3月はまさに特撮関連は、様々な話題がありました。
キングオージャーに、シン仮面ライダーに、グリッドマンユニバースなど、お祭り騒ぎ。
特に、グリッドマンユニバースは本当に名作でした。
そんな嬉しい事ばかりならば、良かったんですけど。
団時朗さんの冥福を祈ります。
メビウスの客演時のカッコ良さと演技は今でも心に残っています。
ロキとの戦いが終わった。
怪獣と一体化していたロキに関してだが、チブルスパークの影響もあってか、倒された後はそのまま気絶していた。
そうして、捕らえる事ができたロキはそのまま北欧へと連行される事になった。
麻中にとっては、既に当たり前の日常。
だが、少し変わった所もあった。
「えっと、すいません。
本当にお世話になっても」
「なんというか、今更ですから」
北欧から来たロスヴァイセが、麻中の家に居候する事になった。
どうやら今回の一件は、ロキ単独の暴走とはいえ、そのロキを倒したウルトラマン。
それが巨人である為、北欧方面には大きな問題になる。
そして、麻中の家で護衛する為にロスヴァイセが派遣される事になったのだ。
ロスヴァイセが家に来る事に対して、特に問題はない。
むしろ、同居人が増える事でより賑やかな生活になるだろうと思う。
ただ。
(なんか、俺って最近こんな展開多くない?)
麻中としては、自分の周りに女性が増えていく事が不安だった。今までは、幼馴染みの少女だけだった。
しかし、今回は新たな同居人である。
しかも、北欧の神の一柱で、かなりの実力者だ。
下手に怒らせるような事をすれば、とんでもない事になる。
「まあ、私も出来る限りサポートします!」
ロスヴァイセは、元気よく答える。
彼女は真面目な性格なので、こちらとしても助かる部分がある。
そんなやり取りをしている中で、ロスヴァイセはふと思った事がある。
(……あれ? でも、これってもしかして)
それはある意味において、チャンスかもしれない。
年齢=彼氏いない歴のロスヴァイセにとっては、麻中にアピールする事によって、自分の存在を認めさせる事ができるかもしれない。
何よりも、麻中には恩義もある。
だから、ここは一肌脱ごうと考えながら、家に入る。
「あぁ、お帰りにゃぁ」
リビングで寛いでいる黒歌の姿だった。
「……」
それには、ロスヴァイセは驚きを隠せなかった。
「あれ、黒歌?
ヴァーリ達の所に帰ったんじゃないのか?」
「いやぁ、別にチームという事で、常に一緒に行動している訳じゃないにゃ。
それとも、麻中は迷惑かにゃ?」
そう、黒歌はソファの上で座りながら、麻中に問いかける。
「まぁ、別に良いけど」
麻中としては、断る理由もない。
そもそも、黒歌は猫に化けていた時から居候しているので今頃変わりない。
ロスヴァイセに関しては仕事上の都合で居候になっただけだ。
「それよりも、そろそろ夕食の時間だしな」
「うっ、確かにそうですね」
麻中の言葉を聞いて、ロスヴァイセはそのまま肩を落とす。
「どうしたんだ、ロスヴァイセさん?」
「いえ、なんでもないです」
ロスヴァイセの様子を見て、麻中は首を傾げる。
そう考えている時だった。
「麻中、ご飯食べに来たよ!」「今日も失礼するぞ」
そうゼノヴィアと新条が入ってくる。
「……これって、本当に大丈夫でしょうか」
そう不安になって、思わず呟くロスヴァイセだった。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー