「いやぁ、本当に悪かった。
ウルトラマンを操ると聞いたから、てっきり八坂さんを攫った奴だと思ったからな」
そう言いながら、麻中に向けて、土下座をしているのは、ダイナレックスへと変身していた青年だった。
「いや、それは別に良いけど、あなたは一体」
「おぉ、そうだったな。
俺は新世紀中学生のレックスだ。
少し前に、生き倒れていた所を、九重に助けられたんだ」
「・・・新世紀中学生?」
それに対して、兵藤は思わず首を傾げる。
それは、この場にいるほとんどが疑問に思い、首を傾げる。
ただ一人を除いて。
「グリッドマンの仲間という感じだよね。
それにさっきのダイナレックスというのも、あの時の」
「んっ?
俺の事を知っているのか?」
そう言いながら、レックスは新条に目を向ける。
「私の名前は、新条アカネ」
「新条、新条って、えぇ!
お前が、新条アカネなのか!」
レックスは、何か驚いた様子で、新条を見つめる。
「えっと、知り合いなのか?」
「少しね。
それにしても、もしかして、この世界で何か危機があって、来たの?」
「まぁな。
メルヴァゾアとかいう奴が、他の世界を侵略しているらしくてな。
旦那達がそれを防ぐ為に来ているらしい。
俺は、その近くのこの世界に来たんだけどその時に、ニセウルトラマンの奴らが暴れていたんだ」
「なるほどな、初めて出会ったウルトラマンが、あいつらだったら、確かにな」
そう、麻中は納得するように頷く。
だが、その会話の中で、兵藤達は、何やら驚きを隠せない様子だった。
「んっ、どうしたの?」
「いや、当たり前のように会話しているけど、もしかして、レックスさんって、別の世界から来ていたのか」
「・・・あぁ、そう言えば、そこら辺の話をしていなかった」
それと共に、麻中はそのまますぐに説明する事にした。
「まぁ、簡単に言うと平行世界だからな。
こことは別の世界が何百と存在している訳だ。
数も、未だにどれ程、あるのかまるで分からないけどな」
「麻中は、なんか混乱していないようだけど」
「それはまぁ、俺はそれに関係する力をよく使っているからな」
それと共に、麻中はディメンションナイザーを手に取る。
「ディメンションナイザーは、簡単に言うと平行世界にいるウルトラマンを呼ぶ事ができるアイテムだ。
ウルトラマンの皆さんは、こことは違う地球で活躍した人達だからな」
「えっ、宇宙人だって聞いたけど、この世界のじゃないのか」
「まぁな。
ウルトラマンにも色々いるからな。
中には、地球出身のウルトラマンもいるからな」
「そんなにか」
その事にゼノヴィアは驚きを隠せなかった。
「まぁ、呼ぶ事ができるとしても、今の俺じゃ呼ぶ事ができないウルトラマンも多いからな」
「呼べないウルトラマン?」
それに、首を傾げる。
「ウルトラ兄弟を始めとした歴戦のウルトラマンの皆さん。
彼らは、その圧倒的な経験値があってか、他のウルトラマンの皆さんとは違って、どこかシンクロがしにくい所がある」
「えっと、ウルトラ兄弟って」
「お前も会っただろ、ハヤタさん。
あの人は、始まりのウルトラマンと言われた偉大な存在だ」
「そんな人達が」
「それ以外には、キングさんにノアさんかな。
彼らは、その力があまりにも強すぎて、維持できないからな」
「そんなに凄い力を持っているのか」
「キングさんは破壊された宇宙を復元し、宇宙全体と一体化して、救ったからな」
「ウルトラマンの規格外な存在だとよく分かるな」
「それを言うと、俺の旦那も似たような感じだな」
「どうなっているんだ。
なんだか、いきなりレベルがかなり違う話になっているぞ」
そう困惑している最中で、アザゼルは麻中に問いかける。
そうしている間に、ガウマと一緒にいる少女、九重が来る。
「その、麻中殿は、ガウマと同じく、あのニセウルトラマン達に対抗できる力を持つと聞く。
どうか、頼む、母上を助けるのを「分かった」えっ?」
そう、九重の返答を聞くよりも先に答える。
「良いのか!」
「子供を見捨てる真似はできないからな。
それに、何よりも」
麻中は
「ウルトラマンの皆さんの力を悪用する奴は絶対に許さないからな」
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー