カイザーギラレス13世の鎧には傷一つついていなかった。
それを身ながらも、サークルアームズの刀身が動き、瞬時にスカイアローへと代わり、そのまま構える。
サークルアームズから放たれる光の矢は次々とカイザーギラレス13世の身体に当たっていく。
盾を構えて、その攻撃を受け止めていくが、反撃する隙がなかった。
同時にサークルアームズをそのままパワークローへと変形し、そのまま振り下ろす。
だが、その瞬間、カイザーギラレス13世の顔が歪む。
「っ!」
それと共にトリガーの背後から襲い掛かる衝撃。
そこに現れたのは、メルバだった。
「ぐっ」
「このスパークドールズは実に面白い。
生物を生きた状態で保存されるからな。
だからこうして、怪獣を複製する事もできた」
「まさかっそこまで」
ロキが既にそこまで熟知している事に、戸惑う。
そうしている間にも、メルバが上空から襲い掛かろうとした。
だが
「まったく、情けないね」『ディメンションロード!カルミラ』
鳴り響く音声と共に、メルバに襲い掛かる光の鞭。
その持ち主に、トリガーは、驚く。
「カルミラ!」
「そんな情けない姿を見せるんじゃないよ、マナカ・ケンゴ」
そうしながら、カルミラは、そのままメルバに構える。
「あぁ、分かっている!」
同時に、トリガーも再度サークルアームズを構える。
「ちっ、闇の巨人か。
だが、良いだろう、そうでなくては、面白くない!」
同時に、カイザーギラレス13世が咆哮し、戦いが再開される。
「雑魚は私がなんとかするから、そっちはあんたがなんとかしな」
「分かった!」
その言葉と共にカルミラは、そのままメルバの方へ目を向ける。
「さて、さっさと片付けるわよ」
同時にメルバは、その爪を真っ直ぐとカルミラへと振り下ろす。
しかし、鞭を瞬時に棒に変える。
同時に中央部を持って回しつつ敵に打ちつける。
メルバは、それによって怯むが、すぐに翼で空を飛ぶ。
「そんなに空が好きだったら、思う存分、飛ばしてやるわよ」
そんなメルバに対して、高速回転させることで旋風を放つ。
それによって、メルバは、旋風の中へと囚われてしまう。
先程まで空を自在に飛んでいたメルバは、空中で、完全に身動きが取れなくなった。
そして、そんなメルバに対してカルミラは、両腕から赤黒い闇を纏う。
「これで、終わりだよ」
同時に腕をL字に構えて、そのまま闇の光線を放つ。
その光線を受けたメルバ。
それに対して、抵抗する事はまるでできず、そのまま爆散する。
「ほぅ、メルバをこんなに簡単に」
「次はお前だ、ロキ」
カイザーギラレス13世へと、麻中は叫ぶ。
「超古代怪獣、スフィア、破滅招来体、カオスヘッダー、ビースト因子。」
「なに?」
その言葉に、首を傾げる。
「お前達が先程倒したメルバ、ゼルガノイド、ミーモス、カオスジラーク、イズマエル。
これらの細胞の解析には、実際に戦う姿を見て、取り込む必要があったからな。
お前達には感謝しているぞ」
「まさかっ」
その言葉と共に、カイザーギラレス13世の周囲には、先程言った5体のスパークドールズが現れる。
「さぁ、今こそ、進化の時だ!」『合体!デーモンギラレス14世!』
カイザーギラレス13世の全身を覆う金色の鎧はドス黒く変色し、剣と盾、鉄球もおぞましい悪魔的な形となっており、顔も地獄から這い出た悪鬼そのものとなった。
更に無数の触手を持ち、背中に巨大な眼が存在する。
「厄介な事になったな」
そう言いながら、麻中はそのまま構える。
その時だった。
「どうやら、間に合ったようだな」
「んっ?」
聞こえた声。
それと共に、振り返った先にはトリガーと共に戦ったナースデッセイ号がこちらに向かっていた。
そして、その中にはアザゼルがいた事に気づく。
「間に合ったって、何が?」
「何、切札だよ」
それと共にアザゼルはナースデッセイ号の中にあるPCを触る。
「さすがに高性能だな。
おかげで、これらを完成するのには十分だったぜ」
同時にそのままPCに操作した画面。
そこに映し出されていたのは、赤龍帝ことドライグ。
「サイバー怪獣というのが、怪獣のデータを参考に造り上げた奴だ。
そこで、既に近くに元となるドライグと、俺自身がこれまで観測したデータを元にすれば」
そうして、画面の中には、その名の通りサイバネティックなデザインに『D』という文字が胸元に刻み込まれているドライグがあった。
「そして、このサイバードライグをGUTSハイパーキーに移して、セットすれば!』
『BOOSTUP!BOOST』
鳴り響く音声と共に、ナースデッセイの身体は赤く染め上がる。
「ナースデッセイが、変わった」
「まさに、新たな、赤龍帝、ナースデッセイ・ドライグと言った所だな
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー