京都での修学旅行を、あまり楽しめていない様子の麻中。
だが、それを表面に出さないようにしている。
「俺が受け入れるべき事か」
未だにガイの言葉が、麻中の頭から離れない。
やがて、彼らが辿り着いたのは、伏見伊稲荷大社だった。
「……はぁ」
そう、ため息を吐きながら、悩み続けた。
そんな考えをしていた時だった。
「お前か、ここ最近のウルトラマンという奴を暴れさせている奴は」
だが、そんな彼の背後から声が聞こえた。
黒いスーツに、ピンク色のサングラスをつけている男性がそこにいた。
「なんで、俺の事を」
「それだったら、お前に聞きたい事がある!
九重のお嬢さんのお母さんの居場所、吐いて貰うぜ!」
「はぁ!?」
その事に驚きを隠せず、その蹴りを受け止める。
眼前にいる男の正体。
その一撃は重く感じた。
「一体、誰の事を言っているんだ?」
「しらばっくれるな、ウルトラマンという巨人を操る奴が、攫っているのは、調べているんだよ」
「はぁ!?」
その事に、麻中は思わず声を出してしまう。
「一体、何の事を」
そう言っている時だった。
聞こえた音。
それと共に、空を見つめる。
それは転移魔方陣だろう。
そこから、ゆっくりと二つの影が現れる。
正体に、麻中は気づく。
「ウルトラマン、いやっ」
「お前が呼んだって、違うのか?」
「……あれはサロメ星人が造り出したニセウルトラ兄弟。
まさか、ここまでっ使うとはな」
同時にその手にはディメンションナイザーを構える。
「こいつらを倒すっ」
『ディメンションロード! ウルトラマンX』
京都にて、舞い降りたウルトラマンX。
そのウルトラマンXを囲い込むように、ニセウルトラ兄弟であるニセウルトラマンとニセウルトラマンジャックがすぐに構えていた。
サロメ星人が本物のウルトラ兄弟を模して作ったロボット兵器である2体のニセウルトラマンに対して、ウルトラマンXもまた構える。
それと共に、ニセウルトラマンがすぐにウルトラマンXに襲い掛かる。
しかし。
「Xスラッシュ」
そう言って、ウルトラマンXは光のエネルギーを矢尻型にして発射する光弾。
それはニセウルトラマンの身体に火花を散らす。
それを見ていたニセジャックが腕を伸ばして殴ろうとする。
だが、Xは、そのまま回し蹴りで、ニセジャックを蹴飛ばした。
すると、ニセジャックは吹き飛ばされた。
しかし、そこにニセウルトラマンが立ちふさがり、ニセウルトラマンがパンチを食らわせる。
Xも負けじと、キックで対抗し、お互いに飛ばしあった。
そして、互いに距離を取り、再び構える。
その時だ。
吹き飛ばされたニセジャックはウルトラランスをXに突き刺そうとする。
だが、Xはそれを手で掴んで止めた。
さらに、もう片方の手で、ニセウルトラマンを掴み上げる。
そして、地面に叩きつけた。
だが、そこに、ニセウルトラマンが殴りかかる。
それに気づき、Xは回避するが、今度はニセウルトラマンが蹴り飛ばす。
そして、そこに、ニセウルトラマンジャックの攻撃が入る。
しかし、それでも、まだ、戦える状況だった。
「ぐっ」
二人のニセウルトラ兄弟の連携に、Xは苦戦していた。
二対一ではさすがに不利だ。
だからと言って、ここで退くわけにはいかない。
その時だった。
「どうやら、本当に悪い奴じゃなさそうだな。
だったら、助太刀させて貰うぜ」
その言葉と共に麻中の隣にいた男が言う。
「えっと、それはどういう」
「お前のそれ、少しだけ使わせて貰うぜ、
アクセスコード、ダイナレックス!」
その叫び声と同時だった。
男の姿は消える。
同時にニセウルトラ兄弟に襲い掛かる存在。
それは真っ赤に染まったロボット。
それも、恐竜を思わせる存在だった。
「えっえぇ、あれって一体」
「俺はダイナレックス。
この場は助太刀させて貰うぜ!」
その言葉と共にダイナレックスは、そのままXの横に並び立つ。
すると、ニセウルトラ兄弟は警戒するように構える。
それに対して、ダイナレックスは構えを取る。
それはまさしく、その恐竜という名に相応しく口を大きく開いた。
だが、次の瞬間だった。
ニセウルトラマンが拳を突き出すと同時に、ダイナレックスも走り出す。
そこから激しい攻防が始まる。
どちらも一歩も引かない戦いが繰り広げられているのだ。
そして、その間にXはニセウルトラマンに蹴りを入れる。
それによって、ニセウルトラマンは大きく吹き飛ぶ。
さらに、それを追撃しようと動き出した時だった。
背後からニセジャックが襲い掛かってくる。
それに対して、ダイナレックスが動く。
巨大な腕でニセジャックを掴み上げた。
そのまま振り回し、投げつける。
さらに、それに反応して、Xはニセジャックに向かって駆け出していく。
ニセジャックは、その手にあるウルトラランスを投げようとした。
だが
『サイバーグドンアーマー! アクティブ!!』
鳴り響く音声と共に鎧の色はシルバーで、背中のアーマーに赤色で「G」と刻まれている。
それがXの新たな姿であるグドンアーマーだった。
そのまま両手にあるサイバーグドンの鞭で、ウルトラランスをXは弾き飛ばす。
そして、そのまま飛び上がる。
それと同時にダイナレックスも地面を踏み砕きながら跳躍する。
Xはそのまま空高く舞い上がりながら、両腕の鞭にエネルギーを溜めてニセジャックに叩きつける。
「「グドン振動鞭」」
その一撃を食らい、ニセジャックは地面に叩きつけられる。
そこに追い打ちをかけるように、ダイナレックスはニセウルトラマンの胴体を噛み付く。
「必焼大火炎レックスロアー!」
ダイナレックスの口からの言葉と共に、口から放つ強力な火炎放射がニセウルトラマンの身体を燃やしていく。
それによって、決着は完全につく。
「なんとか、なったか」
そうしている間にも、ダイナレックスはそのまま、麻中を見つめる。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー